2020年9月期 決算説明会
シミックホールディングス株式会社
2020年11月12日
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2020年9月期 決算概要
（2019年10月1日～2020年9月30日）
取締役専務執行役員CFO
望月 渉
CONFIDENTIAL 2
CMIC独自の事業モデル（PVC）
CSO事業 ヘルスケア事業
(Contract Sales Organization) (Healthcare)
医薬品マーケティング・営業支援 個人のヘルスバリューを高める事業
Pharmaceutical Value Creator
製薬企業のストラテジックパートナーへ
CDMO事業 IPM事業
(Contract Development Manufacturing Organization) (Innovative Pharma Model)
医薬品製剤開発・製造支援 プラットフォーム型製薬事業
CRO事業
(Contract Research Organization)
医薬品開発支援
CONFIDENTIAL 3
PVCモデルとIPMソリューションの加速
製薬企業のバリューチェーンを総合的に支援
CRO CRO SMO IPM CRO IPM
非臨床試験 製造販売後調査 再
治 承 承 安全性定期報告 審
基 査
礎 験 臨床試験 認 認 発
研 届 申 取 売 販売
究 請 得
工業化研究 医薬情報提供
製造
CDMO CDMO CDMO CSO IPM
CRO 臨床研究支援事業
IPM プラットフォーム型製薬事業
HC 個人のヘルスバリューを高める事業
CONFIDENTIAL 4
シミックグループのエリア展開
希米科医薬技術発展（北京）有限公司 CMIC Korea（ソウル特別市）
CMIC, INC.
CMIC CMO Korea（京畿道富川市） （イリノイ州）
CMIC ASIA-PACIFIC （台湾）
CMIC ASIA-PACIFIC （香港）
CMIC ASIA-PACIFIC （フィリピン） CMIC CMO USA
（ニュージャージー州）
CMIC ASIA-PACIFIC （タイ）
CMIC DATA SCIENCE VIETNAM（ベトナム）
CMIC ASIA-PACIFIC（マレーシア） 国内拠点数：
国内拠点数： 48
44
CMIC ASIA-PACIFIC（シンガポール） （工場： 4）
（工場： 4）
（研究所： 6）
（研究所： 6）
CMIC ASIA-PACIFIC （オーストラリア）
海外拠点数： 13 オフィス/サテライト所在地
（工場： 2） 工場所在地
（研究所： 1） 研究所所在地
オフィス所在地
工場所在地
研究所所在地
CONFIDENTIAL 5
事業セグメントとグループ各社 青字表記は海外
※印は持分法適用会社
セグメント 商品・サービス シミックグループ各社（2020年9月末時点）
CRO事業 製薬企業の医薬品開発支援、分析化学サービス シミックホールディングス㈱
シミック㈱
シミック・シフトゼロ㈱
CMIC Korea Co., Ltd.
CMIC ASIA-PACIFIC, PTE. LTD.
CMIC ASIA PACIFIC (MALAYSIA) SDN. BHD.
CMIC Asia-Pacific (Hong Kong) Limited
CMIC ASIA-PACIFIC (PHILIPPINES), INC.
CMIC ASIA-PACIFIC (AUSTRALIA)PTY LTD
CMIC ASIA-PACIFIC (THAI LAND) LIMITED
CMIC (Beijing) Co., Ltd.
CMIC DATA SCIENCE VIETNAM COMPANY LIMITED
シミックファーマサイエンス㈱
CMIC, INC.
CDMO事業 製薬企業の医療用医薬品及び一般用医薬品などの製剤化検討から治 シミックCMO㈱
験薬製造、商用生産まで医薬品製剤開発・製造支援に係る業務 シミックCMO西根㈱
CMIC CMO Korea Co., Ltd.
CMIC CMO USA Corporation
シミックバイオ㈱
CSO事業 製薬企業の医薬品等の営業・マーケティング支援に係る業務 シミック・アッシュフィールド㈱
㈱マッキャンエムディエス ※
ヘルスケア事業 SMO（治験施設支援機関）業務、ヘルスケアサービスなど、主に医療 シミックヘルスケア・インスティテュート㈱
機関や患者、一般消費者の医療や健康維持・増進のための支援業務 シミックキャリア㈱
並びにBPO・人材サービスに係る業務 シミックウエル㈱
IPM事業 グループが保有する製造販売業等の許認可（知的財産）とバリュー シミックホールディングス㈱
チェーンを組み合わせた新たなビジネスソリューションを製薬企業等に提供 シミックCMO㈱
する事業 ㈱オーファンパシフィック
CONFIDENTIAL 6
当期の主な取り組み
“中期計画（FY2019-2021）” 重点取組事項の推進
PVCモデルに加え、製造販売業の許認可を組み合わせたIPMソリューションビジネスの加速
ー海外企業からのニーズの高まり
エリア競争力強化とグローバル化促進
ーアジア拠点の拡大（タイ）
ヘルスケアビジネスの創出
ー「harmo」事業
ー自己検査サービス「Selcheck」の拡大
“Healthcare Revolution 2.0始動（2020年７月～）
医薬品を中心としたビジネスモデルから、新たなヘルスケアビジネスを創出するモデルへの転換
個人の健康維持・健康増進に貢献するビジネスの創出
グループ人材のヘルスケア分野への展開を促進
株主優待制度の導入
2020年3月31日時点で当社株式100株（１単元）以上保有の株主様を対象として開始
CONFIDENTIAL 7
当期の主な取り組み（事業セグメント）
CRO事業
► 臨床試験でのharmoの活用
Virtual Clinical Trial の促進（MICIN社とバーチャル臨床試験システムの共同開発）
治療アプリ開発から上市後までの包括的サービス提供（サスメド社とデジタルセラピューティクス開発支援で提携）
Real World Dataの活用（サスメド社とAIを用いたビッグデータ簡易解析ソリューションの提供開始）
► 臨床研究、市販後調査の強化
CDMO事業
► 足利工場新注射剤棟やUSにおける受注活動促進
► US生産体制の拡張
► バイオ医薬品原薬CDMO事業の開始
CSO事業
► 高度な専門知識とディテーリングスキルを持ったMRの育成
► メディカルアフェアーズ分野のサービス拡大
ヘルスケア事業
► 2020年1月 SMO会社とヘルスケアサービス子会社を合併 臨床試験支援ノウハウと、疾病予防・健康情報やIT技術を融合
► harmo事業において、協業によりユーザ100万人の電子お薬手帳機能を活用した共通サービスを推進
► 慶應義塾大学と、harmoの基盤を活用し適切な予防接種管理の推進を目指す共同研究を開始
IPM事業
► IPMプラットフォーム提供による海外製薬企業の日本市場進出支援
CONFIDENTIAL 8
連結損益計算書（要約）
2019/9 2020/9
金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
（百万円） （％） （百万円） （％） （百万円） （％）
売 上 高 74,373 100.0 76,098 100.0 1,725 +2.3
営 業 利 益 4,405 5.9 2,605 3.4 △1,799 △40.9
経 常 利 益 3,841 5.2 2,867 3.8 △974 △25.4
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 1,822 2.5 1,505 2.0 △316 △17.4
1 株 当 た り
当 期 純 利 益 98円93銭 83円27銭
CONFIDENTIAL 9
営業外損益・特別損益・税金の内訳
（百万円） 2019/9 2020/9 （百万円） 2019/9 2020/9
営業外収益内訳 97 555 特別利益内訳 14 103
受取利息 4 4 固定資産売却益 14 7
投資有価証券売却益 － 10
持分法による投資利益 － 394
子会社株式売却益 － 30
その他 92 156
受取保険金 － 54
特別損失内訳 409 1,013
営業外費用内訳 661 293
減損損失 225 736
支払利息 114 123
固定資産除却損 122 142
持分法による投資損失 252 － 投資有価証券評価損 － 26
為替差損 176 121 システム解約損 － 108
その他 117 48 システム障害対応費用 62 －
税金費用 1,785 792
法人税等 1,949 1,118
法人税等調整額 △163 △325
CONFIDENTIAL 10
セグメント別売上高および営業利益
2019/9 2020/9 増減額 増減率
（百万円） （百万円） （百万円） （％）
売上高 36,522 34,242 △2,280 △6.2
C R O 事 業
営業利益 6,623 5,052 △1,571 △23.7
売上高 17,292 20,832 3,539 20.5
C D M O 事 業
営業利益 116 △412 △529 －
売上高 7,929 8,626 696 8.8
C S O 事 業
営業利益 236 834 598 252.9
売上高 10,107 9,903 △203 △2.0
ヘルスケア事業
営業利益 1,158 583 △575 △49.7
売上高 3,368 3,395 27 0.8
I P M 事 業
営業利益 △396 169 566 －
売上高 △846 △901 △54 ー
調 整 額
営業利益 △3,332 △3,621 △288 ー
売上高 74,373 76,098 1,725 2.3
合 計
営業利益 4,405 2,605 △1,799 △40.9
当期より報告セグメントの区分を変更。前期の業績及び前期比較は、変更後の報告セグメントの区分のものに組み替えて表示
CONFIDENTIAL 11
11
受注高・受注残高
2019/9 2020/9
受注高 受注残高 受注高 増減率 受注残高 増減率
（百万円） （百万円） （百万円） （％） （百万円） （％）
C R O 事 業 34,408 53,614 36,852 +7.1 56,608 +5.6
C D M O 事 業 18,722 5,312 20,855 +11.4 5,412 +1.9
C S O 事 業 8,688 4,022 7,736 △11.0 3,132 △22.1
ヘ ル ス ケ ア 事 業 10,813 11,211 10,125 △6.4 11,873 +5.9
合 計 72,633 74,161 75,570 +4.0 77,028 +3.9
・CSOの受注高は、前年同期の大型案件獲得の反動による減少
・CDMO事業の受注残高は確定注文を受けているもののみ計上。顧客からは年間ベースの発注計画等の提示を受けているが、
確定注文とは異なるので受注残高には含めていない
・IPM事業は受託事業と業態が異なるため、受注実績から除外している 12
CONFIDENTIAL
連結売上高および営業利益の推移
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
80,000
74,373 76,098
調整
69,869 調整 3,395 △901
3,368
△846
3,149 9,903
調整 10,107
9,715 △763 4,321 4,405
8,626
7,929
7,318 4,000
10%
17,292 20,832
15,386
40,000
6.2% 5.9% 2,605
2,000
3.4%
35,062 36,522 34,242
0 0 0%
2018/9 2019/9 2020/9 2018/9 2019/9 2020/9
CRO事業 CDMO事業 CSO事業 ヘルスケア事業 IPM事業 営業利益 営業利益率
CONFIDENTIAL 13
医薬品開発支援（CRO）事業
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
8,000 30%
6,623
40,000
36,522 6,279
35,062 内部 34,242
5,838 △241 内部
5,358 内部 △242
30,000
6,241 5,052 20%
△167
17.9% 18.1%
4,000
20,000 14.8%
29,871 30,925 10%
28,243
10,000
0 0 0%
2018/9 2019/9 2020/9 2018/9 2019/9 2020/9
臨床 非臨床
営業利益 営業利益率
海外企業の日本市場参入や異業種のヘルスケア市場参入支援、高度化する開発ニーズ（バイオ医薬品等）への対応、アジア拠点拡大。PVC
案件や、オンライン診療を活用したバーチャル臨床試験、電子お薬手帳を用いた治験プロセス効率化等デジタルを活用した臨床試験の提案促進。
売上高は、臨床業務において開発案件の小型化・開発難易度の上昇等の影響、受注獲得の遅れ、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により
プロジェクトの開発延期・中止が発生したため、前期を下回る。営業利益も、これに伴い臨床業務における稼働率が低下し前期を下回る。
CONFIDENTIAL 14
14
医薬品製剤開発・製造支援（CDMO）事業
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
20,832 200 5%
17,292 116
907 内部
20,000 661 △12
15,386 4
778 0 0%
0.7%
1,984 0.0%
796
1,540
△ 200 -5%
10,000 19,276
14,529
13,049 △ 400 -10%
△ 412
0 △ 600 -15%
2018/9 2019/9 2020/9 2018/9 2019/9 2020/9
営業利益（損失） 営業利益率
日本 米国 韓国
製剤化検討から治験薬製造、商用生産まで、グローバルに展開する医薬品製造のプラットフォームとして、技術力及び品質の更なる向上とローコ
スト生産体制の進展、戦略的な設備投資を通じた競争力強化を図る。
売上高は、米国において受託生産量の減少があったものの、国内における受託生産量の増加と、2019年6月に事業を開始したシミックCMO西
根株式会社の寄与等により、前期を上回る。営業利益は米国における売上高減少の影響が大きく、前期を下回る。
CONFIDENTIAL 15
15
医薬品営業支援（CSO）事業
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
8,626 834 20.0%
7,929 800
7,318
15.0%
600
5,000 9.7%
10.0%
400
335
236
4.6%
200 5.0%
3.0%
0 0 0.0%
2018/9 2019/9 2020/9 2018/9 2019/9 2020/9
営業利益 営業利益率
MR（医薬情報担当者）派遣業務や関連する新たなサービスに加え、メディカルアフェアーズ関連業務の営業活動を強化し、複数のコミュニケー
ションチャネルと多様なサービスを組み合わせた総合的なソリューションを提供。
売上高及び営業利益は、前期に獲得したMR派遣業務の案件が堅調に進捗し、稼働率が高い水準で推移したこと等により、前期を上回る。
CONFIDENTIAL 13
16
16
ヘルスケア事業
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
10,107 9,903 1,500 20%
9,715
10,000 内部 内部 内部
49 １ △11 1,193 1,158
2,508 2,455 2,145
1,000
1,034 1,336
718
12.3% 11.5% 10%
5,000 583
500
6,439 6,616 6,433
5.9%
0 0 0%
2018/9 2019/9 2020/9 2018/9 2019/9 2020/9
SMO ヘルスケア BPO等 営業利益 営業利益率
SMO業務におけるがん領域の対応強化とともに新サービスの拡充を進める。また、電子お薬手帳「harmo」事業、自己検査サービス「SelCheck」
の展開をはじめ、疾患の早期発見や重症化予防に貢献するビジネスの創出に取り組む。
売上高は、ヘルスケアサービスが伸長したものの、BPO・人材サービス等において業務量の減少があったことから、前期を下回る。営業利益は、
BPO・人材サービス等の売上の減少と、新たなヘルスケアビジネス創出のための先行投資により、前期を下回る。
CONFIDENTIAL 17
17
Innovative Pharma Model（IPM）事業
【 売 上 高 （百万円）】 【 営 業 利 益 （百万円）】
4,000 169 10%
3,368 3,395 内部
150
△29
3,149 153 332 5.0%
143
△ 50
2,000 0%
3,005 3,214 3,092
△ 250
△ 360
0 △ 450 △ 396 -10%
2018/9 2019/9 2020/9 2018/9 2019/9 2020/9
OP その他 営業利益（損失） 営業利益率
自社開発品を含むオーファンドラッグ等の販売のほか、IPMプラットフォーム提供を通じた海外製薬企業の日本市場進出支援や、製薬企業のビジ
ネスモデル変化に応じた戦略オプションの提供等を行う。特に昨今、海外製薬企業からのIPMプラットフォームの活用ニーズが高まり、複数案件が進
捗中。売上高は前期並み。原価低減等の効果により、営業黒字を計上。
CONFIDENTIAL 18
18
連結貸借対照表（資産の部）
89,517 総資産 +9,338
（百万円）
78,034 80,179 12,690
■ 現預金 +544
12,146
14,009 13,211
■ 売上債権 +129
13,082
7,911 ■ 棚卸資産 +576
13,655
3,629 ■ その他流動資産 ＋688
50,000 7,335
5,812 2,941
2,754
■ 固定資産 +7,401
52,074
41,801 44,673
0
2018/9 2019/9 2020/9
CONFIDENTIAL 19
連結貸借対照表（負債の部・純資産の部）
（百万円） 89,517
1,019 ■ 仕入債務 △63
80,179
78,034
1,082 15,909 ■ その他流動負債 +2,088
726
13,821
14,916
15,993 ■ その他固定負債 ＋2,908
9,577 13,085
50,000
■ 有利子負債 +3,388
22,584
19,277 19,196 （リース債務除く）
33,536 32,994 34,011 ■ 純資産 +1,017
0
2018/9 2019/9 2020/9
CONFIDENTIAL 20
キャッシュ・フロー
（百万円）
2019/9 2020/9 増 減
営業活動によるCF 4,922 6,703 1,781
【主な内訳】
（営業活動によるCF）
投資活動によるCF △4,889 △8,542 △3,653
・税金等調整前当期純利益及び減価償却費による資金増加
・法人税等の支払いによる資金減少
財務活動によるCF △1,764 2,354 4,118
（投資活動によるCF）
現金及び現金同等物に係る換算差額 △101 42 143
・CDMO事業における有形固定資産の取得による支出
現金及び現金同等物の増減額
△1,832 557 2,389
（△は減少） （財務活動によるCF)
連結除外に伴う現金及び現金同等物 ・新型コロナウイルス感染症の影響を見据えた資金確保の
の減少額
ｰ △14 △14
ための金融機関からの借入金等の増加と配当金の支払い
による支出等
現金及び現金同等物の期首残高 13,976 12,144 △１,832
現金及び現金同等物の期末残高 12,144 12,688 544
CONFIDENTIAL 21
2021年9月期 業績見通し
CONFIDENTIAL 22
2021年9月期 通期見通し
（百万円）
2020/9 2021/9 6,000 10%
実 績 見通し 増減率
（百万円） （百万円） （％）
4,405
売 上 高 76,098 80,000 5.1 4,000
3,300
5.9%
営 業 利 益 2,605 3,300 26.6 2,605 4.1%
5%
2,000
経 常 利 益 2,867 3,100 8.1 3.4%
親会社株主に帰
属 す る 当 期 1,505 1,650 9.6
純 利 益
0 0%
2019/9 2020/9 2021/9E
1 株 当 た り
83円27銭 91円21銭
当期純利益 営業利益 営業利益率
CONFIDENTIAL 23
2021年9月期 通期見通し（セグメント別）
2020/9実績 2021/9見通し 増減額 増減率
（百万円） （百万円） （百万円） （％）
売上高 34,242 36,100 1,857 5.4
C R O 事 業
営業利益 5,052 5,550 498 9.9
売上高 20,832 22,100 1,268 6.1
C D M O 事 業
営業利益 △412 100 513 -
売上高 8,626 8,500 △126 △1.5
C S O 事 業
営業利益 834 650 △185 △22.2
売上高 9,903 10,750 846 8.5
ヘルスケア事業
営業利益 583 700 116 20.0
売上高 3,395 3,450 55 1.6
I P M 事 業
営業利益 169 0 △169 -
売上高 △901 △900 1 -
調 整 額
営業利益 △3,621 △3,700 △79 -
売上高 76,098 80,000 3,901 5.1
合 計
営業利益 2,605 3,300 694 26.6
CONFIDENTIAL 24
事業の状況
代表取締役社長執行役員COO
大石 圭子
CONFIDENTIAL 25
中期計画（FY2019-21）
基本方針
「Project Phoenix 3.0」ヘルスケアバリュークリエーターへ
重点取組事項 定量目標 FY2021
PVCモデルに加え、 目標 成長率
製造販売業の許認可を組み合わせた
IPMソリューションビジネスの加速 売上高 855 億円 7.0 ％
エリア競争力の強化と 営業利益 68 億円 16.6 ％
グローバル化の促進
営業利益率 8.0 ％
ヘルスケアビジネスの創出
ROE 12%以上
CONFIDENTIAL 26
中期計画とFY21見通し
中期計画の目標値に対し、未達となる見通し
薬価制度・承認制度の変更、治験環境の変化、医薬品開発トレンドの変化、新型
コロナ感染症拡大等の影響
FY2020 FY2021
実績 中計目標 開示計画 差異
売上高 76,098 855 億円 800億円 △55億円 △６％
営業利益 2,605 68 億円 33億円 △35億円 △51 ％
営業利益率 3.4 ％ 8.0 ％ ４.1 ％ △3.9％
ROE 12%以上 7%
CONFIDENTIAL 27
COVID-19 影響
・医療機関への訪問制限
・臨床試験や安全性情報等のデータ回収遅れ
・新規プロジェクトの開発延期・中止
・コロナ治療薬の開発や臨床研究案件を受託
（アビガンの治験及び製造を受託）
・延期となっていた試験が再開
・受注は回復傾向
・一部の医療機関は訪問制限を継続
CONFIDENTIAL 28
業績回復への取り組み
CONFIDENTIAL 29
グループ施策
マーケットアクセスのスピード最大化
ーPVCモデルを活かした早期の上市支援ー
CRO CRO SMO IPM CRO IPM
非臨床試験 製造販売後調査 再
治 承 承 安全性定期報告 審
基 査
礎 験 臨床試験 認 認 発
研 届 申 取 売 販売
究 請 得
工業化研究 医薬情報提供
製造
CDMO CDMO CDMO CSO IPM
CRO 臨床研究支援事業
IPM プラットフォーム型製薬事業
HC 個人のヘルスバリューを高める事業
CONFIDENTIAL 30
CRO事業の施策
●スピード最大化 【研究所(非臨床）】
非臨床から市販後までの一気通貫体制
ニューノーマル時代の新たな治験様式の導入
（デジタルを活用した業務効率の向上
バイオリサーチセンター
成長分野・専門性のある分野での更なる競争力強化 （山梨県）
CMIC, INC. US Lab
●アジア・オセアニア展開の加速
現地法人設立（2019年オーストラリア、2020年タイ）
医薬品及び医療機器の成長市場である
オセアニア地域の事業推進
●アライアンス・パートナーシップの積極展開
CONFIDENTIAL 31
CDMO事業 －取組事項
●大型案件の着実な立ち上げ
受託済案件のFY22生産開始準備
●米国の新施設・生産ライン立ち上げ
アウトソーシングニーズの高まりに対応 グローバルに展開するCDMO
へ
国内CDMOの
●高付加価値製剤
●技術力・品質の向上 リーディングカンパニー
●バイオCDMO領域への挑戦
●製剤開発技術・高薬理
国内主要CMOの一角 ●活性剤製造による差別化
●長期収載品中心の受託
●生産性と効率性の追求
新製造施設（米国）
CONFIDENTIAL 32
ヘルスケア事業 －取組事項
●「harmo」のPHR*活用
服薬アドヒアランスサービス
医療・健康関連情報の提供
予防接種管理に関する社会実験
●自己検査サービス「Selcheck®」の拡充
子宮頸がん、他の領域にも拡充
＊PHR：Personal Health Record CONFIDENTIAL 33
Healthcare Revolution 2.0
ー新規ヘルスケアビジネスー
代表取締役会長執行役員CEO
中村 和男
CONFIDENTIAL 34
Project Phoenix
2014年10月より
Project Phoenixをスタート
収益の伴った成長を実現するために
Phoenix 1.0（2014年10月ー2016年3月）
企業文化の確立（CMIC’S CREED）
働き方改革
Phoenix 2.0（2016年4月ー2018年3月）
アジャイル経営に向けた組織再編、人財教育
PVC機能を活用したソリューション提供
Innovative Pharma Modelのプラットフォーム提供を開始
Phoenix 3.0（2018年4月ー）
Healthcare Revolution 1.0 開始
harmo事業の開始
CONFIDENTIAL 35
Healthcare Revolution 2.0
2020年7月 - 2022年6月
CONFIDENTIAL 36
Healthcare Revolution 2.0
ファーマモデルから ヘルスケアシステムの改革 ヘルスケア事業における
Innovative Healthcare （CMIC CREEDの実現） 人材バリューの創出
Pharma Modelに変換
CMIC Healthcare Station立ち上げ
harmo ・ヘルスケアプロフェッショナル
（Personalized Healthcare e-System） 人材の育成
• データ活用による健康管理/未病、
・ファーマのバリューチェーン 予防、疾病管理などのサービス提供
サプライチェーン変革
（マーケットアクセスのスピード最大化）
CONFIDENTIAL 37
harmo®の現状
Personalized Healthcare e-System
CONFIDENTIAL 38
情報配信サービスは他社との協業により100万人に配信可能
CONFIDENTIAL 39
滋賀県内の薬局利用実績92.1%を達成
CONFIDENTIAL 40
東京都「次世代ウェルネスソリューションの構築事業」採択
「電子お薬手帳データに基づいた患者への情報配信による服薬アドヒアランス向上」
実証事業の概略図
電子お薬手帳データを活用した患者向け情報配信サービス事業
シミックヘルスケア 調剤データを用いた患者の行動変容を促すサービス
（CHI)
・情報配信
コンテンツ配信設定 コンテンツ配信
の事業化検討
・アンケート結果分析
・調剤データ分析
・ペルソナ分析
脳卒中患者に対する疾患啓発をテーマに事業化に
患者情報FB
調剤 患者 向けた効果検証
情報 閲覧ログ
¥ ＋ コンテンツ
調剤記録 患者情報
（エビデンス）
来局（調剤）
患者
薬局
服薬指導
保険者
自治体 など
いつでも、どこでも
情報を閲覧可能
→疾患理解
→薬剤適正使用
患者の服薬脱落の減少
→組合員・住民のQOL向上
→薬剤の効果の浸透
CONFIDENTIAL 41
Covid-19関連情報配信
harmoアプリケーションにて情報公開を行う政府機関ウェブサイト
首相官邸：新型コロナウイルスお役立ち情報
厚生労働省：新型コロナウイルスに関するQ&A（一般の方向け）
観光庁：Multilingual Visitor Hotline
法務省：外国人生活支援ポータルサイト（医療)
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harmo
ワクチン管理システム
CONFIDENTIAL 43
harmoワクチン管理システム
harmoの技術を基盤とし、個人が「ワクチン接種情報」を管理できるしくみ
接種時のチェックによる安全性向上
個別化された通知を通じて予防医療に貢献していく
チェック①（理論チェック） チェック②（現物チェック）
患者さんのICカードを ワクチン箱に印字された
医療機関のタブレットにタッチ バーコード（GS1コード）読取り
接種・登録
過去情報から現時点のワクチン接種可否をチェック ワクチンの有効期限、LOT番号をチェック
CONFIDENTIAL 44
harmoワクチン管理システム
直近においても接種間違いに対する早急な対応が求められている
本システムを利用することで予防接種間違いを50～70%低減可能と推定
予防接種間違い件数推移 予防接種間違いの種類
(件)
9000 0.2%
8000 23.8%
7000
2%
6000 52%
2%
5000 3%
4000 4%
13%
3000
2000
1000 間隔ミス 過剰接種 対象者誤認 期限切れ
0 接種量間違い ワクチン間違い 対象年齢外 その他
2014 2015 2016 2017 (年) 赤枠：本システムで低減することができる過誤
*出典：第32回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会
資料5 2019年8月7日
CONFIDENTIAL 45
harmoワクチン管理システム
現在は神奈川県川崎市川崎区で慶應大学と社会実験を実施中
将来的にはコロナワクチン等の新しいワクチン管理にも対応し全国へ展開予定
参加医療機関：
川崎 川崎区の29医療機関
参加者：
川崎市川崎区在住の
ワクチン未接種の乳児
実施期間：
2020/6/1~2023/3/31
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harmoでできること
服薬（履歴）管理 データ利活用
健康データ管理 アドヒアランス
飲み忘れ防止等、情報入手 PMS含むマーケティング
製薬企業
個人
医療・介護費の最適化
ワクチン接種など管理
業務範囲拡張 ヘルスケアシステム改革
業務効率改善
服薬情報の一元的・継続的把握
自治体
薬局 CONFIDENTIAL 47
シミックが目指すもの：CROからPVC、HVCへ
2005年から当社が提唱している
「Healthcare Value Creator」
HVC Personal
Health
Healthcare
Value
PVC Value Creator
Creator
CRO Pharmaceutical
Value Creator 新しい時代の医療（患者中心
開発業務が の医療）に貢献できるプロ集団
上手にこなせる 製薬企業の進化に 疾患の予防と治療法の開発
貢献できるプロ集団
人たちの集団
企業価値＝健全な利益
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