2309 シミックHD 2020-07-31 15:30:00
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月31日
上場会社名 シミックホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 2309 URL https://www.cmicgroup.com
代表者 (役職名) 代表取締役CEO (氏名) 中村 和男
問合せ先責任者 (役職名) 取締役専務執行役員CFO (氏名) 望月 渉 TEL 03-6779-8000
四半期報告書提出予定日 2020年8月7日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年9月期第3四半期の連結業績(2019年10月1日∼2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期第3四半期 56,736 3.4 3,137 △22.1 3,486 △4.3 2,373 24.3
2019年9月期第3四半期 54,855 6.3 4,028 0.3 3,643 △4.3 1,909 55.3
(注)包括利益 2020年9月期第3四半期 2,733百万円 (141.1%) 2019年9月期第3四半期 1,133百万円 (△29.7%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年9月期第3四半期 131.26 ―
2019年9月期第3四半期 103.04 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年9月期第3四半期 86,068 35,133 28.1 1,338.52
2019年9月期 80,179 32,994 27.8 1,231.65
(参考)自己資本 2020年9月期第3四半期 24,214百万円 2019年9月期 22,258百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年9月期 ― 5.00 ― 27.00 32.00
2020年9月期 ― 5.00 ―
2020年9月期(予想) 17.00 22.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3. 2020年 9月期の連結業績予想(2019年10月 1日∼2020年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 75,000 0.8 2,300 △47.8 2,600 △32.3 1,350 △25.9 74.66
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
CMIC (Suzhou) Pharmaceutical
新規 ― 社 (社名) 、 除外 1 社 (社名)
Technology Co., Ltd.
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料10ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期3Q 18,923,569 株 2019年9月期 18,923,569 株
② 期末自己株式数 2020年9月期3Q 833,145 株 2019年9月期 851,347 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年9月期3Q 18,082,787 株 2019年9月期3Q 18,528,187 株
(注) 期末自己株式数には、株式給付信託(J-ESOP)が保有する当社株式(2020年9月期 3Q 166,000株、2019年9月期 171,000株)が含まれております。
また、株式給付信託(J-ESOP)が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております(2020年9月期3Q 169,333
株、2019年9月期3Q 171,444株)。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業
績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
(四半期決算補足説明資料及び四半期決算説明会内容の入手方法について)
当社は、2020年7月31日(金)に機関投資家・証券アナリスト向けに、オンライン説明会を開催する予定です。説明内容(動画)については、当日使用する四半期
決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 10
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 10
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 10
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 11
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 13
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
[当連結会計年度の概況]
当社グループは、製薬企業の付加価値向上に貢献する独自の事業モデルであるPVC(Pharmaceutical Value
Creator)を展開しております。CRO(医薬品開発支援)事業、CDMO(医薬品製剤開発・製造支援)事業、CSO
(医薬品営業支援)事業、ヘルスケア事業において、製薬企業の開発、製造、営業・マーケティングのバリュー
チェーンを広範に支援しております。また、IPM(Innovative Pharma Model)事業では、当社グループが保有す
る製造販売業等の許認可(知的財産)とバリューチェーンを組み合わせた新たなビジネスソリューションを製薬
企業等に提供しております。
医薬品業界においては、“患者により適した医療”の提供に向けて、革新的医薬品の創出が期待される一方
で、保険医療財政への影響から、費用対効果評価や保険外併用療養活用の検討など薬価制度の見直しが進んでお
り、医薬品産業は技術力や生産性の向上を通じて国際競争力のある産業構造へ転換することが求められていま
す。第四次産業革命と称される人工知能(AI)やIoTなどの新たなテクノロジーが社会全体に大きな変革をもた
らし、ヘルスケア分野においても医療のあり方や健康に対する個人の価値観が変化する中で、産官学民が連携し
て少子高齢化社会に対するイノベーションに取り組んでいます。
2020年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大は、社会経済に多大なる影響を及ぼし
ており、依然として収束がみえないことから、先行きの不透明感が払拭できない状況が続いております。改めて
患者の生命維持に直結する医薬品開発の重要性が認識されるとともに、海外依存度が高い医薬品原薬等の国内製
造の促進が図られるなど医薬品の安定供給体制の確保が求められております。
当社グループは、2019年9月期を初年度とした中期計画(FY2019-2021)において、中長期的な企業価値向上の
実現に向けて、PVCモデルの加速、グローバル化の促進、ヘルスケアビジネスの創出を重点取組事項に掲げてお
り、グループ一丸となって諸施策を推進しております。新型コロナウイルス感染症の発生は、医療環境や経済環
境、人々の働き方までも急速に変化させつつあり、ポストコロナ時代に対応するため、デジタル分野の強化、グ
ループ人材のヘルスケア分野への展開などの取り組みを進めてまいります。
当社グループはヘルスケア関連企業として、新型コロナウイルス感染症に対する有効な治療や予防手段の開発
支援に尽力することで、患者の早期回復に効果的な治療と医療システムの維持に貢献し、その使命を果たしてま
いります。
[売上高及び営業利益]
当第3四半期連結累計期間においては、新規ヘルスケアビジネスの創出など、中期計画の重要課題に取り組ん
でおります。一方、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、医療機関への訪問自粛やこれに伴う安全性情
報の回収遅延、学会及びセミナー中止等、事業活動の縮小を余儀なくされました。新型コロナウイルス感染症治
療薬の開発支援業務等の新規案件獲得に向けた営業活動に取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、CDMO事業及びCSO事業が伸長したことにより、売上高は56,736百万円
(前年同期比3.4%増)となりました。営業利益につきましては、CDMO事業及びCSO事業が改善したものの、CRO
事業が減益となったこと等により、3,137百万円(前年同期比 22.1%減)と前年同期を下回りました。
セグメント別の業績は以下のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、前第3四半期連結累計期間の業績
及び前年同期比較につきましては、変更後の報告セグメントの区分のものに組み替えて表示しております。
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
<CRO事業>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額(増減率%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 27,523 25,605 △1,918(△7.0)
営業利益又は営業損失(△) 5,718 4,288 △1,430(△25.0)
当事業においては、主に製薬企業の医薬品開発支援に係る業務を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、海外企業の日本市場参入や異業種のヘルスケア市場参入支援、バイオ
医薬品や再生医療等製品など高度化する開発ニーズへの対応を促進するとともに、アジアにおける拠点拡大に取
り組んでおります。
臨床業務においては、同一案件にグループの複数の事業が関与するPVC案件や、オンライン診療を活用したバ
ーチャル臨床試験及び電子お薬手帳を用いた治験プロセス効率化等のデジタルを活用した臨床試験の提案促進、
人材の専門性及び技術力向上に努めております。
非臨床業務においては、国内及び米国ラボの連携を強化し、核酸医薬や再生医療など先端領域の創薬支援に積
極的に取り組んでおります。
売上高につきましては、臨床業務において、開発案件の小型化、開発難易度の上昇等の影響を受け、受注獲得
の遅れや、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりプロジェクトの開始延期や中止が発生したこと等により
前年同期を下回りました。これに伴い臨床業務における稼働率が低下したこと等により、営業利益につきまして
も、前年同期を下回りました。
<CDMO事業>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額(増減率%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 11,858 15,199 +3,340(+28.2)
営業利益又は営業損失(△) △156 15 +172( - )
当事業においては、主に製薬企業の医薬品製剤開発・製造支援に係る業務を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、製剤化検討から治験薬製造、商用生産まで、グローバルに展開する医
薬品製造のプラットフォームとして、技術力の更なる向上とローコスト生産体制の進展、戦略的な設備投資を通
じた競争力強化を図っております。
売上高及び営業利益につきましては、米国において顧客の在庫調整による受託生産量の減少があったものの、
国内における受託生産量の増加と、2019年6月に事業を開始したシミックCMO西根株式会社の寄与により、前年同
期を上回りました。
<CSO事業>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額(増減率%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 5,795 6,516 +720(+ 12.4)
営業利益又は営業損失(△) 100 768 +667(+661.6)
当事業においては、主に製薬企業の営業・マーケティング支援に係る業務を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、MR(医薬情報担当者)派遣業務や関連する新たなサービスに加え、メ
ディカルアフェアーズ関連業務の営業活動を強化し、複数のコミュニケーションチャネルと多様なサービスを組
み合わせた総合的なソリューションの提供を進めております。
売上高及び営業利益につきましては、前期に獲得したMR派遣業務の案件が堅調に進捗し、稼働率が高い水準で
推移したこと等により、前年同期を上回りました。
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
<ヘルスケア事業>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額(増減率%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 7,613 7,463 △149(△ 2.0)
営業利益又は営業損失(△) 946 586 △360(△ 38.1)
当事業においては、SMO(治験施設支援機関)業務に加え、ヘルスケアサービスとして、主に医療機関や患
者、一般消費者の医療や健康維持・増進に係る業務を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、SMO業務におけるがん領域の対応強化とともに新サービスの拡充を進め
ております。また、電子お薬手帳「harmo」事業、自己検査サービス「SelCheck」の展開をはじめ、疾患の早期
発見や重症化予防に貢献するビジネスの創出に取り組んでおります。引き続き、SMO業務の新規受注確保と、新
規ヘルスケアビジネスの早期収益化を目指します。
売上高につきましては、ヘルスケアサービスが伸長したものの、BPO・人材サービス等において業務量の減少
があったことから、前年同期を下回りました。営業利益につきましては、BPO・人材サービスの売上の減少と、
新たなヘルスケアビジネス創出のための先行投資を行っていることにより、前年同期を下回りました。
<IPM事業>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額(増減率%)
連結累計期間 連結累計期間
売上高 2,695 2,564 △131(△ 4.9)
営業利益又は営業損失(△) △199 121 +320( - )
当事業は、当社グループが保有する製造販売業等の許認可(知的財産)とバリューチェーンを組み合わせた新
たなビジネスソリューションを製薬企業等へ提供する事業であり、主にオーファンドラッグ(希少疾病用医薬
品)や診断薬等の製造販売に係る業務を行っております。
自社開発品を含むオーファンドラッグ等の販売のほか、IPMプラットフォーム提供を通じた海外製薬企業の日
本市場進出支援や、製薬企業のビジネスモデル変化に応じた戦略オプションの提供等によるIPM事業の基盤強化
を進めております。特に昨今、海外製薬企業からのIPMプラットフォームの活用ニーズが高まっており、複数案
件が進捗しております。引き続き新しいビジネスソリューションの提供により、事業規模拡大と利益確保に取り
組んでいきます。
売上高につきましては、一部製品の販売量が減少したため前年同期を下回りましたが、原価低減及び手数料収
入の増加等の効果により、営業黒字を計上いたしました。
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
[経常利益]
当第3四半期連結累計期間の経常利益は3,486百万円(前年同期比4.3%減)となりました。
なお、営業外収益として持分法による投資利益等519百万円、営業外費用として支払利息等170百万円を計上し
ております。
[親会社株主に帰属する四半期純利益]
当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は2,373百万円(前年同期比24.3%増)となり
ました。
なお、特別利益として子会社株式売却益等46百万円、特別損失として固定資産除却損75百万円、法人税等合計
として877百万円及び非支配株主に帰属する四半期純利益として205百万円を計上しております。
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末比で5,888百万円増加し、86,068百万円
となりました。これは主に、現金及び預金、棚卸資産並びにCDMO事業における有形固定資産等の増加によるも
のであります。
負債合計は、前連結会計年度末比で3,749百万円増加し、50,935百万円となりました。これは主に、新型コ
ロナウイルス感染症の影響を見据えた資金確保のための金融機関からの借入金等の増加、未払法人税及び賞与
引当金の減少によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末比で2,138百万円増加し、35,133百万円となりました。これは主に、利益
剰余金の増加によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症の影響により多数の医薬品開発案件の遅延や延期、中止が発生し、合理的な算定が
困難であったため、業績予想を未定としておりました。足元では、開発案件も一部再開されつつあるため、現時
点で入手可能な情報に基づき算定した結果、2020年9月期連結売上高75,000百万円、営業利益2,300百万円、経常
利益2,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,350百万円となる見通しです。
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,146 12,905
受取手形及び売掛金 13,082 13,261
商品及び製品 682 1,010
仕掛品 4,074 4,498
原材料及び貯蔵品 2,578 2,500
その他 3,009 4,467
貸倒引当金 △67 △69
流動資産合計 35,506 38,575
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 13,471 15,274
機械装置及び運搬具(純額) 9,848 10,557
土地 6,425 6,425
その他(純額) 4,004 5,138
有形固定資産合計 33,750 37,396
無形固定資産
のれん 237 81
その他 1,338 1,492
無形固定資産合計 1,575 1,574
投資その他の資産
投資有価証券 3,007 3,110
敷金及び保証金 1,997 1,975
その他 4,921 4,013
貸倒引当金 △579 △576
投資その他の資産合計 9,347 8,523
固定資産合計 44,673 47,493
資産合計 80,179 86,068
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,082 939
短期借入金 3,018 7,006
1年内返済予定の長期借入金 2,822 3,158
コマーシャル・ペーパー 2,000 2,000
未払法人税等 647 222
賞与引当金 2,677 571
受注損失引当金 561 558
その他 9,935 12,739
流動負債合計 22,743 27,195
固定負債
長期借入金 11,356 11,135
退職給付に係る負債 8,721 9,205
その他 4,364 3,398
固定負債合計 24,441 23,739
負債合計 47,185 50,935
純資産の部
株主資本
資本金 3,087 3,087
資本剰余金 6,102 6,100
利益剰余金 14,121 15,919
自己株式 △1,578 △1,545
株主資本合計 21,733 23,562
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 613 723
為替換算調整勘定 △35 △50
退職給付に係る調整累計額 △52 △20
その他の包括利益累計額合計 525 652
非支配株主持分 10,735 10,919
純資産合計 32,994 35,133
負債純資産合計 80,179 86,068
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 54,855 56,736
売上原価 42,349 44,710
売上総利益 12,506 12,026
販売費及び一般管理費 8,477 8,888
営業利益 4,028 3,137
営業外収益
受取利息 3 3
持分法による投資利益 - 401
その他 70 115
営業外収益合計 73 519
営業外費用
支払利息 84 89
持分法による投資損失 162 -
為替差損 173 45
その他 38 35
営業外費用合計 458 170
経常利益 3,643 3,486
特別利益
固定資産売却益 7 5
投資有価証券売却益 - 10
子会社株式売却益 - 30
特別利益合計 7 46
特別損失
減損損失 124 -
固定資産売却損 1 -
固定資産除却損 65 75
特別損失合計 190 75
税金等調整前四半期純利益 3,460 3,457
法人税、住民税及び事業税 1,080 290
法人税等調整額 742 587
法人税等合計 1,823 877
四半期純利益 1,637 2,579
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△272 205
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,909 2,373
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 1,637 2,579
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △467 110
為替換算調整勘定 △95 △13
退職給付に係る調整額 59 57
その他の包括利益合計 △503 154
四半期包括利益 1,133 2,733
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,437 2,500
非支配株主に係る四半期包括利益 △304 233
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(IFRS第16号「リース」の適用)
国際財務報告基準(IFRS)を適用している在外子会社において、第1四半期連結会計期間より、国際財務報
告基準第16号「リース」(以下「IFRS第16号」という)を適用しております。
IFRS第16号の適用により、リースの借手は、原則としてすべてのリースを貸借対照表に資産及び負債として
計上することとしました。IFRS第16号の適用については、経過的な取扱いに従っております。
なお、当第3四半期連結累計期間において、四半期連結財務諸表に与える影響は軽微です。
(会計上の見積りの変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用)
当社及び一部の連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(2020年法律第8号)において創設さ
れたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項
目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実
務対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業
会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額につ
いて、改正前の税法の規定に基づいております。
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年6月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ヘルスケア 計上額
CRO事業 CDMO事業 CSO事業 IPM事業 計 (注)1
事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 27,349 11,810 5,793 7,206 2,695 54,855 - 54,855
セグメント間の内部
174 48 2 407 0 631 △631 -
売上高又は振替高
計 27,523 11,858 5,795 7,613 2,695 55,487 △631 54,855
セグメント利益又は
5,718 △156 100 946 △199 6,410 △2,381 4,028
セグメント損失(△)
(注)1. セグメント利益又はセグメント損失の調整額△2,381百万円には、セグメント間取引消去等△0百万
円、各報告セグメントへ配分していない全社費用△2,381百万円が含まれております。全社費用の主な
ものは、当社(持株会社)に係る費用であります。
2. セグメント利益又はセグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
ヘルスケア 調整額 損益計算書
CRO事業 CDMO事業 CSO事業 IPM事業 計 計上額
事業
減損損失 124 - - - - 124 - 124
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ヘルスケア 計上額
CRO事業 CDMO事業 CSO事業 IPM事業 計 (注)1
事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 25,372 15,160 6,516 7,122 2,564 56,736 - 56,736
セグメント間の内部
232 38 - 341 - 612 △612 -
売上高又は振替高
計 25,605 15,199 6,516 7,463 2,564 57,349 △612 56,736
セグメント利益又は
4,288 15 768 586 121 5,779 △2,642 3,137
セグメント損失(△)
(注)1. セグメント利益又はセグメント損失の調整額△2,642百万円には、セグメント間取引消去等2百万円、
各報告セグメントへ配分していない全社費用△2,644百万円が含まれております。全社費用の主なもの
は、当社(持株会社)に係る費用であります。
2. セグメント利益又はセグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
3. 報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、シミックキャリア㈱は、事業領域の変化に伴いCRO事業からヘルスケア事
業に報告セグメントの区分を変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分のものに組み替え
て算出しております。
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シミックホールディングス㈱(2309)2020年9月期 第3四半期決算短信
3.補足情報
受注の状況
受注実績
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間 前連結会計年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日) 至 2019年9月30日)
報告セグメントの名称
受注高 受注残高 受注高 受注残高 受注高 受注残高
CRO事業 26,539 54,667 25,310 53,552 34,408 53,614
CDMO事業 14,104 6,121 15,576 5,728 18,722 5,312
CSO事業 7,279 4,747 6,298 3,805 8,688 4,022
ヘルスケア事業 8,259 11,021 7,369 11,458 10,813 11,211
合計 56,183 76,557 54,555 74,544 72,633 74,161
(注)1. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2. 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
3. CDMO事業の受注残高は確定注文を受けているもののみを計上しております。顧客から提示を受けている年間ベ
ースでの発注計画等は、確定注文とは異なりますので受注残高には含めておりません。
4. IPM事業は受託事業と業態が異なるため、受注実績から除外しております。
5. 第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、前第3四半期連結累計期間及び前連結会
計年度における受注高及び受注残高は、変更後の報告セグメントの区分のものに組み替えて算出しておりま
す。
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