2304 J-CSSHD 2020-05-12 16:00:00
新型コロナウイルス感染症の影響による業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                              2020 年 5 月 12 日
各    位
                             会社名    株式会社 CSS ホールディングス
                             代表者名   代表取締役社長 林田 喜一郎
                                     (JASDAQ コード番号 2304)
                             問合せ先         執行役員 岩﨑 善彦
                                           (TEL 03-6661-7840)


    新型コロナウイルス感染症の影響による業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ


 この度の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上
げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。また医療従事者をはじめと
する感染拡大の抑制にご尽力されている皆さまに深く感謝申し上げます。
 当社グループにおける新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、現時点で以下のとお
りとなっており、それに伴い、2019 年 11 月 12 日付にて公表しております 2020 年 9 月期の連結
業績予想を修正し、未定とすることといたしましたのでお知らせいたします。また、業績予想未
定に伴い、2019 年 11 月 12 日付にて公表しております 2020 年 9 月期の配当予想につきましても
未定といたしましたのであわせてお知らせいたします。


                            記


 1. 各セグメントでの影響について
    (1) スチュワード事業
          主要顧客であるホテルにおいては、一般宴会及び婚礼のキャンセルが相次ぎ、レス
         トラン・バーについても休業が続いており、食器洗浄と管理を主たる業務とするスチ
         ュワード事業については、売上高が大きく落ち込んでおります。
          3 月の売上高は計画に対して約 7 割、4 月については約 3 割程度に落ち込む予測を
         しており、2 ヶ月間で金額にして約 600 百万円の減少を見込んでいます。費用のうち
         大部分を占める人件費については、売上高の減少にあわせてパート・アルバイトの休
         業等の対応を図っておりますが、その負担が大きく、営業利益については、3 月及び
         4 月で約 100 百万円の損失を見込んでおります。加えて、5 月以降についても現時点
         では売上高及び利益の減少が予想されます。
          コロナウイルス感染症の収束が見通せない中においては、今後のホテルの業績回復
         の目途が立たず、スチュワード事業については見通しが難しい状況となっています。
    (2) フードサービス事業
          当事業においては、売上の約 80%がホテルの従業員食堂及び朝食レストランの受
         託となっており、ホテルの業績悪化の影響で、食数の減少やレストランの休業により
         売上高は減少しております。
       3 月の売上高は計画に対して約 8 割でしたが、4 月については約 6 割程度に落ち込
     む予測をしており、2 ヶ月間で金額にして約 150 百万円の減少を見込んでいます。原
     価については売上高の減少に連動して一程度抑えることができています。また、社員
     を中心とした運営へと切り替えているものの、人件費の負担は重く、営業利益につい
     ては、 月及び 4 月で約 26 百万円の損失を見込んでおります。 月以降についても引
        3                             5
     き続き売上高及び利益の減少が予想されており、今後についてもスチュワード事業同
     様にホテル業績に目途が立たない中にあっては業績を見通すことは厳しい状況とな
     っています。
  (3) 空間プロデュース事業
       当事業においては、全国的な景気後退により、取引先からの納期延期の申入れ、商
     品の仕入れの遅れ等の影響により売上の計上ができない件名が発生しており、他のセ
     グメント同様売上高は減少しております。
       3 月の売上高は計画に対して約 7 割、4 月については約 8 割程度に落ち込む予測を
     しており、2 ヶ月間で金額にして約 330 百万円の減少を見込んでいます。原価につい
     ては売上高の減少に一程度連動して下がっています。人件費については、休業等の対
     応を図っているものの負担は大きく、3 月については約 95 百万円の営業利益となり
     ましたが、 月については約 30 百万円の損失を見込んでおります。 月以降について
          4                           5
     も通常の営業活動へ戻るには時間を要するものと思われます。
       コロナウイルス感染症が収束し、取引先企業の業務が通常レベルとなれば、当該セ
     グメントの業績についても回復すると思われますが、収束が見えない現時点で今期の
     業績を見通すことは難しい状況です。


2. 連結業績予想および配当予想について
    各セグメントへの影響については、前項でご説明したとおりであります。したがって連
  結業績についても売上高、利益ともに今後大きく減少することが見込まれますが、現時点
  において当社グループの連結業績予想の算定は難しく、未定といたしました。
    また、
      連結業績予想未定に伴い、
                 配当予想につきましてもあわせて未定といたしました。


3. 連結業績予想の修正について(2019 年 10 月∼2020 年 9 月)
                                                                (単位:百万円)
                                                 親会社株主に帰属        1 株当たり
                 売上高       営業利益       経常利益
                                                 する当期純利益         当期純利益

前回発表予想(A)         16,180        306        311            186     37.03 円
今回修正予想(B)        (未定)      (未定)       (未定)         (未定)           (未定)
  増減額(B-A)        ―         ―          ―            ―              ―
   増減率(%)         ―         ―          ―            ―              ―
 (参考)前期実績
                  18,445        455        445          △110     △21.81 円
 (2019 年 9 月期)
4. 配当予想の修正について
                                       年間配当金
    基準日          第 1 四半期   第 2 四半期     第 3 四半期     期末          合計
   前回予想            ―         ―           ―       10 円 00 銭   10 円 00 銭
 今回修正予想            ―         ―           ―        (未定)        (未定)
   当期実績            ―        0 円 00 銭     ―         ―           ―
 (参考)前期実績
                   ―        0 円 00 銭     ―       10 円 00 銭   10 円 00 銭
 (2019 年 9 月期)



                                                                     以上