2300 J-きょくと 2020-04-10 14:00:00
特別損失の計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
                                                             2020 年 4 月 10 日
各 位
                                   会社名      株式会社 きょくとう
                                   代表者名     代表取締役社長      牧平 直
                                               (コード:2300、東証 JASDAQ)
                                    問合せ先     常務取締役管理本部長 弓削 道哉
                                              (TEL. 092-503-0050)
                   特別損失の計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせ
  当社は、2020 年 2 月期決算において、下記のとおり特別損失の計上を見込むとともに、2019 年 4 月 12 日の
2019 年 2 月期決算発表時に開示した 2020 年 2 月期通期(2019 年 3 月 1 日~2020 年 2 月 29 日)の業績予想を
修正することとしましたので、お知らせいたします。
1.特別損失の計上の内容
 当社の保有する固定資産のうち、収益性の低下が見られた工場について「固定資産の減損に係る会計基準」
に基づき減損損失 26 百万円を計上し、加えて、当社の保有する投資有価証券の一部について、取得価額に比べ
て時価が著しく下落したため、減損処理による投資有価証券評価損 19 百万円を計上いたします。
2.当期の業績予想数値の修正(2019 年 3 月 1 日~2020 年 2 月 29 日)
                                                    1株当たり
                   売   上    高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益 当期純利益
                           百万円    百万円         百万円         百万円           円 銭
前回発表予想(A)              7,000       245         350         218         41.43
今回修正予想(B)              6,618        81         171          49          9.46
増減額(B -A )             △381      △163        △178        △168           -
増 減 率 ( % )            △5.4      △66.9       △50.9       △77.2          -
(参考)前期実績
(2 0 1 8 年 2 月期)       6,679       221         332         120         22.93
3.修正の理由
 当クリーニング業界は、需要の減少や人手不足への対応など厳しい経営環境で推移しております。
 このような状況の中、当社は、M&Aや新しい看板デザインでの店舗リニューアル、新商品「スニーカーク
リーニング」サービスのスタートなど、積極的な投資活動を行う一方で、不採算店の閉鎖や工場・プラントの
統合など、諸々の施策に取り組みましたが、売上高につきましては、暖冬の影響で重衣料の入荷が少なかった
こと、春場の最需要期に超大型連休へ家計支出が流れたこと、また、夏場から天候不順や記録的な台風続きで
店頭持ち込み機会を失ったこと、消費増税による家庭の支出抑制、新型コロナウイルス感染回避のための外出
自粛などの影響も加わり、予想値に比べ 381 百万円(予想値比 5.4%)の減収となりました。
 利益につきましては、売上高の減少と前述の投資費用と不採算店の閉鎖や工場・プラントの統合に伴う一時
費用や人件費が増加したことなどにより、営業利益は予想値に比べ 163 百万円(予想値比 66.9%)の減益、経
常利益は予想値に比べ 178 百万円(予想値比 50.9%)の減益、当期純利益は、特別損失として上記の減損損失
と投資有価証券評価損の計上を見込むなど、予想値と比べ 168 百万円(予想値比 77.2%)の減益となる見込み
です。
*上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成し
ており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。
                                             以 上