2286 林兼産 2019-02-14 15:00:00
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
林兼産業㈱(2286) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.2
(1)経営成績に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.2
(2)財政状態に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・ P.3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.4
(1)四半期連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ・・・・・・・・・・ P.6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.8
(継続企業の前提に関する注記) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ・・・・・・・・・・・・ P.8
(追加情報) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.8
(セグメント情報等) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.9
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林兼産業㈱(2286) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続く緩やかな
回復基調で推移いたしました。食品業界におきましては、販売競争が激化するなか、物流費など
のコスト増加に加え、人手不足が深刻化するなど厳しい経営環境が続きました。
このような状況のなか、当社グループは当連結会計年度からの2ヵ年を事業基盤の確立の期間
とし、
「第四次中期経営計画」(2019 年3月期~2020 年3月期)をスタートさせました。
「前進~次
のステージへ」をテーマに、
「収益基盤」
「財務基盤」
「経営基盤」の安定化を図り、持続的な成長
を可能とする事業基盤の確立に取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、養魚用飼料や機能性食品の売上が増加したことなどに
より 351 億 45 百万円(前年同期比 1.3%増加)となりました。損益面におきましては、豚肉の利
益率改善などにより営業利益は 12 億 57 百万円(前年同期比 3.2%増加)、経常利益は 13 億 51 百
万円(前年同期比 3.3%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億 39 百万円(前年同期
比 8.3%増加)となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメントの業績は、次のとおりです。
①水産食品事業
水産食品事業におきましては、機能性食品素材「カツオエラスチン」および高齢者向けソフト
食「ソフミート」の販売が好調に推移したことにより、増収となりました。
これらにより、売上高は 35 億 65 百万円(前年同期比 1.4%増加)となりました。損益面にお
きましては、魚肉ねり製品の主原料であるすり身価格が高値で推移したことにより、セグメント
利益(営業利益)は2億 43 百万円(前年同期比 13.1%減少)となりました。
②畜産食品事業
畜産食品事業におきましては、肉類の販売数量が減少したことなどにより、減収となりました。
これらにより、売上高は 157 億 65 百万円(前年同期比 0.6%減少)となりました。損益面にお
きましては、豚肉の利益率が改善したことにより、セグメント利益(営業利益)は6億 20 百万円
(前年同期比 41.2%増加)となりました。
③飼料事業
飼料事業におきましては、配合飼料の原材料価格高騰に対応した価格改定により、増収となり
ました。
これらにより、売上高は 140 億 56 百万円(前年同期比 1.9%増加)となりました。損益面にお
きましては、水産物の取り扱い量減少や販売費の増加により、セグメント利益(営業利益)は 10
億 14 百万円(前年同期比 11.1%減少)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は 328 億 43 百万円となり、前連結会計年度末に
比べ 35 億 96 百万円増加しました。
流動資産の増加(前連結会計年度末比 30 億 11 百万円増加)は、主に現金及び預金が8億3百
万円減少したものの、受取手形及び売掛金が 34 億 62 百万円増加したことなどによるものであり、
固定資産の増加(前連結会計年度末比5億 84 百万円増加)は、主に破産更生債権等が5億 45 百
万円増加したことなどによるものです。
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は 242 億 78 百万円となり、前連結会計年度末に
比べ 27 億 50 百万円増加しました。
流動負債の増加(前連結会計年度末比 27 億 22 百万円増加) 主に買掛金が 18 億 44 百万円、
は、
短期借入金が 11 億 62 百万円増加したことなどによるものであり、固定負債の増加(前連結会計
年度末比 28 百万円増加)は、主に事業整理損失引当金が 72 百万円減少したものの、その他(長
期リース債務)が1億 17 百万円増加したことなどによるものです。
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は 85 億 64 百万円となり、前連結会計年度末
に比べ8億 45 百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を9億 39 百
万円計上したことなどによるものです。この結果、自己資本比率は 23.6%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、当第3四半期連結累計期間までの業績推移ならびに直近
の動向から損益面において当初予想を上回る見込みとなりましたので、平成 30 年5月 15 日に発
表した業績予想を修正いたしました。詳細につきましては、本日公表した「業績予想の修正に関
するお知らせ」をご参照ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,821,478 2,018,194
受取手形及び売掛金 5,093,870 8,556,722
商品及び製品 1,603,389 1,908,058
仕掛品 1,962,871 1,657,861
原材料及び貯蔵品 1,396,752 1,689,399
その他 323,729 416,574
貸倒引当金 △47,183 △80,171
流動資産合計 13,154,908 16,166,638
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 3,599,438 3,434,985
土地 4,216,119 4,216,119
その他(純額) 2,382,729 2,571,392
有形固定資産合計 10,198,287 10,222,497
無形固定資産 28,266 22,615
投資その他の資産
投資有価証券 4,409,653 4,353,204
破産更生債権等 2,619,890 3,165,486
その他 278,966 248,903
貸倒引当金 △1,443,551 △1,336,198
投資その他の資産合計 5,864,958 6,431,395
固定資産合計 16,091,511 16,676,508
資産合計 29,246,420 32,843,147
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,174,759 5,019,300
短期借入金 8,423,650 9,586,074
未払法人税等 218,148 188,898
賞与引当金 290,785 147,239
環境対策引当金 34,000 ―
災害損失引当金 ― 32,338
その他 2,472,909 2,362,699
流動負債合計 14,614,253 17,336,551
固定負債
長期借入金 2,953,041 2,906,337
退職給付に係る負債 1,974,189 1,973,234
事業整理損失引当金 99,597 26,782
環境対策引当金 25,102 25,102
資産除去債務 50,000 50,000
その他 1,811,451 1,960,427
固定負債合計 6,913,383 6,941,883
負債合計 21,527,636 24,278,434
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 3,415,020 3,415,020
資本剰余金 8,971 8,971
利益剰余金 2,291,392 3,141,814
自己株式 △7,219 △7,226
株主資本合計 5,708,164 6,558,580
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,290,312 1,230,295
繰延ヘッジ損益 △1,579 △1,793
為替換算調整勘定 11,751 11,751
退職給付に係る調整累計額 △61,511 △51,609
その他の包括利益累計額合計 1,238,972 1,188,643
非支配株主持分 771,645 817,489
純資産合計 7,718,783 8,564,713
負債純資産合計 29,246,420 32,843,147
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 34,686,929 35,145,002
売上原価 28,781,208 29,097,459
売上総利益 5,905,720 6,047,542
販売費及び一般管理費 4,686,773 4,789,660
営業利益 1,218,947 1,257,882
営業外収益
受取配当金 70,970 67,544
その他 194,973 153,909
営業外収益合計 265,943 221,454
営業外費用
支払利息 155,673 118,811
その他 21,148 9,465
営業外費用合計 176,821 128,277
経常利益 1,308,069 1,351,059
特別利益
固定資産売却益 193 39
投資有価証券売却益 2,577 ―
受取保険金 ― 97,909
特別利益合計 2,770 97,949
特別損失
固定資産廃棄損 6,966 9,916
災害による損失 ― 69,779
ゴルフ会員権評価損 11,300 ―
特別損失合計 18,266 79,695
税金等調整前四半期純利益 1,292,573 1,369,313
法人税、住民税及び事業税 383,881 323,134
法人税等調整額 3,321 53,263
法人税等合計 387,202 376,398
四半期純利益 905,371 992,914
非支配株主に帰属する四半期純利益 38,244 53,459
親会社株主に帰属する四半期純利益 867,126 939,455
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益 905,371 992,914
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 57,247 △57,934
繰延ヘッジ損益 2,065 △213
退職給付に係る調整額 12,552 9,901
持分法適用会社に対する持分相当額 13 △13
その他の包括利益合計 71,879 △48,260
四半期包括利益 977,250 944,653
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 930,130 889,126
非支配株主に係る四半期包括利益 47,119 55,527
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
平成29年6月26日
普通株式 89,034 10.00 平成29年3月31日 平成29年6月27日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
平成30年6月25日
普通株式 89,032 10.00 平成30年3月31日 平成30年6月26日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
(追加情報)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結
会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の
区分に表示しております。
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(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
水産食品事業 畜産食品事業 飼料事業 計
売上高
外部顧客への売上高 3,515,519 15,867,407 13,801,316 33,184,243 1,502,685 34,686,929
セグメント間の内部売上高
1,577 114,886 1,167,381 1,283,845 374,791 1,658,636
又は振替高
計 3,517,097 15,982,293 14,968,697 34,468,088 1,877,477 36,345,565
セグメント利益 280,212 439,285 1,141,846 1,861,344 154,130 2,015,475
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業、情報処理事業及び冷蔵
倉庫事業を含んでおります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 1,861,344
「その他」の区分の利益 154,130
セグメント間取引消去 7,684
全社費用(注) △804,212
四半期連結損益計算書の営業利益 1,218,947
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費です。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
水産食品事業 畜産食品事業 飼料事業 計
売上高
外部顧客への売上高 3,565,650 15,765,505 14,056,849 33,388,005 1,756,996 35,145,002
セグメント間の内部売上高
1,644 139,368 1,185,054 1,326,067 375,102 1,701,169
又は振替高
計 3,567,295 15,904,874 15,241,903 34,714,073 2,132,098 36,846,172
セグメント利益 243,616 620,134 1,014,723 1,878,474 184,029 2,062,503
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業、情報処理事業及び冷蔵
倉庫事業を含んでおります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 1,878,474
「その他」の区分の利益 184,029
セグメント間取引消去 8,532
全社費用(注) △813,154
四半期連結損益計算書の営業利益 1,257,882
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費です。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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