2286 林兼産 2021-05-14 15:10:00
繰延税金資産の計上および個別業績と前期実績との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                    2021 年5月 14 日
各   位
                                      会 社 名 林兼産業株式会社
                                      代表者名 取締役社長 中部 哲二
                                      (コード番号 2286 東証第一部)
                                      問合せ先 総務部長 金子 岳夫
                                      (TEL. 083 - 266 - 0210)



                繰延税金資産の計上および
           個別業績と前期実績との差異に関するお知らせ


 当社は、2021 年 3 月期の連結決算および個別決算において、繰延税金資産の計上を行うことと
いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
 また、個別業績予想を開示しておりませんが、前期実績との差異が生じましたので、下記のと
おりお知らせいたします。

                              記

1. 繰延税金資産の計上
 当社は、最近の業績等を踏まえ、期末時点における繰延税金資産の回収可能性について慎重に
検討した結果、回収が見込まれる部分について繰延税金資産の計上を行うことといたしました。
 これにより、2021 年 3 月期において法人税等調整額(益)を連結決算で 516 百万円、個別決算
で 420 百万円計上しております。

2.2021 年 3 月期個別業績(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)の前期実績との差異
                                                        一株当たり
              売上高        営業利益         経常利益       当期純利益
                                                        当期純利益
                 百万円       百万円       百万円        百万円          円   銭
前期実績(A)         45,135      701       917         657       73.87
当期実績(B)         44,282      428       579       1,303      146.55
増減額(B-A)         △853     △273      △338          645          ―
増減率(%)           △1.9     △39.0     △36.9        98.2          ―

3.差異の理由
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、巣ごもり需要が高まり調理食品の販売数量が増
加したものの、外食産業・ホテル向けの業務用食肉加工品の販売数量が減少したことや、養殖魚
の需要低迷に伴い養魚用飼料の販売数量が減少したことなどにより、営業利益および経常利益は
前期実績を下回ることとなりました。
 当期純利益につきましては、賃貸用不動産(大阪市港区)の売却益 781 百万円を特別利益に計
上したことや、法人税等調整額(益)420 百万円を計上したことなどにより前期実績を上回るこ
ととなりました。
                                           以 上