2269 明治HD 2021-03-15 15:00:00
サステナビリティボンド発行に関するお知らせ [pdf]

                                                                        2021 年 3 月 15 日
各 位
                                              会 社 名    明治ホールディングス株式会社
                                              代表者名     代表取締役社長 CEO           川村 和夫
                                                       (コード:2269 東証第1部)
                                              問合せ先     IR 広報部長       山縣 洋一郎
                                                       (TEL:03-3273-3917)


                      サステナビリティボンド発行に関するお知らせ

 明治ホールディングス株式会社(代表取締役社長 CEO:川村和夫)は、サステナビリティファイナンス※1 の実
行に向けたフレームワーク※2(2021 年 1 月 15 日公表)に基づき、国内市場において公募形式によりサステナ
ビリティボンド(第 10 回無担保社債)を 4 月に発行する予定であり、本日 3 月 15 日(月)に本発行に向けた社
債の訂正発行登録書を関東財務局に提出いたしましたのでお知らせいたします。


                                         記


1. 背景・目的
  当社は、グループ理念に掲げる「食と健康」のプロフェッショナルとして、事業活動と環境活動の取り組みを
通じ、世界の人々が笑顔で健康な毎日を過ごせる未来社会を目指して、新たな価値創造に取り組んでおりま
す。また「明治グループ 2026 ビジョン」においても、社会課題
への貢献を重点方針の一つと位置づけ、実現のための具体
策として「明治グループサステナビリティ 2026 ビジョン」を策
定しております。「明治グループサステナビリティ 2026 ビジョ
ン」では、「こころとからだの健康に貢献」「環境との調和」「豊
かな社会づくり」の 3 つのテーマと、共通テーマである「持続
可能な調達活動」を掲げて取り組みを進めています。


                                               (明治グループサステナビリティ 2026 ビジョン キービジュアル)

 加えて、長期的な地球環境の課題を認識し、持続可能な社会に貢献するため 2050 年に向けた長期環境ビ
ジョン「Meiji Green Engagement for 2050」※3 を策定しております。「Meiji Green Engagement for 2050」では、
「気候変動」「水資源」「資源循環」「汚染防止」の4つを活動ドメインと
し、様々なステークホルダーとも連携して取り組みを進めています。名称
の「Engagement (エンゲージメント)」には、「対話」「約束」「貢献意欲」
の 3 つの思いを込めています。当社は、地球環境と対話をしながら「人
も地球も健やかな未来」を目指します。また、健全な地球環境の維持を
約束するとともに、従業員が自発的に活動し、持続可能な地球環境の
実現に貢献していきます。

 今後は、これらビジョンの実現に向けた活動に必要な資金について、
策定したフレームワークに基づき、サステナビリティファイナンスを積極
的に活用し、社会課題解決への貢献を一層進めてまいります。                          (Meiji Green Engagement for 2050 キービジュアル)
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2. サステナビリティボンドの概要
 (1) 発行年限                               5 年(予定)

 (2) 発行額                                100 億円(予定)

 (3) 発行時期                               2021 年 4 月(予定)

 (4) 主幹事証券会社                            みずほ証券株式会社、大和証券株式会社

 (5) ストラクチャリング・エージェント※4                 みずほ証券株式会社

                                        資金使途については、下記のいずれかに充当予定です。
                                          ①   サステナブルカカオ調達
                                          ②   カカオ農家支援活動(メイジ・カカオ・サポート)
                                          ③   責任あるサプライチェーン構築
                                          ④   国内および海外における工場の省エネ化・創エネ化
                                          ⑤   国内および海外における水資源の確保・保護
                                          ⑥   環境に配慮した商品パッケージ(プラスチック・
 (6) 資金使途
                                              紙)への転換
                                          ⑦   地域生態系の保護活動
                                          ⑧   乳幼児栄養への取り組みに係る設備投資・研究開発
                                              等(一般粉ミルクおよび特殊ミルク)
                                          ⑨   感染症対策に係る研究開発および設備投資
                                          ⑩   健康寿命の延伸に係る研究開発
                                          ⑪   次世代育成に貢献する活動

                                        サステナビリティファイナンス・フレームワーク ※2 の策定にあたり、
                                        第三者機関である日本格付研究所(JCR)から「サステナビリティ
 (7) 外部評価
                                        ファイナンス・フレームワーク評価」において最上位である「SU1
                                        (F)」の評価を取得しました。


※1 サステナビリティファイナンスとは、調達資金の使途が、①社会的課題の解決に資するものであること(ソ
ーシャル性)及び、②環境改善効果があること(グリーン性)の双方を有する資金調達です。


※2 サステナビリティファイナンス・フレームワークの概要(資金使途概要・適格プロジェクト)については、2021
年 1 月 15 日付「サステナビリティファイナンス・フレームワーク策定のお知らせ」をご参照ください。
 https://www.meiji.com/news/detail/pdf/2021/210115_01.pdf


※3 明治グループ長期環境ビジョン「Meiji Green Engagement for 2050」の概要については、2021 年 3 月 1
日付「明治グループ長期環境ビジョン『Meiji Green Engagement for 2050』を策定」をご参照ください。
 https://www.meiji.com/news/detail/pdf/2021/210301_01.pdf


※4 ストラクチャリング・エージェントとは、サステナビリティファイナンスのフレームワークの策定及びセカンドオ
ピニオン取得の助言などを通じて、サステナビリティファイナンスの実行支援を行う者のことです。



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