2268 J-サーティワン 2020-04-24 16:45:00
2020年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年4月24日
上場会社名 B-R サーティワン アイスクリーム株式会社 上場取引所 東
コード番号 2268 URL https://www.31ice.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 渡辺 裕明
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員管理本部長 (氏名) 肥沼 邦幸 TEL 03-3449-0331
四半期報告書提出予定日 2020年5月8日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年12月期第1四半期の業績(2020年1月1日∼2020年3月31日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 3,958 4.6 △11 ― 18 ― 7 ―
2019年12月期第1四半期 3,784 △12.1 △164 ― △136 ― △76 ―
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年12月期第1四半期 0.79 ―
2019年12月期第1四半期 △7.94 ―
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 17,291 9,421 54.5
2019年12月期 18,259 9,558 52.4
(参考)自己資本 2020年12月期第1四半期 9,421百万円 2019年12月期 9,558百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年12月期 ― 15.00 ― 15.00 30.00
2020年12月期 ―
2020年12月期(予想) 15.00 ― 15.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年12月期の業績予想(2020年 1月 1日∼2020年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 9,250 6.6 △80 ― △30 ― △30 ― △3.11
通期 19,700 2.0 520 0.8 790 1.6 410 △6.7 42.55
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期財務諸表及び主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項(四半期財務諸表の
作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 9,644,554 株 2019年12月期 9,644,554 株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 8,608 株 2019年12月期 8,608 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 9,635,946 株 2019年12月期1Q 9,635,992 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
B-R サーティワン アイスクリーム株式会社(2268) 2020年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………7
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………8
―1―
B-R サーティワン アイスクリーム株式会社(2268) 2020年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間(2020年1月~3月)における日本国内の経済環境は、前半は企業収益や雇用・所得環
境の改善から緩やかな景気回復基調が継続しましたが、個人消費におきましては消費税増税の影響もあり一部停
滞が見られました。一方で米国の通商政策により懸念される貿易摩擦の影響や英国のEU離脱問題など海外の政
治・経済動向は不透明な状況が続いていました。後半には世界的な新型コロナウイルス感染症のパンデミックに
より、国内のみならず世界経済の先行きが全く見えない状況に陥りました。
アイスクリームを含めたデザート市場に於きましては年々拡大し続けており、外食業界ではInstagramやLINE、
Facebookなどを中心としたSNSを使ったコミュニケーションや、急速に浸透しているキャッシュレスのプロモ
ーションが進化し、業態を越えた顧客の獲得競争が一層激化しています。更に社会構造の変化によるサービス業
全般での労働需給逼迫により人件費や物流費が上昇するなど、経営環境は依然として厳しい状況で推移しており
ます。
このような環境の下、当社ではサーティワンアイスクリームの永遠の経営モットーである“We make people
happy.”「アイスクリームを通じて、お客様に幸せをお届けします。」をスローガンに、全てのお客様に高品質
で美味しいアイスクリームと“FUN(楽しいこと、嬉しいこと、感動すること)”に満ちたひとときを提供し、
日本で最も愛され親しまれるチェーンとなることを目指すとともに、企業の継続的成長の維持と、企業価値の増
大に努めてまいりました。
当期のマーケティング戦略は、店頭強化による既存店の活性化を最重要課題とし、アイスクリーム専門店にし
かできないフレーバーの投入や、専門店ならではのサービスを提供するとともに、キャンペーンを強化してまい
りました。
また、市場環境の変化に対応した店舗戦略として、店頭でキャンペーンやお勧め商品を動画により発信する
「デジタル・サイネージ」の導入強化を進め、店舗の改装やスクラップ・アンド・ビルドにも引続き積極的に取
り組んでおります。
当第1四半期累計期間の営業施策としては、毎月「フレーバー・オブ・ザ・マンス」として魅力的なアイスク
リームを新発売するとともに、冬限定の温かいアイスクリームデザート「ホット31ドルチェ」や、苺の季節に合
わせた「フレッシュストロベリーサンデー」を投入し、更に映画“スター・ウォーズ”公開に合わせ数量限定ア
イスクリームケーキを発売するなど、商品ラインナップを強化いたしました。また、お正月やひなまつり等のオ
ケージョンに合わせた新商品やプロモーション、50周年を迎えた国民的キャラクター“ドラえもん”を使用した
キャンペーンなども実施しております。コミュニケーションにおいては、350万人の会員を有する当社独自の会員
制アプリ「31cLub」やSNSでの告知を強化して来店促進と売上の向上を図りました。
また、店舗施策として改装を20店実施した一方、新規出店の前倒しの他、大学内のカフェテリアなど特殊立地
への出店を加速し、期末店舗数は1,173店舗と前年同期末に比べ20店舗増加となりました。
売上高は、2月にスマホ決済「PayPay」とのコラボレーションキャンペーンを実施したこともあり、当第1四
半期累計期間は39億58百万円(前年同期比104.6%)と前年同期間を大きく上回りました。
売上原価は18億90百万円(前年同期比100.3%)となり、その結果、売上総利益は20億67百万円(前年同期比
108.9%)となりました。
販売費及び一般管理費は、売上高の増加に伴う物流費等が増加した一方、新型コロナウイルス感染拡大防止の
ためイベント等の中止による減少もあり前年同期とほぼ変わらず、営業損失は11百万円(前年同期は営業損失1
億64百万円)となりました。
以下、経常利益18百万円(前年同期は経常損失1億36百万円)、四半期純利益7百万円(前年同期は四半期純
損失76百万円)となりました。
なお、当社はアイスクリーム製品の製造及び販売等を行う単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省
略しております。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期末における総資産は前事業年度末に比べ9億68百万円減少の172億91百万円となりました。これは主
に、売掛金の減少によるものであります。
総負債は前事業年度末に比べ8億30百万円減少の78億69百万円となりました。これは主に、未払金の減少による
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B-R サーティワン アイスクリーム株式会社(2268) 2020年12月期 第1四半期決算短信
ものであります。
純資産は前事業年度末に比べ1億37百万円減少の94億21百万円となりました。これは主に、配当金の支払いによ
り繰越利益剰余金が減少したことによるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルスの感染拡大による日本全国を対象とした「緊急事態宣言」の発令により、当社の店舗がある
ショッピングモールの休業が増加しており、その期間によって当社の業績に影響を与えることが見込まれます。一
方で、営業を継続しているロードサイドなどの独立した店舗での売上は堅調に推移しております。
このような先行き不透明な状況のなか、現時点での影響額の算定は困難であり、2020年2月4日に公表した2020
年12月期の業績予想は据え置き、修正を行っておりません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,302,815 2,944,150
売掛金 3,258,104 1,585,824
製品 837,458 1,053,541
原材料 460,548 501,537
貯蔵品 348,901 238,767
前渡金 140,634 70,709
前払費用 296,289 329,462
未収入金 1,138,935 158,527
その他 67,092 146,231
貸倒引当金 △51 △50
流動資産合計 7,850,728 7,028,701
固定資産
有形固定資産
建物 4,147,653 4,149,957
減価償却累計額 △1,818,249 △1,857,937
建物(純額) 2,329,404 2,292,020
構築物 437,700 437,700
減価償却累計額 △233,782 △238,514
構築物(純額) 203,917 199,185
機械及び装置 4,076,259 4,109,252
減価償却累計額 △2,740,807 △2,799,123
機械及び装置(純額) 1,335,452 1,310,128
賃貸店舗用設備 4,771,118 4,759,923
減価償却累計額 △2,759,928 △2,828,561
賃貸店舗用設備(純額) 2,011,189 1,931,362
直営店舗用設備 101,971 102,116
減価償却累計額 △65,948 △67,908
直営店舗用設備(純額) 36,023 34,208
車両運搬具 61,298 58,815
減価償却累計額 △40,441 △30,286
車両運搬具(純額) 20,856 28,528
工具、器具及び備品 683,676 689,601
減価償却累計額 △511,994 △526,106
工具、器具及び備品(純額) 171,682 163,495
土地 695,362 695,362
建設仮勘定 858 16,878
有形固定資産合計 6,804,748 6,671,169
無形固定資産
ソフトウエア 562,374 581,949
ソフトウエア仮勘定 3,342 2,860
電話加入権 17,065 17,065
無形固定資産合計 582,781 601,874
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(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
投資その他の資産
投資有価証券 86,555 72,751
従業員に対する長期貸付金 1,911 1,771
破産更生債権等 127,524 127,864
長期前払費用 495,296 470,366
繰延税金資産 125,882 126,083
敷金及び保証金 2,193,206 2,199,826
その他 16,475 16,475
貸倒引当金 △25,731 △25,557
投資その他の資産合計 3,021,120 2,989,581
固定資産合計 10,408,650 10,262,626
資産合計 18,259,379 17,291,327
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B-R サーティワン アイスクリーム株式会社(2268) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 491,937 594,029
1年内返済予定の長期借入金 230,012 230,012
未払金 1,944,768 1,221,658
未払費用 40,592 40,621
未払法人税等 191,524 15,748
未払消費税等 34,111 22,426
前受金 2,281,529 2,082,788
預り金 176,265 414,529
賞与引当金 45,064 110,847
役員賞与引当金 4,000 -
ギフト券回収損失引当金 221,276 210,143
その他 48,841 6,128
流動負債合計 5,709,925 4,948,933
固定負債
長期借入金 1,434,118 1,376,615
退職給付引当金 81,529 87,363
役員退職慰労引当金 101,300 83,149
資産除去債務 124,677 124,859
長期預り保証金 1,248,996 1,248,942
固定負債合計 2,990,621 2,920,929
負債合計 8,700,546 7,869,862
純資産の部
株主資本
資本金 735,286 735,286
資本剰余金
資本準備金 241,079 241,079
資本剰余金合計 241,079 241,079
利益剰余金
利益準備金 168,676 168,676
その他利益剰余金
固定資産圧縮積立金 35,844 35,844
別途積立金 4,140,000 4,140,000
繰越利益剰余金 4,248,541 4,111,630
利益剰余金合計 8,593,063 8,456,151
自己株式 △17,083 △17,083
株主資本合計 9,552,344 9,415,433
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 6,488 △3,505
繰延ヘッジ損益 - 9,537
評価・換算差額等合計 6,488 6,031
純資産合計 9,558,832 9,421,464
負債純資産合計 18,259,379 17,291,327
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(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 3,784,567 3,958,643
売上原価 1,885,112 1,890,678
売上総利益 1,899,455 2,067,964
販売費及び一般管理費 2,064,059 2,079,770
営業損失(△) △164,603 △11,805
営業外収益
受取利息 163 115
店舗用什器売却益 17,641 6,536
販売済未使用ギフト券収入 17,883 34,694
受取ロイヤリティー 477 -
その他 2,295 1,703
営業外収益合計 38,461 43,050
営業外費用
支払利息 4,146 3,809
店舗設備除去損 5,809 8,354
その他 60 542
営業外費用合計 10,016 12,707
経常利益又は経常損失(△) △136,158 18,537
特別損失
固定資産売却損 - 1,117
固定資産廃棄損 12,836 2,767
特別損失合計 12,836 3,884
税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△) △148,994 14,652
法人税等 △72,513 7,025
四半期純利益又は四半期純損失(△) △76,481 7,627
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当事業年度の予想税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見
積り、税引前当期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
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