2267 ヤクルト 2021-06-23 16:30:00
長期ビジョン「Yakult Group Global Vision 2030」を策定 [pdf]

                                               2021年6月23日
各   位
                                   会 社 名 株式会社ヤクルト本社
                                   代表者名 代表取締役社長 成田 裕
                                         (コード:2267 東証第1部)


           長期ビジョン「Yakult Group Global Vision 2030」を策定

 株式会社ヤクルト本社(社長 成田 裕)では、2021 年度から 2030 年度の 10 年間にわた
る企業経営の長期ビジョン「Yakult Group Global Vision 2030」を策定しましたのでお知ら
せします。内容は以下のとおりです。


<長期ビジョン「Yakult Group Global Vision 2030」について>
    当社は、
       「私たちは、生命科学の追究を基盤として、世界の人々の健康で楽しい生活づく
 りに貢献します。」を企業理念に掲げ、飲料・食品事業(国内・海外)、医薬品事業、化粧
 品事業を中心に、長きにわたり活動してきました。
    その中で、ヤクルトグループとしての成長を維持し変化に対応していくための道しるべ
 として、長期ビジョン「Yakult Group Global Vision 2030」を策定しました。
    2021 年度から 2030 年度までの 10 年間は、事業活動を通じて、社会の課題解決に取り組
 むことで、これまで以上にお客さまの期待に応え、企業理念の実現による企業価値向上を
 図り、持続的な成長を目指していきます。
    2030 年に向けた「目指す姿」「定性目標」「定量目標」は次のとおりです。
                    、     、


                            目 指 す 姿
        世界の人々の健康に貢献し続けるヘルスケアカンパニーへの進化


                            定 性 目 標
        ○世界の一人でも多くの人々に健康をお届けする
        ○一人ひとりに合わせた「新しい価値」をお客さまへ提供する
        ○人と地球の共生社会を実現する


                         定 量 目 標(2030 年度)
        ○グローバル乳本数 ※1     5,250万本/日
                         (国内1,050万本/日、海外4,200万本/日)
        ○連結売上高 ※2        5,500億円
        ○連結営業利益             800億円(営業利益率14.5%)
                                 ※1 乳製品売上数量(1日当たり本数)
                                 ※2 連結売上高は、収益認識基準適用後の数値
<中期経営計画(2021~2024)について>
   「Yakult Group Global Vision 2030」のうち、2024 年度までの4年間における中期経営
  計画は次のとおりです。
   基本方針として「変革への挑戦」と位置づけ、社会環境の変化に応じた新たな価値創出へ
  積極的に挑戦していきます。


                         重 点 テ ー マ
    ○お客さまの価値観の多様化に対応した事業の拡大
    ○グローバル展開の強化による持続的な成長の実現
    ○ヘルスケアカンパニーの実現を目指した事業領域の拡大
    ○グループが保有する経営資源の最適活用
    ○持続的成長に向けた環境課題への取り組み強化
    ○イノベーションを実現するための投資の促進


                        各 事 業 戦 略 等
 ○食品事業
   <国内>
    ・基幹商品・高付加価値商品を中心とした商品戦略の実行
    ・消費者の多様化に対応する組織体制の構築による、顧客接点の拡大および
     新たな顧客創造
    ・きめ細やかな地域密着のビジネスモデルの推進による社会貢献
   <海外>
    ・既存市場における成長の実現
    ・新たな市場創出とブランド強化のための基盤づくり
    ・国際事業の持続的成長に向けた対応

 ○医薬品事業
    ・医療ニーズに応える優れた製品の継続的な開発・上市と市場展開
    ・経営資源の最適化および効率的な活用による収益性の向上
    ・強みと経営資源を最大限活用した「人々の健康・長寿」につながる新規事業の
     企画・検討

 ○化粧品事業
    ・乳酸菌・発酵を核とした商品・サービスの展開
    ・国内事業における多様化するお客さまニーズに合わせた新たな仕組みの構築
    ・海外などの新たな市場への挑戦と拡大

 ○新規領域への拡大
    ・乳製品、健康飲料に次ぐ「植物素材利用商品」を新たなカテゴリとして創出
    ・マイクロバイオーム研究を人々の健康維持や医療現場での治療に役立てる事業の
     創造
               定 量 目 標(2024 年度)
○グローバル乳本数 ※1   4,540万本/日
               (国内1,040万本/日、海外3,500万本/日)
○連結売上高 ※2      4,580億円
○連結営業利益          610億円(営業利益率13.3%)
                     ※1 乳製品売上数量(1日当たり本数)
                     ※2 連結売上高は、収益認識基準適用後の数値
中期経営計画(2021~2024)のセグメント別目標は、以下のとおりです。

                 中期経営計画 定量目標(2024 年度)
                              2024 年度(計画)
                                      増 減         伸長率
                                   (対 2020 年度) (対 2020 年度)

グローバル乳本数 ※1          4,540 万本/日      +526 万本/日      13.1%

   国内                 1,040 万本/日      +82 万本/日       8.6%

   海外                 3,500 万本/日     +444 万本/日       14.5%

連結売上高 ※2                4,580 億円       +795 億円      21.0%

   国内飲料食品               2,230 億円       +351 億円       18.7%

   海外飲料食品               2,000 億円       +346 億円       20.9%

   医薬品                   155 億円        △17 億円       △9.9%

   その他                   290 億円        +118 億円       68.6%

         (化粧品)           160 億円         +67 億円       72.0%

   調整額                   △95 億円         △2 億円           ―

連結営業利益                   610 億円        +174 億円      39.9%

   国内飲料食品                310 億円         +73 億円       30.8%

   海外飲料食品                460 億円         +86 億円       23.0%

   医薬品                    10 億円          +9 億円      900.0%

   その他                    32 億円         +33 億円          ―

         (化粧品)            28 億円         +14 億円      100.0%

   調整額                  △202 億円        △27 億円           ―

                          ※1 乳製品売上数量(1日当たり本数)
                          ※2 連結売上高は、収益認識基準適用後の数値


                                                        以    上


                          〔この件に関するお問い合わせ先〕
                                   広報室(担当:名和、丸山、根岸)
                                   電 話 03-6625-8971