2264 森永乳 2019-05-20 13:00:00
2019年3月期決算・中期経営計画説明会 [pdf]
2019年3⽉期決算・
中期経営計画説明会
1.2019年3⽉期決算概要
2.中期経営計画(2020年3⽉期〜2022年3⽉期)
3.2020年3⽉期業績⾒通し
2019年5⽉20⽇
1.2019年3⽉期決算概要
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 2
2019年3⽉期業績
(単位︓億円)
2018/3期 2019/3期 対前年増減額 対前年増減率 計画差*
売上⾼ 5,921 5,836 △85 △1.4% +16
営業利益 217 223 +6 +3.0% +20
経常利益 224 232 +8 +3.7% +20
親会社株主に帰属する
当期純利益 158 140 △18 △11.2% +18
売上⾼
営業利益率
3.7% 3.8%
ROA 5.4% 5.3%
(営業利益/総資産)
ROE 10.5% 8.6%
(当期純利益/⾃⼰資本)
・ 最⾼益更新(営業利益、経常利益)
・ 2019年3⽉期、5円増配予定(50円→55円)
* 計画差は、2018年10⽉26⽇発表の修正通期計画と通期業績との差
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 3
2019年3⽉期業績
(単位︓億円)
上期 2018/3 上期 2019/3 上期 対前年増減額 対前年増減率
売上⾼ 3,168 3,114 △54 △1.7%
営業利益 169 148 △20 △12.1%
経常利益 178 156 △22 △12.4%
親会社株主に帰属する
当期純利益 138 96 △42 △30.3%
下期 2018/3 下期 2019/3 下期 対前年増減額 対前年増減率
売上⾼ 2,753 2,722 △32 △1.1%
営業利益 48 75 +27 +56.1%
経常利益 45 75 +30 +67.3%
親会社株主に帰属する
当期純利益 20 44 +24 +121.3%
・ 上期苦戦も、下期に⼊り回復
・ 販売促進費の効率化、プロダクトミックスの改善、国際事業の回復
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 4
事業分野別売上⾼、営業利益実績
(単位︓億円)
売上⾼ 営業利益(営業利益率)
2018/3期 2019/3期 対前年増減率 2018/3期 2019/3期 対前年増減額
BtoB事業 955 969 +1.5%
61 58 △2
(6.3%) (6.0%)
国際事業 263 289 +9.9%
△8 16 +24
(-) (5.4%)
健康・栄養事業 488 491 +0.6%
25 31 +6
(5.2%) (6.3%)
BtoC事業 3,227 3,107 △3.7%
115 105 △10
(3.6%) (3.4%)
その他・消去 988 979 △0.9%
24 13 △11
(2.4%) (1.4%)
合計 5,921 5,836 △1.4%
217 223 +6
(3.7%) (3.8%)
・ ミライ社の稼働が順調に進み、国際事業が⿊字転換
・ BtoC事業は下期改善も通期では減益(営業利益 上期△17億円、下期+7億円)
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 5
BtoC事業商品分野別販売実績(単体)
(単位︓億円)
2018/3期 2019/3期 対前年増減率
チルドカップ飲料 414 398 △4%
チルド紅茶 148 156 +5%
アイスクリーム* 488 452 △7%
ヨーグルト 499 510 +2%
チーズ 331 333 +1%
⽜乳 576 529 △8%
デザート 134 110 △18%
市乳(宅配など) 218 214 △2%
・ チルドカップ飲料︓下期に⼊り回復傾向(対前年増減率︓上期△7%、下期±0%)
・ アイスクリーム︓取引制度変更の影響(△28億円)
・ ⽜乳、デザート︓SKU削減など効率化を優先
* 19年3⽉期よりアイスクリームの取引制度を変更(実納価ベース)
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 6
営業利益増減要因
18/3期 217億円
・ チーズ、アイスクリームなど
売上単価差 +25 価格改定
プロダクトミックス(PM)改善 +35 ・ 国際事業改善、SKU削減
ヨーグルト・チーズ増収
販売促進費効率化 +12 ・ 広告費のコントロール
売上数量減 △18 ・ BtoC事業減、SKU削減
・ 製造経費△4、輸送費+6、
オペレーションコスト増加 △11 管理経費等△13
原料乳価格上昇 △4 ・ チーズ向け乳価アップ
・ チーズ、輸⼊乳原料、
原材料価格上昇 △24 エネルギーコストアップ
製造固定費増加(償却費) △7 ・ ミライ社新棟、神⼾⼯場など
・ 本社ビルテナント減
不動産事業収⼊減少 △2 (⾃社使⽤)
19/3期 223億円
(単位︓億円)
100 150 200 250 300
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 7
2.中期経営計画(2020年3⽉期〜2022年3⽉期)
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 8
前中期経営計画振り返り(基本⽅針)
前中計
4つの基本⽅針
4つの事業の柱
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 9
前中期経営計画振り返り(業績推移)
前中計
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 10
前中期経営計画振り返り(テーマ別評価)
前中計
● 事業効率化︓営業利益率3.5%超維持
・ SKU削減︓家庭⽤商品削減 SKU数1,200(16/3期) → 1,000弱(19/3期)
削減効果21億円 SKU数2割削減
・ 販促効率︓広告⼿法の最適化、販促の選択と集中
改善効果16億円
・ ⽣産効率︓歩留り改善ほか製造経費合理化
主⼒2⼯場⽣産中⽌決定
製造合理化27億円 ⽣産中⽌による合理化効果25億円
(次期中計、18/3期⽐)
・ 事業譲渡︓冷凍卸&家庭⽤紅茶リーフ
売上⾼減少約180億円 営業利益率改善
・ 資産圧縮︓不動産売却、信託受益権譲渡
特別利益約160億円(次期中計期間内含む)
⾼コスト・低収益体質からの脱却 評価〇
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 11
前中期経営計画振り返り(テーマ別評価)
前中計
● 多様化ニーズ対応、機能性素材へのロングスパンアプローチ
・ 組織構築︓商品開発・マーケティング組織の再編
先を⾒据えた商品開発体制の構築
・ 販促活動︓機能性素材の積極販促活動実施
BtoBビフィズス菌、シールド乳酸菌の拡⼤
⾃社BtoC商品の展開に課題
持続的成⻑に向けた価値創造へのチャレンジ 評価△
● 新商品・付加価値商品の育成・拡⼤
・ 横展開増︓再成⻑へ、事業間での横展開強化
主⼒品の伸び悩み 育成商品の計画未達
・ ⽣産能⼒︓神⼾、利根⼯場⼤型投資、ミライ新⼯場他
計画前倒し、積極投資
主⼒商品の維持・拡⼤ 評価△
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 12
外部環境の変化
政治経済の不安定化 IT技術の進化
⾷と健康を軸に展開
⾏動規範の遵守 社会的課題への対応
⾃然災害の増加 ⼈⼝動態の変化
コスト上昇 調達の変化
国内外事業拡⼤
需要の変化 ⼩売の変化
掲げた数値⽬標に関し、あらゆる施策により⼀定の成果獲得
外部環境の変化に対応するため、⼀年前倒しで新中計へ
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 13
⻑期ビジョン(森永乳業グループ10年ビジョン)
Vision 1 「⾷のおいしさ・楽しさ」と「健康・栄養」を両⽴した企業へ
Vision 2 世界で独⾃の存在感を発揮できるグローバル企業へ
Vision 3 サステナブルな社会の実現に貢献し続ける企業へ
10年後(2029年3⽉期)数値⽬標
営業利益率 3.8 % 7 %以上
ROE 8.6 % 10 %以上
海外売上⾼⽐率 5.0 % 15 %以上
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 14
新・中期経営計画基本⽅針
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 15
新・中期経営計画基本⽅針
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 16
主要経営指標
(単位︓億円)
20/3期 22/3期 19/3差 19/3差
19/3期
(予想) (計画) 増減額 増減率
売上⾼ 5,836 5,930 6,300 +464 +8.0%
営業利益 223 230 300 +77 +34.3%
親会社株主に帰属する
当期純利益 140 *195 192 +52 +37.0%
売上⾼
営業利益率
3.8% 3.9% 4.8%
ROE 8.6% 11.1% 9.3%
(当期純利益/⾃⼰資本)
海外売上⾼
⽐率
5.0% 5.8% 7.1%
配当性向
配当⾦(円) 55円 60円
20%⽬安
・ 売上⾼ 6,300億円、営業利益300億円を計画
* 固定資産(信託受益権)譲渡による特別利益70億円(⾒込み)を含む(20/3期)
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 17
⽅針Ⅰ 4本の事業の柱横断取組、持続的成⻑
最重点テーマ
① 基幹ブランドの更なる強化
② ビフィズス菌・独⾃シーズの展開加速
③ 海外事業の育成
④ 次世代ヘルスケア事業の基盤構築
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 18
テーマ① 基幹ブランドの更なる強化
森永乳業グループの基盤を⽀える
8ブランドの価値最⼤化
・ マウントレーニア
基幹8ブランド売上⾼計画 乳代替原料を含む、ラインナップ強化によるブランド露出最⼤化
その他カップ飲料等を含む提案⼒活⽤の売場作り
+48% フレッシュモッツァレラ
+28% モウ
・ ビヒダスヨーグルト
「ビフィズス菌」による差別化。その他機能性ヨーグルトシリーズを含む⾯の拡⼤
+25% ピノ
・ 森永アロエヨーグルト
+20% パルム アロエステロールの機能による機能性表⽰⾷品発売を起点
独⾃の特⻑訴求によるフルーツヨーグルト市場での絶対的優位の確⽴
+19% パルテノ
+4% 森永アロエヨーグルト ・ パルテノ
カテゴリーNo.1ブランドとして、プレーンタイプを基軸とした新たな需要を創出
+20% ビヒダスヨーグルト
・ パルム
新たな機能価値を提案し、アイスバーNo.1ブランドとして国⺠的アイスに育成
・ ピノ
健康価値を加え、シニアを含めた幅広いユーザー開拓と販路拡⼤
+9% マウントレーニア
・ モウ
安定剤、乳化剤不使⽤をベースに、素材と製法へのこだわりの徹底訴求
19/3期実績 22/3期計画 ・ フレッシュモッツァレラ
100gタイプと⼀⼝タイプで料理レシピ提案による拡⼤。5割増への挑戦
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 19
テーマ② ビフィズス菌・独⾃シーズ(LF等)の展開加速
「ビフィズス菌=森永乳業」差別化戦略の徹底
利益150%へ ※19/3期⽐較
BtoC ウェルネス BtoB 海外
「森永北陸乳業・設備投資」
将来計画︓菌体供給能⼒4倍
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 20
テーマ③ 海外事業の育成
10年⽬標︓売上⾼構成⽐3倍へ
事業の中核として⾼い成⻑継続、強固な基盤確⽴
海外事業売上⾼成⻑率 207 ● 海外事業成⻑戦略
※2016/3期 = 100
・ 世界4極の販売拠点確⽴
- EU、北⽶、中国、東南アジアを拠点とした
BtoBビジネスの拡⼤
159 ・ ビフィズス菌、ラクトフェリンの拡⼤
- ラクトフェリン世界シェアNo.1
133 ⻑期的な収益源へ成⻑
121 - 菌体事業(ビフィズス菌)の展開強化
菌体事業のメジャープレイヤーへ
100 101 ・ ミライ社事業の更なる成⻑
・ 育児⽤ミルク拡⼤
- Morinaga Brand 世界シェアトップ10返り咲き
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 21
テーマ④ 次世代ヘルスケア事業の基盤構築
乳で培った技術を活かし、健康に貢献する商品提供
健康寿命の延伸に貢献
・ 健康課題に応える商品開発、適切に提供できる事業形態を創造
・ 健康寿命の延伸、Well Beingに貢献する次世代ヘルスケア事業の基盤づくり
・ 全世代に届ける栄養補助⾷品の開発とデジタル、ECチャネル構築
次世代ヘルスケア事業ロードマップ
20/3期 21/3期 22/3期 23/3期-25/3期
テストセールス 多⾓化戦略 事業モデル構築 新規事業拡⼤
販売チャネルでの 新商品の適切な テストから新健康事業 商品育成・ブランド化、
テスト販売と検証 チャネルでの発売 のモデル構築 顧客拡⼤
事業拡⼤
【⽬標売上⾼100億円】
商品・チャネル整備
新商品の提供
ユーザー実態把握
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 22
事業成⻑・合理化の取り組み︓収益改善の推進
● 更なるプロダクトミックス改善
・ 創造的価値商品の提供
- 付加価値の⾼い商品構成による、プロダクトミックスの改善
- SKU削減は、全体のSKU数を考慮しながら、個別対応
● 販促、マーケティング効率化
・ 費⽤投下の最適配分、価値最⼤化
- 基幹ブランド、育成商品に集中した費⽤投下
- 4事業間での協働マーケティング戦略
● あらゆるローコストオペレーションの継続
・ グループ全体効率の追求
- 製造・調達・物流・間接部⾨コスト等の継続したローコストオペレーション実施
前中計に引き続き、
事業成⻑・合理化の取り組みを継続実⾏
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 23
事業成⻑・合理化の取り組み︓⽜乳事業の損益改善
● 直近10年の取り組み
・ 市乳⼯場統廃合 ・ ナショナルブランド(NB)へのシフト
22 2009年 2018年
⼯場数 2/3
14
NB
NB
NB⽐率
2009年 2021年 50%未満 →70%
・ 差別化商品の開発と展開による採算性向上
- まきばの空、PREMiL等での市場開拓
・ コスト上昇に対する価格改定の徹底
- 乳価上昇に対応した価格改定。その他経費上昇の反映は今後の課題
● これからの⽅向性
・ ⾚字事業からの脱却への取り組み
- おいしい⽜乳ほか差別化商品の展開 新中計期間内に⾚字半減
- ⽣産体制の最適化・⼯場統廃合
6年後⿊字化⽬標
- 低採算商品の更なる⾒直し
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 24
⽅針Ⅱ ESG重視経営の実践(重要取組課題)
7つの重要取組課題策定
全重要取組課題にKPIを設定し、達成を⽬指す
コーポレート・
健康・栄養 ⼈権 次世代育成
Health and
ガバナンス
Nurturing the
Nutrition Human Rights Next Generation Corporate
Governance
環境 供給 ⼈財育成
The Environment Human Resource
Supply Chains
Development
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 25
⽅針Ⅱ ESG重視経営の実践(テーマ)
◆ 健康・栄養 「かがやく”笑顔”」を実現する機能性とおいしさを兼ね備えた商品を
開発・販売し、健康・栄養をお届けします。
● 全世代に向けた健康・栄養の提供
・ 健康寿命延伸に対する貢献
- 栄養機能性素材(ビフィズス菌、ペプチド、たんぱく質、ラクトフェリン等)の研究・開発および
商品・サービスの提供と情報発信
・ 乳幼児の健やかな成⻑への貢献
- ⾼品質な育児⽤ミルクおよび育児⽤商品での乳幼児の栄養改善に貢献
- 低出⽣体重児への貢献、先天性代謝異常児への貢献
◆ 環境 省エネルギー、廃棄物削減に取り組みながら安全・安⼼な商品を製造し、
サステナブルな社会づくりに貢献します。
・ ⽣産部⾨を中⼼としていた環境活動を、連結対象の全社・全部⾨に拡⼤
・ 原料調達から廃棄までサプライチェーン全体の環境負荷を考慮
・ ⽣産活動における環境負荷の更なる削減
・ 環境に配慮した容器包装の使⽤促進
◆ ⼈権 ⼈権に配慮した事業活動を⾏い、多様性を尊重し、あらゆる⼈々が能⼒を
充分に発揮できる環境をつくります。
・ NPO・NGO、有識者などとの対話による、⼈権課題の特定と対策
・ ⼈権侵害事案の把握
・ ⾃社経営に影響を及ぼす原材料ならびに納⼊先の特定
・ 当社グループ(協⼒会社含む)の外国⼈労働者への対応
・ ダイバーシティ&インクルージョンの推進
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 26
⽅針Ⅱ ESG重視経営の実践(テーマ)
◆ 供給 安全・安⼼を重視した原材料調達と製造を経て、⾼品質な商品を安定的にお届けします。
・ 原料リスクに応じた効率的なサプライヤーマネジメント
・ 安全かつ⾼品質な商品提供のための体制づくり
・ 環境・⼈権リスクに対するマネジメント体制強化による、安定供給
◆ 次世代育成 サステナブルな社会づくりに貢献する⼦どもたちの健やかな成⻑を応援します。
・ 健康で豊かな⽣活の基礎⼒を獲得するための⾷⽂化や栄養を学ぶ場の提供
・ ⾃然の恵みと、それを活かす技術・研究を学ぶ場の提供
◆ ⼈財育成 「かがやく”笑顔”」を実現する⼈財の育成に⼒を⼊れていきます。
・ ダイバーシティ推進による、社員⼀⼈ひとりの⾃律的な成⻑促進
・ グローバルなビジネス環境で活躍できる⼈財を育成
・ フィジカルとメンタル⾯へのアプローチを通じた、従業員の健康確保
◆ コーポレート・ガバナンス 持続的な成⻑と企業価値の向上の実現に向けて実効性の⾼い
ガバナンス体制の整備および充実に継続的に取り組みます。
・ 取締役会における、多様な価値観に基づいた、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定
・ マネジメント体制の強化
取組課題ごとにKPI設定
ステークホルダーコミュニケーションを交えながらPDCA実⾏
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 27
⽅針Ⅱ ESG重視経営の実践(主要KPI)
重要取組課題 考え⽅と活動の⽅向性 主要KPI
健康・栄養 健康寿命延伸に対する貢献 栄養機能性素材を取り⼊れた商品の市場投⼊
ビフィズス菌(M-16V)の提供 。国内外で120以上の施設での提
健康・栄養 乳幼児の健やかな成⻑への貢献
供継続
⽣産部⾨を中⼼としていた環境活動を、連結対象全社・全部⾨に ISO14001認証事業所︓2030年までに連結対象の全事業所
環境
拡⼤ で取得
容器包装リサイクル法対象プラスチック容器包装の重量︓2013
環境 環境に配慮した容器包装の使⽤促進
年⽐10%減
⼈権 ⾃社経営に影響を及ぼす原材料ならびに納⼊先の特定 重要サプライヤーのリスト化
⼈権 当社グループ(協⼒会社含む)の外国⼈従業員への対応 当社グループの外国⼈従業員の労働環境整備
原料リスク等によりサプライヤーの管理レベルを評価する仕組みの
供給 原料リスクに応じた効率的なサプライヤーマネジメント
強化
供給 安全かつ⾼品質な商品提供のための体制づくり FSSC22000を2020年度中に当社グループ全29⼯場で取得
健康で豊かな⽣活の基礎⼒を獲得するための⾷⽂化や栄養を学ぶ
次世代育成 2019年から3年間の延べ参加者数︓30万⼈
場の提供、⾃然の恵みとそれを活かす技術・研究を学ぶ場の提供
エンゼル110番での継続的な育児相談の実施。2020年度で延
次世代育成 次世代を育成する環境の整備
べ100万⼈の相談を受け付け
⼈財育成 グローバルなビジネス環境で活躍できる⼈財を育成 グローバル⼈財育成プログラムの推進
⼥性リーダー研修、仕事と⼦育て両⽴を促す研修、プレマネジメン
⼈財育成 ダイバーシティ推進による、社員⼀⼈ひとりの⾃律的な成⻑促進
ト研修の継続的な実施と、若⼿社員の⼈財部による⾯談実施
取締役会における、多様な価値観に基づいた、透明・公正かつ迅 取締役会評価における評価点およびコメントの内容(取締役会
コーポレート・ガバナンス
速・果断な意思決定 の多様性、審議内容)
各種定例委員会(⼈事報酬委員会、内部統制委員会、CSR
コーポレート・ガバナンス マネジメント体制の強化
委員会)の充実
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 28
⽅針Ⅲ 経営基盤の更なる強化
⻑期ビジョン、経営⽅針と連動した
取り組みによる経営基盤強化
1. コーポレートブランド コーポレートコミュニケーションテーマ
Corporate Brand ”⼼と⾝体の健康で⼈⽣に寄り添う”の実現
2. ⼈員・⼈財育成 加速する労働⼈⼝減少への対応
Human Resource Development グループ管理コントロールレベルの向上
3. 設備投資 菌体⼯場の新設、ラクトフェリン⽣産能⼒増
Capital Investment 近畿・東京⼯場⽣産中⽌後の効率化、合理化投資
4. 研究開発 重点分野研究開発の推進と最適資源配分、開発⼒強化
Research & Development 外部環境変化対応の研究課題明確化
5. 資⾦・有利⼦負債 将来の⼤型投資案件(設備投資、M&A)を⾒据えた
Capital, Interest-bearing debt 資⾦余⼒の確保、資産売却、DER0.5以下
6. 資本政策 3年間で1,000億円の営業CF創出
Capital Policy 「成⻑投資」「財務安定性」「株主還元」へ配分
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 29
⽅針Ⅲ 経営基盤の更なる強化
1. コーポレートブランド
・ マルチブランド戦略からコーポレートブランド強化戦略へ
「森永乳業らしさ」を出した取り組み、各機能への資源配分
2. ⼈員・⼈財育成
・ ⼈財の確保
キャリア採⽤、リターンジョブ制度、外国⼈労働者の受⼊など幅広い採⽤の実現
⾼齢者や育児休業からの復職者が働きやすい環境づくり、活躍の場の整備
・ グループ全体での最適な⼈員配置と抑制
AI、IoTの活⽤、⼯場の省⼈・ロボット化、業務の⾒直し・アウトソーシング、
IT改⾰等合理化
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 30
⽅針Ⅲ 経営基盤の更なる強化
3. 設備投資
・ 成⻑分野への積極投資
菌体製造ラインの増強︓森永北陸乳業(⇒スライド42)
パウチ容器の新設︓東北森永乳業
・ 国内⽣産体制の⾒直し継続
前中計時に決定した近畿⼯場・東京⼯場⽣産中⽌後も
⼀時的コストアップが2期続くが
国内⽣産体制最適化を⽬指し、⼯場の統廃合を検討 21/3期より固定費の減少
営業利益影響累計額 19/3期 20/3期計画 21/3期計画 22/3期計画 製造の効率化等
(18/3期⽐較︓億円) △3 △13 +10 +25 ⼤きな合理化効果を織り込む
4. 研究開発
・ 重点分野の研究開発推進、最適資源配分
全世代に向けた健康・栄養研究の推進、社会課題への挑戦
ビフィズス菌、「腸内フローラ」、「脳腸相関」研究の推進
・ 研究開発を通じた「かがやく”笑顔”」の実現
おいしさと楽しさの更なる追求
研究⼈財の育成と継承
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 31
⽅針Ⅲ 経営基盤の更なる強化
5. 資⾦・有利⼦負債
・ 本社ビル資産価値最⼤化、遊休資産売却促進による資産効率の改善
森永プラザビルの持分(信託受益権)50.1%売却(2019年4⽉11⽇適時開⽰)
→特別利益70億円増(20/3期)
・ 有利⼦負債返済、資⾦余⼒の確保
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期計画 22/3期計画
有利⼦負債(億円) 882 886 1,055 1,000 900
DER(倍) 0.62 0.56 0.63 0.54 0.42
6. 資本政策
• 成⻑投資︓約500億円
成⻑投資 • 経常設備投資︓約130億円/期
営業CF 財務安定性
• DER0.5以下維持
1,000億円 • 有利⼦負債900億円以下
• 上記「成⻑投資」「財務安定性」の基盤確保
株主還元 • 配当性向20%⽬安。19/3期、20/3期連続増配
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 32
事業分野別売上⾼・営業利益
(単位︓億円)
20/3期 22/3期 19/3差 19/3差
売上⾼ 19/3期
(予想) (計画) 増減額 増減率
BtoC事業* 3,038 3,100 3,330 +292 +9.6%
ウェルネス事業* 560 565 610 +50 +8.9%
BtoB事業 969 975 1,010 +41 +4.2%
海外事業 289 345 450 +161 +55.5%
その他・消去 979 945 900 △79 △8.1%
合 計 5,836 5,930 6,300 +464 +8.0%
20/3期 22/3期 19/3差 19/3差
営業利益 19/3期
(予想) (計画) 増減額 増減率
BtoC事業* 104 110 152 +48 +46.4%
ウェルネス事業* 32 30 42 +10 +30.8%
BtoB事業 58 61 71 +13 +21.5%
海外事業 16 19 35 +19 +124.1%
その他・消去 13 10 0 △13 --.-%
合 計 223 230 300 +77 +34.3%
* BtoC事業、ウェルネス事業(旧健康・栄養事業)間の対象商品移管のため、19/3期の数値を移管後のものに調整
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 33
BtoC事業分野別販売計画(単体)
(単位︓億円)
22/3期
19/3期 増収率
(計画)
ビバレッジ* 672 700 +4%
ヨーグルト 510 650 +27%
アイスクリーム 452 520 +15%
チーズ 333 350 +5%
⽜乳 529 520 △2%
デザート 110 110 ±0%
市乳(宅配など) 214 230 +8%
基幹ブランド計* 1,206 1,420 +18%
* ビバレッジ︓チルドカップ飲料、チルド紅茶含む飲料全般
* 基幹ブランド計︓マウントレーニア、ビヒダスヨーグルト、森永アロエヨーグルト、パルテノ、パルム、ピノ、モウ、フレッシュモッツァレラ、計8ブランド合計
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 34
営業利益増減要因
売上単価、売上数量増
プロダクトミックス(PM)改善
新規事業 など
19/3期 223億円
事業成⻑ +215
合理化 製造経費等 各種合理化 +47
コストアップ △185
22/3期 300億円 成⻑投資(研究開発、販売促進費等)
オペレーションコスト増
原料価格上昇
製造固定費(償却費)増 など
(億円)
100 200 300 400 500
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 35
3.2020年3⽉期業績⾒通し
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 36
2020年3⽉期業績⾒通し
(単位︓億円)
2019/3 2020/3 対前年 対前年 2019/3 2020/3 対前年 対前年
通期 通期 増減額 増減率 2Q 2Q 増減額 増減率
売上⾼ 5,836 5,930 +94 +1.6% 3,114 3,160 +46 +1.5%
営業利益 223 230 +7 +3.0% 148 155 +7 +4.5%
経常利益 232 237 +5 +2.3% 156 161 +5 +3.0%
親会社株主に帰属する
当期純利益 140 195 +55 +39.1% 96 103 +7 +7.2%
売上⾼
営業利益率
3.8% 3.9%
ROE 8.6% 11.1%
(当期純利益/⾃⼰資本)
・ 新中計初年度。中計⽅針に沿って取り組み、増収・増益を計画
・ 固定資産(信託受益権)譲渡により、第3四半期に特別利益70億円発⽣⾒込み
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 37
2020年3⽉期重点取り組み
中計初年度︓中計基本⽅針に沿った最重点テーマに取り組む
テーマ① <基幹ブランドの更なる強化> BtoC
前中計からの課題「主⼒商品の維持・拡⼤」に取り組む
・ 「マウントレーニア」
ミルク&エスプレッソの価値強化。
幅広い需要への対応、季節変動に左右されない商品展開
・ 「フレッシュモッツァレラ」
ひとくちタイプ好調。プロモーション強化によるブランド価値向上
カテゴリー、ブランド横断の商品展開
・ アイスクリーム、「ピノ」「パルム」「モウ」「蜜と雪」、デザート「低糖質プリン」
宇治抹茶フレーバーをブランド横断で展開。
統⼀感を出し、売り場での存在感を演出
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 38
2020年3⽉期重点取り組み
中計初年度︓中計基本⽅針に沿った最重点テーマに取り組む
テーマ② <ビフィズス菌・独⾃シーズの展開加速> BtoC
⼤腸まで届く、当社独⾃の「ビフィズス菌BB536」の価値訴求 ウェルネス
・ 「ビフィズス菌のちから」
ビフィズス菌がつくり出す「短鎖脂肪酸」が⼤腸の腸内環境を整える。 BtoB
「ビヒダスヨーグルト」群の新たな市場を創出
海外
・ 事業横断のビフィズス菌訴求と連動した
「BB536」、「B-3」サプリメントの展開
・ BtoB事業、海外事業でのビフィズス菌展開(サプリメント、育児⽤ミルク)
機能性ヨーグルトの拡⼤
・ 「トリプルヨーグルト」
ヨーグルト初の1つの商品で3つの機能を表⽰した機能性表⽰⾷品としてリニューアル
・ 「森永アロエヨーグルト」
アロエステロールの機能による機能性表⽰⾷品発売予定
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 39
2020年3⽉期重点取り組み
中計初年度︓中計基本⽅針に沿った最重点テーマに取り組む
テーマ③ <海外事業の育成> 海外
・ ミライ社事業の安定⿊字化 先期⼤きく回復。今期も利益増継続⾒込み
・ 粉ミルク、菌体BtoBの拡⼤
・ 海外売上⾼⽐率10年後15%に向け、
⼈員増強、経営資源の投⼊
テーマ④ <次世代ヘルスケア事業の基盤構築> ウェルネス
・ 堅調な「ミルク⽣活」の継続的な育成
・ 少⼦⾼齢化のなか新たな需要を喚起
「やさいジュレ」「うるジュレ」森永ジュレシリーズのラインアップ強化
・ 育児⽤ミルクや流動⾷で培った技術・アプリケーションを応⽤した
商品の開発
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 40
2020年3⽉期重点取り組み
中計初年度︓あらゆるコストアップのなか、真価が問われる重要な年
状況 <乳価、原材料価格、⼈件費、輸送費などのコスト上昇>
・ 乳価、原材料価格の上昇
飲⽤向けほか乳価上昇(△15億円)、エネルギー含む原材料価格上昇(△34億円)
・ 近畿⼯場・東京⼯場⽣産中⽌に伴う⼀時的な費⽤増(△10億円)
2020年3⽉︓近畿⼯場⽣産中⽌ 2021年3⽉︓東京⼯場⽣産中⽌
22/3期に25億円効率化(18/3期⽐)予定も、他⼯場への移管などにより今期はコスト増
・ ⼈件費、輸送費の上昇
対応 <価格改定、効率化の徹底>
・ 価格改定の実施、浸透
3⽉︓アイスクリーム(改定率7.1〜12.5%)、4⽉︓⽜乳、ヨーグルトなど(改定率3.0〜8.3%)
・ ローコストオペレーションの徹底
歩留り改善などによる合理化効果(+13億円)
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 41
2020年3⽉期重点取り組み
中計初年度︓将来への布⽯、経営基盤の更なる強化に向けた⼟台づくり
設備投資 <成⻑分野への経営資源の投⼊>
・ 森永北陸乳業福井⼯場 菌体製造ライン増設
投資⾦額︓約21億円
稼働時期︓2020年秋(予定)
製造能⼒︓19/3期⽐ 約2倍、150t(森永乳業全体の⽣産能⼒)
→将来的には⽣産能⼒4倍へ
需要旺盛な菌体。BtoB、海外でのシェア拡⼤。BtoCでの展開
<菌体BtoB市場シェア> 出所︓当社推計 森永北陸乳業株式会社 福井⼯場
(%) 【国内】 【海外】
50 (⽇本除くプロバイオティクス市場)
41% → 47% (%)
10 5% → 7%
40 菌体 国内+海外販売⽬標
5
22/3期 売上⾼1.8倍(19/3期⽐)
30 0
19/3期 22/3期 19/3期 22/3期
・ 利根⼯場新棟稼働(下期以降を予定)
機能性ヨーグルトほか最適な⽣産体制を構築
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 42
事業分野別売上⾼、営業利益計画
(単位︓億円)
売上⾼ 営業利益(営業利益率)
2Q 通期 2Q 通期
2020/3期
対前年 対前年 対前年 対前年
売上⾼ 売上⾼ 営業利益 営業利益
増減率 増減率 増減額 増減額
BtoC事業* 1,678 +2.0% 3,100 +2.1%
94
+5 110 +6
(5.6%) (3.5%)
ウェルネス事業* 276 +1.5% 565 +0.9%
16
△1 30 △2
(5.8%) (5.3%)
BtoB事業 490 +0.6% 975 +0.6%
32
+2 61 +3
(6.5%) (6.3%)
海外事業 166 +13.2% 345 +19.2%
7
+1 19 +3
(4.2%) (5.5%)
その他・消去 550 △2.4% 945 △3.5%
6
±0 10 △3
(1.1%) (1.1%)
合計 3,160 +1.5% 5,930 +1.6%
155
+7 230 +7
(4.9%) (3.9%)
* BtoC事業、ウェルネス事業(旧健康・栄養事業)間の対象商品移管のため、対前年増減率・増減額を移管後のものに調整
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 43
BtoC事業商品分野別販売計画(単体)
(単位︓億円)
2Q 通期
2020/3期
売上⾼ 対前年増減率 売上⾼ 対前年増減率
ビバレッジ* 375 +1% 677 +1%
ヨーグルト 290 +8% 550 +8%
アイスクリーム 300 +4% 473 +5%
チーズ 170 +4% 342 +3%
⽜乳 290 +3% 545 +3%
デザート 45 △28% 88 △20%
市乳(宅配など) 110 +2% 219 +2%
基幹ブランド計* 712 +6% 1,270 +5%
* ビバレッジ︓チルドカップ飲料、チルド紅茶含む飲料全般
* 基幹ブランド計︓マウントレーニア、ビヒダスヨーグルト、森永アロエヨーグルト、パルテノ、パルム、ピノ、モウ、フレッシュモッツァレラ、計8ブランド合計
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 44
営業利益増減⾒通し
売上単価差 +60
売上数量 +9
プロダクトミックス(PM) +30
19/3期 223億円
事業成⻑ +99
合理化 +13
コストアップ △105
20/3期 230億円 オペレーションコスト △40
販売促進費 △11
原料価格 △49(原料乳△15、原材料△34)
製造固定費(償却費) △5 (億円)
150 250 350
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 45
株主還元
配当⾦
・ 配当性向20%を⽬安とした株主還元
・ 3年間で1,000億円の営業CF創出
「成⻑投資」、「財務安定性」の基盤を確保し、「株主還元」へ配分
2019年3⽉期︓50円→55円(5円増配)
2020年3⽉期︓55円→60円(5円増配 予想)
5円増配
5円増配 (予想)
80 5円増配 40.0
10円増配
70
60
60 55 30.0
50
50 45
40 35 20.0
30 19.4 20.2* 20%⽬安
16.4 16.9 15.7
20 10.0
16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
(予想) 22/3期
(計画)
1株当たり配当⾦(左軸︓円) 配当性向(右軸︓%)
* 20/3期の配当性向は、連結⼦会社の信託受益権譲渡影響を控除した数値。影響を控除しない場合は15.2%
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 46
Copyright©Morinaga Milk Industry Co.,Ltd.All Rights Reserved. 47