2264 森永乳 2020-11-12 14:00:00
2021年3月期第2四半期決算説明会 [pdf]
2021年3⽉期
第2四半期決算説明会
1.2021年3⽉期第2四半期決算概要
2.2021年3⽉期業績⾒通し
2020年11⽉12⽇
はじめに 新型コロナウイルス感染症の拡⼤を受けて
緊急事態宣⾔下においての対応
全従業員の安全確保を最優先としながら、⽣活必需品を製造
する企業としての社会的責任を果たすべく、商品の供給を継続
感染予防の 製造体制の 原料確保の
徹底 堅持 連携強化
需要変化への ⽣乳余剰への リモート
対応 対応 ワーク推進
ウィズコロナ、アフターコロナを⾒据え
「感染予防対策」と「社会経済活動」の両⽴を図り、
「ニューノーマルの時代」に向け改⾰を実⾏
ライフスタイルの変化を⾒極める。⽣活者のQOL(クオリティ オブ ライフ)向上
「⾷のおいしさ・楽しさ」と「健康・栄養」の融合。当社ならではの価値提供
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はじめに 新型コロナウイルス感染症の拡⼤を受けて
第2四半期までの状況
(単位︓⼈)
新型コロナウイルス感染症陽性者数の推移
出所:厚⽣労働省ウェブサイト
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html
1Q 2Q 下期
巣ごもり・ 落ち着き
ヨーグルト、アイス、チーズ、⽜乳伸⻑ ヨーグルト、チーズ好調継続
家庭内需要増
機能性ヨーグルト拡⼤
健康需要増
菌体・ラクトフェリンなどの機能性素材への世界的な関⼼の⾼まり
外⾷・ホテル・観光・ 業務⽤乳製品の⼤幅減
約2割減 影響継続
⼟産需要減 約3割減
オフィス・
「マウントレーニア」、市乳減 マイナス影響縮⼩
施設需要減
海外事業 育児⽤ミルクなど︓⼀部に在庫積み増しの動き 平準化
経費節減 販促費、経費抑制 活動再開
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1.2021年3⽉期第2四半期決算概要
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2021年3⽉期第2四半期決算概要
サマリー︓減収も営業利益最⾼益
売上⾼︓3,053億円(前年⽐△2.4%、計画⽐△0.5%)
営業利益︓169億円(前年差+10億円、計画差+11億円)
売上⾼
• 新型コロナウイルス感染症拡⼤の影響などを受け、業務⽤乳製品が減収、
オフィス需要が減少
• ⼀⽅で、ヨーグルト、チーズなど家庭内需要の増加、機能性素材の伸⻑
• 海外事業は増収(⼀部に在庫積み増しの動き)
• アイスクリームなどに夏季の天候不順影響
営業利益
• 売上減、償却費増加等のマイナス要因に対し、
• プロダクトミックス改善、コストコントロールで増益
新型コロナ影響
• 売上⾼:約120億円減(BtoB事業)、営業利益︓約15億円減
概ね想定の範囲内のマイナス影響
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2021年3⽉期第2四半期業績
(単位︓億円)
2020/3期 2021/3期 2021/3期 対前年 対前年 対計画 対計画
上期 上期計画 上期 増減額 増減率 増減額 増減率
売上⾼ 3,128 3,070 3,053 △75 △2.4% △17 △0.5%
営業利益 160 158 169 +10 +6.1% +11 +7.2%
経常利益 161 160 178 +17 +10.6% +18 +11.4%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 101 101 117 +16 +15.8% +16 +15.4%
売上⾼
営業利益率
5.1% 5.1% 5.5%
ROA 3.7% - 3.8%
営業利益/総資産
ROE 5.9% - 6.3%
四半期純利益/⾃⼰資本
• 減収増益
主に新型コロナウイルス感染症拡⼤の影響により減収となるも、PM改善、コストの⾒直し
等により増益
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事業分野別売上⾼、営業利益実績
(単位︓億円)
売上⾼ 営業利益(営業利益率)
2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期
対前年増減率 対前年増減額
上期 上期 上期 上期
BtoC事業 1,629 1,648 +1.1% 97 111 +14
(6.0%) (6.8%)
ウェルネス事業 275 272 △0.8% 22 17 △5
(8.1%) (6.4%)
BtoB事業 501 370 △26.1% 30 10 △20
(6.1%) (2.7%)
海外事業 156 193 +23.5% 10 27 +17
(6.3%) (14.1%)
その他・消去 567 570 +0.6% 0 3 +3
(-.-%) (0.6%)
合計 3,128 3,053 △2.4% 160 169 +10
(5.1%) (5.5%)
• BtoC事業︓オフィス需要減少も、家庭内需要増加。PM改善、販促費・経費抑制
• ウェルネス事業︓育児⽤ミルクなどが減少。「ミルク⽣活」は好調。EC・通販事業拡⼤へ費⽤投下
• BtoB事業︓機能性素材の需要増も、外⾷・観光業など業務⽤乳製品需要の減少
• 海外事業︓ミライ社堅調。育児⽤ミルクや機能性素材の輸出増(⼀部に在庫積み増しの動き)
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BtoC事業商品分野別販売実績(単体)
(単位︓億円)
2020/3期 上期 2021/3期 上期 対前年増減率
ビバレッジ* 320 293 △8%
ヨーグルト 271 302 +11%
アイスクリーム 282 286 +1%
チーズ 164 181 +11%
⽜乳* 324 312 △4%
デザート 46 46 ±0%
市乳(宅配など) 109 102 △6%
基幹ブランド計** 670 686 +2%
• ヨーグルト、チーズ︓健康需要、家庭内需要の増加による増収
• アイスクリーム︓家庭内需要増加の⼀⽅で、7⽉の天候不順の影響を受け微増収
• ビバレッジ︓「マウントレーニア」などオフィス需要、⾏楽地需要減
• 市乳︓学乳・施設向け需要減。2Qは回復傾向
*21/3期より、ビバレッジ、⽜乳間の対象商品を移管。前年実績、対前年増減率を移管後のものに調整
**基幹ブランド計︓マウントレーニア、ビヒダスヨーグルト、森永アロエヨーグルト、パルテノ、パルム、ピノ、モウ、フレッシュモッツァレラ、計8ブランド合計
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営業利益増減要因
売上単価差 +3 <±0>
売上数量 △19 <△4>
< >内は計画との差 プロダクトミックス(PM) +28 <△4>
20/3期 2Q 160億円
事業成⻑ オペレーションコスト +7 <+1>
販売促進費効率 +6 <+6>
+12 <△8>
合理化 オペレーションコスト △7 <+10> +13
原料価格 +6 <+4> <+7>
(原料乳±0<±0>、原材料+6<+4>)
製造固定費(償却費) △12 <±0>
コストアップ 不動産事業 △2 <△1> △15
<+13>
21/3期 2Q 169億円 <+11>
(億円)
100 150 200
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2.2021年3⽉期業績⾒通し
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2021年3⽉期業績⾒通し︓下期⽅針
上期から下期への環境変化
新型コロナウイルス感染症の影響が継続、厳しい環境
通期計画︓下期のコロナ影響を織り込む(売上⾼のみ下⽅修正)
巣ごもり・家庭内需要の落ち着き
業務⽤乳製品需要は回復傾向も、コロナ影響は続く⾒通し
海外事業︓上期在庫積み増しの反動、平準化
下期コロナ影響︓売上⾼約70億円減(BtoB事業)、営業利益約10億円減
下期⽅針
⾜元の対策、中⻑期的な取り組みの両⾯を実施
1.⾜元の対策︓コロナ影響、環境変化に応じた最適な取り組みを実⾏
21/3期 営業利益260億円の達成
2.中⻑期的な取り組み︓健康志向は引き続き。
「ニューノーマルの時代」に向け、事業横断による取り組みを加速
企業価値向上と持続的成⻑。10年後のあるべき姿へ
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2021年3⽉期業績⾒通し
(単位︓億円)
2020/3 2021/3 対前年 対前年 当初 2020/3 2021/3 対前年 対前年 下期当初
通期 通期計画* 増減額 増減率 計画差 下期 下期計画* 増減額 増減率 計画差
売上⾼ 5,909 5,800 △109 △1.8% △110 2,781 2,747 △34 △1.2% △93
営業利益 254 260 +6 +2.5% ±0 94 91 △3 △3.6% △11
経常利益 259 265 +6 +2.4% ±0 97 87 △11 △11.0% △18
親会社株主に
帰属する 187 148 △39 △20.7% ±0 86 31 △55 △63.4% △16
当期純利益
売上⾼
営業利益率
4.3% 4.5%
ROE
(当期純利益/⾃⼰資本)
10.7% 7.9%
• 通期売上⾼計画を修正(5,910億円 → 5,800億円)
• 新型コロナウイルス感染症の影響
下期 売上⾼︓約70億円減(BtoB事業)、営業利益約10億円減
*計画は、2021年3⽉期第2四半期決算発表時に修正の計画
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事業分野別売上⾼、営業利益計画
(単位︓億円)
売上⾼ 営業利益(営業利益率)
下期 通期 下期 通期
2021/3期
対前年 対前年 対前年 対前年
売上⾼ 売上⾼ 営業利益 営業利益
増減率 増減率 増減額 増減額
BtoC事業 1,440 +0.9% 3,088 +1.0%
36
+7 147 +21
(2.5%) (4.8.%)
ウェルネス事業 278 △1.6% 550 △1.2%
16
△4 33 △8
(5.8%) (6.1%)
BtoB事業 414 △11.1% 784 △18.9%
9
△14 19 △34
(2.2%) (2.4%)
海外事業 182 +14.5% 375 +19.0%
25
+7 52 +24
(13.7%) (13.9%)
その他・消去 433 △3.0% 1,003 △1.0%
5
±0 8 +4
(1.1%) (0.8%)
合計 2,747 △1.2% 5,800 △1.8%
91
△3 260 +6
(3.3%) (4.5%)
*計画は、2021年3⽉期第2四半期決算発表時に修正の計画
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BtoC事業商品分野別販売計画(単体)
(単位︓億円)
下期 通期
2021/3期
売上⾼ 対前年増減率 売上⾼ 対前年増減率
ビバレッジ* 256 △2% 549 △5%
ヨーグルト 297 +12% 599 +12%
アイスクリーム 175 +6% 461 +3%
チーズ 173 +6% 354 +8%
⽜乳* 278 △5% 590 △5%
デザート 41 △4% 87 △2%
市乳(宅配など) 107 +1% 209 △3%
基幹ブランド計** 559 +4% 1,245 +3%
*21/3期より、ビバレッジ、⽜乳間の対象商品を移管。対前年増減率を移管後のものに調整
**基幹ブランド計︓マウントレーニア、ビヒダスヨーグルト、森永アロエヨーグルト、パルテノ、パルム、ピノ、モウ、フレッシュモッツァレラ、計8ブランド合計
***計画は、2021年3⽉期第2四半期決算発表時に修正の計画
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営業利益増減⾒通し
< >内は当初計画との差 売上単価差 +6 <±0>
売上数量 △29 <△28>
プロダクトミックス(PM) +51 <±0>
20/3期 254億円
事業成⻑ オペレーションコスト +15 <±0>
販売促進費効率 +6 <+8>
+28 <△28>
合理化 オペレーションコスト △24 <+13> +21
原料価格 +7 <+9> <+8>
(原料乳±0<±0>、原材料+7<+9>)
コストアップ 製造固定費(償却費) △22 <±0>
不動産事業 △3 <△1>
△42
<+21>
21/3期 260億円 <±0>
(億円)
150 200 250 300
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⾜元の対策 〜事業ごとの取り組み〜
環境の変化に応じた最適な対応
• 健康需要・家庭内需要の変化、オフィス需要の変化に柔軟に対応
• 基幹ブランド中⼼にヨーグルト、チーズ、アイスクリームなどを拡⼤、PM改善
BtoC事業 • 機能性ヨーグルトの拡⼤、PM改善
• ⽜乳事業の利益改善。引き続き計画達成に向け推進
• 健康、免疫への関⼼の⾼まりを背景に「ミルク⽣活」、サプリメントなどを拡⼤
ウェルネス事業 • 介護⾷品需要は堅調。⼦会社クリニコによる安定的成⻑
• 外⾷産業、ホテル、観光業、お⼟産向け需要へのマイナス影響に対し、
BtoB事業 チャネルごとの状況を⾒極め、最適な商品提案、リソースの投下を実施
• 菌体、機能性素材のニーズ増加に対応
• 育児⽤ミルク、菌体など︓上期の在庫積み増しから下期平準化を想定も、
海外事業 中⻑期的な育児⽤ミルクの需要、機能性素材への関⼼の⾼まりは継続
• ミライ社︓品質向上、市場成⻑による安定的な拡⼤
• 販促費のコントロール、経費の抑制
(共通) • 東京⼯場⽣産中⽌(21年3⽉)
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⾜元の対策 〜基幹ブランド〜
当社の基盤を⽀える8つのブランド
(億円)
21/3期 21/3期 21/3期
前年⽐ 前年差 前年⽐ 前年差 前年⽐ 前年差
上期 下期計画 通期計画
基幹ブランド計 686 +2% +16 559 +4% +23 1,245 +3% +39
ブランド名 上期 下期* 取り組みの⽅向性
マウントレーニア △ ⤴ オフィス需要減の影響に対し、量販注⼒、話題性のある商品展開、カップ飲料全体の拡⼤
ビヒダス ◎ → 「便通改善」は順調に拡⼤。健康需要増を背景にB菌訴求強化、プレーン、4P含め拡⼤
アロエヨーグルト ○ → 機能性表⽰⾷品「アロエの⼒」パッケージリニューアル。商品機能を分かりやすく
パルテノ ○ ⤴ 上期は前年回復。コロナを受けてたんぱく需要⾼まる。「おいしさ」と「健康価値」訴求継続
PARM ○ → 今期よりSKU追加。家庭内需要増にも対応。好奇⼼を刺激し再購⼊・トライアル促進
ピノ ○ → 話題化を狙った商品展開、プロモーション、デジタル施策の活⽤を継続
MOW △ ⤴ 素材のおいしさを訴求。9⽉、プレミアムタイプ「MOW PRIME」を発売、育成へ
フレッシュモッツァレラ ◎ → 引き続き堅調。料理⽤途提案を強化し家庭内需要増に対応
*下期の⽮印は上期からの変化を⽰す
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中⻑期的な取り組み 〜将来を⾒据えた事業・商品展開〜
将来を⾒据えた事業・商品展開
基幹ブランドに次ぐ育成商品の拡⼤
拡⼤する健康志向に応える「健康・栄養」商品展開の加速
NEW︕
順調に拡⼤する機能性ヨーグルト
• 「トリプルヨーグルト 砂糖不使⽤」の投⼊。
ラインアップ増加による⾯の拡⼤
BtoBとの両⽴。菌体・独⾃シーズの⾃社BtoC展開加速
• 「シールド乳酸菌®」の飲料、ヨーグルト、サプリメント
企業間連携、カテゴリ・組織横断による商品展開
多様化する嗜好に向けて
• おいしくてヘルシー、
「マウントレーニア ソイラテ」の発売
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中⻑期的な取り組み 〜将来を⾒据えた事業・商品展開〜
将来を⾒据えた事業・商品展開
新しいコミュニケーションによるビフィズス菌・独⾃素材の情報発信
重要性の増すECチャネルへの注⼒
さまざまな⽅の体感を通じた独⾃素材の訴求
「ビフィズス菌トレ」
• トップアスリート・⻑友 佑都選⼿をサポート
• 取り組みの中で発⾒した有⽤な情報や知⾒を発信
「ミルク⽣活」
• 宇宙⽇本⾷に認定
• ISSに滞在する⽇本⼈宇宙⾶⾏⼠への提供を予定
⾼まる利便性ニーズに応える。ECチャネル先⾏商品の投⼊
• 6⽉︓常温保存可能「1⽇不⾜分の鉄分 のむヨーグルト」
• 9⽉︓睡眠の質を⾼める機能性表⽰⾷品
「夜つくるわたし ピンクグレープフルーツ⾵味」
• ECチャネル専⽤「ミルク⽣活お試し便」「シールド乳酸菌サプリ」
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中⻑期的な取り組み 〜菌体〜
森永北陸乳業 新棟・菌体設備稼働
菌体(ビフィズス菌、乳酸菌)
• 多くのエビデンスを持つ“ヒト常在ビフィズス菌” ビフィズス菌BB536 シールド乳酸菌®
• ビフィズス菌BB536︓世界30ヵ国以上での使⽤実績
• 殺菌体でも作⽤が認められるシールド乳酸菌®
⾃社BtoC、国内外BtoB展開
• 森永乳業商品への使⽤(ヨーグルト、サプリメント、「ミルク⽣活」 、etc)
• ビフィズス菌︓国内外で育児⽤ミルク、サプリメントなどの原料として販売
• シールド乳酸菌︓国内⾷品メーカー中⼼に、400社・1,000種類以上の商品に採⽤
健康意識の⾼まり・多様化、腸内フローラへの注⽬
プロバイオティクス市場の世界的伸⻑
新棟・菌体設備増強 投資額21億円 将来計画
製造能⼒
2020年 (グループ計) 約2倍、約150t 製造能⼒
11⽉
稼働
19/3期⽐ (グループ計) 約4倍、約300t
19/3期⽐
売上⾼ ビフィズス菌・乳酸菌関連商品売上⾼
22/3期 600億円以上
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中⻑期的な取り組み 〜ラクトフェリン〜
ミライ社ラクトフェリン増産投資
ラクトフェリン
• 様々な⽣理機能を⽰す多機能たんぱく質
• からだを中から強くする成分。特に初乳に多く含まれ、
乳児を守る重要な成分と考えられている
ドイツ⼦会社・ミライ社で製造
• 森永乳業商品への使⽤(ヨーグルト、国内・輸出育児⽤ミルク、etc)
• 育児⽤ミルク・サプリメントなどの原料としてグローバルメーカーへ販売。
最終製品として欧⽶・アジアなどに展開(海外事業)
健康価値を付与する素材として注⽬、需要の⾼まり
育児⽤ミルク、サプリメント市場の世界的伸⻑
ラクトフェリン製造能⼒増強 投資額15百万€(約18億円)
製造能⼒
2021年
20/3期⽐ 2倍以上、約170t ⽣産量
シェア
世界トップ継続*
4⽉ *Absolute Report社 2019データ
稼働予定
販売 ⾃社BtoC展開、国内外BtoB販売を加速
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中⻑期的な取り組み 〜ESG〜
ESGを重視した経営の実践
サステナブルな社会の実現に向け、中計基本⽅針のひとつ
「ESGを重視した経営の実践」に継続して取り組む
◆ 健康・栄養 健康寿命延伸への貢献
【モノ】 「ビヒダスヨーグルト 便通改善」
ヨーグルト業界初*1 、便秘気味の⽅の便通を改善する機能を表⽰
*1 Mintel GNPD内当社調べ(2019年10⽉)⽇本初 便秘気味の⽅の便通を改善する機能性表⽰⾷品のヨーグルト
【コト】 「健幸サポート栄養⼠」(当社管理栄養⼠)による
「対外オンラインセミナー」開催
ビフィズス菌や免疫についての情報発信
社内向け啓蒙活動の推進、健康経営の推進
明治安⽥⽣命(相)「おうちで健活LIVE vol.12」
◆ 環境 CO₂、プラスチック、⽔資源、⾷品廃棄物 「今⽇から始めよう⼤腸活①」ビフィズス菌で健康に︕
それぞれ使⽤量、排出量、全て中期⽬標達成ペースで進捗
TCFD提⾔への賛同に向けた社内プロジェクトスタート
◆ 次世代育成 環境変化に対応。オンラインの取り組みを拡⼤
⼩学校へのリモート形式での「オンライン出前授業」推進
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最後に 中計最終年度に向けて
中計最終年度に向けて
2022年3⽉期︓売上⾼6,300億円、営業利益300億円
営業利益300億円の考え
300億円
<連結営業利益> (⽬標) 基幹ブランド・育成商品の伸⻑
260億円
(計画) 変化する業務⽤乳製品市場へ
254億円 の対応、再成⻑
223億円
健康をサポートする⾼付加価値
商品・機能性素材の拡⼤、PM
改善
⼯場⽣産中⽌による合理化
19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 …etc
当中計期間
今期260億円を達成し、中計最終年度・22/3期営業利益
300億円に取り組む
中計、⻑期ビジョン実現に向けて、⾜元を確固たるものに
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