2220 亀田菓 2021-02-05 13:30:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月5日
上場会社名 亀田製菓株式会社 上場取引所 東
コード番号 2220 URL www.kamedaseika.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 COO (氏名)佐藤 勇
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 管理本部長 (氏名)小林 章 TEL 025-382-2111
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 77,230 0.7 3,817 1.5 4,626 2.7 3,325 2.4
2020年3月期第3四半期 76,717 3.4 3,763 5.2 4,505 △0.8 3,248 6.1
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 2,885百万円 (2.7%) 2020年3月期第3四半期 2,810百万円 (△12.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 157.74 -
2020年3月期第3四半期 154.08 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第3四半期 90,172 56,308 60.7 2,596.05
2020年3月期 85,825 53,902 61.6 2,508.48
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 54,735百万円 2020年3月期 52,889百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 15.00 - 37.00 52.00
2021年3月期 - 15.00 -
2021年3月期(予想) 38.00 53.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 106,000 2.1 6,000 3.2 7,200 4.2 4,800 7.5 227.66
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 2社 (社名)Singha Kameda (Thailand) Co., Ltd.
Singha Kameda Trading (Thailand) Co., Ltd.
(注)詳細は、添付資料P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)」をご覧ください。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 22,318,650株 2020年3月期 22,318,650株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 1,234,695株 2020年3月期 1,234,462株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 21,084,021株 2020年3月期3Q 21,084,237株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法)
四半期決算補足説明資料は2021年2月10日(水)に当社ウェブサイトに掲載する予定です。
亀田製菓㈱(2220)2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(四半期連結損益計算書関係) …………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 9
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 10
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亀田製菓㈱(2220)2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症対策下での経済活動が続き、先行
き不透明な状況が続いております。
世界経済においても、総じて感染症拡大に歯止めがかからず、各所で国家間の移動制限がかかり、経済活動停滞
の長期化が懸念されています。
食品業界においては、供給責任が求められる中、底堅い需要に支えられているものの、各種コストは上昇基調に
あり、お客様の生活防衛意識の高まりもあって、より厳しい収益環境が続くものと想定しております。
こうした環境下、当グループは、中期経営計画において、食品業界を取り巻く環境変化を踏まえ、 “美味しく
からだに良いものを選び、食べ、楽しむ、健やかなライフスタイルへの貢献”を示す“Better For You”の観点か
らお客様価値を提供し、長期ビジョン「グローバル・フード・カンパニー」の実現を通じて持続的な成長と企業価
値向上に向けた取り組みを進めております。2030年度には“あられ、おせんべいの製菓業”から“Better For You
の食品業”へと進化することを目指してまいります。
2023年度までの中期経営計画期間において、国内米菓事業、海外事業、食品事業の三本柱でしっかりと立ち、特
長あるグローバル企業としてビジョンの実現を目指すとともに、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うお客様の行
動様式の変化など、環境変化に対する打ち手を講じつつ、引き続き、中長期視点での構造改革を実行し、スピード
を上げて持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。
予てより、将来の成長を見据えた政策を中心に取り組むこととしておりますが、2020年度は、足元の環境変化を
踏まえ、短期、中長期の両にらみでの臨機応変な対応を図っております。国内米菓事業は圧倒的№1の地位を強固
にするために収益基盤を強化すること、海外事業は北米子会社の安定的な利益確保とセグメント全体の黒字化に向
けた道筋をつけること、食品事業はプラントベースドフードの拡大を通じて売上成長することを重点施策として取
り組みを進めております。
国内米菓事業については、コロナ禍、巣ごもりの定着に伴う家飲み需要の増加に対して、主力商品の製造販売に
集中化した結果、単体米菓の主力商品である「亀田の柿の種」や「つまみ種」等のおつまみ系商品が大きく伸長し
ました。中でも、季節限定の「つまみ種」はお客様からの高い支持を頂いています。一方で、百貨店向け商品や土
産物商品を扱う子会社については、外出自粛や移動制限の段階的緩和、政府によるGoToキャンペーンの実施などに
より最悪期は脱したものの、感染拡大の懸念から依然として厳しい状況が続いております。
また、中長期のブランド価値向上の観点から「亀田の柿の種」については、昨年度実施した国民投票を通じて頂
いたお客様の声を商品に反映させるために約40年振りに柿の種とピーナッツの配合比率を変更しました。加えて、
多様化するお客様ニーズを捕捉する目的から当社商品を応援して頂くお客様と直接繋がるキャンペーンなどを通じ
て、更なる商品の進化を目指しております。
これらの取り組みの結果、主力ブランドの売上高は「亀田の柿の種」、「ハッピーターン」、「つまみ種」、
「亀田のまがりせんべい」、「ソフトサラダ」、「ぽたぽた焼」、「技のこだ割り」、「揚一番」が前年同四半期
を上回った一方で、「うす焼」、「手塩屋」、「堅ぶつ」、「ハイハイン」は積極的な販売促進活動等が一巡した
結果、前年同四半期を下回りました。
海外事業については、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大により、一部オペレーションへの制約はあるもの
の、重要拠点と位置付ける北米のMary’s Gone Crackers, Inc.については、工場の操業を継続することで安定し
た業績を確保しています。また、健康志向の高まりを背景にこれまで講じてきた新規取引先および販売エリアの拡
大が奏功し、家庭内消費と備蓄需要も相まって、売上高は前年同四半期を上回りました。
アジアにおいては、LYLY KAMEDA CO., LTD.が豪州における巣ごもり需要を享受するなど総じて安定した業績を
確保するとともに、世界的に広がる米菓需要を捕捉する目的から、クロスボーダービジネスの新たな拠点として
Singha Corporation Co., Ltd.と共同で輸出向け米菓製造販売の合弁事業を開始、第2四半期から操業を開始いた
しました。両社の強みを融合させることで、高品質かつコスト競争力を兼ね備えた、グローバルな製造拠点として
強化を図り、海外事業を拡大していきます。
食品事業については、個人消費を中心に備蓄需要が拡大し、長期保存できるアルファ米やロングライフのアレル
ゲンフリー玄米パン、グルテンフリー米粉パンが好調に推移した結果、売上高は前年同四半期を上回りました。
以上の結果、売上高は77,230百万円(前年同四半期比0.7%増)となりました。
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亀田製菓㈱(2220)2021年3月期 第3四半期決算短信
営業利益については、単体米菓においてスーパーマーケットやドラッグストアを中心としたコロナ禍の巣ごもり
需要による増収効果に加え、生活スタイルの変化によって家飲み需要が定着した結果、おつまみ系商品が好調に推
移し、プロダクトミックスが改善しました。また、コロナ禍に伴い従業員の安全を最優先としたオペレーションを
徹底し、供給責任を果たす目的から商品アイテム数の抑制などにも取り組んでおります。一方で、百貨店向け商品
や土産物商品を扱う子会社は、新規販路開拓や新商品アイテム投入、固定費抑制等に取り組んだものの、未だ残る
外出自粛や移動制限の影響等もあり販売が低迷した結果、国内米菓事業の営業利益は前年同四半期を下回りまし
た。
海外事業については、新型コロナウイルス感染症の影響はあるものの、予てより進めてきたMary’s Gone
Crackers, Inc.の構造改革効果や増収に伴う生産ラインの安定稼働、更にはLYLY KAMEDA CO., LTD.の事業黒字化
によって増益を確保しました。加えて、食品事業においても長期保存食の備蓄需要等が拡大した結果、グループ全
体では前年同四半期から増益を確保し、中期経営計画に掲げる事業の三本柱を形成しつつあります。
これらの取り組みの結果、営業利益は3,817百万円(前年同四半期比1.5%増)となりました。
また、TH FOODS,INC.において新型コロナウイルス感染症拡大に伴い一時的な人員不足から供給能力が低下した
影響や、Daawat KAMEDA (India) Private Limitedの工場稼働に伴う固定費の増加などにより持分法による投資
利益が減少した結果、経常利益は4,626百万円(前年同四半期比2.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は
3,325百万円(前年同四半期比2.4%増)となりました。
〔補足情報〕 (単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期 対前年同期比
連結累計期間 連結累計期間 増減額 増減率
売上高 76,717 77,230 513 0.7%
国内米菓事業 62,084 61,387 △696 △1.1%
海外事業 ※1 5,857 6,393 535 9.1%
食品事業 ※2 3,366 4,244 877 26.1%
その他(貨物輸送) ※3 5,409 5,205 △204 △3.8%
営業利益 3,763 3,817 54 1.5%
営業利益率 4.9% 4.9%
国内米菓事業 4,237 3,481 △756 △17.9%
海外事業 ※1 △541 △181 360 -
食品事業 ※2 △87 250 337 -
その他(貨物輸送) ※3 154 268 113 73.2%
※1 海外事業は、海外子会社に加え、国内の輸出入取引を含んでおります。
※2 食品事業の主な内容は、長期保存食や植物性乳酸菌に加え、玄米パンやプラントベースドフード等であ
ります。
※3 その他の主な内容は、貨物運送等であります。
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亀田製菓㈱(2220)2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は26,208百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,226百万円増
加いたしました。これは主に「現金及び預金」が537百万円、「受取手形及び売掛金」が1,016百万円、「商品及び
製品」が352百万円、「原材料及び貯蔵品」が211百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は
63,963百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,120百万円増加いたしました。これは主に「機械装置及び運搬
具」が237百万円、有形固定資産の「その他」が1,430百万円、「のれん」が509百万円それぞれ増加した一方、
「投資有価証券」が340百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、90,172百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,346百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は27,532百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,335百万円増
加いたしました。これは主に「電子記録債務」が931百万円、「短期借入金」が3,358百万円それぞれ増加した一
方、「未払法人税等」が490百万円、「引当金」が677百万円それぞれ減少したことによるものであります。固定負
債は6,330百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,395百万円減少いたしました。これは主に「長期借入金」が
1,460百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、33,863百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,940百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は56,308百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,406百万円
増加いたしました。これは主に「親会社株主に帰属する四半期純利益」3,325百万円及び「剰余金の配当」1,096百
万円により、「利益剰余金」が2,229百万円、「非支配株主持分」が560百万円それぞれ増加した一方、「為替換算
調整勘定」が553百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は60.7%(前連結会計年度末は61.6%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の通期の連結業績予想につきましては、2020年5月11日に公表した業績予想から変更はありませ
ん。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,586 5,123
受取手形及び売掛金 12,586 13,602
商品及び製品 1,966 2,319
仕掛品 685 746
原材料及び貯蔵品 3,215 3,426
その他 966 1,028
貸倒引当金 △24 △38
流動資産合計 23,982 26,208
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 15,370 15,538
機械装置及び運搬具(純額) 16,117 16,354
その他(純額) 11,714 13,145
有形固定資産合計 43,201 45,039
無形固定資産
のれん 495 1,004
顧客関係資産 784 738
商標資産 637 600
技術資産 395 372
その他 1,042 1,035
無形固定資産合計 3,354 3,750
投資その他の資産
投資有価証券 11,898 11,558
その他 3,432 3,660
貸倒引当金 △45 △45
投資その他の資産合計 15,286 15,174
固定資産合計 61,842 63,963
資産合計 85,825 90,172
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亀田製菓㈱(2220)2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,032 3,786
電子記録債務 2,637 3,569
短期借入金 7,483 10,842
未払法人税等 725 234
引当金 2,526 1,849
資産除去債務 70 72
その他 6,719 7,177
流動負債合計 24,197 27,532
固定負債
長期借入金 5,397 3,937
退職給付に係る負債 455 507
資産除去債務 188 253
役員退職慰労引当金 53 53
その他 1,632 1,580
固定負債合計 7,726 6,330
負債合計 31,923 33,863
純資産の部
株主資本
資本金 1,946 1,946
資本剰余金 170 170
利益剰余金 51,853 54,083
自己株式 △1,899 △1,900
株主資本合計 52,071 54,299
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 617 714
繰延ヘッジ損益 4 -
為替換算調整勘定 1,332 779
退職給付に係る調整累計額 △1,137 △1,058
その他の包括利益累計額合計 818 435
非支配株主持分 1,012 1,573
純資産合計 53,902 56,308
負債純資産合計 85,825 90,172
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 76,717 77,230
売上原価 43,794 44,145
売上総利益 32,922 33,085
販売費及び一般管理費 29,159 29,267
営業利益 3,763 3,817
営業外収益
受取利息 5 4
受取配当金 45 47
持分法による投資利益 768 648
その他 84 334
営業外収益合計 904 1,035
営業外費用
支払利息 105 70
為替差損 8 105
その他 47 51
営業外費用合計 162 227
経常利益 4,505 4,626
特別利益
補助金収入 ※ 80 -
特別利益合計 80 -
特別損失
固定資産処分損 150 156
特別損失合計 150 156
税金等調整前四半期純利益 4,434 4,470
法人税、住民税及び事業税 923 916
法人税等調整額 301 237
法人税等合計 1,224 1,154
四半期純利益 3,209 3,315
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △38 △10
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,248 3,325
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 3,209 3,315
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △118 97
繰延ヘッジ損益 △0 △4
為替換算調整勘定 △169 △129
退職給付に係る調整額 0 79
持分法適用会社に対する持分相当額 △111 △471
その他の包括利益合計 △399 △430
四半期包括利益 2,810 2,885
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,871 2,943
非支配株主に係る四半期包括利益 △61 △58
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亀田製菓㈱(2220)2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(四半期連結損益計算書関係)
※ 補助金収入
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
当社の国内連結子会社である尾西食品株式会社の工場増設に伴う企業立地促進奨励金であります。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
第1四半期連結会計期間において、第三者割当増資引受けにより、Singha Kameda (Thailand) Co., Ltd.及びその
子会社であるSingha Kameda Trading (Thailand) Co., Ltd.を連結の範囲に含めております。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
(注)1 (注)2 計上額
国内
海外 食品 計 (注)3
米菓
売上高
外部顧客への売
62,084 5,857 3,366 71,308 5,409 76,717 - 76,717
上高
セグメント間の
内部売上高又は 3 781 14 799 4,181 4,980 △4,980 -
振替高
計 62,087 6,638 3,381 72,107 9,590 81,698 △4,980 76,717
セグメント利益
4,237 △541 △87 3,608 143 3,751 11 3,763
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主な内容は、貨物運送等
の事業を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額11百万円は、セグメント間取引消去11百万円であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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亀田製菓㈱(2220)2021年3月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
(注)1 (注)2 計上額
国内
海外 食品 計 (注)3
米菓
売上高
外部顧客への売
61,387 6,393 4,244 72,025 5,205 77,230 - 77,230
上高
セグメント間の
内部売上高又は 3 828 18 850 4,227 5,078 △5,078 -
振替高
計 61,391 7,221 4,262 72,875 9,433 82,308 △5,078 77,230
セグメント利益
3,481 △181 250 3,549 261 3,811 6 3,817
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主な内容は、貨物運送等
の事業を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額6百万円は、セグメント間取引消去6百万円であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当グループの報告セグメントは菓子の製造販売事業の単一セグメントとしておりましたが、当事業年度に
おいて中期経営計画のアップデートを行っており、中期事業戦略の方向性として、「国内米菓事業」、「海
外事業」及び「食品事業」の三本柱による自律的事業運営を行い、関連会社を含むグループ経営を推進して
いくことをより明確化いたしました。
このような状況を踏まえ、当グループの事業展開、経営資源の配分、経営管理体制の実態等の観点から事
業セグメントについて再考した結果、報告セグメントを見直し、第1四半期連結会計期間より報告セグメン
トを3区分に変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、会社組織変更後の報告セグメントの区分に基づき
作成したものを開示しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
Singha Kameda (Thailand) Co., Ltd.の株式を取得し、みなし取得日を第1四半期連結会計期間末として
連結の範囲に含めたことにより、前連結会計年度の末日に比べ、「海外事業」のセグメントにおいて、のれ
んが589百万円増加しております。
なお、のれんの金額は、当第3四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、暫
定的に算定された金額です。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した内容に重要な変更はありませ
ん。
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