2215 第一パン 2020-05-15 16:00:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月15日
上 場 会 社 名 第一屋製パン株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2215 URL http://www.daiichipan.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 細貝 正統
問合せ先責任者 (役職名) コーポレート本部長 (氏名) 矢野 邦彦 (TEL) 042-344-7601
四半期報告書提出予定日 2020年5月15日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 6,197 2.8 0 ― 24 ― △11 ―
2019年12月期第1四半期 6,030 △6.2 △103 ― △68 ― △83 ―
(注)包括利益 2020年12月期第1四半期 6百万円( ―%) 2019年12月期第1四半期 △106百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第1四半期 △1.59 ―
2019年12月期第1四半期 △12.11 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 18,065 8,420 46.6
2019年12月期 18,583 8,413 45.3
(参考) 自己資本 2020年12月期第1四半期 8,420百万円 2019年12月期 8,413百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年12月期 ―
2020年12月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 25,300 2.2 200 ― 300 ― 200 ― 28.86
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 6,929,900株 2019年12月期 6,929,900株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 6,241株 2019年12月期 6,241株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 6,923,659株 2019年12月期1Q 6,923,659株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の
前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料2ページ「連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
第一屋製パン株式会社(2215) 2020年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2
(4)継続企業の前提に関する重要事象等 ………………………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………………6
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
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第一屋製パン株式会社(2215) 2020年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感
染症拡大の影響により、東京オリンピックの開催延期が決定されたことをはじめ、感染拡大防止、事業の継続と雇
用の維持などの国民生活の下支えにかかる問題などの不透明感が高まっており、更なる内外経済の減速への懸念が
強まる状況となりました。
食品業界におきましては、首都圏を中心とした不要不急の外出自粛要請などを受け、製品の安定供給が求められ
る一方、人手不足や働き方改革に伴う労務費の増加、物流コストの上昇、低価格化競争等は、依然として深刻な問
題であり、厳しい環境が続いております。
このような状況の下、当社グループにおいては、昨年12月にリニューアルした主軸のテレビアニメキャラクター
の商品や主力のNB商品、また子会社における菓子類の販売が年初より順調に推移しました。しかしながら、3月に
入ってからは新型コロナウィルス感染症拡大による影響は少なからずあり、スーパーマーケットにおける売上の伸
長は見られたものの、飲食店などの時短営業や休業などによる業務用商品の売上減少、在宅勤務、休校などによる
コンビニエンスストア向け商品の売上が鈍化するなどの影響を受けました。
これらの結果から、当第1四半期連結累計期間のパン部門の売上高は4,563百万円と前第1四半期連結累計期間に
比べ19百万円の増収、和洋菓子部門の売上高は882百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ101百万円の増収、そ
の他の売上高は751百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ45百万円の増収となりました。
よって、当第1四半期連結累計期間の売上高は6,197百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ166百万円の増収
(2.8%増)となりました。
また、当第1四半期連結累計期間は、売上の増加に加え、DPS(Daiichi-pan Production System:第一パン生産
方式)活動の継続による生産効率の向上、原価管理の強化、配送コース等の見直しなどに努めたことにより、0百
万円の営業利益となりました(前年同四半期は103百万円の営業損失)。経常利益につきましては、賃貸収入など営業
外収益が51百万円、賃貸費用など営業外費用27百万円を計上した結果、24百万円(前年同四半期は68百万円の経常損
失)、親会社株主に帰属する四半期純損益は、11百万円の損失(前年同四半期は83百万円の親会社株主に帰属する四
半期純損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、受取手形及び売掛金の減少などにより、前連結会計年度末に比
べ517百万円減少し、18,065百万円となりました。負債につきましては、短期借入金等の減少などにより、前連結会
計年度末に比べ523百万円減少し、9,645百万円となりました。また、純資産は、その他有価証券評価差額金の増加
などにより前連結会計年度末に比べ6百万円増加し、8,420百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
第1四半期連結累計期間末における業績は前年同四半期と比較して増収増益で推移しました。引き続き、NB主力
品やキャラクター商品の販売施策、新規取引の拡大、生産性の向上を推し進めてまいります。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大が長期化・深刻化した場合、当グループの業績に影響を与える可能性があ
りますが、現時点で今後の動向を見通すことは困難であるため、業績予想においてはこれによる影響を見込んでお
りません。
したがいまして、通期連結業績予想につきましては、2020年2月14日に公表しました業績予想に変更はありませ
ん。
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第一屋製パン株式会社(2215) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(4)継続企業の前提に関する重要事象等
当社は、前事業年度(2019年1月1日~2019年12月31日)において、営業損失730百万円、経常損失398百万円、
当期純損失414百万円を計上しました。この結果、2017年事業年度及び2018年事業年度の営業損失がそれぞれ549百
万円及び962百万円であったことから、継続して営業損失を計上しております。これにより、連結業績においても、
前連結会計年度(2019年1月1日~2019年12月31日)において、営業損失557百万円、経常損失507百万円、親会社
株主に帰属する当期純損失551百万円を計上しました。この結果、2017年連結会計年度及び2018年連結会計年度の営
業損失が41百万円及び571百万円であったことから、継続して営業損失を計上しております。このような状況によ
り、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
しかしながら、以下の資金面を中心とした手当及び改善策の実施により、現時点では継続企業の前提に関する重
要な不確実性はないものと判断しております。
連結での営業キャッシュ・フローはプラスであり、資金面においては、2019年12月26日に主力行の株式会社みず
ほ銀行と他の参加行の合意を得て総貸付極度額22億円のコミットメントライン契約を締結いたしました(コミット
メント期間:2019年12月30日から2022年12月30日)。これらにより、主要取引銀行の支援体制も十分に確保できて
おります。
また、売上面につきましては、2019年3月に発売した食事パンブランド「emini」を中心に定番性のあるNB商品の
開発を磨くとともに、当社の強みであるキャラクター商品に注力し売上の増大を図ってまいります。また、グルー
プ内のリソースを活かし、焼菓子・冷凍品のジャンル、具体的にはロングライフ商品の洋菓子や冷凍ケーキ等の非
日配商品群の開発に注力し、新たな売上の上乗せを図ってまいります。
生産面につきましては、DPS活動の継続による品質の安定化と生産効率の改善、並びに新規投資を行うことで生産
性を上げ、上昇を続ける労務費等の削減を図ってまいります。
営業面につきましては、より収益を重んじた商品構成へのシフトを進めるとともに、配送費も含めたあらゆる経
費の見直しを行いコスト抑制に繋げてまいります。
今後、原材料の調達価格や労務費・人件費・配送費の上昇等、厳しい環境が見込まれますが、これらの施策によ
り、早期の通期黒字化を目指してまいります。
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第一屋製パン株式会社(2215) 2020年12月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,936 2,204
受取手形及び売掛金 3,383 2,729
商品及び製品 56 91
仕掛品 28 33
原材料及び貯蔵品 385 263
未収入金 91 68
その他 82 86
貸倒引当金 △37 △34
流動資産合計 5,926 5,442
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 2,444 2,429
機械装置及び運搬具(純額) 2,859 2,893
工具、器具及び備品(純額) 151 145
土地 2,468 2,468
リース資産(純額) 177 163
建設仮勘定 42 2
有形固定資産合計 8,142 8,102
無形固定資産 97 89
投資その他の資産
投資有価証券 1,158 1,180
賃貸固定資産(純額) 3,188 3,182
その他 70 69
貸倒引当金 △0 ―
投資その他の資産合計 4,416 4,431
固定資産合計 12,656 12,622
資産合計 18,583 18,065
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第一屋製パン株式会社(2215) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 989 895
短期借入金 1,133 833
1年内償還予定の社債 188 188
リース債務 61 58
未払消費税等 90 121
未払費用 1,261 1,105
未払法人税等 70 42
賞与引当金 49 153
その他 306 271
流動負債合計 4,150 3,669
固定負債
社債 363 348
長期借入金 2,141 2,133
リース債務 131 118
繰延税金負債 792 798
退職給付に係る負債 2,180 2,185
長期預り金 244 235
資産除去債務 111 111
その他 52 45
固定負債合計 6,018 5,976
負債合計 10,169 9,645
純資産の部
株主資本
資本金 3,305 3,305
資本剰余金 3,658 3,658
利益剰余金 975 964
自己株式 △9 △9
株主資本合計 7,930 7,919
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 486 499
退職給付に係る調整累計額 △2 1
その他の包括利益累計額合計 483 500
純資産合計 8,413 8,420
負債純資産合計 18,583 18,065
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第一屋製パン株式会社(2215) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 6,030 6,197
売上原価 4,389 4,468
売上総利益 1,641 1,729
販売費及び一般管理費 1,744 1,728
営業利益又は営業損失(△) △103 0
営業外収益
受取利息及び配当金 0 0
賃貸収入 40 40
その他 21 10
営業外収益合計 62 51
営業外費用
支払利息 7 7
賃貸費用 11 10
その他 8 8
営業外費用合計 27 27
経常利益又は経常損失(△) △68 24
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△68 24
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 15 36
法人税等調整額 △0 △0
法人税等合計 15 35
四半期純損失(△) △83 △11
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △83 △11
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第一屋製パン株式会社(2215) 2020年12月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純損失(△) △83 △11
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △28 13
退職給付に係る調整額 5 4
その他の包括利益合計 △22 17
四半期包括利益 △106 6
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △106 6
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第一屋製パン株式会社(2215) 2020年12月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
前第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
当グループは、食品事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
当グループは、食品事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
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