2215 第一パン 2021-11-15 16:00:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月15日
上 場 会 社 名 第一屋製パン株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2215 URL http://www.daiichipan.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 細貝 正統
問合せ先責任者 (役職名) コーポレート本部長 (氏名) 矢野 邦彦 (TEL) 042-344-7601
四半期報告書提出予定日 2021年11月15日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 17,529 △1.9 △519 ― △449 ― △483 ―
2020年12月期第3四半期 17,870 △3.6 △369 ― △284 ― △289 ―
(注) 包括利益 2021年12月期第3四半期 △522百万円( ―%) 2020年12月期第3四半期 △165百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 △69.85 ―
2020年12月期第3四半期 △41.74 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第3四半期 17,505 7,655 43.7
2020年12月期 18,537 8,178 44.1
(参考) 自己資本 2021年12月期第3四半期 7,655百万円 2020年12月期 8,178百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年12月期 ― 0.00 ―
2021年12月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 23,880 △0.6 △670 ― △570 ― △615 ― △88.83
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
会計方針の変更に関する注記
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 6,929,900株 2020年12月期 6,929,900株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q 6,253株 2020年12月期 6,241株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 6,923,647株 2020年12月期3Q 6,923,659株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料2ページ「連結業績予想な
どの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
第一屋製パン株式会社(2215) 令和3年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2
(4)継続企業の前提に関する重要事象等 ………………………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………………6
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
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第一屋製パン株式会社(2215) 令和3年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日~2021年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感
染症のワクチン接種が積極的に進められ、経済活動の回復に期待が高まるものの、繰り返される感染拡大や変異ウ
イルスの発生などにより、社会活動への制限が長期化し、先行き不透明な状況が続きました。
製パン業界におきましては、コロナ禍における外出自粛や移動制限の影響による消費者の買い控えや同業他社間
競争の激化などに加え、原材料価格の高騰は深刻な問題であり、依然として厳しい環境が続いております。
このような状況の中、当第3四半期連結累計期間のパン部門の売上高は12,922百万円と前第3四半期連結累計期
間に比べ215百万円の減収、和洋菓子部門の売上高は2,751百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ159百万円の増
収、その他の売上高は1,855百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ283百万円の減収となりました。
よって、当第3四半期連結累計期間の売上高は17,529百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ340百万円の減収
(1.9%減)となりました。
また、当第3四半期連結累計期間の営業損益は、DPS(Daiichi-pan Production System:第一パン生産方式)活
動の継続による生産効率の向上、原価管理の強化、配送コース等の見直しなどに努めましたが、売上の減少などに
より、519百万円の損失(前年同四半期は369百万円の営業損失)を計上いたしました。経常損益につきましては、賃
貸収入など営業外収益が161百万円、支払利息など営業外費用91百万円を計上した結果、449百万円の損失(前年同四
半期は284百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損益は483百万円の損失(前年同四半期は289百万円の
親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、受取手形及び売掛金の減少などにより、前連結会計年度末に比
べ1,032百万円減少し、17,505百万円となりました。負債につきましては、支払手形及び買掛金等の減少などによ
り、前連結会計年度末に比べ509百万円減少し、9,850百万円となりました。また、純資産は、利益剰余金の減少な
どにより、前連結会計年度末に比べ522百万円減少し、7,655百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第3四半期連結累計期間における業績は前年同四半期と比較して減収減益で推移しましたが、主力品の販売施
策、新規取引の拡大、コスト削減の追加施策により改善を図ってまいります。
なお、新型コロナウイルス感染症の状況は、今後、当グループの業績に影響を与える可能性があります。
通期連結業績予想につきましては、2021年8月11日に公表しました業績予想を修正しております。詳細につきま
しては、本日(2021年11月15日)に公表しました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
(4)継続企業の前提に関する重要事象等
当社は、前事業年度(2020年1月1日~2020年12月31日)において、営業損失727百万円、経常損失423百万円、
当期純損失369百万円を計上しました。また連結業績においても前連結会計年度(2020年1月1日~2020年12月31
日)において、営業損失462百万円、経常損失354百万円、親会社株主に帰属する当期純損失368百万円を計上しまし
た。この結果、連結財務諸表及び個別財務諸表ともに、継続して営業損失を計上しており、また、以下に示すコミ
ットメントラインの財務制限条項に抵触しました。このような状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさ
せるような状況が存在しております。
しかしながら、以下の資金面を中心とした手当及び改善策の実施により、現時点では継続企業の前提に関する重
要な不確実性はないものと判断しております。
当社は、連結での営業キャッシュ・フローはプラスです。また2019年12月26日に主力行の株式会社みずほ銀行と
他の参加行の合意を得て総貸付極度額22億円のコミットメントライン契約(コミットメント期間:2019年12月30日
から2022年12月30日)を締結しました。その財務制限条項は以下のとおりです。
①2019年12月期決算以降、各年度の決算期の末日における連結の貸借対照表上の純資産の部の金額を直前の決算
期末日における連結の貸借対照表上の純資産の部の金額の75%以上に維持すること。
②2019年12月期決算以降の決算期を初回の決算期とする連続する2期について、各年度の決算期における連結の
損益計算書に示される経常損益が2期連続して損失とならないようにすること。
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第一屋製パン株式会社(2215) 令和3年12月期 第3四半期決算短信
当該コミットメントラインについて前事業年度末に上記②の条項に抵触しましたが、その継続使用について2021
年2月9日に参加行の書面による承諾を得ております。当社は、当連結会計年度末においても上記②の条項に抵触
するおそれがあります。従来より、主要取引銀行及びコミットメントライン参加行に対して、業績の回復に向けた
施策を説明し、一定の理解も得られ、良好な関係を築いております。契約の変更及び取引の継続に向けて協議を進
めてまいります。これらにより、当座貸越極度額も含め、主要取引銀行及びコミットメントライン参加行の支援体
制も十分に確保できております
また、売上面につきましては、2019年3月に発売した食事パンブランド「emini」を中心に定番性のあるNB商品
の開発を磨くとともに、当社の強みであるキャラクター商品に注力し売上の増大を図ってまいります。また、グル
ープ内のリソースを活かし、ロングライフ商品・冷凍品のジャンル、具体的には焼き菓子や冷凍ケーキ、冷凍生地
等の非日配商品群の開発に注力し、新たな売上の上乗せを図ってまいります。
生産面につきましては、DPS(Daiichi-pan Production System:第一パン生産方式)活動の継続による品質の安
定化と生産効率の改善並びに新規投資を行うことで生産性を上げ、上昇を続ける労務費等の削減を図ってまいりま
す。
販売管理費の管理面につきましては、人件費・配送費も含めたあらゆる経費の見直しを行い、コスト抑制に繋げ
てまいります。
今後、原材料の調達価格や労務費・人件費・配送費の上昇等厳しい環境が見込まれますが、これらの施策により、
早期の通期黒字化を目指してまいります。
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第一屋製パン株式会社(2215) 令和3年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,920 2,063
受取手形及び売掛金 3,281 2,376
商品及び製品 56 113
仕掛品 28 34
原材料及び貯蔵品 379 275
未収入金 72 44
その他 152 81
貸倒引当金 △30 △18
流動資産合計 5,860 4,969
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 2,329 2,254
機械装置及び運搬具(純額) 2,801 2,867
工具、器具及び備品(純額) 158 141
土地 2,468 2,468
リース資産(純額) 266 221
建設仮勘定 0 18
有形固定資産合計 8,024 7,971
無形固定資産 72 71
投資その他の資産
投資有価証券 1,351 1,280
賃貸固定資産(純額) 3,165 3,151
その他 63 60
投資その他の資産合計 4,580 4,492
固定資産合計 12,677 12,535
資産合計 18,537 17,505
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第一屋製パン株式会社(2215) 令和3年12月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 993 825
短期借入金 3,533 3,717
1年内償還予定の社債 188 138
リース債務 74 72
未払消費税等 35 80
未払費用 1,224 1,017
未払法人税等 68 45
賞与引当金 49 155
その他 241 148
流動負債合計 6,409 6,199
固定負債
社債 175 115
長期借入金 208 -
リース債務 157 108
繰延税金負債 851 827
退職給付に係る負債 2,210 2,255
長期預り金 207 178
資産除去債務 113 115
その他 25 50
固定負債合計 3,949 3,650
負債合計 10,359 9,850
純資産の部
株主資本
資本金 3,305 3,305
資本剰余金 3,658 3,658
利益剰余金 607 124
自己株式 △9 △9
株主資本合計 7,562 7,078
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 622 566
退職給付に係る調整累計額 △6 10
その他の包括利益累計額合計 615 576
純資産合計 8,178 7,655
負債純資産合計 18,537 17,505
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第一屋製パン株式会社(2215) 令和3年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 17,870 17,529
売上原価 13,079 12,947
売上総利益 4,790 4,582
販売費及び一般管理費 5,160 5,102
営業損失(△) △369 △519
営業外収益
受取利息及び配当金 14 15
賃貸収入 121 121
その他 44 25
営業外収益合計 179 161
営業外費用
支払利息 23 23
賃貸費用 33 28
その他 37 39
営業外費用合計 94 91
経常損失(△) △284 △449
特別利益
投資有価証券売却益 51 -
特別利益合計 51 -
特別損失
減損損失 18 -
特別損失合計 18 -
税金等調整前四半期純損失(△) △250 △449
法人税、住民税及び事業税 39 35
法人税等調整額 △1 △1
法人税等合計 38 34
四半期純損失(△) △289 △483
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △289 △483
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第一屋製パン株式会社(2215) 令和3年12月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純損失(△) △289 △483
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 110 △55
退職給付に係る調整額 12 16
その他の包括利益合計 123 △39
四半期包括利益 △165 △522
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △165 △522
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第一屋製パン株式会社(2215) 令和3年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについて)
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い当社グループの売上高が減少しております。
新型コロナウイルス感染症の影響は当連結会計年度末までは継続するものとの仮定に基づき、継続企業の前
提に係る将来キャッシュ・フローの見積りを行っております。
なお、新型コロナウイルス感染症の収束時期及び経営環境への影響が変化した場合には、上記の見積りの結
果に影響し、当連結会計年度の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります
(セグメント情報等)
前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
当グループは、食品事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
当グループは、食品事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
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