2196 エスクリ 2019-05-14 15:30:00
2019年3月期 決算説明資料 [pdf]

株 式 会 社 エ ス ク リ

2 0 1 9 年 3 月 期

通 期 決 算 説 明 資 料
2 0 1 9 年 3 月 期
通期決算の概要
    損益計算書(連結)の概要
    (前期比)営業利益+12.4% 経常利益+16.0% 売上・利益共に計画通り
               2018/3期 2019/3期    前期比       2019/3期   計画比       【売上】
     単位:百万円
                実績       実績       増減率        計画       増減率
                                                                ブライダル(+13.8億)
     売上高        31,700   33,302    5.1%      33,300    0.0%
                                                                新 店 開 業 に よ り 増 加
     売上原価       13,901   14,607    5.1%      14,534    0.5%

       (原価率)     43.9%   43.9%          -     43.6%         -   建築不動産(+2.2億)
     売上総利益      17,799   18,695    5.0%      18,765   △0.4%
                                                                【利益】
     販売管理費      15,849   16,504    4.1%      16,615   △0.7%

     営業利益        1,950    2,191   12.4%       2,150    1.9%     新店、台湾の開業コスト
                                                                が 発 生 し た も の の 、
       (利益率)      6.2%    6.6%          -      6.5%         -   各種コスト改善により
                                                                販売管理費を抑制し、
     経常利益        1,830    2,123   16.0%       2,050    3.6%     営 業 ・ 経 常 利 益 は 、
     当期純利益         665    1,078   61.9%       1,050    2.7%     3 期 連 続 2 桁 伸 長 。

     1株当たり当
                 55.72    90.01   61.5%       87.66    2.7%
     期純利益

2
    事業(セグメント)別の売上高
    各 事 業 が 前 期 を 上 回 り 着 地

                                                           前期比
           単位:百万円   2018/3期      2019/3期      増減
                                                           増減率


      ブライダル関連事業         27,289       28,671        1,382     5.1%


      建築不動産関連事業          4,410        4,631         220      5.0%

      合計                31,700       33,302        1,602     5.1%



    (ブライダル関連事業)
     前期出店のさいたま新都心の通期稼働に加え、4月開業の広島、9月開業の渋谷も施行開始。

    (建築不動産関連事業 )
     不動産リノベーション物件の販売もあり増収。


3
    ブライダル関連事業の状況
    (前期比)売上高+5.1% セグメント利益△3.5%
                                                                 前期比
           単位:百万円       2018/3期       2019/3期       増減
                                                                 増減率

      外部顧客への売上高              27,289        28,671        1,382         5.1%

      セグメント間の内部売上高
                                  -             -            -            -
      又は振替高

      合計                     27,289        28,671        1,382         5.1%


      セグメント利益                 3,125         3,016        △108      △3.5%


                (利益率)        11.5%         10.5%             -            -


    売上高は、前期出店のさいたま新都心の通期稼働と4月開業の広島、9月開業の渋谷が加わり増加。
    広島と渋谷、台湾の開業コストの発生により、セグメント利益は前期を僅かに下回る。




4
    ブライダル関連事業の状況
    下期は受注が堅調に推移。受注残件数は前期比+12.9%
      ■Core Bridal Service(※1)
                                                                     前期比
                                 2018/3期           2019/3期
                                                                     増減率

      施行件数(件)                              5,166             5,304          2.7%

      受注件数(件)                              6,566             6,989          6.4%

      受注残件数(件)                             3,600             4,064         12.9%

      平均組単価(千円)                            3,763             3,779          0.4%

    通期を通して受注は堅調に推移。受注残件数は前期比+15.5%
      ■New Bridal Service(※2)
                                                                     前期比
                                 2018/3期           2019/3期
                                                                     増減率

      施行件数(件)                              2,836             3,259         14.9%

      受注件数(件)                              3,286             3,790         15.3%

      受注残件数(件)                             1,448             1,673         15.5%

    ※1 Core Bridal Serviceは、エスクリ直営施設の列席者30名以上の挙式・披露宴を対象。
    ※2 New Bridal Serviceは、子会社、運営受託、少人数婚、得ナビ(提携会場分)、リゾート婚の数値が含まれております。
5
    ※3 海外送客分については、上記と重複する顧客もいるため数値から除外。
    建築不動産関連事業の状況
    (前期比)売上高+5.0% セグメント利益+23.1%
                                                                       前期比
          単位:百万円         2018/3期          2019/3期          増減
                                                                       増減率

     外部顧客への売上高                 4,410            4,631            220         5.0%

     セグメント間の内部売上高
                               1,671            1,082           △589    △35.3%
     又は振替高

     合計                        6,081            5,713           △368     △6.1%


     セグメント利益                       229              282           52     23.1%


                 (利益率)             5.2%             6.1%           -            -


    計画どおり建設工事が竣工したことに加え、不動産リノベーション物件の販売もあり、
    売上高、セグメント利益共に前期を上回る。


6
    (連結)貸借対照表に係る要点
    自己資本比率 29.1%(前期末比+5.2p)
                2018/3期     2019/3期                【資産】
       単位:百万円                           増減
                 期末          期末
                                                   工事未収入金の減少 △3.0億
     資産合計          27,094      25,114   △ 1,980
                                                   販売用不動産の減少 △5.0億
      流動資産          8,747       7,661   △ 1,086
                                                   有形固定資産の減少 △9.8億
      固定資産         18,346      17,452    △ 893

     負債合計          20,615      17,798   △ 2,816    【負債】

      流動負債         10,422       8,852   △ 1,570    社債・借入金の減少 △20.2億

      固定負債         10,192       8,945   △ 1,246    未払金の減少     △2.8億

     純資産合計          6,479       7,316        836
                                                   【純資産】
     1株当たり純資産
                   540.61      615.53     74.92
     (円)                                           当期純利益の計上    10.7億
     自己資本比率         23.9%       29.1%          -
                                                   配当金の支払     △ 1.4億

7
    (連結)キャッシュフロー計算書の概要

                                                         【営業CF】
     単位:百万円     2018/3期      2019/3期        増減

                                                         税引前当期純利益    15.6億
    営業活動による
                     1,826        3,164          1,338   減価償却費       15.7億
    キャッシュ・フロー


    投資活動による
                                                         売上債権の減少      5.5億
                  △ 2,098        △ 831           1,267
    キャッシュ・フロー
                                                         法人税等の支払い    △8.0億
    財務活動による
                    △ 855      △ 2,341      △ 1,485
    キャッシュ・フロー
                                                         【投資CF】
    現金及び現金同等物
                   △1,129              △8        1,121   有形固定資産取得   △8.2億
    の増加額


    現金及び現金同等物
                     5,695        4,568      △1,127      【財務CF】
    の期首残高

                                                         長期借入金の調達    12.0億
    現金及び現金同等物
                     4,568        4,568             0
    の期末残高
                                                         社債・借入金返済   △32.2億

8
2019年3月期の取組
     新 規 出 店                       婚 礼 施 設
     広 島      2 0 1 8 年 4 月 開 業        渋 谷     2 0 1 8 年 9 月 開 業




              広島県広島市中区八丁堀14‐1 広島八丁堀NKビル 1チャペル2バンケット
     所在地 形態
              東京都渋谷区宇田川町3‐7 ヒューリック渋谷公園通りビル 1チャペル2バンケット

              LAGUNAVEIL HIROSHIMA(ラグナヴェール広島)
     名称
              LAGUNAVEIL ATELIER  (ラグナヴェール アトリエ)

10
     新 規 出 店            ド レ ス 店 舗
     2 0 1 8 年 7 月    P R I M A C A R A 表 参 道 店




     オリジナルウエディングドレスブランド「PRIMACARA」のブランド力向上と、ドレスを入口とし
     た婚礼ニーズの創出・獲得のため、ブランドのイメージを表現する旗艦店として、「PRIMACARA
     表参道店」をオープンしました。表参道駅徒歩2分の立地であり、天井高6mの広々としたメインディス
     プレイなどドレスを一層輝かせる設備も備え、これまでにない贅沢なひとときをお過ごし頂けます。
11
     海     外     事     業           台     湾
     2018年3月     台湾子会社設立、直営サロンを台北にオープン




     インバウンド挙式需要の増加に伴い、さらなる顧客獲得を目的として、台湾に子会社を設立し 2018年3月
     に直営サロンを開業。人気の高いリゾートウェディングに加え、当社の強みであるアクセスが良い国内好
     立地での挙式に観光視点も取り入れた提案を実施し、インバウンド挙式のニーズ創出を目指します。


12
     リ ニ ュ ー ア ル                     実 施 施 設
     運   営   施   設   8   箇   所   を   順   次   リ   ニ   ュ   ー   ア   ル




     リニューアル施設には、弊社アートディレクターの森本千絵氏がコンセプトを手がけた会場もあり、
     ナチュラルテイスト志向のお客様や、フォトジェニックな会場をご希望されるお客様など、
     ますます多様化するお客様のニーズに応えるとともに、既存施設の付加価値を高めることで、
     さらなる集客力と顧客満足度の向上を目指します。

13
     リ ニ ュ ー ア ル                        施 設 の ご 紹 介

                施設名                  ご案内開始

     ラグナヴェール TOKYO       東京都中央区      2018年12月


     パラッツォ ドゥカーレ 麻布      東 京 都 港 区   2019年01月


     ロザンジュイア広尾迎賓館        東 京 都 港 区   2019年01月


     ラグナヴェール プレミア        大阪府大阪市      2019年02月


     シャルム・ド・ナチュール        福井県福井市      2019年01月


     ラ ・ ブ ラ ン シ ュ 富 山   富山県富山市      2019年01月


     ラ・ポルト リズムリーフ        栃木県小山市      2019年01月


     ザ ・ ラ イ ヴ ラ リ ー     栃木県小山市      2019年04月


14
     A N A 、 J A L            両 社 と 提 携
     結 婚 式 で マ イ ル が た ま る プ レ ゼ ン ト サ ー ビ ス を 開 始




     当社は2016年12月より全日本空輸株式会社(ANA)、2018年9月より日本航空株式会社(JAL)と提
     携し、結婚式の費用総額に応じて、マイルがたまるサービスをスタートいたしました。多様化する結婚式
     のニーズやモチベーションに応え、新たな顧客の取り込み施策と市場の活性化に取り組んでまいります。


15
     サ マ ン サ タ バ サ と 共 同 企 画
     2月に新ウエディングプラン Samantha Wedding の販売を開始




     サマンサタバサとコラボレーションし、新サービスを開始いたしました。
     会場装飾やウエディングアイテムの他、オリジナルのウエディングケーキ、サプライズコンテンツなど、
     サマンサタバサの世界感あふれるプランを提供いたします。


16
     コ ラ ボ レ ー シ ョ ン の 取 り 組 み
     ディズニー、サンリオ、モンスターハンターに続き、新たに
     世界的な人気を誇る「ポケットモンスター」と取組開始
     ポケットモンスター




     ディズニープリンセスシリーズ   ハローキティ&ディアダニエル   モ ン ス タ ー ハ ン タ ー




17
     女    性     活     躍    を     推     進
     「えるぼし」認定を取得、さらに契約社員全員を正社員化




     当社は女性の活躍推進に関する取り組みが評価され、「えるぼし」認定を取得いたしました。
     また、2018年8月1日付で契約社員制度を廃止し、契約社員全員について転勤のない正社員へと転換
     を行いました。当社は今後も、女性の長期キャリア形成支援施策を継続し、全従業員が働きがいを感じる
     ことができる組織風土を目指して取り組んでまいります。
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     ISUMブライダルミュージックアワード受賞
     音楽著作権に対する取り組みが評価され「ブライダル賞」を受賞




     一般社団法人音楽特定利用促進機構(ISUM)は、全国約1,000社のブライダル企業の中からブライダルミュ
     ージックの適法な利用に最も貢献した企業を「ブライダル賞」として選出しております。当社はこの度、
     音楽著作権専門チームの立ち上げや、社内研修会の実施、お客様にオリジナルフライヤーを配布するなど
     音楽著作権の啓発に努めている点が評価され、ブライダル賞に選定されました。
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     従 業 員 の ス ポ ー ツ 活 動 を 促 進
     「東京都スポーツ推進企業」、「スポーツエールカンパニー」認定を取得




     スポーツイベントの開催など、アスリート支援とスポーツ文化への貢献が認められ、
     「東京都スポーツ推進企業」、「スポーツエールカンパニー」認定に至りました。
     当社は今後も、スポーツ活動を通した社内の交流や、所属アスリートの応援を通じて、スポーツ文化への
     貢献とともに、従業員の健康増進に努め、いきいきと働きやすい職場作りに取り組んでまいります。
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     「WORLDDECORS」ブランド初出店
     一点モノの雑貨・家具をオーダーメイド、大阪に2月オープン




     グループ会社の株式会社渋谷は、世界のマテリアル、古材を含めた木材、ガーデニング・フェイクグリーン、
     雑貨などの設計・展示・販売を行う「WORLDDECORS OSAKA」を出店いたしました。
     グループ初となるウエディング工房を設置し、結婚式を予定するカップルやご結婚後のご夫婦などに向けてワ
     ークショップを提供し、結婚式後もお客様とつながり続ける生涯顧客企業を目指します。
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中期経営方針の進捗
および来期見通し
     中期経営方針の進捗状況について
     既存事業の収益性向上と新たな収益基盤の形成
       ~毎期、確実な利益成長を遂げる~
     新規出店
     ・ 2018年4月に広島、9月に渋谷を新規開業。
     ・ 前期出店のさいたまを含め堅調に推移。

     既存店強化
     ・ 過去最大級8施設のリニューアルを実施。効果に差はあるが受注状況は改善。
     ・ 人材育成と高単価を保つ仕組化については引き続き注力。

     新規事業の推進
     ・ インバウンド婚ニーズの獲得を目指し、台湾に現地法人を設立して営業を開始。
     ・ 沖縄・ハワイなどのリゾート婚も受注増加。

     コスト改善
     ・ 施設リニューアルに合わせ、余剰スペースに別テナントの事務所を集約、家賃等を削減。
     ・ その他、水道光熱費、備品消耗品、リネン等、様々なコスト改善を推進。

     プロモーション戦略
     ・ キャラクターを活用した商品の開発など、他企業とのアライアンスを強化。
     ・ 今期は、サマンサタバサ社との共同企画、ポケモンとのコラボ等を開始。

     レディ・ファースト戦略
     ・女性社員が更に活躍できるよう、様々な職場環境の改善施策を推進。
     ・女性の育児、復職に関わるきめ細やかなサポートが評価され、厚生労働大臣より「えるぼし」認定を取得。

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     2020年3月期                      連結業績予想
     営業利益 25億円(+14%) 経常利益 24億円(+13%)
     中期(2018/3~2020/3期)最終年度は過去最高益の見込み
      単位:百万円
                 2019/3期       2020/3期        前期比       【ブライダル】
                  実績            計画            増減率
                                                        売上高+6.0% 利益+20.4%
     売上高            33,302        34,400        3.3%
                                                        ・前期出店の広島・渋谷が通期稼働。
       ブライダル         28,671        30,398        6.0%
                                                        ・受注・単価は前期水準を見込む。
       建築不動産           4,631         4,002     △13.6%
                                                        ・海外事業(リゾート婚・インバウンド婚)
     売上原価           14,607        14,870        1.8%    拡大による先行費用1.2億円を含む。
        (原価率)          43.9%         43.2%          -

     売上総利益          18,695        19,529        4.5%    【建築不動産】
     販売管理費          16,504        17,029        3.2%    売上高△13.6% 利益△68.1%
     営業利益            2,191         2,500       14.1%    ・受注状況及び市場環境(資材高騰、人材
                                                        不足等)から減益の予測。
       ブライダル           3,016         3,633      20.4%
                                                        ・不動産リノベーションは、保有物件はあ
       建築不動産            282              90    △68.1%
                                                        るが計画には見込まず。
            共通      △ 1,108       △ 1,223           -
        (利益率)           6.6%          7.3%          -

     経常利益            2,123         2,400       13.0%

     当期純利益           1,078         1,450       34.5%
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     配当予想(増配)
     2020年3月期の1株あたりの配当予想について

         単位:円     第2四半期末       期末          合計           配当性向

       2017年3月期         6.00        6.00        12.00      20.0%

       2018年3月期         6.00        6.00        12.00      21.5%

       2019年3月期         6.00        6.00        12.00      13.3%

       2020年3月期         8.00        8.00        16.00      13.1%




     2020年3月期は、第2四半期末および期末配当をそれぞれ2円、計4円増配予定。




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            お 問 合 せ 先    株 式 会 社 エ ス ク リ              I R 担 当
            東京都港区西新橋2-14-1                 興和西新橋ビルB棟


                    URL : https://www.escrit.jp/ir/
                         E-mail : ir@escrit.jp


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本資料に含まれる将来の予想に関する各数値は、資料作成時点で入手可能な情報による当社の仮定および判断に基づくものであり、将来の
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あることにご留意ください。投資に関するご決定は皆様ご自身のご判断で行うようお願いいたします。