2196 エスクリ 2021-08-13 15:30:00
2022年3月期 第1四半期決算説明資料 [pdf]
決算説明資料
2022年3月期 第1四半期
株 式 会 社 エ ス ク リ
2022年3月期 経営状況
2022年3月期1Qサマリ
政府・自治体の要請に基づきながら挙式・披露宴を実施
施行件数の増加により増収、損失幅縮小
売上高 52.1億円(前期比493.5%)
営業損失 5.9億円(前期は15.8億円の損失)
1Q時点では、緊急事態宣言が再発令・期間延長。
売上は想定より減少の一方、コストコントロールにより、利益面は概ね想定どおり着地。
受注残件数の状況
2021年6月末時点の受注残件数は5,036件(2020年6月末比86.4%)
2
新型コロナウイルス対応(決算面)
資金調達状況
金融機関からの借入(短期分&長期分) 54億円 当面の運転資金を確保
極度金額
コミットメントライン契約締結 運転資金、対外的な信用力確保
60億円
前期 SBIホールディングスとの資本業務提携
6億円 自己資本の毀損に対応
第三者割当による新株式発行
三井住友ファイナンス&リースに対する 更なる自己資本の増強、
30億円
第三者割当増資による優先株式発行 財務基盤の強化
2021年4月~5月
16億円
金融機関からの借入(短期分延長) コロナ影響長期化に備え
当期
2021年6月 極度金額 資金及び調達枠を確保
コミットメントライン契約締結(延長) 60億円
当座貸越契約・コミットメントライン契約の未実行残高は54億円
現金及び預金は39億円と、十分な手元資金を確保
3
新型コロナウイルス対応(決算面)
コスト削減
コロナ前と比較すると約20%減少。引き続きコストコントロールを徹底。
(百万円)
4,500
4,116 4,114 人件費
4,000
・残業抑制、休業
3,500 1,150 1,161 3,381
3,254 ※21/3期1Q:特別損失6.6億円を含めて集計
3,000
1,141 890
2,500 957 902 広告宣伝費
2,000 346 504
・媒体の出稿量コントロール
1,500
1,000 2,008 2,051 1,892 1,859
その他
500 ・家賃の減額交渉
0
・本社オフィス縮小
19/3期1Q 20/3期1Q 21/3期1Q 22/3期1Q
※21/3期1Q:特別損失9.7億円を含めて集計
その他 広告宣伝費 人件費
4
2022年3月期
第1四半期決算の概要
連結損益計算書の概要
2021/3期 2022/3期 前期比 2022/3期 計画
単位:百万円 売上
1Q実績 1Q実績 増減率 計画 進捗率
施設を臨時休業した前期と比較して施行
売上高 879 5,219 493.5% 26,836 19.4% 件数が増加したことにより増収
コロナ前(20/3期)比較で67%まで回復
売上原価 731 2,554 249.3% 12,230 20.9%
(原価率) 83.2% 48.9% - 45.6% - 損益
営業損失 5.9億
売上総利益 147 2,664 1701.8% 14,606 18.2%
コストコントロールを徹底
販売管理費 1,733 3,254 87.7% 13,976 23.3% ・広告宣伝費の削減(出稿量コントロール)
・人件費の抑制(残業抑制、休業等)
営業利益 △ 1,585 △ 590 - 630 -
・家賃の減額交渉
(利益率) - - - 2.3% - 雇用調整助成金(営業外収益) 1.0億
経常利益 △ 1,597 △ 554 - 467 - 法人税等調整額 9.9億
EMP合併による再評価の影響有
当期純利益 △ 1,877 412 - 300 137.3%
6
連結業績推移①
連結売上高の推移(四半期毎) 売上総利益の推移(四半期毎)
(百万円) 新型コロナ拡大の影響から (百万円)
2~3月の一部施行が延期
となり施行数減少
35,000 33,302 20,000 18,695
31,700 31,430 17,944
17,799
30,000
16,000
25,000
12,000
20,000
15,000
12,941 8,000
5,231
10,000
5,219 4,000
2,664
5,000
0 0
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
1Q 2Q 3Q 4Q
1Q 2Q 3Q 4Q
7
連結業績推移②
販管費の推移(四半期毎) 営業利益の推移(四半期毎)
(百万円) (百万円)
20,000 5,000
16,504 16,397
15,849 3,000
16,000 2,191 1,546
1,950
1,000
11,632
12,000
-1,000 -590
8,000
-3,000
4,000 3,254
-5,000
0 -7,000 -6,401
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
-
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
8
セグメント別業績の概要
2021/3期 2022/3期 前期比
単位:百万円 増減
1Q実績 1Q実績 増減率
売上高 879 5,219 4,339 493.5%
ブライダル 455 4,224 3,769 828.1%
建築不動産 424 994 570 134.5%
営業利益 △1,585 △590 995 ー
ブライダル △1,420 △357 1,062 ー
建築不動産 △69 11 81 ー
調整額 △96 △244 △148 ー
※セグメント売上高は外部顧客への売上高(セグメント間の内部売上・振替高を含まない)
9
ブライダル関連事業の状況
セグメント売上高推移(四半期毎) セグメント利益推移(四半期毎)
(百万円)
(百万円)
35,000
4,000
3,125 3,016
2,480
30,000 28,671 3,000
28,115
27,289
2,000
25,000
1,000
20,000 0
-1,000 -357
15,000
-2,000
9,167
10,000 -3,000
-4,000
5,000 4,224
-5,000
-5,650
0 -6,000
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
1Q 2Q 3Q 4Q
1Q 2Q 3Q 4Q
10
ブライダル関連事業の状況
施行件数推移(四半期毎) 受注件数推移(四半期毎)
12000
9000
8,563 8,490 10,779
10,557
8,002
8000 9,852
10000
7000
8000
6000
5000
6000
4000
4,421
3,181
3000 4000
2000 1,485
2000 1,462
1000
0 0
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
11
連結貸借対照表に係る要点
2021/3期 2022/3期
単位:百万円 増減 資産
期末 1Q末
資産合計 26,142 24,833 △ 1,309 現金及び預金の減少 27.6億
未成工事支出金の増加 3.8億
流動資産 9,316 7,340 △ 1,975
繰延税金資産の増加 9.8億
(現金及び預金) 6,723 3,960 △ 2,762
固定資産 16,826 17,492 665 負債
前受金の減少 28.4億
負債合計 20,577 18,842 △ 1,735 長期借入金の減少 5.3億
流動負債 12,054 10,878 △ 1,176 契約負債の増加 27.3億
※基準変更により、前受金→契約負債へ表示変更
(借入金) 5,182 5,149 △ 32
固定負債 8,522 7,963 △ 559 純資産
(借入金及び社債) 5,389 4,853 △ 536 当期純利益の計上 4.1億
純資産合計 5,565 5,990 425
自己資本比率 21.3% 24.1% -
12
財務状況の推移
総資産・純資産・自己資本比率の推移 有利子負債の推移
(百万円) (百万円)
30,000 45.0 12,000
27,094
26,142 10,572
40.0 10,266
25,114 24,833 10,003
25,000 10,000
23,228
35.0
8,240
20,000 32.2 30.0 8,000
29.1
25.0 6,285
15,000 23.9 24.1 6,000
21.3 20.0
10,000 15.0 4,000
7,316 7,478
6,479
5,565 5,990 10.0
5,000 2,000
5.0
0 0.0 0
18/3期末 19/3期末 20/3期末 21/3期末 22/3期 18/3期末 19/3期末 20/3期末 21/3期末 22/3期
1Q末 1Q末
総資産 純資産 自己資本比率
※有利子負債:短期借入金、1年以内返済予定の長期借入金、長期借入金、社債の合計額
13
2022年3月期 連結業績予想
・緊急事態宣言が再発令・期間延長と、新型コロナウイルス感染症による影響が想定より長期化。
・新型コロナウイルス感染症の動向次第では、通期業績に影響を与える可能性有。
2021/3期 2022/3期 前期比
単位:百万円 【予想策定の前提条件】
実績 計画 増減率
緊急事態宣言等の社会的な制約が解除され、
売上高 12,941 26,836 107.4% ワクチン接種も広がり始め、徐々に受注状況が
回復するものと想定。
売上原価 7,709 12,230 58.7%
(原価率) 59.6% 45.6% △23.5% ・受注残 21/3月時点の残高を採用
・受注数 20/3期の8割弱
売上総利益 5,231 14,606 179.2%
・単価 20/3期の9割弱
販売管理費 11,632 13,976 20.2% ・販管費
広告費 20/3期の7割弱
営業利益 △ 6,401 630 -
固定費 21/3期大幅に削減した水準維持。
(利益率) - 2.3% - 変動費 売り上げに連動して増加。
・特別損益
経常利益 △ 6,684 467 -
雇用調整助成金(特別利益)、
当期純利益 △ 5,416 300 - 特別損失は未考慮。
14
新型コロナウイルス関連施策
緊急事態宣言発令に伴う対応
現在発令されている緊急事態宣言において、結婚式場については休業要請対象外。
政府・自治体からの要請内容に基づいて結婚式を実施。
当社施設における緊急事態宣言下での対応
1.アルコール提供無(ノンアルコールドリンクを拡充して対応)
2.アクリルパーテーションの設置必須
3.収容人数制限あり(収容率50 %以下 、50 名以下を推奨)
4.料理提供時間を1.5 時間以内 に短縮
5.カラオケや大声を出す余興等は無
6.20 時までの閉宴を推奨
7.サーモセンサーでの全員検温
8.全員検温確認
16
結婚式のLive配信サービスを開始
【自社開発】結婚式専用のLive配信サービス「アニクリLive」をリリース
・招待されたゲストだけのプライベート配信
・チャット機能により、オンライン上でお祝いコメント送信が可能
・お祝いプレゼント機能があり、一部の贈り物は
挙式・披露宴にリアルタイムで届けることが可能
・オンライン参加のゲストへ“婚礼会席重”の宅配サービスも実施
【提携】ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」を運営する
株式会社17 Media Japanと共同で、結婚式Live動画の配信サービスを開始
・視聴用の URL を事前配布する限定公開のサービス
・オンラインでプレゼント・祝電・お祝いコメントを贈ることが可能
・配信後 10 日間のアーカイブが可能なため、
予定が合わないゲストも後日視聴可能
17
WEBご祝儀システム「アニクリWEBご祝儀」をリリース
自社開発の結婚式準備サイト「アニクリ」に「WEBご祝儀」機能を追加。
・新郎新婦のメリット → ご祝儀総額アップ、ご祝儀は結婚式費用に充当可能
・ゲストのメリット → 新札、ご祝儀袋が不要、カード決済によるポイント
・感染対策 → ご祝儀の受け渡し不要
「アニクリLive」&「アニクリWebご祝儀」ウェディング専門の各メディアが注目!
▼ゼクシィ ▼ブライダル産業新聞 ▼ウェディングパーク ▼ハナユメ ▼ウェディングジャーナル
18
国内大手旅行会社「エアトリ」と提携しPCR検査を導入
エアトリグループが提携するPCR指定医療機関である「Tケアクリニック」のPCR検査を導入、
オプションサービスとして、当社で結婚式を実施予定の新郎新婦、参列ゲストへ本PCR検査を提供。
運用フロー
19
感染症拡大防止への取り組み
従業員の取り組み
・お客様のご希望に合わせ、リモートによる打ち合わせを実施
・手洗いうがい、手指のアルコール消毒を徹底
・ご案内時のマスク着用
・健康状態確認、検温の徹底
・従業員の在宅勤務および自宅研修を実施
お客様へのお願い
・ご来館前の体調確認
・検温、マスクの着用、アルコールによる手指の消毒
・密集を避けるため来館のご予約制
20
感染症拡大防止への取り組み
館内衛生への取り組み
・館内共用部の消毒の強化
・館内の定期的な換気
・全施設に細菌・ウイルスを不活性化する空調フィルターを設置
・オリジナルパーテーションの導入
・サーモカメラの設置
・ゆとりあるテーブルレイアウト
オリジナルのウェディングマスクを製作
結婚式に関わるコンテンツを内製化しているデザインノウハウと
子会社である渋谷の生産背景を活かしオリジナルマスクを製作
運営するECサイト「アニクリギフトストア」にて一般販売を開始
21
2022年3月期の取り組み
2022年3月期の取り組み
今期も新たなコラボレーションウェディングを開始
◆ワンピースブライダルフェア
(2021年5月 ご案内開始)
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
◆プリンセスブライダルフェア
(2021年7月公式サイトリニューアル )
©Disney
23
2022年3月期の取り組み
「エイチームコネクト」ライフラインサービスのご案内を開始
~LTV(ライフタイムバリュー)の向上へ~
株式会社エイチームコネクトとの提携により
同社の扱うライフラインサービスの提供を開始しました。
電気・ガス・インターネット回線など固定費の見直しにより
新生活を豊かにできるお手伝いをいたします。
女性活躍推進「準なでしこ銘柄」に2年連続で選定
女性活躍推進施策(経営戦略への組み込み、環境やルールの整備、
管理職の意識改革等)が評価され、「なでしこ銘柄」に準ずる
企業として、昨年につづき「準なでしこ」に選定されました。
24
補足資料
会社概要
会社概要
商号 株式会社エスクリ
設立 2003年6月
〒105-0003
本社所在地
東京都港区西新橋2-14-1 興和西新橋ビルB棟
資本金 50百万円(2021年3月末現在)
上場市場 東京証券取引所市場第一部
上場日 2010年3月5日
取締役会長ファウンダー 岩本 博
代表取締役社長CEO 渋谷 守浩
従業員数 1,068名(2021年3月末現在)
事業内容 挙式・披露宴の企画・運営を行うブライダル事業
ホームページ https://www.escrit.jp/
株式会社渋谷
連結子会社 ESCRIT HAWAII INC.
愛思禮婚禮股份有限公司
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直営施設一覧
大都市を中心に33施設を運営
■宮城県
■福井県 ラグナヴェール SENDAI
グランシャリオ/シャルム・ド・ナチュール
セントミッシェル/アヴェール・ブランシェ ■栃木県
ラ・ポルト
■富山県 ■石川県 ザ・ライブラリー
ラ・ブランシュ富山 ラグナヴェール KANAZAWA
■埼玉県
■大阪府 ■兵庫県 ラグナヴェール Sky Terrace
ラグナヴェール PREMIER ア・ラ・モード・パレ&ザ リゾート
ラグナヴェール OSAKA ラヴィマーナ神戸 ■東京都
ラグナヴェール AOYAMA
■広島県 ■福岡県
ロザンジュイア広尾迎賓館
ラグナヴェール広島 アルマリアン FUKUOKA
ラグナヴェール TOKYO
■徳島県 ザ マグナス TOKYO
渭水祥雲閣 シャルマンシーナ TOKYO
アンジェリオン オ プラザ TOKYO
■大分県 アルマリアン TOKYO
ラフィネ・マリアージュ迎賓館 ルミヴェール TOKYO
パラッツォドゥカーレ麻布
■沖縄県 南青山サンタキアラ教会
セントレジェンダ OKINAWA ラグナヴェールアトリエ
■神奈川県
ラグナスイート新横浜 ホテル&ウェディング
■愛知県
ラグナスイート名古屋 ホテル&ウェディング
ラグナヴェール NAGOYA
27
社名の由来・ビジョン・ミッション
社名の由来 “Staff Create”
人財力をコアバリューとし、多様なスタッフが能力や専門性を最大限発揮して、
高収益のビジネスモデルを構築。この業界を勝ち残っていきたいという想い。
エスクリのビジョン “Faithful Bridal Creator”
“Faithful Bridal Creator”
エスクリが創っていくのは、真摯で、信頼できるブライダル。
ハードに頼らず、ソフトの力を信じ、ビジネスの本質を、真摯につきつめる。
信頼できるスタッフ、信頼できる商品、信頼できるチームで、顧客の期待を超えていく。
顧客、社員、会社の満足を、大きく広げ、世の中に新しい価値を示すことで、
真摯なブライダルビジネスを、創りたい。
新郎新婦に関わるすべての人からの「おめでとう」と、
新郎新婦からの「ありがとう」であふれた、
記憶に残る結婚式を、創りたい。
それが、私たちの誇りであり、喜びなのです。
28
社名の由来・ビジョン・ミッション
エスクリのミッション “CHANGE Bridal”
良い文化は継承し、新しい文化を取り入れつづけることで
結婚式があふれる世の中に
<取り組み事例>
■ ブライダル専門コールセンターの立ち上げ
■ 内製化(ワンストップサービス)の取り組み
■ “Faithful Bridal Creator”
ビルイン結婚式場
■ 異業種とのコラボレーション
■ 年間休日130日を実現、施設内託児所設置 etc.
ウェディングコンセプト “All for Thankyou”
挙式当日の会場は、新郎新婦様から親御様やご友人など大切な方へのさまざまな「ありがとう」
で包まれます。エスクリでは、おふたりの「ありがとう」の想いを受け、すべてのスタッフが
チームとなって新郎新婦様の結婚式を創ります。
29
補足資料
市場動向
市場動向 婚姻件数の推移
2020年 婚姻組数 2020年 婚姻率
約52万組 4.3%
※コロナ影響により昨年比7.3万組減 ※コロナ影響により昨年比0.5%減
900,000 全国婚姻組数推移
800,000
700,000
600,000
500,000 第二次ベビーブーム世代
により増加傾向へ
400,000
300,000
少子化・晩婚化・未婚化により
200,000
緩やかに減少傾向
100,000
0
1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030
31
出典:リクルートブライダル総研作成 婚姻組数予測,ブライダル産業年鑑2020(矢野経済研究所)
市場動向 市場規模推移
市場規模推移
18000
16000
挙式・披露宴市場規模 14000
1.36兆円
12000
約 10000
8000
6000
※2020年は新型コロナ影響により 4000
約0.57兆円となる見込み 2000
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026
人口減少とともに市場規模は徐々に縮小する見込み
今後10年は市場規模1兆円強を予想
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2019,ブライダル産業年鑑2020(矢野経済研究所) 32
市場動向 タイプ別シェア推移
ホテル婚シェアが徐々に減少
専門式場・ゲストハウスが右肩上がりに
(%) 披露宴・披露パーティーの実施会場
100
11.8 10.8 11.1 11.2 11.1 11.0 9.5 10.5 8.9 10.3 8.2 10.6 10.8
11.9 12.9 12.6
90
“All for
9.6 8.8 5.3 6.2
10.5 9.9 10.7 10.0 10.9 9.9 9.0 6.0
10.2 11.5 11.1 8.6
80
70 25.6
30.5 27.8
29.1 26.2 29.2
31.5 31.4 33.3 32.8
32.9 35.8 34.9
60 39.4 35.6 35.4
Thankyou”
50
40
30 58.5
52.5 52.3 52.2 55.2
47.5 50.5 48.2 48.2 47.9
45.8 42.4 43.1 43.3
20 38.6 41.0
10
0
2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
専門式場・ゲストハウス ホテル レストラン その他(神社・教会等)
出典:リクルートブライダル総研結婚トレンド調査全国・首都圏2010-2019 33
市場動向 ブライダル業界の市場シェア
3.3
ファミリーレストラン市場 56.5%
ブライダル業界売上高 4.6 3.1 2.0 ※ブライダル業界と市場規模が近いため比較対象とする
上位5社が市場に占める割合 2.0
26.2
14.9%
※上場企業上位5社の売上高合計
85.1
43.5
5.2
9.8
11.2
4.1
(出典:2019年版 ブライダル産業年鑑、
A社 B社 C社 A社 B社 C社
各社ホームページ) D社 E社 その他
エスクリ E社 その他
ブライダル業界は他業界と比較して圧倒的シェアを持つガリバー企業が不在
→シェア拡大の余地有り
34
補足資料
エスクリの特徴
事業
エスクリの強み
独自の出店戦略による店舗拡大と
他社とのアライアンスにより、成長し続けてきた
市場規模推移 vs エスクリ売上推移
300%
(2011年数値を100%とした場合)
独自の出店戦略
250%
1.都市型出店
2.ビルイン施設 200%
150%
×
100%
他社とのアライアンス 50%
1.M&A・資本業務提携 市場規模 エスクリ売上
0%
2.コラボレーション 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
※出典:2021年版ブライダル産業年鑑、ブライダル産業年鑑2018年版
37
出店
出店
都市に特化した立地戦略×ビルイン出店により継続的な出店に成功
1.都市型出店 当社施設数推移
市場縮小リスク・顧客ニーズに対応
40
ゲストハウスブーム
当社初ビルイン施設
35
30
25
20
2.ビルイン施設
大都市への出店が可能 15
10
5
0
2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
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出店1.都市型出店
顧客ニーズに寄り添う好立地戦略
カップルが挙式・披露宴会場の決定時に重視する点 最寄駅からのアクセス
(当社国内33施設)
料理 61.5
第2位
交通の便が良いこと 50.4
披露宴・パーティー会場の雰囲気が良いこと 49.7
駅から5分以上
希望する場所・地域にあること 44.7
36.4%
希望する日取りに行えること 41.7
駅から5分以内
従業員の接客態度が良いこと 37.7 63.6%
チャペル・神殿等の雰囲気が良いこと 37.4
価格が手ごろであること 37.1
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2020
会場を決定するうえで、半数以上の顧客が「交通の便の良さ」を重視している
当社はアクセスの良さにこだわり駅近に多くの会場を展開
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出店1.都市型出店
都市部への出店により 市場規模縮小リスクに対応
婚姻件数 増減率比較 当社出店エリア
(2012年を100%とする場合)
105% (当社国内33施設)
東京23区 11
横浜市 1
100%
さいたま市 1
仙台市 1
95% 名古屋市 2
政令指定都市以外
金沢市 1
33.3%
90% 大阪市 2
政令指定都市&東京23区 神戸市 2
66.7% 広島市 1
85%
福岡市 1
全 国 東京都の区部 政令指定都市
上記以外 10
80%
2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
出典:厚生労働省「人口動態総覧」
東京都区部・政令指定都市は婚姻件数の減少が緩やか
当社は都市部を中心に展開することで市場規模縮小の影響を抑制
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出店2.ビルイン施設
ビルインでの店舗展開により好立地出店が可能に
・駅至近での出店が可能
・当社施設の約4割がビルイン
大手競合4社の119施設のうち、ビルインタイプは1施設のみ
・当社はビルインでの出店、オペレーションノウハウを蓄積
施設スタイル比較
エスクリ 競合4社
ビルイン
0.8%
ビルイン
39.4%
一棟建て
60.6% 一棟建て
99.2%
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アライアンス
アライアンス1.異業種との提携、コラボレーション
資本業務提携
SBIホールディングスとの資本業務提携 ティーケーピーとの資本業務提携
Afterコロナでの収益力向上、中長期的な成長に寄与 With/Afterコロナ時代の新しい価値創出、
収益力の向上を目指す
・CRM施策推進 ・当社婚礼施設の平日空き枠を販売
・ALAの販売 ・ティーケーピー施設の出店・工事等を受託
・M&A戦略における連携 ・withコロナビジネス協同開発
マイレージクラブ提携 異業種コラボによるWithコロナ施策
ANAマイレージクラブとの提携 17MediaJapanとの提携
結婚式総額に応じてANAマイルもしくは 結婚式Live配信サービスを共同で開始
ANA SKY コインを贈呈
JALマイレージクラブとの提携
結婚式総額に応じてJALマイルを贈呈
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多数のアライアンス実績
大手企業、有名キャラクターと多数のアライアンス実績
=当社のブランド力・信用
2015 ディズニー ディズニー映画「シンデレラ」公開記念ブライダルフェア
2016 ANA ANAマイレージクラブと提携
ディズニー ディズニー映画「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」公開記念 ブライダルフェア
プリンセス・ブライダルフェア
サンリオ ハローキティ&ディアダニエルブライダルフェア
ディズニー ディズニー映画「美女と野獣」公開記念ブライダルフェア
カプコン モンスターハンターブライダルフェア
2018 JAL 結婚式費用をJALマイルに交換
2019 サマンサタバサ サマンサウェディング
サンリオ コラボドレス(ハローキティブライダルフェア)
2020 サンエックス リラックマブライダルフェア
SBI 資本業務提携
ティーケーピー 資本業務提携
17 Media Japan 結婚式Live配信
ティーケーピー CIRQリリース
※上記は当社アライアンス実績の一部を抜粋したものです
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アライアンス2.コラボレーションウェディング
有名キャラクターとのコラボレーションを数多く実施
プリンセスブライダルフェア ポケットモンスター リラックマブライダルフェア おそ松さんブライダルフェア
ブライダルフェア
©Disney ©2020 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved. ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
©2021 Pokēmon
<今期より新たに提携>
ワンピースブライダルフェア(2021年5月 ご案内開始)
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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補足資料
建築不動産事業
建築不動産事業(エスクリグループ 株式会社 渋谷)
株式会社 渋谷
SHIBUTANI&Co.
デザインハウス、リノベーション提案、リゾート開発
店舗・オフィス設計施工、世界各地の建材・古材販売など
お客様のご要望に応じた建築不動産に関するソリューションをご提案
無印良品の家 ユーミーマンション事業
土木事業 店舗設計・施工
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建築不動産事業(エスクリグループ 株式会社 渋谷)
世界各地の建材・古材販売 コンテナ事業
オーダーメイドの建築用コンテナの企画・販売・施工
倉庫・トランクルルーム・店舗・商業施設や住居向けのコンテナ
を製作・販売など、様々な用途に対応可能
①建築基準法に則ったJIS鋼材を使用
«日本の建築基準法に適合»
②ユニット建物特許法(特許第6029711号)取得
«上下ユニットの連結で、独自の方法を開発し、特許を取得»
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補足資料
ESG関連
女性活躍推進
2018年
女性活躍推進の状況が評価され
厚生労働大臣より「えるぼし」を認定
2019年
女性従業員の育児と仕事の両立支援のため
日・祝限定の託児所 “Mori Kids” 開設
2020~2021年
女性活躍推進施策が評価を受け
経済産業省・東京証券取引所より「準なでしこ」銘柄に選定
2021年
子育て支援についての取り組み状況が評価され
厚生労働省より「くるみん」に認定
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健康促進活動
2018~2020年
従業員スポーツ活動の促進、部活動等の取り組みが
評価され、東京都より「東京都スポーツ推進企業」に認定
2019年
スポーツ庁より「スポーツエールカンパニー」に認定
2020~2021年
健康経営推進のための取り組みが評価され
経済産業省と日本健康会議より
「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に認定
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お問合せ先 株式会社エスクリ IR担当
東京都港区西新橋2-14-1 興和西新橋ビルB棟
URL : https://www.escrit.jp/ir/
E-mail : ir@escrit.jp
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