2196 エスクリ 2021-05-17 15:30:00
2021年3月期 通期決算説明資料 [pdf]
決算説明資料
2021年3月期 通期
株 式 会 社 エ ス ク リ
2021年3月期 経営状況
2021年3月期サマリ
挙式・披露宴の多くが日程変更等となったことにより大幅に減収減益
売上高 129億円(前期比△58.8%)
営業損失 64億円(前期は15億円の利益)
2022年3月期の連結業績予想
通期にわたり、新型コロナウイルス感染症の影響を受けると予想されるものの、
2022年3月期は売上 268.3億円、営業利益6.3億円、当期純利益3.0億円を見込む
受注残件数の状況
2021年3月末時点の受注残件数は5,400件(2020年3月期末比△12.2%)
新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年3月期以前の期末時点の水準を維持
2
新型コロナウイルス対応(決算面)
資金調達状況
金融機関からの借入 54億円 当面の運転資金を確保
極度金額
コミットメントライン契約締結 運転資金、対外的な信用力確保
60億円
SBIホールディングスとの資本業務提携
6億円 自己資本の毀損に対応
第三者割当による新株式発行
三井住友ファイナンス&リースに対する
30億円 更なる自己資本の増強、財務基盤の強化
第三者割当増資による優先株式発行
(2021年3月末時点)
当座貸越契約・コミットメントライン契約の未実行残高は54億円
現金及び預金は67億円と、十分な手元資金を確保
3
新型コロナウイルス対応(決算面)
コスト削減
広告費・家賃・人件費等の削減により、販管費は前期比△47億円
(内訳)広告宣伝費△12億円 人件費△17億円 その他△17億円
※別途、人件費6.6億円、地代・家賃6.5億円を特別損失にて計上
・経営効率化のため、連結子会社のエスクリマネジメントパートナーズを吸収合併
・税負担の軽減を目的に、減資(資本金および資本準備金の額の減少)を実施
4
2021年3月期
通期決算の概要
連結損益計算書の概要
2020/3期 2021/3期 前期比
単位:百万円
実績 実績 増減率 売上
前期比 △184億
売上高 31,430 12,941 △58.8%
多数の挙式・披露宴が延期となり
売上原価 13,485 7,709 △42.8% 施行組数が大幅に減少。
(原価率) 42.9% 59.6% - 損益
売上総利益 17,944 5,231 △70.8% 営業損失 64億
人件費、家賃等の固定費の一部は原価計
販売管理費 16,397 11,632 △29.1% 上のため、売上高の大幅な減少に伴い、
一時的に原価率上昇。
営業利益 1,546 △ 6,401 -
(利益率) 4.9% - - 雇用調整助成金(特別利益) 13.5億
減損損失 8.5億
経常利益 1,499 △ 6,684 -
新型コロナウイルス感染症による損失
当期純利益 455 △ 5,416 - 16.5億
休業期間中の人件費、家賃等は、販管費
1株当たり 計上のものを含め、特別損失に計上。
38.79 △ 419.99 -
当期純利益(円)
6
連結業績推移①
連結売上高の推移(四半期毎) 売上総利益の推移(四半期毎)
新型コロナ拡大の影響から
(百万円) 2~3月の一部施行が延期 (百万円)
となり施行数減少
33,302
35,000 20,000 18,695
31,700 31,430
17,799 17,944
29,477
16,497
30,000
16,000
25,000
12,000
20,000
15,000 12,941
8,000
5,231
10,000
4,000
5,000
0 0
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q
1Q 2Q 3Q 4Q
7
連結業績推移②
販管費の推移(四半期毎) 営業利益の推移(四半期毎)
(百万円)
(百万円)
20,000 4,000 20.0
16,504 16,397
15,849 3,000 15.0
15,604 2,191
16,000 1,950 1,546
2,000 1,343 10.0
11,632 1,000 5.0
12,000
0 0.0
8,000 -1,000 -5.0
-2,000 -10.0
4,000
-3,000 -15.0
-6,401
-4,000 -20.0
0 -7,000
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 営業利益率
1Q 2Q 3Q 4Q
8
セグメント別業績の概要
2020/3期 2021/3期 前期比
単位:百万円 増減
実績 実績 増減率
売上高 31,430 12,941 △18,488 △58.8%
ブライダル 28,115 9,167 △18,947 △67.4%
建築不動産 3,314 3,774 459 13.9%
営業利益 1,546 △6,401 △7,947 ー
ブライダル 2,480 △5,650 △8,130 ー
建築不動産 135 38 △96 △71.5%
調整額 △1,069 △789 279 ー
※セグメント売上高は外部顧客への売上高(セグメント間の内部売上・振替高を含まない)
9
ブライダル関連事業の状況
セグメント売上高推移(四半期毎) セグメント利益推移(四半期毎)
(百万円) (百万円)
4,500 20.0%
35,000
3,125
3,500 3,016
15.0%
28,671 28,115 2,480
30,000 2,590
27,289
25,815 2,500
10.0%
25,000
1,500
5.0%
20,000 500
0.0%
15,000 -500
-5.0%
9,167 -1,500
10,000
-10.0%
-2,500
5,000
-3,500 -15.0%
0 -5,650
-4,500
-6,000 -20.0%
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 利益率
10
ブライダル関連事業の状況
施行件数推移(四半期毎) 受注件数推移(四半期毎)
8,563 12000
9000 8,490
10,779
8,002 10,557
7,781
10,034
8000 9,852
10000
7000
8000
6000
5000
6000
4000 4,421
3,181
3000 4000
2000
2000
1000
0 0
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
11
連結貸借対照表に係る要点
2020/3期 2021/3期
単位:百万円 増減 資産
期末 期末
現金及び預金の増加 25.9億
資産合計 23,228 26,142 2,914
完成工事未収入金の増加 5.3億
流動資産 6,499 9,316 2,817
繰延税金資産の計上 21.0億
(現金及び預金) 4,130 6,723 2,593 建物及び構築物の減少 15.9億
固定資産 16,729 16,826 96
負債
負債合計 15,749 20,577 4,827
借入金及び社債の増加 42.8億
流動負債 8,464 12,054 3,589 前受金の増加 5.0億
(借入金) 2,174 5,182 3,008
固定負債 7,284 8,522 1,238 純資産
(借入金及び社債) 4,111 5,389 1,277 当期純損失の計上 54.1億
配当金の支払 0.9億
純資産合計 7,478 5,565 △ 1,913
新株の発行 36.0億
1株当たり純資産(円) 638.52 411.77 △ 226.76
自己資本比率 32.2% 21.3% -
12
財務状況の推移
総資産・純資産・自己資本比率の推移 有利子負債の推移
(百万円)
(百万円)
30,000 45.0 12,000
10,996
27,094 10,572
26,560
26,142 40.0 10,266
25,114
25,000 10,000
23,228
35.0
8,240
20,000 32.2 30.0 8,000
29.1
25.0 6,285
15,000 23.9 21.3 6,000
22.4
20.0
10,000 15.0 4,000
7,316 7,478
6,479
5,945 5,565 10.0
5,000 2,000
5.0
0 0.0 0
17/3期末 18/3期末 19/3期末 20/3期末 21/3期末 17/3期末 18/3期末 19/3期末 20/3期末 21/3期末
総資産 純資産 自己資本比率 ※有利子負債:短期借入金、1年以内返済予定の長期借入金、長期借入金、社債の合計額
13
連結キャッシュフロー計算書の概要
2020/3期 2021/3期 営業活動
単位:百万円 増減
4Q 4Q 税引前当期純利益 △78.4億
営業活動による 減価償却費 13.6億
2,918 △ 4,493 △ 7,411
キャッシュ・フロー 減損損失 8.5億
投資活動による 前受金の増加 5.0億
△ 1,203 △ 400 803
キャッシュ・フロー
投資活動
財務活動による
△ 2,347 7,487 9,834
キャッシュ・フロー 有形固定資産の取得 △3.7億
現金及び現金同等物
△634 2,593 3,227 財務活動
の増加額
短期借入の実行 28.4億
現金及び現金同等物
4,568 3,934 △ 634 長期借入の実行 37.3億
の期首残高
新株の発行 34.5億
現金及び現金同等物
3,934 6,527 2,593 長期借入の返済 △22.2億
の期末残高
14
ブライダル関連事業の状況 受注残件数
20/3期末は施行の延期により受注残が積み上がり、例年を大幅に上回る件数となった。
21/3期末は例年と同水準の受注残件数を維持。
全受注残件数比較 21/3期末 受注残内訳
6157
5737
5400
5048
4826
60.6%
30.4%
9.0%
翌上期 翌下期 翌々期以降
17/3期末 18/3期末 19/3期末 20/3期末 21/3期末
4-9月 10-3月
15
2022年3月期 連結業績予想
通期にわたり、新型コロナウイルス感染症の影響を受けると予想されるものの、黒字化を見込む
2021/3期 2022/3期 前期比 【前提条件】
単位:百万円
実績 計画 増減率 緊急事態宣言等の社会的な制約が解除され、
ワクチン接種も広がり始め、徐々に受注状況が
売上高 12,941 26,836 107.4%
回復するものと想定。
売上原価 7,709 12,230 58.7%
・受注残 21/3月時点の残高を採用
(原価率) 59.6% 45.6% △23.5%
・受注数 20/3期の8割弱
売上総利益 5,231 14,606 179.2% ・単価 20/3期の9割弱
・販管費
販売管理費 11,632 13,976 20.2%
広告費 20/3期の7割弱
営業利益 △ 6,401 630 - 固定費 21/3期大幅に削減した水準維持。
変動費 売り上げに連動して増加。
(利益率) - 2.3% -
・特別損益
経常利益 △ 6,684 467 - 雇用調整助成金(特別利益)、
特別損失は未考慮。
当期純利益 △ 5,416 300 -
16
配当予想
2021年3月期に大幅な損失を計上したことにより、自己資本比率が低下。
財務基盤の安定化を図ることを最優先とし
2022年3月期は中間、期末配当ともに無配とさせていただきます。
単位:円 中間 期末 合計 配当性向
2019年3月期 6.00 6.00 12.00 13.3%
2020年3月期 8.00 8.00 16.00 13.1%
2021年3月期 0.00 0.00 0.00 ー
2022年3月期 0.00 0.00 0.00 ー
17
新型コロナウイルス関連施策
緊急事態宣言発令に伴う対応
2021年4月25日に発令された緊急事態宣言において、結婚式場については休業要請対象外。
政府・自治体からの要請内容に基づいて結婚式を実施。
当社施設における緊急事態宣言下での対応
1.アルコール提供無(ノンアルコールドリンクを拡充して対応)
2.アクリルパーテーションの設置必須
3.収容人数制限あり(収容率50 %以下 、50 名以下を推奨)
4.料理提供時間を1.5 時間以内 に短縮
5.カラオケや大声を出す余興等は無
6.20 時までの閉宴を推奨
7.サーモセンサーでの全員検温
8.全員検温確認
※緊急事態宣言が発令された東京都・京都府・大阪府・兵庫県で実施される結婚式を対象とする
19
結婚式のLive配信サービスを開始
【自社開発】結婚式専用のLive配信サービス「アニクリLive」をリリース
・招待されたゲストだけのプライベート配信
・チャット機能により、オンライン上でお祝いコメント送信が可能
・お祝いプレゼント機能があり、一部の贈り物は
挙式・披露宴にリアルタイムで届けることが可能
・オンライン参加のゲストへ“婚礼会席重”の宅配サービスも実施
【提携】ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」を運営する
株式会社17 Media Japanと共同で、結婚式Live動画の配信サービスを開始
・視聴用の URL を事前配布する限定公開のサービス
・オンラインでプレゼント・祝電・お祝いコメントを贈ることが可能
・配信後 10 日間のアーカイブが可能なため、
予定が合わないゲストも後日視聴可能
20
WEBご祝儀システム「アニクリWEBご祝儀」をリリース
自社開発の結婚式準備サイト「アニクリ」に「WEBご祝儀」機能を追加。
・新郎新婦のメリット → ご祝儀総額アップ、ご祝儀は結婚式費用に充当可能
・ゲストのメリット → 新札、ご祝儀袋が不要、カード決済によるポイント
・感染対策 → ご祝儀の受け渡し不要
「アニクリLive」&「アニクリWebご祝儀」ウェディング専門の各メディアが注目!
▼ゼクシィ ▼ブライダル産業新聞 ▼ウェディングパーク ▼ハナユメ ▼ウェディングジャーナル
21
国内大手旅行会社「エアトリ」と提携しPCR検査を導入
エアトリグループが提携するPCR指定医療機関である「Tケアクリニック」のPCR検査を導入、
オプションサービスとして、当社で結婚式を実施予定の新郎新婦、参列ゲストへ本PCR検査を提供。
運用フロー
22
感染症拡大防止への取り組み
従業員の取り組み
・お客様のご希望に合わせ、リモートによる打ち合わせを実施
・手洗いうがい、手指のアルコール消毒を徹底
・ご案内時のマスク着用
・健康状態確認、検温の徹底
・従業員の在宅勤務および自宅研修を実施
お客様へのお願い
・ご来館前の体調確認
・検温、マスクの着用、アルコールによる手指の消毒
・密集を避けるため来館のご予約制
23
感染症拡大防止への取り組み
館内衛生への取り組み
・館内共用部の消毒の強化
・館内の定期的な換気
・全施設に細菌・ウイルスを不活性化する空調フィルターを設置
・オリジナルパーテーションの導入
・サーモカメラの設置
・ゆとりあるテーブルレイアウト
オリジナルのウェディングマスクを製作
結婚式に関わるコンテンツを内製化しているデザインノウハウと
子会社である渋谷の生産背景を活かしオリジナルマスクを製作
運営するECサイト「アニクリギフトストア」にて一般販売を開始
24
2021年3月期の取り組み
エスクリ「ラグナヴェールアトリエ」プランナーが
『GOOD WEDDING AWARD』グランプリ受賞
リクルートブライダル総研が主催するウェディングの全国コンテスト
「GOOD WEDDING AWARD2020」にて「ラグナヴェールアトリエ」に所属する
ウェディングプランナーの籔田宏美がグランプリを受賞しました。
■受賞作品:GIFT ~All for Thank you~
「感謝を伝える結婚式にしたい」…あたりまえにも思ってしまうかもしれないこの言葉。一度立ち止
まり、ふたりならではの色や手触りでその「感謝」を伝えるため、チームを動かし、走り始めた。そ
の先に見えたいい結婚式の方程式「新郎新婦様×ALL」の形。エスクリウエディングのコンセプト
「チームで創る結婚式/All for thank you」を全ての部門が一丸となり体現した結婚式。
26
資本業務提携
株式会社SBIホールディングスと資本業務提携
CRM施策推進、M&Aにおける連携等によりさらなる収益力の向上へ
SBIグループの有する商品・サービスの提供を受け、CRM施策に注力すること等に
より中長期的な成長、収益性の向上を目指してまいります。
また、第三者割当増資による新株式の発行により、財務基盤の強化を図ります。
■金融商品・健康管理支援サービス等の提供を受けるほか
当社事業に関連する金融サービスの共同開発等を検討することによりCRM施策に注力
■SBIグループの成長分野であるALAについて、当社既存顧客への販売
■当社事業拡大のためのM&A戦略における連携
×
27
資本業務提携
株式会社ティーケーピーと資本業務提携
With/Afterコロナ時代の空間×人×サービスの新しい価値創出を目指す
「Withコロナ」の世界における新商品・サービスの開発や業務効率化の徹底のため
両社がこれまで積み重ねてきたノウハウを相互に活用してまいります。
■当社施設の平日空き枠の販売管理業務をティーケーピーに委託、平日稼働率を向上
■ティーケーピー施設新規出店、改装、維持修繕工事等を当社子会社の渋谷が受託
■建築コンテナを利用した空間ビジネス
抗菌・抗ウイルス対応の内装施工を利用したWithコロナビジネスの共同開発
×
28
資本業務提携
エスクリ×TKP 共同ブランド「CIRQ」リリース
株式会社ティーケーピーとの共同ブランド「CIRQ」をリリース、
平日を中心に販売を開始いたします。
当社24施設がティーケーピーの商品ラインナップとして加わり
同社の持つ3万社に及ぶ法人顧客基盤を活用することで、
平日の施設稼働率の更なる向上を目指します。
TKP運営施設「アジュール竹芝」ブライダル部門運営受託開始
ティーケーピーの運営施設「アジュール竹芝」のブライダル部門
について、2020年11月より運営受託を開始いたしました。
当社の少人数婚向けサービス「ルクリアモーレ」を窓口とし
ますます需要の高まりが予想される少人数の結婚式、
ご家族のみでの結婚式を積極的に受注してまいります。
29
独自集客
18期も数多くのコラボレーションウェディングを実施
リラックマブライダルフェア(2020年7月 ご案内開始) おそ松さんブライダルフェア
(2020年9月 ご案内開始)
©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
©2021 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved.
ハローキティ&ディアダニエルブライダルフェア ワンピースブライダルフェア
(2020年8月 公式サイトをリニューアル) (2021年5月 ご案内開始)
©1976, 1999, 2021 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. L611846
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション 30
「東京都スポーツ推進企業」に3年連続で認定
従業員スポーツ活動の促進に向けたイベントや部活動の取り組み、
アスリート支援とスポーツ文化への貢献等が、スポーツ活動の推進
および従業員の健康増進に向けた優れた取り組みとして認められ、
本年もスポーツ庁より「スポーツエールカンパニー」に認定されま
した。
「健康経営優良法人」に2年連続で認定
従業員の健康増進および疾病予防、メンタルヘルス等への取り組み
により健康経営を促進した結果、2年連続で「健康経営優良法人
2021(大規模法人部門)」の認定を受けました。
31
子育てサポート企業として「くるみん」に初認定
育休や復職の支援、子育てと仕事を両立できる施策の導入等、
女性活躍支援および子育て支援のための継続した取り組みが認められ
子育てサポートについて高い水準で取り組んでいる企業として
2021年2月、厚生労働大臣より「くるみん」に初めて認定されました。
女性活躍推進「準なでしこ銘柄」2年連続選定
女性活躍推進施策(経営戦略への組み込み、環境やルールの整備、
管理職の意識改革等)が評価され、「なでしこ銘柄」に準ずる企業
として「準なでしこ」に選定されました。
32
補足資料
会社概要
会社概要
商号 株式会社エスクリ
設立 2003年6月
〒105-0003
本社所在地
東京都港区西新橋2-14-1 興和西新橋ビルB棟
資本金 50百万円(2021年3月末現在)
上場市場 東京証券取引所市場第一部
上場日 2010年3月5日
取締役会長ファウンダー 岩本 博
代表取締役社長CEO 渋谷 守浩
従業員数 1,221名(2021年3月末現在)
事業内容 挙式・披露宴の企画・運営を行うブライダル事業
ホームページ https://www.escrit.jp/
株式会社渋谷
連結子会社 ESCRIT HAWAII INC.
愛思禮婚禮股份有限公司
34
直営施設一覧
大都市を中心に34施設を運営
■富山県
ラ・ブランシュ富山
■石川県
ラグナヴェール KANAZAWA
■宮城県
■福井県 ラグナヴェール SENDAI
グランシャリオ/シャルム・ド・ナチュール
セントミッシェル/アヴェール・ブランシェ ■栃木県
■大阪府 ラ・ポルト ザ・ライヴラリー
ラグナヴェール PREMIER
ラグナヴェール OSAKA ■埼玉県
ラグナヴェール Sky Terrace
■兵庫県 ■東京都
ア・ラ・モード・パレ&ザ リゾート ラグナヴェール AOYAMA
ラヴィマーナ神戸 ロザンジュイア広尾迎賓館
■ハワイ ラグナヴェール TOKYO
■福岡県 ザ マグナス TOKYO
ハワイ・カイ マリーナチャペル アルマリアン FUKUOKA シャルマンシーナ TOKYO
アンジェリオン オ プラザ TOKYO
アルマリアン TOKYO
ルミヴェール TOKYO
パラッツォドゥカーレ麻布
■徳島県 南青山サンタキアラ教会
■大分県
渭水祥雲閣 ラグナヴェールアトリエ
ラフィネ・マリアージュ迎賓館
■神奈川県
■広島県 ラグナスイート新横浜 ホテル&ウェディング
■沖縄県 ラグナヴェール広島 ■愛知県
セントレジェンダ OKINAWA ラグナスイート名古屋 ホテル&ウェディング
ラグナヴェール NAGOYA 35
社名の由来・ビジョン・ミッション
社名の由来 “Staff Create”
人財力をコアバリューとし、多様なスタッフが能力や専門性を最大限発揮して、
高収益のビジネスモデルを構築。この業界を勝ち残っていきたいという想い。
エスクリのビジョン “Faithful Bridal Creator”
“Faithful Bridal Creator”
エスクリが創っていくのは、真摯で、信頼できるブライダル。
ハードに頼らず、ソフトの力を信じ、ビジネスの本質を、真摯につきつめる。
信頼できるスタッフ、信頼できる商品、信頼できるチームで、顧客の期待を超えていく。
顧客、社員、会社の満足を、大きく広げ、世の中に新しい価値を示すことで、
真摯なブライダルビジネスを、創りたい。
新郎新婦に関わるすべての人からの「おめでとう」と、
新郎新婦からの「ありがとう」であふれた、
記憶に残る結婚式を、創りたい。
それが、私たちの誇りであり、喜びなのです。
36
社名の由来・ビジョン・ミッション
エスクリのミッション “CHANGE Bridal”
良い文化は継承し、新しい文化を取り入れつづけることで
結婚式があふれる世の中に
<取り組み事例>
■ ブライダル専門コールセンターの立ち上げ
■ 内製化(ワンストップサービス)の取り組み
■ “Faithful Bridal Creator”
ビルイン結婚式場
■ 異業種とのコラボレーション
■ 年間休日130日を実現、施設内託児所設置 etc.
ウェディングコンセプト “All for Thankyou”
挙式当日の会場は、新郎新婦様から親御様やご友人など大切な方へのさまざまな「ありがとう」
で包まれます。エスクリでは、おふたりの「ありがとう」の想いを受け、すべてのスタッフが
チームとなって新郎新婦様の結婚式を創ります。
37
補足資料
市場動向
市場動向 婚姻件数の推移
2019年 婚姻組数 2019年 婚姻率
約 600,000組 4,8%
(昨年比+ 1.2 万組)
900
全国婚姻件数推移
800
700
600
500
400
300 第二次ベビーブーム世代 少子化・晩婚化・未婚化により
200
により増加傾向へ 緩やかに減少傾向
100
0
94年
13年
84年
85年
86年
87年
88年
89年
90年
91年
92年
93年
95年
96年
97年
98年
99年
00年
01年
02年
03年
04年
05年
06年
07年
08年
09年
10年
11年
12年
14年
15年
16年
17年
18年
19年
20年
21年
22年
23年
24年
25年
26年
27年
39
出典:リクルートブライダル総研作成 婚姻組数予測,ブライダル産業年鑑2020(矢野経済研究所)
市場動向 市場規模推移
18000 市場規模推移
16000
挙式・披露宴 14000
市場規模 12000
10000
1.36兆円
8000
約
6000
4000
2000
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026
人口減少とともに市場規模は徐々に縮小する見込み
今後10年は市場規模1兆円強を予想
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2019,ブライダル産業年鑑2020(矢野経済研究所) 40
市場動向 タイプ別シェア推移
ホテル婚シェアが徐々に減少
専門式場・ゲストハウスが右肩上がりに
披露宴・披露パーティーの実施会場
100
11.8 11.9 10.8 11.1 11.2 11.1 11.0 9.5 10.5 8.9 10.3 8.2 10.6
12.9 12.6
90
“All for
9.6 8.8 5.3
10.2 10.5 11.1 9.9 10.7 10.0 10.9 9.9 9.0 6.0
11.5 8.6
80
70 25.6
30.5 29.2
31.5 29.1 31.4 33.3 32.8 26.2
60 32.9 35.4 35.8 34.9
39.4 35.6
Thankyou”
50
40
30 58.5
50.5 48.2 48.2 52.5 52.3 52.2
45.8 47.5 47.9
20 41.0 42.4 43.1 43.3
38.6
10
0
2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
専門式場・ゲストハウス ホテル レストラン その他(神社・教会等)
出典:リクルートブライダル総研結婚トレンド調査全国・首都圏2010-2019 41
市場動向 ブライダル業界の市場シェア
売上高上位5社が市場に占める割合
ブライダル市場 ブライダル業界は他業界と比較して
(上場企業上位5社合計)
圧倒的シェアを持つガリバー企業が不在
14.9% →シェア拡大の余地有り
ブライダル市場 比較:ファミリーレストラン市場
4.6
14.9% 3.3 3.1 2.0 56.5%(ブライダル業界と市場規模が近い)
2.0
26.2
85.1 43.5
11.2
4.1 5.2 9.8
A社 B社 C社 D社 E社 その他
A社 B社 C社 エスクリ E社 その他
出典:2019年版 ブライダル産業年鑑 42
補足資料
エスクリの特徴
事業
エスクリの強み
独自の出店戦略による店舗拡大と
他社とのアライアンスにより、成長し続けてきた
市場規模推移 vs エスクリ売上推移
300%
(2011年数値を100%とした場合)
独自の出店戦略
250%
1.都市型出店
2.ビルイン施設 200%
150%
×
100%
他社とのアライアンス 50%
1.M&A・資本業務提携 市場規模 エスクリ売上
0%
2.コラボレーション 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
※出典:2021年版ブライダル産業年鑑、ブライダル産業年鑑2018年版
45
出店
出店
都市に特化した立地戦略×ビルイン出店により継続的な出店に成功
1.都市型出店 当社施設数推移
市場縮小リスク・顧客ニーズに対応
40
ゲストハウスブーム
当社初ビルイン施設
35
30
25
20
2.ビルイン施設
大都市への出店が可能 15
10
5
0
2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
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出店1.都市型出店
顧客ニーズに寄り添う好立地戦略
カップルが挙式・披露宴会場の決定時に重視する点 最寄駅からのアクセス
(当社国内33施設)
料理 61.5
第2位
交通の便が良いこと 50.4
披露宴・パーティー会場の雰囲気が良いこと 49.7
駅から5分以上
希望する場所・地域にあること 44.7
36.4%
希望する日取りに行えること 41.7
駅から5分以内
従業員の接客態度が良いこと 37.7 63.6%
チャペル・神殿等の雰囲気が良いこと 37.4
価格が手ごろであること 37.1
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2020
会場を決定するうえで、半数以上の顧客が「交通の便の良さ」を重視している
当社はアクセスの良さにこだわり駅近に多くの会場を展開
48
出店1.都市型出店
都市部への出店により 市場規模縮小リスクに対応
婚姻件数 増減率比較 当社出店エリア
(2012年を100%とする場合)
105% (当社国内33施設)
東京23区 11
横浜市 1
100%
さいたま市 1
仙台市 1
95% 名古屋市 2
政令指定都市以外
金沢市 1
33.3%
90% 大阪市 2
政令指定都市&東京23区 神戸市 2
66.7% 広島市 1
85%
福岡市 1
全 国 東京都の区部 政令指定都市
上記以外 10
80%
2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
出典:厚生労働省「人口動態総覧」
東京都区部・政令指定都市は婚姻件数の減少が緩やか
当社は都市部を中心に展開することで市場規模縮小の影響を抑制
49
出店2.ビルイン施設
ビルインでの店舗展開により好立地出店が可能に
・駅至近での出店が可能
・当社施設の約4割がビルイン
大手競合4社の119施設のうち、ビルインタイプは1施設のみ
・当社はビルインでの出店、オペレーションノウハウを蓄積
施設スタイル比較
エスクリ 競合4社
ビルイン
0.8%
ビルイン
39.4%
一棟建て
60.6% 一棟建て
99.2%
50
アライアンス
アライアンス1.異業種との提携、コラボレーション
資本業務提携
SBIホールディングスとの資本業務提携 ティーケーピーとの資本業務提携
Afterコロナでの収益力向上、中長期的な成長に寄与 With/Afterコロナ時代の新しい価値創出、
収益力の向上を目指す
・CRM施策推進 ・当社婚礼施設の平日空き枠を販売
・ALAの販売 ・ティーケーピー施設の出店・工事等を受託
・M&A戦略における連携 ・withコロナビジネス協同開発
マイレージクラブ提携 異業種コラボによるWithコロナ施策
ANAマイレージクラブとの提携 17MediaJapanとの提携
結婚式総額に応じてANAマイルもしくは 結婚式Live配信サービスを共同で開始
ANA SKY コインを贈呈
JALマイレージクラブとの提携
結婚式総額に応じてJALマイルを贈呈
52
多数のアライアンス実績
大手企業、有名キャラクターと多数のアライアンス実績
=当社のブランド力・信用
2015 ディズニー ディズニー映画「シンデレラ」公開記念ブライダルフェア
2016 ANA ANAマイレージクラブと提携
ディズニー ディズニー映画「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」公開記念 ブライダルフェア
プリンセス・ブライダルフェア
サンリオ ハローキティ&ディアダニエルブライダルフェア
ディズニー ディズニー映画「美女と野獣」公開記念ブライダルフェア
カプコン モンスターハンターブライダルフェア
2018 JAL 結婚式費用をJALマイルに交換
2019 サマンサタバサ サマンサウェディング
サンリオ コラボドレス(ハローキティブライダルフェア)
2020 サンエックス リラックマブライダルフェア
SBI 資本業務提携
ティーケーピー 資本業務提携
17 Media Japan 結婚式Live配信
ティーケーピー CIRQリリース
53
アライアンス2.コラボレーションウェディング
有名キャラクターとのコラボレーションを数多く実施
ディズニー 任天堂 サンエックス カプコン
ポケットモンスター ハローキティ&ディアダニエル モンスターハンター
プリンセスブライダルフェア
ブライダルフェア ブライダルフェア ブライダルフェア
©Disney ©2021 Pokēmon ©1976, 1999, 2021 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. L611846 ©CAPCOM CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
<今期より新たに提携>
リラックマブライダルフェア おそ松さんブライダルフェア ワンピースブライダルフェア
(2020年7月 ご案内開始) (2020年9月 ご案内開始) (2021年5月 ご案内開始)
©2020 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved. ©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会 ©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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補足資料
建築不動産事業
建築不動産事業(エスクリグループ 株式会社 渋谷)
株式会社 渋谷
SHIBUTANI&Co.
デザインハウス、リノベーション提案、リゾート開発
店舗・オフィス設計施工、世界各地の建材・古材販売など
お客様のご要望に応じた建築不動産に関するソリューションをご提案
無印良品の家 ユーミーマンション事業
土木事業 店舗設計・施工
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建築不動産事業(エスクリグループ 株式会社 渋谷)
世界各地の建材・古材販売 コンテナ事業
オーダーメイドの建築用コンテナの企画・販売・施工
倉庫・トランクルルーム・店舗・商業施設や住居向けのコンテナ
を製作・販売など、様々な用途に対応可能
①建築基準法に則ったJIS鋼材を使用
«日本の建築基準法に適合»
②ユニット建物特許法(特許第6029711号)取得
«上下ユニットの連結で、独自の方法を開発し、特許を取得»
57
補足資料
ESG関連
女性活躍推進
2018年
女性活躍推進の状況が評価され
厚生労働大臣より「えるぼし」を認定
2019年
女性従業員の育児と仕事の両立支援のため
日・祝限定の託児所 “Mori Kids” 開設
2020~2021年
女性活躍推進施策が評価を受け
経済産業省・東京証券取引所より「準なでしこ」銘柄に選定
2021年
子育て支援についての取り組み状況が評価され
厚生労働省より「くるみん」に認定
59
健康促進活動
2018~2020年
従業員スポーツ活動の促進、部活動等の取り組みが
評価され、東京都より「東京都スポーツ推進企業」に認定
2019年
スポーツ庁より「スポーツエールカンパニー」に認定
2020~2021年
健康経営推進のための取り組みが評価され
経済産業省と日本健康会議より
「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に認定
60
お問合せ先 株式会社エスクリ IR担当
東京都港区西新橋2-14-1 興和西新橋ビルB棟
URL : https://www.escrit.jp/ir/
E-mail : ir@escrit.jp
本資料に掲載されている事項は証券投資に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。
本資料に含まれる将来の予想に関する各数値は、資料作成時点で入手可能な情報による当社の仮定および判断に基づくものであり、
将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するものです。将来の業績は環境の変化などにより、実際の結果と異
なる可能性があることにご留意ください。投資に関するご決定は皆様ご自身のご判断で行うようお願いいたします。