2196 エスクリ 2020-05-29 15:30:00
2020年3月期 通期決算説明資料 [pdf]

株式会社エスクリ
2020年3月期
通期決算説明資料
    新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様およびご家族、関係者
    の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
    また医療従事者をはじめ感染拡大防止に日々ご尽力いただいている
    皆様に深く感謝申し上げます。


    一日も早い収束と、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。


                         株式会社エスクリ




1
  2020年3月期
通 期 決 算 の 概 要
    損益計算書(連結)の概要
    (前期比)売上高△5.6% 営業利益△29.4%
               2019/3期 2020/3期    前期比       2020/3期   対予想     【売上】
     単位:百万円
                実績       実績       増減率       修正予想      増減率     ブライダル(△5.5億)
                                                              新型コロナウイルス感染拡大により
     売上高        33,302   31,430   △5.6%      31,316    0.4%
                                                              多くの施行が次期以降に延期。
     売上原価       14,607   13,485   △7.7%      13,392    0.7%   一般宴会・ホテル・レストラン
                                                              についても稼働が著しく低下。
       (原価率)     43.9%   42.9%          -     42.8%    0.3%
                                                              建築不動産(△13.1億)
     売上総利益      18,695   17,944   △4.0%      17,923    0.1%   前期は大型不動産売上を計上。
     販売管理費      16,504   16,397   △0.6%      16,523   △0.8%

     営業利益        2,191    1,546 △29.4%        1,400   10.4%   【利益】
                                                              主力であるブライダル関連事業の
       (利益率)      6.6%    4.9%          -      4.5%   10.0%   売上が大きく減少したことにより減益。

     経常利益        2,123    1,499 △29.4%        1,350   11.0%

     当期純利益       1,078     455 △57.7%           500   △9.0%
     1株当たり当
                 90.01    38.79 △56.9%        42.57   △8.9%
     期純利益
3
    事業(セグメント)別の売上高

                 2019/3期       2020/3期                前期比
      単位:百万円                                 増減
                  実績            実績                    増減率


    ブライダル関連事業        28,671        28,115     △556     △1.9%

    建築不動産関連事業          4,631         3,314   △1,316   △28.4%

        合計           33,302        31,430    △1,872    △5.6%


    (ブライダル関連事業)
     新型コロナウイルス感染拡大の影響による施行日程の延期が多数発生したことが大きく影響し減収。

    (建築不動産関連事業 )
     前期は、大型の不動産リノベーション物件の販売および大規模工事があったため減収。



4
    ブライダル関連事業の状況
    (前期比)売上高△1.9% セグメント利益△17.8%

                      2019/3期        2020/3期                    前期比
         単位:百万円                                     増減
                       実績             実績                        増減率

    外部顧客への売上高               28,671         28,115        △556     △1.9%

    セグメント間の内部売上高
                                 -              -           -         -
    又は振替高

    合計                      28,671         28,115        △556     △1.9%


    セグメント利益                  3,016          2,480        △535    △17.8%


              (利益率)         10.5%           8.8%            -         -



    新型コロナウイルス感染拡大により、2月下旬~3月施行約1,000件のうち400件余りが
    次期以降に延期となったことが大きく影響し、減収減益。



5
    ブライダル関連事業の状況
    2月下旬~3月施行が次期以降に延期したことにより受注残件数は増加。
    休業による受注減とキャンセル発生により、4月末時点の受注残前期比はCore Bridal+0.7% New Bridal △4.7%
     ■Core Bridal Service(※1)
                                2019/3期           2020/3期           前期比
                                 実績                実績               増減率

     施行件数(件)                              5,304             5,266         △0.7%

     受注件数(件)                              6,989             6,839         △2.1%

     受注残件数(件)                             4,064             4,395          8.1%

     平均組単価(千円)                            3,795             3,729         △1.7%

     ■New Bridal Service(※2)
                                2019/3期           2020/3期           前期比
                                 実績                実績               増減率

     施行件数(件)                              3,259             3,224         △1.1%

     受注件数(件)                              3,790             3,718         △1.9%

     受注残件数(件)                             1,673             1,762          5.3%

    ※1 Core Bridal Serviceは、エスクリ直営施設の列席者30名以上の挙式・披露宴を対象。
    ※2 New Bridal Serviceは、子会社、運営受託、少人数婚、得ナビ(提携会場分)、国内リゾート婚の数値が含まれております。
    ※3 海外リゾート分については、上記と重複する顧客もいるため数値から除外。
6
    建築不動産関連事業の状況
    (前期比)売上高△28.4% セグメント利益△1.4億円
                        2019/3期          2020/3期                     前期比
         単位:百万円                                          増減
                         実績               実績                         増減率

    外部顧客への売上高                 4,631            3,314      △1,316      △28.4%

    セグメント間の内部売上高
                              1,082            1,139            57         5.3%
    又は振替高

    合計                        5,713            4,454      △1,258      △22.0%


    セグメント利益                       282              135        △147    △52.1%


                (利益率)             6.1%         4.1%              -            -



    大型の不動産リノベーション物件の販売があった前期に比べ減少しているが、
    セグメント利益は計画を上回る。




7
    (連結)貸借対照表に係る要点
    自己資本比率 32.2%(前期末比 3.1p)
                                                  【資産】
               2019/3期     2020/3期
      単位:百万円                           増減
                期末          期末                    現金及び預金の減少    △6.8億

    資産合計          25,114      23,228   △ 1,885    完成工事未収入金の減少 △1.7億

     流動資産          7,661       6,499   △ 1,161    有形固定資産の減少    △10.6億

     固定資産         17,452      16,729    △ 723     【負債】

    負債合計          17,798      15,749   △ 2,048    支払手形・買掛金の減少 △3.9億

     流動負債          8,852       8,464    △ 387     社債・借入金の減少   △19.5億

     固定負債          8,945       7,284   △ 1,661
                                                  【純資産】

                                                  当期純利益の計上      4.5億
    純資産合計          7,316       7,478        162
    1株当たり純資産                                      配当金の支払      △ 1.6億
                  615.53      638.52     22.99
    (円)
                                                  自己株式の取得     △ 1.2億
    自己資本比率         29.1%       32.2%          -

8
    (連結)キャッシュフロー計算書の概要
                                                        【営業活動】
     単位:百万円     2018/3期        2019/3期      増減
                                                        税引前当期純利益     7.4億
                                                        減価償却費       15.7億
    営業活動による
                     3,164          2,918    △ 246
    キャッシュ・フロー                                           減損損失         7.5億
                                                        前受金の増加       6.8億
    投資活動による
                    △ 831        △ 1,203     △ 372      法人税等の支払い   △7.2億
    キャッシュ・フロー


    財務活動による
                  △ 2,341        △ 2,347          △6    【投資活動】
    キャッシュ・フロー

                                                        有形固定資産の取得△10.2億
    現金及び現金同等物
                          △8        △634         △625
    の増加額
                                                        【財務活動】
    現金及び現金同等物
                     4,568          4,568           0   短期借入の実行      3.0億
    の期首残高
                                                        長期借入の実行      4.0億
    現金及び現金同等物
                     4,568          3,934        △634   社債・借入金返済   △26.5億
    の期末残高
                                                        配当・自己株式取得 △2.9億
9
2020年3月期の取組
                                             M&A
     ラヴィマーナ神戸
     - 2020年3月より運営開始 -




     所在地:兵庫県神戸市中央区   名称   :ラヴィマーナ神戸

     神戸空港島の西岸に位置しておりアクセスが良好です。
     広大な敷地のなかに2つの独立型チャペル、9つのパーティー会場を有しており
     リゾートウェディングの雰囲気、緑に囲まれたナチュラルウェディングの雰囲気の
     どちらも叶うのが魅力的な施設となります。
11
                                                             M&A
     海外初直営施設
     ハワイカイ・マリーナチャペル リニューアル オープン




     販売開始 : 2019年4月                     オープン : 2019年5月
     所在地 : 377 Keahole St,Honolulu HI   アクセス : ワイキキより車で30分

     ハワイの太陽が差し込む白を基調としたチャペルは、
     マリーナに停泊する船をイメージしてリニューアルしました。
     挙式後には、ガーデンでの乾杯やケーキカットのシーンを堪能することができます。
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                                         施設リニューアル
     神戸ア・ラ・モードパレ&ザ・リゾート
     少人数向け会場「ラ・メゾン・デ・アンジュ」OPEN
     - 少人数婚の需要に対応&稼働率UPを目指す -




     ア・ラ・モードパレ&ザ・リゾートは、大阪・新神戸から約 30 分の好立地・好アクセスの
     六甲アイランドエリアに、初の直営会場としてオープンしました。

     この度、稼働率の低かった待合スペースを30名様まで収容可能なパーティー会場へリニューアルし
     ますますニーズの高まる、少人数や親族のみでのウエディングニーズに応えます。
13
                                       施設リニューアル
     リニューアル 実施施設
     - 運営施設16箇所を順次リニューアル -




     2020年3月期には、直営・EMPそれぞれ8施設のリニューアルを実施しました。
     さらに多様化するお客様のニーズに応えるとともに、
     既存施設の付加価値を高めることでさらなる集客力と顧客満足度向上を目指します。


14
     リニューアル施設のご紹介                          施設リニューアル
     【エスクリ】
     ラグナヴェールスイート名古屋 ホテル&ウェディング   愛知県名古屋市
     セントレジェンダ沖縄                  沖縄県中頭郡
     ザ・マグナス東京                    東京都中央区
     ア・ラ・モードパレ&ザ・リゾート            兵庫県神戸市
     アルマリアン東京                    東京都豊島区
     アルマリアン福岡                    福岡県福岡市
     ラグナヴェール東京                   東京都中央区
     シャルマンシーナ東京                  東京都渋谷区
     【EMP】
     ラフィネ・マリアージュ迎賓館              大分県別府市
     ラ ポルト                       栃木県小山市
     ラ ブランシュ富山                   富山県富山市
     ア・ヴェール・ブランシェ                福井県敦賀市
     クイーンズコート・グランシャリオ            福井県福井市
     セントポーリア教会 シャルム・ド・ナチュール      福井県福井市
     セントミッシェル・ガーデンウェディング         福井県越前市
     渭水苑・祥雲閣                     徳島県徳島市
15
                                               独自戦略
     株式会社サンリオとタイアップ
     ハローキティ&ディアダニエルのオリジナルドレスを開発
      - ナシ婚層へのアプローチ&さらなる顧客満足向上へ -




     エスクリが現在販売している「ハローキティ&ディアダニエル ブライダルフェア」では
     挙式当日「ハローキティ&ディアダニエル」がお祝いに来てくれるプランがご好評いただいております。

     この度はドレス内製化の強みを生かし、人気の高いドレスをハローキティに合わせて忠実に再現。
     新郎新婦様とおそろいのウエディングドレス&タキシードを着た「ハローキティ&ディアダニエル」が
     お二人のためだけにお祝いに来てくれるグリーティングサービスを開始しました。
16
                                               新規事業
     「医療ツーリズム事業」に参入
     - 2019年10月 海外での企業ブランド力を高めインバウンド婚のシナジーを期待 -




     会員制の総合人間ドックを提供するSBIメディックが支援している「東京国際クリニック」と提携し
     中国をはじめとした富裕層向けに、日本の先進医療や質の高いサービスを提供します。

     中華圏でのエスクリの認知度と企業ブランド力を高めることで
     他社との差別化をはかり、インバウンド婚とのシナジーも目指します。

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      女性従業員の育児と仕事の両立支援                                   ESG

     日曜・祝日限定の託児所開設




     女性従業員が約70%の当社グループでは、中期経営方針の1つに「レディ・ファースト戦略」を掲げ
     これまでも様々な取り組みを行ってきました。

     日曜・祝日に運営している保育施設が少ないことから
     2019年4月、エスクリ本社内(東京都港区西新橋)に日・祝限定の託児所「Mori Kids」を開設しました。

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                                                 ESG
     女性活躍推進
     なでしこ銘柄「準なでしこ」認定を取得




     エスクリは、女性が自分らしく働くことができる環境をつくるための行動計画を策定し
     また女性活躍の状況や目標について公開するなど、積極的な取り組みを実施しております。

     経営戦略への組み込み、環境やルールの整備、管理職の意識改革などの
     女性活躍推進施策が評価された結果、経済産業省が東京取引所と共同で選定する
     「なでしこ銘柄」に準ずる企業として「準なでしこ」に選定されました。

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                                                     ESG
     2019年12月
     一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)に入会




     エスクリは2019年12月、一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)に公認入会しました。

     国が掲げる「Society 5.0 for SDGs」の実現に向け
     経団連の活動への積極的な参加および会員企業の皆様さまとの連携に努めてまいります。

     また、今後も女性従業員が活躍できる環境づくりはもちろん
     多様化する結婚式のニーズに応えるとともにブライダル市場の活性化に取り組んでまいります。


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                                                    ESG
「健康経営優良法人 2020」認定を取得




     「従業員の安全と健康の確保、快適な職場環境づくりが企業活動の基礎である」という考えのもと
     2018 年 11 月に「Escrit 健康経営」を宣言し、推進体制を構築しました。

     この度、健康経営の推進に関する取組みが評価され、経済産業省と日本健康会議より
     「健康経営優良法人 2020(大規模法人部門)」の認定を受けました。

     今後も従業員が健康で長く働くことのできる環境の整備に向けて、
     より一層積極的に取り組んでまいります。
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      企業スポーツ活動                                   ESG

     「東京都スポーツ推進企業」&
     「スポーツエールカンパニー」に認定




     エスクリでは、従業員スポーツ活動の促進に向けた各種イベントや部活動などの取り組み、
     アスリート支援とスポーツ文化への貢献に積極的に取り組んできました。

     この度、これらの取り組みがスポーツ活動の推進および従業員の健康増進に向けた
     優れた取り組みとして認められ、東京都より「東京都スポーツ推進企業」
     スポーツ庁より「スポーツエールカンパニー」として認定されました。

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                                                    株主還元
 エスクリのオンラインギフトショップ
「アニクリギフトストア」リニューアル&株主優待クーポン配布開始
      - エスクリの認知度向上&ブランド力強化へ -




     エスクリが運営する「アニクリギフトストア」は記念品専門ショップとして結婚・出産のお祝いや
     内祝いなどでご利用いただけるアイテムを中心に商品展開をし、ご好評いただいております。

     内製フラワーチームで作成したフラワーアイテム、新事業のワインショップ「WINE LIST」からは
     エスクリオリジナルワインのギフトボックスなど自社商品を大幅に拡充し、サイトを全面リニューアルしました。
     また新たな株主優待制度として、アニクリギフトストアにてご利用いただけるクーポン券の配布を開始します。
23
     2021年3月期通期業績について

     新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令を受け、婚礼施設の臨
     時休業等を実施いたしました。これにより、主力であるブライダル事業にお
     いて受注及び施行件数の大幅な減少が予想されるなど、2021年3月期の売上
     に大きく影響を与える状況が続いております。
     このことから2021年3月期業績予想につきましては赤字となる見込みであり
     ますが、収束時期が見通せないなか2021年3月期業績予想を合理的に算定す
     ることは困難であると判断し、現段階では未定としております。


     引き続き当該影響額を慎重に見極め、業績予想の算定が可能となった段階で
     速やかに公表いたします。


24
      配当予想
     2021年3月期の1株あたりの配当予想について

         単位:円     第2四半期末      期末          合計           配当性向

       2018年3月期        6.00        6.00        12.00      21.5%

       2019年3月期        6.00        6.00        12.00      13.3%

       2020年3月期        8.00        8.00        16.00      13.1%

       2021年3月期        未定          未定          未定             ー


     新型コロナウイルス感染拡大の影響により業績予想を未定とすることから、配当予想について
     も現時点においては未定といたします。

     業績予想の算定が可能となった段階で、速やかに公表いたします。




25
補足資料




       26
     1.会社概要
     2.市場動向
目次
     3.経営戦略
     4.ESG



              27




                   27
会社概要




       28
     会社概要
      商号         株式会社エスクリ
      設立         2003年6月
                 〒105-0003
      本社所在地
                 東京都港区西新橋2-14-1 興和西新橋ビルB棟
      資本金        6億787万円(2020年3月末現在)
      上場市場       東京証券取引所市場第一部
      上場日        2010年3月5日
      代表取締役 会長   岩本 博
      代表取締役 社長   渋谷 守浩
                 後藤 健
      取締役(社外)
                 木村 喬
      従業員数       1,076名(2020年3月末現在)
      事業内容       挙式・披露宴の企画・運営を行うブライダル事業
      ホームページ     https://www.escrit.jp/
                 株式会社 渋谷、SHIBUTANIエステート・パートナーズ株式会社
                 株式会社エスクリマネジメントパートナーズ
      連結子会社      ESCRIT HAWAII INC.
                 愛思禮婚禮股份有限公司
29
     直営施設一覧
     大都市を中心に34施設を運営
                                                ■富山県(※EMP)
      エスクリ                                       ラ・ブランシュ富山

      EMP(エスクリマネジメントパートナーズ)      ■石川県
                                      ラグナヴェール KANAZAWA
                                                                           ■宮城県
                                    ■福井県(※EMP)                              ラグナヴェール SENDAI
                                     グランシャリオ/シャルム・ド・ナチュール
                                     セントミッシェル/アヴェール・ブランシェ                ■栃木県(※EMP)
                             ■大阪府                                           ラ・ポルト ザ・ライブラリー
                              ラグナヴェール PREMIER
                              ラグナヴェール OSAKA                                ■埼玉県
        New                                                                 ラグナヴェール Sky Terrace
                             ■兵庫県                                     ■東京都
                              ア・ラ・モード・パレ&ザ リゾート                        ラグナヴェール AOYAMA
                              ラヴィマーナ神戸                                 ロザンジュイア広尾迎賓館
                                               New                     ラグナヴェール TOKYO
     ■ハワイ             ■福岡県
      ハワイ・カイ マリーナチャペル                                                  ザ マグナス TOKYO
                       アルマリアン FUKUOKA                                  シャルマンシーナ TOKYO
                                                                       アンジェリオン オ プラザ TOKYO
                                                                       アルマリアン TOKYO
                                                                       ルミヴェールTOKYO
                                                                       パラッツォドゥカーレ麻布
                                                     ■徳島県(※EMP)        南青山サンタキアラ教会
                            ■大分県(※EMP)
                                                      渭水祥雲閣            ラグナヴェールアトリエ
                             ラフィネ・マリアージュ迎賓館
                                                                     ■神奈川県
                                                ■広島県                  ラグナスイート新横浜 ホテル&ウェディング
     ■沖縄県                                       ラグナヴェール広島     ■愛知県
      セントレジェンダ OKINAWA                                         ラグナスイート名古屋 ホテル&ウェディング
30                                                             ラグナヴェール NAGOYA
                                                                                 2020年3月31日現在
     社名の由来・ビジョン・ミッション

     社名の由来 Company Name         “Staff Create”
         人財力をコアバリューとし、多様なスタッフが能力や専門性を最大限発揮して、
          高収益のビジネスモデルを構築。この業界を勝ち残っていきたいという想い。



     エスクリのビジョン Our Vision

             “Faithful Bridal Creator”
          エスクリが創っていくのは、真摯で、信頼できるブライダル。
          ハードに頼らず、ソフトの力を信じ、ビジネスの本質を、真摯につきつめる。
          信頼できるスタッフ、信頼できる商品、信頼できるチームで、顧客の期待を超えていく。
          顧客、社員、会社の満足を、大きく広げ、世の中に新しい価値を示すことで、
          真摯なブライダルビジネスを、創りたい。
          新郎新婦に関わるすべての人からの「おめでとう」と、
          新郎新婦からの「ありがとう」であふれた、
          記憶に残る結婚式を、創りたい。

31        それが、私たちの誇りであり、喜びなのです。
     社名の由来・ビジョン・ミッション

     エスクリのミッション Our Mission


      “CHANGE Bridal”
     ✓外部に頼らない
      ブライダル専門コールセンターの立ち上げ
     ✓内製化(ワンストップサービス)の取り組み
     ✓ビルイン結婚式場
     ✓異業種とのコラボレーション
     ✓年間休日130日を実現、施設内託児所設置 etc.

        良い文化は継承し、新しい文化を取り入れる
         結婚式があふれる世の中に
32
     社名の由来・ビジョン・ミッション

     ウェディングコンセプト Wedding Concept




        “All for
         Thankyou”

33
市場動向




       34
     市場動向①                                                       婚 姻件 数 の 推移

                                   2018年 婚姻組数                                                                                                                                      2018年 婚姻率

           約                 590,000組                                                                                                                                                    4,7%
     900

     800
                              “All for
                             全国婚姻件数推移


                               Thankyou”
     700

     600

     500

     400

     300
                             第二次ベビーブーム世代                                                                                                         少子化・晩婚化・未婚化により
     200
                               により増加傾向へ                                                                                                                            緩やかに減少傾向
     100

       0
           84年


                       86年


                                   88年


                                               90年


                                                           92年


                                                                       94年


                                                                                   96年


                                                                                               98年
                 85年


                             87年


                                         89年


                                                     91年


                                                                 93年


                                                                             95年


                                                                                         97年


                                                                                                     99年
                                                                                                           00年
                                                                                                                 01年
                                                                                                                       02年
                                                                                                                             03年
                                                                                                                                   04年
                                                                                                                                         05年
                                                                                                                                               06年
                                                                                                                                                     07年
                                                                                                                                                           08年
                                                                                                                                                                 09年
                                                                                                                                                                       10年
                                                                                                                                                                             11年
                                                                                                                                                                                   12年
                                                                                                                                                                                         13年
                                                                                                                                                                                               14年
                                                                                                                                                                                                     15年
                                                                                                                                                                                                           16年
                                                                                                                                                                                                                 17年
                                                                                                                                                                                                                       18年
                                                                                                                                                                                                                             19年
                                                                                                                                                                                                                                   20年
                                                                                                                                                                                                                                         21年
                                                                                                                                                                                                                                               22年
                                                                                                                                                                                                                                                     23年
                                                                                                                                                                                                                                                           24年
                                                                                                                                                                                                                                                                 25年
                                                                                                                                                                                                                                                                       26年
                                                                                                                                                                                                                                                                             27年
35
                                                                                                                                                 出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2019,ブライダル産業年鑑2019(矢野経済研究所)
     市場動向②   市場規模推移

                  18000
                                  - 市場規模推移 -
                  16000


     挙式・披露宴       14000



     市場規模
                  12000

                  10000




       1.4兆円
                   8000

                   6000


     約             4000

                   2000




     ✓人口減少とともに市場規模は徐々に縮小する見込み
     ✓今後10年は市場規模1兆円強を予想
36                        出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2019,ブライダル産業年鑑2019(矢野経済研究所)
     市場動向③                タイプ別シェア推移
      ホテル婚シェアが徐々に減少
      専門式場・ゲストハウスが右肩上がりに
                                        披露宴・披露パーティーの実施会場
      100
            11.8   11.9   10.8   11.1   11.2   11.1   11.0   9.5    10.5   8.9    10.3   8.2                  10.6
                                                                                                12.9   12.6




            “All for
      90
                                                                           9.6           8.8                  5.3
                          10.5   11.1    9.9   10.7   10.0   10.9   9.9           9.0                  6.0
            10.2   11.5                                                                         8.6
      80

      70                                                                                                      25.6
                                                                                         30.5          29.2
                                                             29.1   31.4   33.3   32.8          26.2
                          32.9                        31.5




             Thankyou”
      60                         35.4   35.8   34.9
            39.4   35.6

      50

      40

      30                                                                                                      58.5
                                                             50.5                        52.5   52.3   52.2
                          45.8                        47.5          48.2   48.2   47.9
      20           41.0          42.4   43.1   43.3
            38.6

      10

       0
            2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
             専門式場・ゲストハウス            ホテル        レストラン        その他(神社・教会等)

37                                                           出典:リクルートブライダル総研結婚トレンド調査全国・首都圏2010-2019
     市場動向④ブライダル業界の市場シェア

 売上高上位5社が市場に占める割合    ブライダル市場
                     14.9%                           3.3 3.1     2.0
                                             4.6
                                                                  2.0
      ブライダル市場
      (上場企業上位5社合計)



      14.9%
                         85.1




                        A社   B社   C社    エスクリ       E社   その他
                                        出典:2019年版 ブライダル産業年鑑
     ブライダル業界の現状
                             <比較> ファミリーレストラン市場

 他業界と比較して                       56.5%
                                                          26.2

 圧倒的シェアを持つガリバー企業が不在                      43.5
                                                                  11.2

     →シェア拡大の余地有り                              4.1 5.2     9.8


38                                A社    B社      C社   D社    E社      その他
経営戦略




       39
     エスクリの経営戦略

            ● 専門式場・ゲストハウス・ホテル・レストラン
             多様な施設スタイルでの出店
     出店戦略
            ● 大都市から地方都市、リゾートまで、多様なエリアでの運営



       “All for
      内製化
            ● 主要なアイテム・サービスの内製化



        Thankyou”
      仕組化
            ● 接客情報の定量分析による施設運営と営業支援



            ● 様々なブランド・キャラクターとのコラボ企画による独自集客
     独自集客
            ● 少人数婚、企業パーティなどの取り込みによる稼働率UP

40
出店戦略




       41
     出店戦略   多様な施設スタイル

     多様な施設スタイルで事業展開
     変化するマーケットニーズに応える
✓1兆4,000億円市場すべてで可能性を追求するため

        “All for
 ゲストハウス・専門式場・ホテル・レストランとジャンルにこだわらず出店




         Thankyou”

42
     出店戦略    主要都市への大型出店

     大型投資の新店は主要都市に限定
     ✓ 人口減をリスクヘッジ
     ✓ 宴会需要も見込める

            “All for      Sendai

             Thankyou”
Tokyo


     Kobe
              Nagoya

                                   Osaka
43
     出店戦略           主要都市への大型出店
     東京23区および政令指定都市の人口推移(2010年を100とする)
     102
     100
     98
     96
     94
     92             全体
     90             政令指定都市
                    政令指定都市以外
     88
     86
     84                           国立社会保障・人口問題研究所「日本の市区町村別将来人口推計(平成25年3月推計)より当社にて推計

     82
            2010年         2015年           2020年           2025年           2030年


           ✓政令指定都市の人口減は緩やか
            →市場規模縮小の影響を最小限に抑えられる
           ✓立地にこだわった出店により多くの宴会受注が可能に
44
            →平日の稼働率UP
     出店戦略   地方都市への出店

      地方都市はM&Aにより投資を抑制
      直営34施設のうち15施設はM&Aを実施して再生




45
     出店戦略   リゾート進出

     シェア拡大戦略のひとつとして
     リゾート婚を展開

2015 沖縄県北谷にエスクリ初のリゾート会場OPEN
✓インバウンドへの取り組みもスタート
✓リゾート婚であっても「好立地」への出店
✓全国の式場内に接客カウンターを設置 各地よりご案内




46
 出店戦略        リゾート進出

     2017 ハワイ進出
     ✓現地パートナー「Weddings of Hawaii」と契約
     ✓OUTDOOR WEDDINGの販売を開始


     2019 直営初の海外施設
     ハワイカイマリーナチャペルOPEN
     ✓マリーナに停泊する船をイメージし
      白を基調としたチャペルにリニューアル
     ✓得ナビリゾートにて販売を開始

     ハワイから国内運営会場への送客による
     シナジーを生かしつつ 海外事業の拡大を目指す
47
     出店戦略   アジア進出


      2018 台湾子会社設立
     直営サロンを台北にOPEN

 ✓インバウンド挙式の増加にともない
  さらなる顧客獲得へ

 ✓国内好立地での挙式に観光観点も
  取り入れた提案を実施


48
内製化・仕組化




          49
     内製化   主要アイテムの内製化
                          料理
     自社スタッフによる    サービス
     VIPサービス                   プランナー
      の実現により
                         Our
 ✓顧客満足度UP
                 衣裳
                        Team
                                  写真

 ✓利益率の向上           フラワー
                          ヘアメイク

50
     仕組化     営業支援システムと教育研修
 役職に応じた教育研修に加え、営業支援システムを活用
  →新卒社員や未経験者を早期に戦力化し、より接客力の高い人財へ

 入力データ         システム   出力データ    データの活用


     顧客データ                      タイムリーな経営指標
                               営業実績のモニタリング
                SPM
     接客データ            KPIデータ
               システム
                                施設スタイルにおける
     売上データ                     成功接客パターンの確立



           社員・組織      優秀な社員    優秀な社員または組織の
                               ノウハウ・スキルを共有
       ノウハウ・スキル       ノウハウ
                                 →効果検証
                      スキル
51
独自集客




       52
     独自集客 コラボレーションウェディング

      Collaboration Wedding
      コラボレーションウェディング
     有名キャラ・ブランドとのコラボレーションにより
     ナシ婚層にアプローチ = 新規顧客開拓
     Disney Princess



                                          モンスターハンター
                       Samantha Thavasa




      ハローキティ           ポケットモンスター
53
     独自集客   パーティハンター

      Party Hunter
      宴会・イベント・撮影など様々な用途に合わせたサービス

     ✓自社施設の平日稼働に貢献
     ✓掲載している提携会場も250会場以上




54
     独自集客   ルクリアモーレ

      ルクリアモーレ
      少人数ウェディング向け挙式サービス

     ✓既存施設の空き枠稼働率をUP
     ✓需要増が見込める少人数挙式に特化したサービス




55
建築不動産事業




          56
 建築不動産事業(エスクリグループ 株式会社 渋谷)

     株式会社 渋谷       SHIBUTANI&Co.
     デザインハウス、リノベーション提案、リゾート開発
     店舗・オフィス設計施工、世界各地の建材・古材販売など
     お客様のご要望に応じた建築不動産に関するソリューションをご提案
     無印良品の家   ユーミーマンション事業




     土木事業     店舗設計・施工




57
 建築不動産事業(エスクリグループ 株式会社 渋谷)
     世界各地の建材・古材販売          コンテナ事業
                           オーダーメイドの建築用コンテナの企画・販売・施工
                           倉庫・トランクルルーム・店舗・創業施設や住居向けのコンテナ
                           を製作・販売など、様々な用途に対応可能
                           ①建築基準法に則ったJIS鋼材を使用
                            «日本の建築基準法に適合»
                           ②ユニット建物特許法(特許第6029711号)取得
                            «上下ユニットの連結で、独自の方法を開発し、特許を取得»




      WORLD DECORS OSAKA




58
ESG関連




        59
     女性活躍推進

     2018                        女性のための
                                 相談窓口設置   フレックス

     女性活躍推進の状況が評価され
                                時短勤務延長
     厚生労働大臣より「えるぼし」を認定

                                            産休前
                                           復職時面談
     2019
     女性従業員の育児と仕事の両立支援のため
     日・祝限定の託児所 “Mori Kids” 開設


     2020
     女性活躍推進施策が評価を受け
     経済産業省・東京証券取引所より
     「準なでしこ」銘柄に選定

60
     健康促進活動

     2018・2019
     従業員スポーツ活動の促進、部活動
     アスリート支援等の取り組みが評価され
     東京都より「東京都スポーツ推進企業」に認定


     2019
     スポーツ庁より「スポーツエールカンパニー」に認定


     2020
     健康経営推進のための取り組みが評価され
     経済産業省と日本健康会議より
     「健康経営優良法人2020(大規模法人部門)」に認定

61
            お 問 合 せ 先    株 式 会 社 エ ス ク リ              I R 担 当
            東京都港区西新橋2-14-1                 興和西新橋ビルB棟


                    URL : https://www.escrit.jp/ir/
                         E-mail : ir@escrit.jp


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あることにご留意ください。投資に関するご決定は皆様ご自身のご判断で行うようお願いいたします。