2183 リニカル 2019-11-14 16:00:00
2020年3月期第2四半期業績と前年第2四半期の業績の差異に関するお知らせ [pdf]

                                                                   2019年11月14日


    各           位


                                             会 社 名   株 式 会 社 リ ニ カ ル
                                             代表者名    代表取締役社長      秦野     和浩
                                                  (コード番号 : 2183    東証第一部)
                                             問合せ先    専務取締役管理本部長 髙橋            明宏
                                                  (TEL.06-6150-2582)



                    2020年3月期第2四半期業績と前年第2四半期の
                            業績の差異に関するお知らせ

    2020年3月期第2四半期累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日、以下「当第2四半期」)と、
 2019年3月期第2四半期累計期間(2018年4月1日~2018年9月30日、以下「前年同四半期」)の連結
 業績の差異について、下記のとおりお知らせいたします。


                                        記


 1.当第2四半期と前年同四半期の連結業績の差異
                                                                     (単位:百万円)
                                                             親会社株主に
                                                                          1株当たり
                            売   上   高   営業利益      経常利益        帰属する
                                                                         四半期純利益
                                                             四半期純利益
前 年 同 四 半 期 業 績(A)※
                                5,612       646        748         386        17円02銭
(2019 年3月期第2四半期累計期間)
当 第 2 四 半 期 業 績(B)
                                5,389       571        484         230        10円20銭
(2020年3月期第2四半期累計期間)
増       減       額 (B-A)         △222        △75      △263         △155

増           減       率 (%)       △4.0     △11.7       △35.2     △40.3
 ※2018年4月16日に行われたAccelovance,Inc.(現Linical Accelovance America,Inc.)との企業結合に
 ついて前年同四半期において暫定的な会計処理を行っておりましたが、2019年3月期連結会計年度末
 に資産・負債へ取得原価の配分が完了しております。これに伴い、前年同四半期業績について、当該
 結果の内容を反映させております。
2.差異の理由
 当第2四半期連結累計期間の連結業績は、日本をはじめ、欧州、韓国、台湾子会社の業績は概ね期
初想定通りに推移しました。更に米国においては前期からのマネジメント強化、営業力の増強、リス
トラクチャリングの成果が発現を始め、下期以降のV時回復に向けた足場を固めました。また、中国
においても当社直轄子会社が事業を開始し、今後拡大すると思われます。しかしながら、円高の進行
により海外子会社の売上高が日本円換算で目減りした他、日本で前期から当期にかけて複数の大型案
件が完了し新規案件が開始する狭間となったこと等もあり、売上高は5,389百万円(前年同四半期比
4.0%減)と前年同四半期比では減収になりました。なお、日本、アジア、米国、欧州における当社グ
ループのグローバル受託体制の拡大と営業活動により、外資系大手グローバルCROとの競争環境下
においても国際共同治験を含む複数の新規案件を獲得し、受注残高は順調に増加しております。また、
営業利益は売上高同様に概ね期初想定通りに推移しているものの、米国子会社買収に伴う売主とのク
ロージング価格調整交渉等のための弁護士報酬が発生したこと等により571百万円(同11.7%減)とな
りました。経常利益は前年同四半期は円安により外貨預金等に116百万円の為替差益が発生したのに対
して、当期は円高により外貨預金等に為替差損63百万円等が発生したため484百万円(同35.2%減)と
なりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、2019年10月18日に「当社海外子会社に対する仲
裁の申立に関するお知らせ」にて公表しましたとおり、米国での仲裁対応のための弁護士報酬等の費
用が発生したことから230百万円(同40.3%減)となりました。

                                             以   上