2183 リニカル 2020-05-25 16:50:00
個別決算における前事業年度の実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
2020年5月25日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 リ ニ カ ル
代表者名 代表取締役社長 秦野 和浩
(コード番号 : 2183 東証第一部)
問合せ先 専務取締役管理本部長 髙橋 明宏
(TEL.06-6150-2582)
個別決算における前事業年度の実績値との差異に関するお知らせ
当社は、個別業績予想を開示しておりませんが、個別決算における当事業年度の実績値が、前事業
年度の実績値から一定以上変動しましたので、お知らせいたします。
記
1.個別決算における前事業年度の実績値と当事業年度の実績値との差異
(単位:百万円)
1株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
前 事 業 年 度 実 績(A)
7,686 1,611 1,708 1,135 50円12銭
( 2 0 1 9 年 3 月 期 )
当 事 業 年 度 実 績(B)
7,406 953 923 527 23円37銭
( 2 0 2 0 年 3 月 期 )
増 減 額 (B-A) △279 △657 △785 △607
増 減 率 (%) △3.6 △40.8 △46.0 △53.5
2.差異の理由
当社ループでは日亜・米・欧のグローバル受託体制を確立し、3極間のシナジーによる受注獲得活
動を進めた結果、国際共同治験を含む複数の受注を獲得し、当期末時点の受注残高が前期末比で22.2%
増の199億円となりました。一方、このグローバル受託体制の進展により、日本が受注し、海外子会社
が現地で実施する業務の比率が増加しております。
このような状況の中、2020年3月期の個別業績について、当第4四半期に世界的な新型コロナウイ
ルス感染症の感染拡大の影響を受け、世界各国で医療機関への訪問規制などにより一部治験業務の実
施が困難となったことや新規獲得案件の治験開始時期に遅延があったことにより売上の計上に期ズレ
が生じた他、製薬会社で新規開発案件の一時凍結が起こったこと等の結果、国内案件だけでなく海外
子会社に外注した案件の売上回収が進まず、売上高は前期を下回ることとなりました。また、上記理
由による売上高の減少に加え、売上原価に占める日本から海外子会社への外注費が大幅に増加してい
ることや、円高の進行により外貨預金等に為替差損が発生したことにより利益も前期を下回りました。
以 上