2180 サニーサイドアップ 2020-05-11 17:00:00
特別損失(減損損失)の計上および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年5⽉ 11⽇
本社所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目 23 番 5 号
上場会社名 株 式 会 社 サ ニ ー サ イ ド ア ッ プ グ ル ー プ
代 表 者 代 表 取 締 役 社 ⻑ 次原 悦子
(コード番号︓2180)
問合せ先 取締 役 グ ル ー プ 管理本 部本部 ⻑ 相 ⽥ 俊 充
電話番号 03-6894-3232
特別損失(減損損失)の計上および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020 年 6 ⽉期第3四半期連結会計期間において、特別損失(減損損失)を計上いたしました。また、2020
年 2 ⽉ 13 ⽇に開⽰した 2020 年 6 ⽉期(2019 年 7 ⽉1⽇〜2020 年 6 ⽉ 30 ⽇)通期業績予想を修正することと
いたしましたので、下記のとおり、お知らせいたします。
記
1.特別損失(減損損失)の計上について
新型コロナウイルス感染症による当社グループ業績への影響を踏まえた将来の回収可能性を慎重に検討した結果、bills 事
業に係る固定資産(店舗設備)について「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損処理を⾏い、当第3四半期にお
いて、特別損失(減損損失)218 百万円を計上いたします。
2.通期連結業績予想の修正について
(1)2020 年 6 ⽉期通期連結業績予想値の修正(2019 年 7 ⽉ 1 ⽇〜2020 年 6 ⽉ 30 ⽇)
親会社株主に帰属 1 株当たり
売上⾼ 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
前回公表予想 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(A) 15,630 840 888 590 39.22
修正値
13,810 249 77 ▲179 △11.92
(B)
増減額
▲1,820 ▲591 ▲811 ▲769 ―
(B-A)
増減率 ▲11.6% ▲70.4% ▲91.3% ― ―
(参考)前期実績
14,627 610 718 493 33.42
(2019 年 6 ⽉期)
(2)修正の理由
当社グループの連結業績は、2019 年 11 ⽉ 11 ⽇付「業績予想の修正に関するお知らせ」の通り、公表時点では過去最⾼
の業績となる⾒込みでした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡⼤による景況の悪化、また、緊急事態宣⾔に伴う外出⾃粛
措置の影響から好調だった当社グループの各事業活動も減速を余儀なくされている状況であり、こうした⾜元の状況と今後の
動向予測を踏まえ、通期連結業績予想を修正するものであります。
これにより、通期での売上⾼、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回公表の業績予想を下
回る⾒込みとなりました。
(売上⾼)
⽇本はもとより、ハワイや韓国でも展開している「bills 事業」では、新型コロナウイルス感染拡⼤を起因とした世界的な外出⾃
粛の動きに伴う客数減少により、2020 年2⽉以降、売上⾼が減少傾向を⾒せ始めました。また当社グループでは、緊急事
態宣⾔の発令に先んじて、新型コロナウイルス感染拡⼤防止の為、国内全店舗を 2020 年 4 ⽉ 6 ⽇〜5 ⽉ 6 ⽇まで臨時
休業といたしました。またハワイ店については、ハワイ州政府の⾃宅待機令に従って 3 ⽉ 29 ⽇から 5 ⽉末まで臨時休業として
おります。国内の一部店舗(七⾥ヶ浜店、福岡店、銀座店)については、2020 年 5 ⽉ 13 ⽇より時間短縮で営業を再開す
るものの、その他の国内店舗については、現時点では営業再開の時期が確定しておりません。
今後の状況次第では、国内および海外店舗ともに臨時休業の再実施や延⻑、また、再開した場合でも時間短縮営業の可
能性があり、事態が収束するまでは集客状況の回復が難しい中、売上⾼の⼤幅な減少は避けられず、前回発表の通期業績
予想が未達となる予測に至りました。
当社グループの基幹事業である「マーケティング・コミュニケーション事業」および「スポーツ事業」は今期も順調な営業活動を展
開しておりましたが、特に 2020 年 3 ⽉後半以降については、クライアント企業等の活動が新型コロナウイルス感染症の影響を
受け、受注案件の延期や中止、予算の減額が発生し、第4四半期の業績に⼤きな影響を与えております。
その他、同様な状況である「SP・MD事業」や「開発事業」といった他セグメントの状況も考慮した結果、売上⾼は前回発
表の 15,630 百万円を 11.6%下回る 13,810 百万円の⾒込みとなりました。
(営業利益)
当連結会計期間を通して、M&A によるのれんの償却費を除く固定費は前回予想の水準と想定しているものの、売上⾼予
想の修正による業績への影響が⼤きく、営業利益は前回発表の 840 百万円を 70.4%下回る 249 百万円の⾒込みとなりま
した。特に bills 事業では、上記のとおり、新型コロナウイルス感染症による業績への影響が⼤きく、臨時休業や営業時間短縮
に伴う売上⾼の⼤幅減少により、営業損失が発生する⾒込みです。
(経常利益)
営業利益予想の修正に加え、東京オリンピック・パラリンピック開催前後のインバウンド需要を⾒据え共同運用する原宿駅前
の商業施設「jing(ジング)」において、新型コロナウイルス感染拡⼤を起因とした東京オリンピック・パラリンピック開催延期決
定およびイベント⾃粛のムードの⾼まりにより、顧客開発活動が鈍化したことによる組合事業の損失、および、インバウンド向け
事業を展開する投資先企業の業績悪化に伴う持分法投資損失が想定外に発生する点を予想に反映し、経常利益は前回
発表の 888 百万円を 91.3%下回る 77 百万円の⾒込みとなりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
経常利益予想の修正に加え、上記1.の特別損失の計上、法人税等を加味し、親会社株主に帰属する当期純利益は
前回発表の 590 百万円を⼤幅に下回る▲179 百万円の⾒込みとなりました
※本資料に記載されている業績⾒通し等の記述は、当社が現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、
実際の業績は今後様々な要因によって当該予想と異なる場合がありますので、予めご了解ください。
以上
(本件に関するお問合せ先)
株式会社サニーサイドアップグループ グループ管理本部 経営企画部 TEL 03-6894-2241