2180 サニーサイドアップ 2021-02-12 16:00:00
2021年6月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年6月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月12日
上場会社名 株式会社サニーサイドアップグループ 上場取引所 東
コード番号 2180 URL http://www.ssug.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)次原 悦子
取締役 グループ管理本部
問合せ先責任者 (役職名) (氏名)相田 俊充 TEL 03-6894-3233
本部長
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
百万円未満切捨て
1.2021年6月期第2四半期の連結業績(2020年7月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期第2四半期 7,198 △23.1 298 △60.2 351 △48.7 180 △59.8
2020年6月期第2四半期 9,358 26.3 750 57.4 686 20.6 449 8.8
(注)包括利益 2021年6月期第2四半期 209百万円 (△54.0%) 2020年6月期第2四半期 454百万円 (9.2%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年6月期第2四半期 12.01 -
2020年6月期第2四半期 29.87 29.85
※当社は2019年7月11日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分
割が行われたと仮定して、「1株当たり四半期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり四半期純利益」を算定してお
ります。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年6月期第2四半期 7,903 2,210 27.7
2020年6月期 5,462 2,087 37.3
(参考)自己資本 2021年6月期第2四半期 2,186百万円 2020年6月期 2,036百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年6月期 - 0.00 - 2.00 2.00
2021年6月期 - 0.00
2021年6月期(予想) - 2.00 2.00
~5.00 ~5.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
3.2021年6月期の連結業績予想(2020年7月1日~2021年6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 13,000 △7.8 300 △28.6 300 9.1 0 - 0.00
~13,500 △4.2 ~500 19.0 ~450 63.6 ~150 - ~9.87
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 有
(注)詳細は、添付資料12ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注
記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧下さい。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年6月期2Q 15,191,600株 2020年6月期 15,191,600株
② 期末自己株式数 2021年6月期2Q 128,668株 2020年6月期 128,668株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年6月期2Q 15,062,932株 2020年6月期2Q 15,050,707株
※当社は2019年7月11日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該
株式分割が行われたと仮定して、「期末発行済株式数」、「期末自己株式数」及び「期中平均株式数」を算定し
ております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
〇本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての
注意事項については、添付資料5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧下さい。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
当資料は当社ウェブサイトに掲載する予定です。
㈱サニーサイドアップグループ(2180) 2021年6月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 12
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
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㈱サニーサイドアップグループ(2180) 2021年6月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2020年7月1日~2020年12月31日)では、一時的に収束の兆しを見せていた新型コ
ロナウイルス感染症が夏場以降、都市部を中心に再拡大の様相が高まり、前期末における事業環境の最悪期は脱し
てはいるものの、本格的な回復基調に戻るまでには至っていない状況です。
当社グループ最大の基幹事業であるマーケティング&コミュニケーション事業は、外出自粛によるPRイベントの
実施見合せによって拡大したデジタルPR需要に応える等、変容した市場ニーズに柔軟に適応することで業績は堅調
に推移しております。コロナ禍においても拡販を続ける大手コンビニエンスストアやファストフードチェーンを顧
客に持つセールスアクティベーション事業も順調な業績を残している一方、オールデイダイニング「bills」を国
内外で展開しているフードブランディング事業は、外出自粛や時短営業、臨時休業の影響を余儀なくされており、
売上高はこれまでの実績を大きく下回る結果となりました。当社グループの今後を担う新しい収益源を創りだすビ
ジネスディベロップメント事業は、概ね当初の想定通りに進捗しております。
セグメントにより新型コロナウイルス感染症の影響に大きな差異が生じた当第2四半期連結累計期間の連結業績
は、売上高7,198百万円(前年同期比23.1%減)、営業利益298百万円(前年同期比60.2%減)となりました。
また、営業外収益にフードブランディング事業に係る雇用調整助成金72百万円をはじめとする新型コロナウイル
ス感染症に関する助成金等を助成金収入として93百万円計上したことで、経常利益351百万円(前年同期比48.7%
減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は180百万円(前年同期比59.8%減)となりました。
なお、セールスアクティベーション事業が前年同期比で減収減益になりましたが、これは前年同期において計画
外の大規模案件を受注したことによるものであり、通期の連結業績予想の達成向けては想定内の進捗を見せており
ます。
セグメントの業績は次のとおりです。
なお、当社グループは2020年1月より持株会社体制に移行し、事業内容の多角化を進める中、それを再区分する
ことで各事業の状況を把握しやすくするため、「2.(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情
報)」に記載のとおり、2021年6月期第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの変更等を行っております。
以下の前年同期比については、前年同期の数値を変更後の新セグメントに組み替えて表示しております。
各セグメントにおける子会社の構成は下記の通りです。
構成子会社 セグメント変更前 セグメント変更後
㈱サニーサイドアップ(※1・※2を除く)
㈱クムナムエンターテインメント
マーケティング・コミュニケーション事業
㈱スクランブル
マーケティング&コミュニケーション事業
㈱ステディスタディ
※1 ㈱サニーサイドアップ(スポーツ関連部署) スポーツ事業
㈱エアサイド 開発事業
※2 ㈱サニーサイドアップ(コンテンツ関連部署) マーケティング・コミュニケーション事業
セールスアクティベーション事業
㈱ワイズインテグレーション SP・MD事業
㈱フライパン
SUNNY SIDE UP INTERNATIONAL, INC.
bills事業 フードブランディング事業
bills waikiki LLC
SUNNY SIDE UP KOREA INC
㈱サニーサイドアップパートナーズ
開発事業
㈱サニーサイドアップキャリア ビジネスディベロップメント事業
㈱アジャイル ―
①マーケティング&コミュニケーション事業
2021年6月期第1四半期連結累計期間(進行期)より「スポーツ事業」を当事業に統合し、㈱エアサイド(前期
は開発事業に区分)を当事業に区分変更しました。㈱サニーサイドアップにおいてコンテンツ関連事業を担ってい
た部署をセールスアクティベーション事業に区分変更しました。また、セグメント名称をマーケティング・コミュ
ニケーション事業から変更しました。
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㈱サニーサイドアップグループ(2180) 2021年6月期 第2四半期決算短信
グループの基幹事業である当事業では、PRを軸としながら、プロモーション、スポーツマーケティング、ブラン
ディング、コンテンツ開発等、時代のニーズに合ったマーケティングおよびコミュニケーションサービスを提供し
ており、コロナ禍にも順応しながら、堅調な成長を見せております。
当社グループの中核企業である㈱サニーサイドアップは、大きな話題を創出する企画力と強力なメディアネット
ワークを強みに、幅広い潜在クライアント層を戦略的にターゲティングすることで、特定の業種・業界にとらわれ
ない多種多様な案件を確実に獲得し続けております。また、事業提携やジョイントベンチャー設立等を通じて重点
的に強化してきたデジタル領域のコミュニケーションサービスは、コロナ禍において大きく変容しているマーケッ
トニーズに適応し、強力な優位性を発揮する同社の強みになっております。
㈱スクランブルでは、YouTubeやInstagram等を駆使したインフルエンサー・マーケティングサービスを提供して
おり、新たな顧客開発が順調に進んでおります。
㈱エアサイドは、創造性あふれる企画力を発揮する精鋭スタッフによるPRブティックとして、エンターテインメ
ント企業等からのクリエーティブニーズに着実に応えております。
最先端のア-ティストやタレントたちをキャスティングする強力なネットワーク&プランニング力を誇る㈱クム
ナムエンターテインメントは、当期においても人気随一のガールズポップグループ等を起用したブランディング、
コンテンツ開発を多数手掛けており、そのポテンシャルを遺憾なく発揮しております。
2020年3月に完全子会社化した㈱ステディスタディは、海外ハイファッションブランドとのビジネスの比重が高
いため、コロナ禍によって業績が影響を受けましたが、新たな顧客開発を着実に進めております。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,218百万円(前年同期比0.3%増)、セグメント利益は579百
万円(前年同期比3.6%増)となりました。
②セールスアクティベーション事業
2021年6月期第1四半期連結会計期間(進行期)より、㈱サニーサイドアップにおいてコンテンツ関連事業を担
っていた部署を当事業に区分変更しました。また、当事業の内容をより適切に表すため、セグメント名称をSP・
MD(セールスプロモーション・マーチャンダイジング)事業から変更しました。
当事業では、店頭等の消費者とのコンタクトポイントにおける購買・成約の意思決定を促すためのノウハウ・ソ
リューションを提供しております。
㈱サニーサイドアップのコンテンツ関連事業では、タレントやキャラクターなどIP(知的財産)を活用したコン
テンツ制作及び販売施策を手掛けております。当第2四半期連結累計期間は、想定外の大規模案件を受注した前年
同期の実績には及ばなかったものの、IPを活用したヒット企画を多数手掛ける等、コロナ禍で一層高まった消費者
のコンテンツやエンターテメインメントへの需要をとらえた企画提案力で、好調な業績を維持しております。
㈱ワイズインテグレーションでは、企業や商品キャンペーンの企画提案からグッズ制作をはじめ、テーマパーク
向けの雑貨商品OEM事業や国際支援団体のマーケティングサポート事業を展開するとともに、自社商材の開発にも
注力しております。当第2四半期連結累計期間では、こども用プログラミング学習教材「ソビーゴ」が教育機関に
おけるプログラミング教育の必修化に伴い、多数の小学校に導入される等、デジタルトランスフォーメーション時
代を見据えた取り組みが着実に成果を出し始めております。
その結果、計画外の大規模案件を受注した前年同期の実績には及ばなかったものの、当第2四半期連結累計期間
の売上高は、2,590百万円(前年同期比34.5%減)、セグメント利益は284百万円(前年同期比43.7%減)となりま
した。
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③フードブランディング事業
2021年6月期第1四半期連結会計期間(進行期)より、セグメント名称をbills事業から変更しました。
当事業では、オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」のブランディングおよびライセン
シングビジネスならびに海外店舗(米国ハワイ・韓国ソウル)の管理・運営を行っています。
当第2四半期連結累計期間における各エリアの状況は下記の通りです。
エリア別の状況
感染拡大防止の観点から全店舗が臨時休業となった前期終盤の最悪期は脱し、緊急事態宣言
解除後の営業再開に伴って集客が回復する兆しを見せていたものの、夏場以降の感染症再拡大
日本
による外出自粛ムードに加えて、政府および自治体からの要請等により、店舗の営業時間の短
縮を余儀なくされており、客数が前年同期と比べ大きく減少しました。
新型コロナウイルス感染症流行の影響による外出禁止令等の影響や渡航制限による観光客の
米国 激減を受け、2020年9月より店舗を臨時休業しております。店舗の維持経費の圧縮に努めつ
(ハワイ) つ、地元需要にローカライズした営業スタイルへの転換等を含めた事業計画の抜本的な見直し
を進めております。
新型コロナウイルス感染症流行の第1波の収束に伴い、前期終盤より業績が回復傾向とな
韓国 り、堅調に推移しておりましたが、韓国2号店については、入居施設との定期建物賃貸借契約
(ソウル) の更新交渉の条件が折り合わず、当社グループが期待する収益性を確保することが難しくなっ
たことから、その契約を更新せずに契約期間の満了に伴い2020年2月に閉店する方針です。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,326百万円(前年同期比38.8%減)、セグメント損失は109百
万円(前年同期はセグメント利益92百万円)となりました。
④ビジネスディベロップメント事業
2021年6月期第1四半期連結会計期間(進行期)より、㈱エアサイドをマーケティング&コミュニケーション事
業に区分変更しました。また、セグメント名称を開発事業から変更しました。
当事業では、基幹事業が安定的な収益基盤を構築する中、新規事業の開発・創出による当社グループの事業領域
の拡充に取り組んでおり、その目的から投資を含めてコストが先行する事業モデルになっております。
㈱サニーサイドアップパートナーズでは、事業シーズおよび事業パートナーの発掘から事業スキーム策定、なら
びに事業化後における管理業務を行っております。
またマイノリティ出資を軸とする投資先の発掘活動をする中で、将来有望なベンチャー企業と早期よりリレーシ
ョンを構築することで、基幹事業の潜在顧客を獲得しております。当第2四半期連結累計期間においては、今後ま
すます注目が集まるフェムテック(“Female”+“Technology”)関連企業である㈱WRAYおよび㈱Cradleの2社に新
規出資しております。
2020年7月に設立した㈱アジャイルでは、各企業が有する資産やIP(知的財産)を組み合わせるノウハウを軸と
した新業態・新商品の開発支援・コンサルティングサービスの提供をしております。コロナ禍においては幅広い業
界において新業態の開発へのニーズがこれまで以上に高まっていることから当社のサービスへの関心も多く、中長
期的には当社グループの各事業の拡大にも寄与するものと考えております。
コロナ禍を機に働き方の多様化と雇用の流動化が進む中、㈱サニーサイドアップキャリアが提供する人財サービ
スへの需要は益々高まっております。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は63百万円(前年同期比149.4%増)、セグメント利益は17百万
円(前年同期はセグメント損失8百万円)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、7,903百万円(前連結会計年度末より2,440百万円増)とな
り、資産の内訳につきましては、流動資産が6,470百万円(同2,457百万円増)、固定資産が1,432百万円(同16百
万円減)となりました。また、負債合計は、5,692百万円(同2,318百万円増)となり、負債の内訳につきまして
は、流動負債が3,978百万円(同2,058百万円増)、固定負債が1,714百万円(同260百万円増)であります。純資産
合計は、2,210百万円(同122百万円増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、2,772百万円
(前連結会計年度末より636百万円増)となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動により支出した資金は575百万円(前年同期は74百万円の獲得)と
なりました。主な要因としましては、売上債権の増加額1,777百万円、仕入債務の増加額950百万円、法人税等の支
払額261百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、投資活動により獲得した資金は18百万円(前年同期は225百万円の支出)
となりました。主な要因としましては、投資有価証券の取得による支出17百万円、出資金の回収による収入26百万
円、貸付金の回収による収入9百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、財務活動により獲得した資金は1,198百万円(前年同期は11百万円の支
出)となりました。主な要因としましては、短期借入金の純増額874百万円、長期借入による収入433百万円、配当
金の支払額30百万円によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては現時点において、2020年11月13日に発表しました2021年6月期第1四半期決算短信に記
載の通期の連結業績予想から変更はなく、コロナ禍における当社グループのリスク要因(不確実性)を加味した上
で、レンジ形式での開示となっております。
なお、業績予想につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。
今後、新型コロナウイルス感染症の更なる流行拡大をはじめとする、様々な要因によって予想数値と異なる可能性
があります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,151,364 2,788,030
受取手形及び売掛金 1,219,691 2,997,711
商品及び製品 14,762 6,719
未成業務支出金 162,960 263,807
原材料及び貯蔵品 44,657 47,616
その他 420,550 367,401
貸倒引当金 △689 △613
流動資産合計 4,013,297 6,470,673
固定資産
有形固定資産
その他(純額) 404,503 442,798
有形固定資産合計 404,503 442,798
無形固定資産
のれん 400,375 379,666
その他 17,662 18,831
無形固定資産合計 418,038 398,497
投資その他の資産
その他 669,921 634,752
貸倒引当金 △43,600 △43,600
投資その他の資産合計 626,321 591,152
固定資産合計 1,448,863 1,432,448
資産合計 5,462,160 7,903,122
負債の部
流動負債
買掛金 738,068 1,688,410
短期借入金 161,061 1,035,482
1年内返済予定の長期借入金 231,724 330,595
未払法人税等 149,228 175,702
賞与引当金 - 40,000
役員賞与引当金 3,900 -
その他 636,744 708,675
流動負債合計 1,920,727 3,978,865
固定負債
長期借入金 1,089,265 1,344,865
資産除去債務 122,697 124,252
その他 241,774 244,934
固定負債合計 1,453,736 1,714,052
負債合計 3,374,464 5,692,918
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 547,764 547,764
資本剰余金 696,127 696,127
利益剰余金 784,389 935,192
自己株式 △30,423 △30,423
株主資本合計 1,997,859 2,148,661
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 6,276 6,229
為替換算調整勘定 31,986 31,165
その他の包括利益累計額合計 38,263 37,395
新株予約権 51,574 24,146
純資産合計 2,087,696 2,210,203
負債純資産合計 5,462,160 7,903,122
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 9,358,034 7,198,588
売上原価 7,664,355 5,792,444
売上総利益 1,693,678 1,406,143
販売費及び一般管理費 942,684 1,107,566
営業利益 750,994 298,576
営業外収益
受取利息 111 88
受取配当金 411 556
持分法による投資利益 - 1,407
助成金収入 - 93,802
その他 2,164 5,264
営業外収益合計 2,687 101,120
営業外費用
支払利息 1,931 5,971
持分法による投資損失 26,768 -
組合損益分配額 29,899 41,227
その他 9,079 559
営業外費用合計 67,678 47,757
経常利益 686,003 351,939
特別利益
新株予約権戻入益 577 58,010
特別利益合計 577 58,010
特別損失
固定資産除却損 - 45,097
減損損失 - 10,306
特別損失合計 - 55,403
税金等調整前四半期純利益 686,581 354,546
法人税等 231,702 178,517
四半期純利益 454,878 176,028
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
5,268 △4,900
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 449,610 180,928
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㈱サニーサイドアップグループ(2180) 2021年6月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 454,878 176,028
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 690 4,257
為替換算調整勘定 △609 28,918
その他の包括利益合計 81 33,175
四半期包括利益 454,960 209,204
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 449,692 214,104
非支配株主に係る四半期包括利益 5,268 △4,900
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 686,581 354,546
減価償却費 74,855 55,825
貸倒引当金の増減額(△は減少) - △75
のれん償却額 - 20,709
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △70,475 △3,900
賞与引当金の増減額(△は減少) 135,000 40,000
受取利息及び受取配当金 △522 △644
支払利息 1,931 5,971
為替差損益(△は益) △1,119 2,519
助成金収入 - △93,802
持分法による投資損益(△は益) 26,768 △1,407
出資金運用損益(△は益) 29,899 41,227
固定資産除却損 - 45,097
減損損失 - 10,306
株式報酬費用 20,733 30,583
匿名組合損益分配額(△は益) 4,568 204
新株予約権戻入益 △577 △58,010
売上債権の増減額(△は増加) △654,362 △1,777,452
たな卸資産の増減額(△は増加) △19,456 △96,314
前渡金の増減額(△は増加) △117,652 113,766
その他の資産の増減額(△は増加) △64,302 △1,589
仕入債務の増減額(△は減少) 241,963 950,424
未払金の増減額(△は減少) △19,349 3,392
未払消費税等の増減額(△は減少) 53,802 △19,609
前受金の増減額(△は減少) 98,515 △56,382
その他の負債の増減額(△は減少) △264,397 △13,151
小計 162,402 △447,768
利息及び配当金の受取額 170 172
利息の支払額 △1,977 △5,626
助成金の受取額 - 93,802
法人税等の支払額 △89,252 △261,724
法人税等の還付額 3,331 45,766
営業活動によるキャッシュ・フロー 74,674 △575,377
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △9,794 -
無形固定資産の取得による支出 △2,248 △1,610
投資有価証券の取得による支出 △137,130 △17,052
貸付金の回収による収入 1,423 9,591
敷金及び保証金の差入による支出 △126 △86
敷金及び保証金の回収による収入 - 205
出資金の払込による支出 △108,000 -
出資金の回収による収入 27,881 26,538
その他 2,560 1,095
投資活動によるキャッシュ・フロー △225,433 18,681
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(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 166,000 874,420
長期借入れによる収入 - 433,000
長期借入金の返済による支出 △108,760 △76,560
株式の発行による収入 13,364 -
配当金の支払額 △74,911 △30,205
リース債務の返済による支出 △7,150 △7,100
非支配株主からの払込みによる収入 - 4,900
財務活動によるキャッシュ・フロー △11,458 1,198,453
現金及び現金同等物に係る換算差額 △197 △5,091
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △162,415 636,666
現金及び現金同等物の期首残高 1,559,601 2,135,564
現金及び現金同等物の四半期末残高 1,397,185 2,772,230
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第2四半期連結累計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自2019年7月1日 至2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
マーケティン ビジ 調整額 損益計算書
セールスア フードブラ
グ&コミュニ ネスディベ (注)1 計上額
クティベーシ ンディング 計
ケーション事 ロップメン (注)2
ョン事業 事業
業 ト事業
売上高
外部顧客への
3,208,517 3,955,752 2,168,337 25,426 9,358,034 - 9,358,034
売上高
セグメント間
の内部売上高 19,105 - 1,345 41,138 61,588 △61,588 -
又は振替高
計 3,227,623 3,955,752 2,169,682 66,564 9,419,622 △61,588 9,358,034
セグメント利益
559,329 505,272 92,745 △8,271 1,149,076 △398,081 750,994
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額の内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間
セグメント間取引消去 △13,816
全社費用(注) △384,265
合計 △398,081
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自2020年7月1日 至2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
マーケティン ビジ 調整額 損益計算書
セールスア フードブラ
グ&コミュニ ネスディベ (注)1 計上額
クティベーシ ンディング 計
ケーション事 ロップメン (注)2
ョン事業 事業
業 ト事業
売上高
外部顧客への
3,218,137 2,590,748 1,326,287 63,414 7,198,588 - 7,198,588
売上高
セグメント間
の内部売上高 54,568 1,728 1,976 39,642 97,916 △97,916 -
又は振替高
計 3,272,705 2,592,477 1,328,263 103,057 7,296,504 △97,916 7,198,588
セグメント利益
579,322 284,257 △109,869 17,599 771,309 △472,733 298,576
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額の内容は以下のとおりであります。
(単位:千円)
当第2四半期連結累計期間
セグメント間取引消去 455,999
全社費用(注) △928,732
合計 △472,733
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
当第2四半期連結累計期間において、「フードブランディング事業」に係る減損損失10,306千円を計上し
ております。
4.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、当社グループ内での経営管理区分の見直しを行った結果、従来、「開
発事業」に含めていました株式会社エアサイドの事業、及び「スポーツ事業」を「マーケティング・コ
ミュニケーション事業」の区分に、「マーケティング・コミュニケーション事業」の一部を「SP・MD事
業」に変更しております。また、「マーケティング・コミュニケーション事業」の名称を「マーケティ
ング&コミュニケーション事業」に、「SP・MD事業」を「セールスアクティベーション事業」に、
「bills事業」を「フードブランディング事業」に、及び「開発事業」を「ビジネスディベロップメン
ト事業」にそれぞれ変更しております。なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、経営管
理区分の見直し後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
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