2178 M-トライSTG 2019-08-14 17:00:00
連結子会社の異動(株式譲渡)及び債権放棄に関するお知らせ [pdf]
2019年8月14日
各 位
東 京 都 港 区 海 岸 一 丁 目 2番 20号
会社名 株 式 会 社 トライステージ
代表者名 代表取締役社長 丸田 昭雄
(コード番号:2178 東証マザーズ)
問合せ先 社長室 鈴木 理恵
電話番号 0 3 - 5 4 0 2 - 4 1 1 1
連結子会社の異動(株式譲渡)及び債権放棄に関するお知らせ
当社は、 2019年8月14日開催の取締役会において、 当社連結子会社であるJML Singapore Pte. Ltd.(以
下、JML社)の全株式を、Responze TV International Limited、他1名に譲渡すること、及び、JML社に
対する債権を放棄することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
なお、本株式譲渡によりJML社は当社の連結子会社から除外されることとなります。
記
1.株式譲渡及び債権放棄の理由
当社は、成長著しいASEANにおける拠点を確保するべく2016年9月にJML社の株式を取得し、シンガポー
ルでのテレビ通販事業、リテール卸事業及び同社を経由した日本商品の卸売に注力してまいりました。
しかしながら、事業環境の変化や取扱商品の陳腐化等により、業績が取得時の計画を下回り、2019年2
月期第2四半期には同社に係るのれんの減損損失を計上いたしました。
こうした中、2019年4月3日に公表した「中期経営計画ローリングプラン2019」において、今後、ダイ
レクトマーケティング支援を行うテレビ事業、DM事業、WEB事業及びダイレクトデータマーケティング基
盤の構築を集中領域と定め、その他の事業については今後の収益性やグループシナジーを判断軸に見極
める方針を打ち出しました。
同方針の下、本社からの管理体制の強化や商品戦略見直しによる業績改善策の推進と同時に見極めを
行ったところ、業績改善には追加の経営資源を要することや、 今後もダイレクトマーケティング支援事業
とのシナジーを創出できる見込みが低いことから、 当社グループの経営資源を最適配分するべく、 今回の
決定に至ったものです。
なお、本株式譲渡を進めるにあたり、当社からJML社に対する債権については一部を回収した後、未回
収部分について債権放棄することといたしました。
2.異動する子会社の概要
(1)名称 JML Singapore Pte. Ltd.
(2)所在地 10 Changi South Lane #01-02, Singapore 486162
(3)代表者の役職・氏名 Managing Director 浮ヶ谷 祥
(4)事業内容 シンガポールにてテレビ通販事業、リテール卸事業、EC 事業等を展開
(5)資本金 1.7 百万 SGD (約 135 百万円)
(6)設立年月日 2010 年2月
株式会社トライステージ 75.0%
(7)大株主および持株比率 John Mills Limited 15.0%
Responze TV International Limited 10.0%
資本関係 当社が 75%を保有しております。
(8)上場会社と当該会社
人的関係 当社から役員4名が就任しております。
との間の関係
取引関係 資金の貸付等があります。
(9)当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 (単位:千円)
決 算 期 2016 年 12 月期 2017 年 12 月期 2018 年 12 月期
純 資 産 20,618 109,504 △75,528
総 資 産 382,958 347,935 212,691
1 株 当 た り 純 資 産 1 5 △4
売 上 高 711,463 580,282 573,431
当 期 純 利 益 46,264 △44,870 △185,031
1株当たり当期純利益 2 △2 △9
※1.為替レート:76.03 円/シンガポールドル適用(2019 年 8 月 13 日現在、以下同じ)
2.資本金が当社の資本金の100分の10以上に相当するため、特定子会社に該当しております。
3.JML 社の決算はシンガポールの会計基準で作成しており営業利益、経常利益に該当する科目が存
在しないため、記載しておりません。
3.譲渡先の概要
(1)名称 Responze TV International Limited
Unit 8, 3/F., Qwomar Trading Complex, Blackburne Road, Port
(2)所在地
Purcell, Road Town, Tortola, British Virgin Islands VG1110
(3)代表者の氏名 Lee Teck Lim
(4)事業内容 テレビショッピング向け卸売事業
(5)設立年月日 2009 年5月
資本関係 該当事項はありません。
人的関係 該当事項はありません。
(6)上場会社と当該会社
との間の関係 取引関係 記載すべき事項はありません。
関連当事者へ
該当事項はありません。
の該当状況
※資本金、純資産、総資産については情報を入手していないため非開示であります。
(1)氏名 Lee Teck Lim
(2)住所 Singapore
資本関係 該当事項はありません。
人的関係 該当事項はありません。
(3)上場会社と当該会社
との間の関係 取引関係 該当事項はありません。
関連当事者へ
該当事項はありません。
の該当状況
4.譲渡株式数、譲渡前後の所有株式の状況
普通株式 15,000 株 (議決権割合 75.0%)
(1)異動前の所有株式数
優先株式 1,759,243 株 (議決権なし)
普通株式 15,000 株
(2)譲渡株式数
優先株式 1,759,243 株
(3)譲渡価額 2SGD(152 円)
普通株式 0株
(4)異動後の所有株式数
優先株式 0株
※譲渡価額はJML社の現時点での純資産額をもとに算出し現在債務超過であることから決定いたしました。
5.債権放棄の内容
(1)債権の種類 貸付金等
(2)放棄する債権の金額 約 317 百万円
※当該債権に対し2020年2月期第1四半期の個別決算において貸倒引当金129百万円を計上しております。
6.日程
取締役会決議日 2019年8月14日
株式譲渡契約締結日 2019年8月14日
株式譲渡実行日 2019年8月30日(予定)
7.業績に与える影響
個別決算においては、2020年2月期第2四半期にて、債権放棄に伴う損失を計上する見込みです。
連結決算においては、当社個別の法人税計算上、当該会社の株式評価損、及び、貸倒損失の損金算入が
可能となること、並びに、JML社にて想定していた営業損失が減少することにより、2020年2月期第2四
半期及び通期の親会社株主に帰属する当期純利益が、2019年7月3日に公表した業績予想の修正に対し
て上振れすることが想定されます。
詳細につきましては、現在精査中であり、確定後速やかにお知らせいたします。
以 上
(ご参考)
2020年2月期通期業績予想(2019年7月3日公表)
(単位:百万円)
親会社株主に帰属 1株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
当期連結業績予想
54,111 595 539 328 12円05銭
(2020 年2月期)
前期連結実績
53,843 809 272 △992 △34円07銭
(2019年2月期)