2178 M-トライSTG 2020-10-12 15:00:00
特別損失の計上並びに第2四半期累計期間の業績予想と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020年10月12日
各 位
東 京 都 港 区 海 岸 一 丁 目 2番 20号
会社名 株 式 会 社 トライステージ
代表者名 代表取締役社長 倉田 育尚
(コード番号:2178 東証マザーズ)
問合せ先 執行役員 福田 大
電話番号 0 3 - 5 4 0 2 - 4 1 1 1
特別損失の計上並びに第2四半期累計期間の業績予想と実績値との差異
及び通期業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2021年2月期第2四半期連結累計期間(2020年3月1日~2020年8月31日)において、下
記のとおり特別損失を計上いたしましたので、お知らせいたします。また、2020年4月3日に公表し
た第2四半期業績予想と実績値との差異及び通期業績予想の修正について、下記のとおりお知らせい
たします。
記
1.特別損失の内容
(1) 減損損失について(連結)
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う事業環境の著しい変化を踏まえ、連結子会社である株式会
社アドフレックス・コミュニケーションズにおける事業計画に対する進捗状況や今後の業績見通しを
検討した結果、同社株式取得時に計上したのれん未償却残高305,351千円のうち、171,589千円を減損
損失として特別損失に計上いたします。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う業績悪化を背景として、連結子会社である株式会社
日本百貨店にて固定資産の減損損失47,150千円を特別損失に計上いたします。
(2) 関係会社株式評価損について(個別)
上記(1)に伴い、2021年2月期第2四半期累計期間の個別決算において、当社が保有する株式会社
アドフレックス・コミュニケーションズの株式について、関係会社株式評価損646,811千円を特別損失
に計上いたします。また、株式会社日本百貨店にて固定資産の減損損失を計上したこと等により同社
の純資産額が減少したため、当社が保有する同社株式について、関係会社株式評価損65,436千円を特
別損失に計上いたします。
なお、当該関係会社株式評価損は、連結財務諸表上では消去されるため、(1)減損損失について
「
(連結)」に記載する特別損失が連結業績への影響額となります。
2.2021年2月期第2四半期累計期間(2020年3月1日~2020年8月31日)業績予想と実績値との差異
【連結】
親会社株主に帰属 1株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益
する四半期純利益 四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
前回発表予想(A) △0円71銭
24,103 260 247 △19
実績値(B) 24,192 858 880 425 16円52銭
増減額(B-A) 89 598 633 445
増減率(%) 0.4 230.0 256.1 -
(ご参考)前期実績
26,193 110 53 5 0円20銭
(2020年2月期第2四半期)
【個別】
1株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益 四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
前回発表予想(A) 4円86銭
11,188 281 271 132
実績値(B) 12,355 717 699 △208 △8円08銭
増減額(B-A) 1,167 435 428 △340
増減率(%) 10.4 154.6 157.8 -
(ご参考)前期実績
13,256 365 473 228 8円34銭
(2020年2月期第2四半期)
3.2021年2月期通期(2020年3月1日~2021年2月28日)業績予想の修正
【連結】
親会社株主に帰属 1株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
前回発表予想(A) 20円18銭
52,640 1,141 1,116 550
今回修正予想(B) 49,549 1,255 1,245 650 25円57銭
増減額(B-A) △3,090 113 129 100
増減率(%) △5.9 9.9 11.6 18.2
(ご参考)前期実績
50,440 628 404 182 6円69銭
(2020年2月期)
【個別】
1株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
前回発表予想(A) 18円66銭
24,500 850 829 508
今回修正予想(B) 24,665 1,200 1,146 103 4円09銭
増減額(B-A) 165 349 317 △404
増減率(%) 0.7 41.2 38.3 △79.6
(ご参考)前期実績
24,779 956 1,059 247 9円05銭
(2020年2月期)
4.差異及び修正の理由
<第2四半期累計期間>
連結業績は、売上高は主に新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、WEB事業、DM事業及び小売
事業が想定を下回った一方で、テレビ事業(個別業績)が想定を上回ったため、概ね計画どおりとな
りました。
営業利益及び経常利益は、主にテレビ事業が好調であったこと及び各事業において事業活動が制限
されたことによるコスト抑制等により、計画を大幅に上回りました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、 「1.特別損失の内容」のとおり、新型コロナウイルス感
染症の拡大に伴う事業環境の著しい変化等を踏まえ、株式会社アドフレックス・コミュニケーション
ズの減損損失171,589千円及び株式会社日本百貨店の減損損失47,150千円を特別損失へ計上しました
が、上記のとおり経常利益が想定を上回ったこと及び持分法適用関連会社TV Direct Public Company
Limitedの持分法適用除外に際する損失が想定を下回ったことにより、黒字化いたしました。
個別業績は、在宅率の向上や健康意識の高まりによってテレビ通販のレスポンスが良化し、クライ
アントのメディア出稿意欲が想定を上回ったことから、売上高、営業利益及び経常利益は計画を大幅
に上回りました。しかしながら、
「1.特別損失の内容」のとおり、株式会社アドフレックス・コミ
ュニケーションズ及び株式会社日本百貨店に係る関係会社株式評価損を特別損失に計上したことによ
り、四半期純損失となりました。
これらの結果、第2四半期累計期間の業績予想と実績値に差異が生じております。
<通期>
連結業績は、売上高は第2四半期累計期間において WEB 事業の新規商談が遅延したことが下期に与
える影響や、DM 事業における DM 発送通数の減少が一定程度継続すること等による減少を見込んでお
ります。
利益面では、第2四半期累計期間にて業績予想を大幅に上回ったこと及びコスト削減等により、下
期の売上高減少を加味しても計画を上回る見込みです。
なお、WEB 事業においてはテレビ事業とのシナジー強化及び在宅ワークが恒常化することを見据え
オフィス移転を想定しております。
個別業績は、テレビ事業での出稿需要増加の一服を見込み、下期の売上高見通しを引き下げます
が、第2四半期累計期間にて上記のとおり計画を大幅に上回ったこと及び下期も引き続き高い売上総
利益率が継続することを想定し、通期の売上高、営業利益及び経常利益は計画を上回る見込みです。
当期純利益では、上記の特別損失の影響により計画を下回る見込みです。
新型コロナウイルス感染症の拡大が業績見通しに与える影響ついては依然として不透明な状態が続
いており、下期業績には不確定要素を含んでいるものの、上記を踏まえて一定の前提に基づき業績見
通しを見直した結果、通期の業績予想を修正いたします。
注.上記の予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。
5.配当及び株主優待について
2021 年2月期期末の配当予想(1株当たり7円)及び株主優待につきましては、変更の予定はござ
いません。
以上