2176 J-イナリサーチ 2020-11-30 15:00:00
ゲノム編集マウスモデルの日本国内への普及に関するお知らせ [pdf]
2020 年 11 月 30 日
各 位
長 野 県 伊 那 市 西 箕 輪 2 1 4 8 番 地 1 8 8
株 式 会 社 イ ナ リ サ ー チ
代 表 取 締 役 社 長 中 川 賢 司
(コード番号:2176)
問い合わせ先: 執行役員 IR 担当 野 竹 文 彦
電 話 番 号 0 2 6 5 ( 7 2 ) 6 6 1 6
ゲノム編集マウスモデルの日本国内への普及に関するお知らせ
株式会社イナリサーチ(以下「当社」 )は、かねてよりゲノム編集マウスモデル(以下「同モ
デル」 の日本における有効利用を検討してまいりました。
) この度、 (Boston)
米国 と中国(Haimen:
江蘇省海門区 )に子会社(ラボ)を持つ Beijing Biocytogen Co., Ltd.(本社:中国北京市、以
下「Biocytogen(バイオサイトジェン)社」 と同モデルの普及を目的とした代理店契約を締結する
)
ことを決定いたしましたので、お知らせいたします。
1.ゲノム編集マウスモデルの種類・用途
同モデルは以下の通り大別されます。
(1)免疫チェックポイントヒト化マウス
腫瘍免疫の研究に使用されます。免疫チェックポイント分子をターゲットとする抗体医薬品
の検証のために有効なモデルです。
(2)重症免疫不全マウス(B-NDG マウス)
ヒト造血幹細胞を移植するなどしてヒト細胞を従前より効率よく生着させることを可能にし
たヒト化マウス。ヒト病態を再現した免疫疾患モデル、特に癌移植モデルによる抗体医薬品
の薬効評価での利用拡大が期待されています。
(3)サイトカイン(レセプター)ヒト化マウス
自己免疫疾患及び炎症性疾患を治療する免疫療法薬の開発評価に有用なマウスです。
2.両社の役割
Biocytogen 社は CRISPR/Cas9 ベースのエクストリームゲノム編集(EGETM)や胚性幹細胞(ES
細胞)ベースの遺伝子編集などの遺伝子編集技術を駆使して、ヒト化マウスや免疫欠陥マウスに
代表されるゲノム編集マウスモデルを作製し、同モデル動物を用いた試験の受託及びモデル動物
の販売を行います。
当社は Biocytogen 社と代理店契約を締結し、同モデルについて、バイオ医薬品、特に抗体医
薬品分野における日本国内の需要を喚起し、市場開拓の支援を担当します。当社は製薬企業を始
め、ベンチャー企業、大学等研究機関と幅広く取引、共同研究を行っておりますので、同モデル
の普及に大きな役割を担うことになります。
3.代理店契約の相手先の概要
Biocytogen 社の概要は以下の通りです。当社との資本関係、人的関係、従前までの取引関係、
関連当事者への該当はありません。
Biocytogen 社
(1)名称 Beijing Biocytogen Co., Ltd.
No.12 Baoshen South Street,
(2)所在地 Daxing Bio-Medicine Industry Park, Daxing District,
Beijing, China
(3)代表者の役職・氏名 Yuelei Shen, President & CEO
ヒト化マウスモデル及びその他の遺伝子組み換えマウスモデ
(4)事業内容 ルの開発、製造、販売。
抗体の発見、非臨床試験、治療用抗体のアウトライセンス。
(5)資本金 9 億 6,785 万円
(6)設立 2009 年 11 月
従業員数:950 名
(7)その他の情報
取得認証:AAALAC International(Haimen)
※換算レート:1USD=104.07 円(2020 年 11 月 27 日正午現在:東京外国為替市場)
4.日程
代理店契約締結日:2020 年 11 月 30 日
5.今後の見通しと業績への影響
当社は既に欧米の CRO5 社(米国 1 社、スイス 1 社、スペイン 2 社、オーストリア 1 社)と正
式な代理店契約を締結しております。 今回中国の Biocytogen 社とも代理店契約を締結して関係を
深めることにより、代理店収入の増加のみならず、当社の試験ラインナップがよりグローバルに
強化・拡大され、試験受託事業へのシナジー効果が期待できます。
当社の今期の業績に与える影響は軽微ですが、来期以降については現在算定中です。
以 上