2173 J-博展 2019-05-14 15:00:00
通期業績予想と実績値の差異及び特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                             2019 年5月 14 日
各    位

                              上 場 会 社 名     株   式    会   社  博     展
                                            (コード番号:2173 東証JASDAQ)
                              本 社 所 在   地   東京都中央区築地一丁目 13 番 14 号
                              代   表     者   代 表 取 締 役 社 長    田 口 徳 久
                              問 合 せ     先   取 締 役 経 営 本 部 長  田 中 雅 樹
                              電 話 番     号   03(6278)0010



           通期業績予想と実績値の差異及び特別損失の計上に関するお知らせ

 当社は、2018 年5月 11 日に公表しました 2019 年3月期通期業績予想と本日公表の実績値に差異が生
じましたので下記の通り修正すると共に、特別損失を計上いたしましたのでお知らせいたします。


                                 記

1.通期業績予想と実績値の差異について


2019 年3月期通期連結業績予想数値と実績値の差異(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)
                                                (単位:百万円)
                                                   親会社株主に
                                                               1株当たり
                   売上高       営業利益       経常利益       帰属する
                                                               当期純利益
                                                   当期純利益
    前回発表予想(A)       12,500      500          487       320       41 円 50 銭
    実績値(B)          12,873      523          513        77        9 円 87 銭
    増減額(B-A)           373       23           26     △242
    増減率(%)             3.0      4.7          5.4     △75.9
    (ご参考)前期実績
                    11,777      455          452       237       30 円 82 銭
    (2018 年3月期)
※    当社は、2019 年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割
     が行われたと仮定して「1株当たり当期純利益」を算定しております。



差異および修正の理由


 当社グループの 2019 年3月期通期連結業績につきましては、顧客深耕による課題解決型の営業活動に
注力すると共に、顧客のニーズを実現するクリエイティブ力と実行力を強みに積極的な新規営業を展開
したことによりイベントプロモーションが前年同期比で倍増する等、連結売上高について前回発表予想
を上回る結果となりました。連結営業利益につきましては、前述の要因により連結売上高が増加したこ
とに加え、各プロジェクトの採算性を重視した取り組みや、積極的な先行投資を実施しつつもコスト管
理の徹底に取組んだこと等により、前回発表予想を上回る結果となりました。
 しかしながら、下記「2.特別損失の計上について」に記載の通り、当社の連結子会社である株式会社
スプラシア(以下「スプラシア」といいます。)における事業計画の遅れに伴う影響を踏まえ、特別損失
を計上するに至ったことから、親会社株主に帰属する当期純利益については、前回発表予想を下回る結
果となりました。なお、2019 年3月期の配当予想(期末 10.00 円)につきましては変更いたしておりま
せん。


2.特別損失の計上について


 当社の連結子会社であるスプラシアは、携帯電話/スマートフォンの 5G 通信導入など通信インフラの
強化により、法人での動画活用の活発化が期待される中、デジタルサイネージ、動画編集アプリケーショ
ンにおける技術力を活かした開発を進めるとともに、海外オフショア開発やデジタルマーケティングツ
ール等にも積極的に取り組んでおります。しかしながら、自社開発サービスの収益化に当初計画よりも
時間を要する状況となっております。
 このことから、当社はスプラシアの事業計画の遅れに伴う影響を踏まえ、現時点におけるスプラシアの
株式取得時の投資価値を会計ルールに則り厳密に検討した結果、個別決算において関係会社株式評価損
5億 62 百万円を特別損失として計上することといたしました。なお、当該関係会社株式評価損は、連結
決算上消去されるため、  連結決算業績に与える影響はございません。また、当社の個別決算において上記
の関係会社株式評価損を計上することに伴い、連結決算において、連結上のみに識別されている無形固
定資産及びのれんについて、減損損失1億1百万円、のれん償却額1億8百万円、スプラシアの個別決算
で計上した固定資産の減損損失 87 百万円を特別損失に計上することといたしました。



                                                 以   上