2173 J-博展 2021-05-12 15:00:00
通期業績予想と実績値の差異並びに個別業績と前期実績値との差異、及び特別損失に関するお知らせ [pdf]

                                                             2021 年5月 12 日
各    位

                             上 場 会 社 名     株   式    会   社  博     展
                                           (コード番号:2173 東証JASDAQ)
                             本 社 所 在   地   東京都中央区築地一丁目 13 番 14 号
                             代   表     者   代 表 取 締 役 社 長    田 口 徳 久
                             問 合 せ     先   取 締 役 経 営 本 部 長  田 中 雅 樹
                             電 話 番     号   03(6278)0010




           通期業績予想と実績値の差異並びに個別業績と前期実績値との差異、
                        及び特別損失に関するお知らせ

 当社は、2021 年2月 15 日に公表しました 2021 年3月期 通期業績予想と本日発表の実績値に差異が生
じましたので、下記の通りお知らせいたします。
    また、2021 年3月期の個別業績につきまして、前期実績値との間に差異が生じるとともに、特別損失
を計上いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。


                                記
1. 通期業績予想と実績値の差異について
    (1)2021 年3月期 通期連結業績予想数値と実績値の差異(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
                                                 (単位:百万円)
                                                                 1株当たり
                                                                 当期純利益
                  売上高       営業利益       経常利益        当期純利益
                                                                又は1株当たり
                                                                 当期純損失
    前回発表予想(A)       7,090     △850          △565      △300        △37 円 70 銭
    当期実績(B)         7,272     △587          △312      △153        △19 円 59 銭
    増減額(B-A)         182       262           252       146
    増減率(%)           2.6        ―             ―         ―
    (ご参考)前期実績
                   12,921      645           649       409         51 円 92 銭
    (2021 年3月期)


 (2)差異が生じた理由
 営業利益、経常利益及び当期純利益は、内製化に積極的に取り組み、外注コントロールに努めたこと
で、前回発表予想時点より売上総利益率が 2.7 ポイント改善したこと等により、それぞれ上回る結果と
なりました。




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2. 通期個別業績と前期実績値との差異
 (1)2021 年3月期 通期個別業績と前期実績値の差異(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
                                                      (単位:百万円)
                                                        1株当たり
                                                        当期純利益
             売上高        営業利益         経常利益    当期純利益
                                                       又は1株当たり
                                                        当期純損失
 前期実績(A)       11,974      541         546      343       43 円 57 銭
 当期実績(B)        6,497    △631         △316     △162      △20 円 77 銭
 増減額(B-A)     △5,476    △1,173        △862     △506
 増減率(%)        △45.7        ―           ―        ―


 (2)差異が生じた理由
 当連結累計期間における当社を取り巻く環境は、新型コロナウイルスの感染拡大の収束の兆しが見ら
れないため、行政機関よりイベント開催等の自粛要請が続き、また企業も広告宣伝費の抑制に動いたこ
とから、大変厳しい事業環境となりました。
 売上高は、展示会出展、商談会・プライベートショー、イベントプロモーション、カンファレンス・セ
ミナーというリアルイベント分野において、新型コロナウイルスによる開催自粛・縮小の影響を受け、大
きく減少しました。
 また、内製率を高める等の利益改善施策や、経費等の見直しによる固定費圧縮にも努めましたが、減収
分の全てを補うには至らず、利益面につきましても下回る結果となりました。
 なお、営業外収益として雇用調整助成金や特別利益として旧制作スタジオの資産売却益等を計上した
こと等により、経常利益と当期純利益はそれぞれ損失幅が縮小いたしました。


3. 特別損失の計上
 (1) 個別決算における特別損失の内容
 (減損損失)
   「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、保有する固定資産について将来の回収可能性を検討
  した結果、  当第4四半期会計期間において、組織変更に伴う基幹システムの開発の見直しによる減損
  損失 76 百万円を計上いたしました。


 (2) 連結決算における特別損失の内容
 (減損損失)
   「固定資産の減損に係る会計基準」  に基づき、保有する固定資産について将来の回収可能性を検討
  した結果、当第4四半期連結会計期間において、  グループ間取引で認識していた基幹システム開発に
  かかる未実現利益 16 百万円を消去し、減損損失 60 百万円を計上いたしました。


 (3) 連結業績に与える影響
   上記の特別損失の計上が連結業績に与える影響につきましては、本日公表の「2021 年3月期 決算
  短信 〔日本基準〕(連結)
              」をご参照ください。



                                                           以   上


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