2021年３月期 第１四半期
(2020年４月～2020年６月)
決算説明資料
株式会社 博展
(東証JASDAQグロース：2173）
2020年8月14日
損益計算書（連結）の概要
新型コロナウイルスによる展示会・イベントの開催自粛が影響
2020年 2021年
【売上高：前期比 46.7％減】
3月期 3月期
［単位:百万円］ （前期） （実績） • 緊急事態宣言の発出による展示会・
増減率 イベントの開催自粛が影響
１Q １Q 増減額
（%）
売 上 高 2,352 1,253 ▲1,098 ▲46.7 【売上総利益：前期比 53.6％減】
• 売上高の減少と、商材カテゴリーの
売 上 総 利 益 672 311 ▲360 ▲53.6
売上高構成や大型プロジェクトの利
（ 売 上 総 利 益 率 ） (28.6%) (24.9%) （▲3.7) ― 益率の低下等が影響
営 業 損 失 ( ▲ ) ▲30 ▲438 ▲408 ー 【営業損失：増減額▲４億８百万円】
• ローコスト・オペレーションの施策
経 常 損 失 ( ▲ ) ▲27 ▲434 ▲406 ー
効果は段階的に生じるため、売上高
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る の減少分を吸収できず
四半期純損失 （ ▲ ）
▲25 ▲315 ▲290 ー
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 2
商材別売上高構成
展示会出展は減少したものの、商環境・イベントプロモーションは増加
2020年 2021年
3月期（前期） 3月期（実績）
［単位:百万円］ 【概要】
構成比 構成比 増減率
１Q （％）
１Q （％）
増減額
（％）
• 展示会出展、商談会・プライベー
展 示 会 出 展 833 35.4 32 2.6 ▲800 ▲96.1
トショー、カンファレンス・セミ
イ ベ ン ト ナーにおいて、新型コロナウイル
プ ロ モ ー シ ョ ン 440 18.7 515 41.1 75 17.0
スの感染拡大に伴う開催自粛・延
商 談 会 ・
プ ラ イ ベ ー ト シ ョ ー 603 25.7 39 3.2 ▲563 ▲93.4 期の影響が発生
カ ン フ ァ レ ン ス
・ セ ミ ナ ー 75 3.2 7 0.6 ▲68 ▲90.7 • 商環境やイベントプロモーション
において、期間限定の大手企業の
商 環 境 185 7.9 485 38.7 299 161.2
ブランディング空間や大型ショー
デジタル・コンテンツ ルームの内装工事等を請け負い、
＆ マ ー ケ テ ィ ン グ 185 7.9 157 12.5 ▲28 ▲15.3
前期比で増加
そ の 他 27 1.2 15 1.3 ▲11 ▲42.5
合 計 2,352 100.0 1,253 100.0 ▲1,098 ▲46.7
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 3
貸借対照表（連結）の概要
資金サイクル改善やコスト削減等を通じ、キャッシュ・フローの改善に努める
2020年 2021年
［単位:百万円］ 増減額
3月期末 3月期 1Q末
資産合計 4,372 4,610 ＋237 （現預金合計）
23億45百万円
流動資産 3,516 3,633 ＋117
※十分な手元資金を確保
固定資産 856 976 ＋120
負債合計 3,117 3,753 ＋635
流動負債 3,055 3,308 ＋252 （借入金合計）
30億24百万円
固定負債 62 445 ＋382 ※1Qに20億円を借入れ
純資産合計 1,254 856 ▲397 ※当座貸越枠未利用残高
23億円
自己資本比率（％） 28.3 18.2 ▲10.1
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 4
受注状況について
新型コロナにより営業活動が制限され、受注高・受注残高がともに減少
2021年３月期 第１四半期
セグメント名称 受注高 前年同四半期比 受注残高 前年同四半期比
（百万円） （％） （百万円） （％）
リアルエクスペリエンス
＆コミュニケーション事業 620 ▲82.9 2,775 ▲30.0
デジタルエクスペリエンス
＆コミュニケーション事業 107 ▲47.5 275 ▲18.6
合 計 728 ▲81.0 3,050 ▲29.1
※セグメント間の取引については相殺消去しております。上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 5
各四半期の売上高・受注高・受注残高の推移
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
受注高（百万円） 受注残高（百万円） 売上高（百万円）
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q
売上高
（百万円）
2,658 3,345 3,426 3,442 2,352 3,388 3,639 3,540 1,253
受注高
（百万円）
2,782 3,183 3,951 2,847 3,833 3,777 3,680 2,382 728
受注残高
（百万円）
3,434 3,372 3,235 2,824 4,304 4,693 4,734 3,576 3,050
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 6
今後の見通し
徐々に経済活動が再開される想定で、連結業績予想を算定
2021年３月期
２Q累計（予想） 通期（予想）
百万円 百万円
売 上 高 2,950 9,400
百万円 百万円
営 業 損 失 （ ▲ ） ▲733 ▲400
（％） （▲24.8％） （▲4.3％）
百万円 百万円
経 常 損 失 （ ▲ ） ▲725 ▲384
（％） （▲24.6％） （▲4.1％）
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 百万円 百万円
当 期 純 損 失 （ ▲ ） ▲487 ▲256
（％） （▲16.5％） （▲2.7％）
円 銭 円 銭
配 当 予 想 0.00 未定
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 7
新型コロナウイルスの事業活動への影響と
新たな取り組み等について
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 8
新型コロナウイルス感染症拡大による事業環境への影響について
事業活動への影響
イベント関連 ・展示会・イベント等の開催自粛の継続による受注活動への影響
（展示会出展、商談会・プ ・東京オリンピック・パラリンピックの開催延期に伴う東京ビッグサイトの
ライベートショー、カン 一部使用制限の延長による大型展示会開催への影響
ファレンス・セミナー） ・経済活動の鈍化による企業の広告宣伝費の使用減少の影響
商環境 ・大手企業のショールーム等の受注状況が好調
デジタル・コンテンツ＆
・オンラインでのイベントプロモーションサービスを提供
マーケティング
新型コロナウイルス感染症の影響の収束が長期化する場合、今後も様々な影響が顕在化することが懸念され
ますが、グループ全体として連携し、この難局を乗り越えてまいります。
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 9
2021年３月期の注力課題
1. リアルとデジタルのハイブリッド型のコミュニケーションデザインの確立
➢ 新たな生活様式に適応した統合型のコミュニケーションデザインの提供によるサービス領域の拡大
➢ オンライン上でのイベントプロモーションサービスの開発や自社ライブ配信スタジオの開設、
Experience Marketing Labの設立、感染症予防の観点でのリアルイベント開催の規格の策定・実施運営等
2. 業務プロセス改善と戦略的IT活用による新たな働き方の推進
➢ リモートワークの活用による時間と場所に捉われない新たな働き方の更なる推進
➢ 業務プロセスの見直しと戦略的IT活用による全社の労働生産性の向上
3. コスト管理の徹底と財務基盤の強化
➢ 販売費及び一般管理費など固定費の見直し、各プロジェクトのコスト管理の徹底
➢ 金融機関との交渉により当面の資金繰りを担保し、運転資本の改善にも取り組む
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 10
【2021年３月期第１四半期 トピックス】 withコロナにおける新たな取り組み①
オンライン上でのイベントプロモーションサービスの提供を開始
✓ 本社内にライブ配信ができるスタジオを開設
✓ グループIT会社と連携で配信用のプラットフォームを提供
✓ これからの体験価値を考えるオンラインメディア
Think EXperienceの開設・運用
https://www.think-experience.com/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000039931.html
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 11
【2021年３月期第１四半期 トピックス】 withコロナにおける新たな取り組み②③
ソーシャルディスタンスをデザインする“BEAUTIFUL DISTANCE”を開発
✓ 美しいソーシャルディスタンスをデザインする
“BEAUTIFUL DISTANCE”のプロダクト発表
✓ 第一弾は、緊急度の高い店舗や商業施設向けのアイテムに
フォーカス（導入事例：GINZA SIX）
✓ 第二弾は、オフィスやイベント空間へ展開予定 導入事例（GINZA SIX 「Scent of Healing」）
＜人的リソースの再配置＞展示会、商談会分野の営業人員を需要のある領域へ
✓ AIチャットボットや商環境など引き合いの多い成長分野へ、
ソリューション提案の得意な営業人員をシフト
✓ オンラインマーケティング部門のスタッフを増強
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 12
afterコロナに向けた取り組み
新制作スタジオ「HAKUTEN T-BASE」を東京都江東区に開設
Craftsman Engineer ✓ 埼玉県八潮市の制作３スタジオを移転・統合により、
生産性向上と効率化を実現
HAKUTEN
T-BASE ✓ “製造拠点から共創拠点へ“をコンセプトに、
Creator より実験的なクリエイティブに挑戦する場へ
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 13
2021年３月期第１四半期 プロジェクト紹介
大正製薬 ／ RAIZIN R番地 OMOTESANDO PARK
期 間：2020年6月27日（土）～2021年7月中旬予定
時 間：AM10:30 ～ PM9:30 （カフェ、ラボはAM11:00 ～ PM8:00）
場 所：東京都港区南青山5丁目１番地1号
主 催：大正製薬株式会社
実施設計・施工：株式会社 博展 https://brand.taisho.co.jp/raizin/rbanchi/
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 14
2021年３月期第１四半期 プロジェクト紹介
日産自動車 ／ 「ニッサン パビリオン」内 体験エリア
Photo © hert01.inc
Photo ©JUNPEI KATO
期 間：2020年8月1日（土）～10月23日（金）
時 間：平日11:00～19:00、土日祝10:00～19:00
場 所：神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-1
主 催：日産自動車株式会社
設計・施工：株式会社 博展
※『THE LIFE（ザ ライフ） 』『THE CITY（ザ シティ）』エリアを担当
http://www.nissan.co.jp/BRAND/PAVILION/
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 15
将来の見通しに関する注意事項
本資料に記載された株式会社博展の計画・見通し・方針・戦略・意見などのうち、歴史的事実ではないものは将来に関する見通しであり、これらは現在入手
可能な情報から得られた内容に基いて作成しております。実際の業績に影響を与え得る要素には、事業領域を取り巻く経済情勢、市況、為替の動向など、
潜在的リスクや不確実性があるものを含んでおります。そのため、実際の業績はこれらの重要な要素の変動により、見通しとは大きく異る結果となり得ることを
ご承知おきください。
本資料に掲載されたコンテンツの正確性については、万全を期しておりますが、その内容に関してはいかなる保証もするものではなく、万一、これにより貴方に
損害が生じても一切責任を負いかねます。また、本資料の著作権は、株式会社博展に帰属しており、無断転載・複製することはご遠慮ください。
C o m m u n i c a t i o n D e s i g n ® 16