2172 A-インサイト 2021-05-14 14:00:00
特別損失(連結・個別)の計上、業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2021 年5月 14 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 イ ン サ イ ト
代 表 者 代 表 取 締 役 社 長 浅 井 一
コード番号 2172 札幌証券取引所 アンビシャス
問 合 せ 先 取 締 役 管 理 部 長 美 濃 孝 二
電 話 番 号 011-233-2221(代表)
特別損失(連結・個別)の計上、業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、2021 年6月期第3四半期連結累計期間(2020 年7月
1日~2021 年3月 31 日)において、下記のとおり特別損失として減損損失(連結)を計上いたし
ました。また、2021 年6月期第4四半期の個別決算において、下記のとおり特別損失として関係
会社株式評価損を計上することといたしました。その特別損失計上をお知らせするとともに、2020
年8月 12 日に公表いたしました 2021 年6月期(2020 年7月1日~2021 年6月 30 日)の通期業
績予想並びに配当予想について下記のとおり修正することとしましたので、併せてお知らせ致し
ます。
記
1.特別損失の内容(連結)
当社の連結子会社が営むケアサービス事業において、新型コロナウイルスの影響を受けたこと
などにより当初想定していた収益獲得が見込めない店舗の固定資産について、将来の回収可能性
を検討した結果、 「固定資産の減損に関る会計基準」に基づき、減損処理を行うことが妥当である
と判断いたしました。これにともない 2021 年6月期第3四半期連結累計期間において、減損損失
9,794 千円を特別損失に計上いたしました。
2.特別損失の内容(個別)
当社が保有する関係会社株式のうち、連結子会社である株式会社風和里について、株式の実質
価額が著しく下落したため「金融商品に関する会計基準」に基づき減損処理を行うことが妥当で
あると判断し、2021 年6月期第4四半期の個別決算において、関係会社株式評価損 88,000 千円
を特別損失に計上することといたしました。
なお、当該関係会社株式評価損は連結決算においては消去されるため、連結業績への影響はあ
りません。
3.業績予想の修正について
2021 年6月期通期連結業績予想数値の修正(2020 年7月1日~2021 年6月 30 日)
親会社株主
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 2,438 30 24 14 8.72
今回修正予想(B) 1,920 △56 △35 △50 △31.15
増減額(B-A) △518 △86 △59 △64 -
増減率(%) △21.2 - - - -
(ご参考)前期実績
2,327 16 20 13 8.43
(2020 年6月期)
4.通期連結業績予想修正の理由
当社グループの主要事業セグメントである広告・マーケティング事業の広告業界でも、新型コ
ロナウイルス感染症の影響は深刻であり、各種イベントや広告販促キャンペーンの中止・延期、
レジャーの自粛などのため、紙媒体の新聞・雑誌、DM、交通広告などの減少基調が止まらない
状況の中、当社クライアント企業においても新型コロナウイルス感染症の影響による事業環境の
悪化ならびにイベント自粛の影響等が続いていることから、当社グループも例外なく広告受注量
は減少しております。また一方で、利益面では地方創生事業である「ふるさと納税分野」におい
て前年を大きく上回る受注に結び付きましたが、それに伴う人材費用を含めた販売費及び一般管
理費も大幅に増加いたしました。
以上の主な要因により、2020 年8月 12 日発表しております 2021 年6月期の連結業績予想の売
上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が下回る見通しとなりました。
(注)上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は今
後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
5.配当予想の修正
年間配当金
第 1 四半期末 第 2 四半期末 第 3 四半期末 期 末 合 計
前回発表予想 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
(2020 年8月 12 日発表) ― 0.00 ― 8.40 8.40
今回修正予想 ― 0.00 ― 0.00 0.00
当期実績 ― 0.00 ―
前期実績 ― 0.00 ― 4.20 4.20
修正の理由
配当につきましては、当社グループは株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題として認
識しており、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した
配当を継続して実施していくことを基本方針としております。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、収束の見通しが不透明な環
境が継続すると予想されること、また広告業界の回復には時間を要することが見込まれ、依然と
して予断を許さない厳しい状況が続くと思われます。また、本日 2021 年6月期の連結業績予想を
当期純損失予想へ下方修正した結果を勘案し、期末配当予想を「無配」へ修正させて頂くことと
いたしました。
株主の皆様には深くお詫び申し上げますとともに、成長に向け全力を尽くし早期に復配できる
よう努めてまいりますので、引き続きのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
以 上