2170 LINK&M 2019-08-09 15:30:00
年間連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                         2019 年8月9日
 各     位



                                                会 社 名 株式会社リンクアンドモチベーション
                                                       代表者名 代表取締役会長 小笹 芳央
                                                        (コード番号: 2170 東証第一部)
                                            問合せ先 取締役 グループデザイン室担当 大野 俊一
                                                             (TEL. 03-6779-9494)



                       年間連結業績予想の修正に関するお知らせ


 当社は、2019 年 2 月 14 日に公表した、2019 年 12 月期(2019 年 1 月 1 日~2019 年 12 月 31 日)の連結業績予想を
下記のとおり修正しましたので、お知らせいたします。

                                        記
1. 修正の内容
                                                       親会社の所有者に      基本的 1 株当たり
     (単位:百万円)          売上収益      営業利益       当期利益
                                                       帰属する当期利益       当期利益(円)

     修正前業績予想(A)         42,500      4,500      2,570         2,550          24.14
     修正後業績予想(B)         38,500      1,880      1,050         1,030           9.75
        増減額(B-A)        △4,000    △2,620     △1,520        △1,520              -

           増減(%)       △9.41%    △58.22%    △59.14%       △59.61%              -

          前期実績
                        39,941      3,825      1,918         1,945          18.42
      (2018 年 12 月期)


2. 修正の理由
    ≪2019 年 12 月期 連結業績予想との差異≫
  売上収益
    当社では、当期の連結業績予想の発表以降、以下の経営環境の変化があり、売上収益の予想値を前回発表時の
  425 億円から 385 億円に修正いたします。
    その要因は、上半期の業績予想値の未達と、下半期の経営方針変更の 2 点です。
    当初、上半期の売上収益は 205 億円を予想しておりましたが、約 191 億円の結果となりました。その要因は、
  当グループの売上収益の約 30%を占める組織開発 Div において、コンサル・アウトソース事業の「パッケー
  ジ」や「コンサルティング」が想定以上に伸張しなかったことです。中長期の売上収益及び利益をもたらすサブ
  スクリプションモデルのモチベーションクラウドに徹底注力し、人員や資金をはじめとしたリソースを積極的に
  投下した結果、短期の売上収益及び利益をもたらす既存のコンサル・アウトソースモデル(       「パッケージ」や
  「コンサルティング」等)が手薄になり、売上収益が想定以上に伸張しませんでした。また、サブスクリプショ
  ンモデルのモチベーションクラウドについても、当初は既存顧客に対し営業を行っており順調に立ち上がってい
  たものの、営業先が新規顧客や大手企業に変化していく中で、想定以上に商談が長期化し計画に対して進捗が遅
  れております。
  上記の結果を受け、2019 年下半期について経営方針の変更を行うことといたしました。コンサル・アウト
ソースモデルの復調にも注力しながら、中長期的なサブスクリプションモデルを順調に拡大させる両モデルの併
走型経営を目指します。コンサル・アウトソースモデルに関しては、すでに立て直しを図ってはいるものの、立
て直しには時間を要するため、下半期の売上収益予想にも影響が生じます。そのため、当初予想値に達すること
は難しく、加えてサブスクリプションモデルに関しても、進捗の遅れから計画が後ろ倒しになるため、組織開発
Div の下半期予想は当初予想値よりも約 20 億円程度下がることを見込んでおります。
  結果として、年間の売上収益の予想値を、425 億円から 385 億円に修正いたします。

営業利益
 営業利益の予想値につきましては、前回発表時の 45 億円から 18.8 億円に修正いたします。前回予想発表時よ
り、売上総利益率の高い組織開発 Div の売上収益予想値が 40 億円減少した影響を受け、約 20 億円の営業利益
予想値の低下を見込んでおります。
 また、前述のサブスクリプションモデルへの投資については、中長期を見据え引き続き積極的に行っていく方
針としており、下半期の販売関連費用については若干の増加を見込んでおります。
 加えて、個人開発 Div の学習塾事業及びマッチング Div の国内人材派遣事業において、今後の経営環境につい
て再度把握に努めた結果、のれんを保守的に見積もる必要があると判断し、のれんの減損見込みを当初想定より
も増加させております。なお、のれんの減損見込みについてはすべて下半期の影響を想定しております。
 結果として、営業利益の予想値を、45 億円から 18.8 億円に修正いたします。

(ご注意)
 この資料に記載されております業績予想数字につきましては、現時点で得られた情報に基づいて算定しており
ますが、不確定な要素を多分に含んでおります。従いまして実際の業績等は、業況の変化などにより、この資料
に記載されている予想とは異なる場合があることをご承知おき下さい。




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