2170 LINK&M 2020-08-07 15:30:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                        2020 年 8 月 7 日

 各    位



                               会    社     名      株式会社リンクアンドモチベーション
                               代 表 者 名    代 表 取 締 役 会 長    小 笹 芳 央
                                     (コード番号: 2170 東証第一部)
                               問合せ先 取締役 グループデザイン室担当 大野 俊一
                                     (TEL.03-6779-9494 )


                     業績予想の修正に関するお知らせ


 当社は、2020 年5月 14 日に公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」におきまして、
2020 年 12 月期(2020 年 1 月 1 日~2020 年 12 月 31 日)の連結業績予想を未定としておりましたが、
下記のとおり修正いたします。

                                  記

1.2020 年 12 月期通期連結業績予想数値の修正(2020 年 1 月 1 日~2020 年 12 月 31 日)

                                                   親会社の所有者        基本的
                  売上収益       営業利益        当期利益       に 帰属する      1株 当たり
                  (百万円)      (百万円)       (百万円)       当期利益        当期利益
                                                    (百万円)         (円     銭)
 前回発表予想(A)            未定        未定          未定         未定                 未定
 今回修正予想(B)          34,000    △2,700      △3,650     △3,600         △34.31
 増 減 額(B-A)             ―            ―        ―          ―                 ―
  増 減 率(%)              ―            ―        ―          ―                 ―
(ご参考)前期連結実績
                    38,191      2,007      1,090      1,086              10.30
 (2019 年 12 月期)



2.業績予想修正の理由
 2020年12月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により先行き不透
明な状況が続いていたことから合理的に算定し直すことが困難と判断し、2020年5月14日公表のとおり未
定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき、業績予想を算定いたしましたので、
公表いたします。

  2020年12月期上期については、自粛要請や緊急事態宣言の発令およびその延長により、組織開発ディビ
ジョンでは、集合型研修などの延期、キャンセル、個人開発ディビジョンでは、全国一斉教室休校に伴う
新規入会者数の減少、マッチングディビジョンでは国内人材紹介・派遣稼働人数の減少など、新型コロナ
ウイルス感染症拡大に伴う影響を大きく受けました。一方で、新型コロナウイルス感染症拡大によって、
働き方や生活様式が大きく様変わりした中で、従業員エンゲージメント向上や個人の学びのニーズは、よ
り一層高まると考えています。そのニーズを着実に捉えるために、各ディビジョンにおいて“モチベーシ
ョンエンジニアリング”を基軸にスピーディーに変化へ対応していく考えです。組織開発ディビジョンで
は、オンラインをはじめとした新しい価値提供の強化、個人開発ディビジョンでは各種コスト削減の徹底
と各種講座におけるオンライン受講の促進を強化、マッチングディビジョンでは、派遣先のポートフォリ
オ変更の推進を図ることで、利益創出を実現します。調整後営業利益としては、1,000百万円(前期比
33.7%)を見込んでいます。




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 調整後営業利益は、営業利益から、のれん、使用権資産、固定資産の減損など一時的要因を排除した事
業の業績を測る利益指標です。

 一方で、依然として新型コロナウイルス感染症拡大の第二波、第三波の懸念が続いていることから、当
社の顧客企業においても、中堅・中小企業や影響を大きく受けた大手企業を中心に、人材投資予算の縮小
傾向が継続しているうえ、個人消費の回復も途中段階であると認識しています。特に、個人開発ディビジ
ョンにおいては、緊急事態宣言発令によって、キャリアスクール・学習塾ともに4、5月に休校した影響
は大きく、今後も不透明な状況は継続すると捉えています。こうした状況下において、今後起こり得るあ
らゆるリスクを想定して経営を推進すべく、2020年の業績見込みについては、個人開発ディビジョンにお
いて、のれんの減損等を最大限織り込んでおります。そして、2020年12月期の短期に限らず、2021年12月
期からの復活に向けての基盤づくりにも注力してまいります。

 以上のことから、2020年12月期の業績は、売上収益34,000百万円(前期比89.0%)、営業利益△2,700百
万円、親会社の所有者に帰属する当期利益 △3,600百万円を見込んでおります。

 なお、上記の影響について、2020年7月時点で入手可能な情報をもとに織り込んでいますが、引き続き
当社グループへの影響を慎重に見極めるとともに、今後修正の必要が生じた場合には速やかに公表します。

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