2168 パソナグループ 2020-04-10 15:30:00
2020年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

              2020年5月期           第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                    2020年4月10日


上 場 会 社 名 株式会社パソナグループ                                      上場取引所                東
コ ー ド 番 号 2168                                              URL https://www.pasonagroup.co.jp
代   表   者 (役職名) 代表取締役グループ代表兼社長                             (氏名) 南部 靖之
問合せ先責任者   (役職名) 専務執行役員 CFO                                 (氏名) 仲瀬 裕子          (TEL) 03-6734-0200
四半期報告書提出予定日     2020年4月13日                                 配当支払開始予定日           -
四半期決算補足説明資料作成の有無         :有
四半期決算説明会開催の有無            :無

                                                                                           (百万円未満切捨て)
1.2020年5月期第3四半期の連結業績(2019年6月1日~2020年2月29日)
(1)連結経営成績(累計)                                                       (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                            親会社株主に帰属
                       売上高                      営業利益               経常利益
                                                                            する四半期純利益
                       百万円         %            百万円         %       百万円                %           百万円      %
 2020年5月期第3四半期    239,348 △1.6   5,856   0.5   5,554 △1.1    568 △38.1
 2019年5月期第3四半期    243,295  6.4   5,827  51.1   5,618  42.3   917 371.6
(注) 包括利益 2020年5月期第3四半期 2,895百万円( 12.5%) 2019年5月期第3四半期 2,573百万円( 65.8%)

                                            潜在株式調整後
                      1株当たり
                                             1株当たり
                      四半期純利益
                                             四半期純利益
                                円 銭                    円    銭
2020年5月期第3四半期                   14.52                       -
2019年5月期第3四半期                   23.46                       -

(2)連結財政状態
                       総資産                      純資産               自己資本比率
                                百万円                    百万円                             %
 2020年5月期第3四半期        115,291                         41,972           27.8
 2019年5月期             119,459                         40,253           23.7
(参考) 自己資本 2020年5月期第3四半期     32,035百万円                  2019年5月期 28,355百万円

2.配当の状況
                                                年間配当金

                第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                              期末               合計
                       円    銭           円   銭          円   銭           円   銭               円   銭
  2019年5月期         -     0.00                              -           18.00               18.00
  2020年5月期         -     0.00                              -
  2020年5月期(予想)                                                         19.00               19.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無


3.2020年5月期の連結業績予想(2019年6月1日~2020年5月31日)

                                                                         (%表示は、対前期増減率)
                                                                       親会社株主に帰属  1株当たり
               売上高               営業利益                  経常利益
                                                                       する当期純利益   当期純利益
                百万円     %         百万円           %      百万円        %            百万円             %          円 銭
     通期     344,000 5.2 11,000 16.2 10,700                      15.8           2,300       16.4          58.80
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※   注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                     : 無
      (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)


(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                     : 無

(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                       : 無
    ② ①以外の会計方針の変更                              : 無
    ③ 会計上の見積りの変更                               : 無
    ④ 修正再表示                                    : 無

(4)発行済株式数(普通株式)
    ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)           2020年5月期3Q   41,690,300株   2019年5月期     41,690,300株

    ② 期末自己株式数                     2020年5月期3Q   2,574,776株    2019年5月期     2,574,573株

    ③ 期中平均株式数(四半期累計)              2020年5月期3Q   39,115,612株   2019年5月期3Q   39,109,987株


    (注)当社は「株式給付信託(BBT)」及び「株式給付信託(J-ESOP)」を導入しており、株主資本において自己株
       式として計上されている「株式給付信託(BBT)」及び「株式給付信託(J-ESOP)」に残存する自社の株式
       は、1株当たり四半期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
      本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
    判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
    の前提となる条件等については、(添付資料)6ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧く
    ださい。


     (四半期決算補足説明資料の入手方法)
       四半期決算補足説明資料につきましては、当社ホームページ(https://www.pasonagroup.co.jp/ir/)に本日
      (2020年4月10日)掲載しております。
                       株式会社パソナグループ(2168) 2020 年5月期 第3四半期決算短信




○添付資料の目次



    1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2

    (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2

    (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 6

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 6

    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 7

    (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 7

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 9

       四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………… 9

       四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………10

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………11

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………11

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………11

      (セグメント情報等) …………………………………………………………………………………11

      (重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………12




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                               株式会社パソナグループ(2168) 2020 年5月期 第3四半期決算短信




1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
①当第3四半期の経営成績
 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続いたものの、輸出が弱含むなか
で製造業を中心に慎重さが増し、海外経済や消費税率引上げ後の消費者マインドの動向、加えて新型コロナウイ
ルス感染症の発生・拡大により、先行き不透明な状況で推移いたしました。当社グループを取り巻く事業環境と
しては、主に前期に影響を受けた労働者派遣法の改正への対応が一巡する一方、企業での働き方改革の推進や生
産性向上への意識の高まりも後押しとなり、業務の一部を外部に委託するBPOサービスのニーズが拡がり続け
ています。
 新型コロナウイルスに対しては、当社では日本国内での感染拡大によるリスクをいち早く捉えて1月31日に
「新型肺炎対策本部」を設置し、契約社員・派遣スタッフ等を含む全従業員の感染リスクの軽減・安全確保を目
的に「オフピーク通勤制度」や登録面談をモバイルで行う「モバイルカウンセリング」、学校休校に伴う子連れ
出勤が可能な「ファミリー・ワーク・オフィス」をはじめとした様々な対策を講じております。
 このような状況のなか、当四半期は顧客のニーズに柔軟に対応するBPOサービス(委託・請負)や福利厚生
代行のアウトソーシングなどが売上を伸ばした一方、前期に派遣スタッフの派遣先企業への直接雇用を推進した
エキスパートサービス(人材派遣)が当期は前年同期を下回る稼働者数からスタートしているため減収となりま
した。全体の売上高は、前期に一部子会社の決算期変更による売上計上などもあったため、その影響を除くとほ
ぼ横這いではあるものの、239,348百万円(前年同期比1.6%減)となりました。売上総利益については主にBP
Oサービス、アウトソーシング及び人材紹介事業の増収効果に加え、エキスパートサービスの粗利率改善もあり、
55,631百万円(前年同期比2.6%増)と増加しました。
 販管費は、オペレーションの効率化によるコスト抑制が進んだものの、東京オリンピック・パラリンピックの
関連費用や地方創生事業における新規施設の初期費用により増加しました。この結果、営業利益は5,856百万円
(前年同期比0.5%増)となりました。
 また第1四半期に子会社株式の一部売却に伴う支払手数料を営業外費用に計上したことから経常利益は5,554百
万円(前年同期比1.1%減)、第2四半期に子会社の固定資産の一部について減損損失を計上したこと等から、親
会社株主に帰属する四半期純利益は568百万円(前年同期比38.1%減)となりました。


 ■連結業績
                2019年5月期         2020年5月期
                                                    増減率
               第3四半期(累計)        第3四半期(累計)

  売上高             243,295百万円           239,348百万円     △1.6%

  営業利益             5,827百万円             5,856百万円      +0.5%

  経常利益             5,618百万円             5,554百万円      △1.1%
  親会社株主に帰属
                      917百万円              568百万円     △38.1%
  する四半期純利益




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                             株式会社パソナグループ(2168) 2020 年5月期 第3四半期決算短信




②事業別の状況(セグメント間取引消去前)
※第1四半期連結会計期間より、一部のセグメント名称及び一部子会社のセグメント区分を変更しております。
 また、「グローバルソーシング」の営業利益を個別開示しております。前年同期比については、前年同四半期
 の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

HRソリューション
 エキスパートサービス(人材派遣)、BPOサービス(委託・請負)他
                                          売上高   196,897百万円    営業利益    5,460百万円
 〔エキスパートサービス〕   売上高   112,532百万円
   改正派遣法や労働契約法に対応し、派遣スタッフの派遣先企業への直接雇用を進めた前期からの影響で、
  当期は稼働者数が前年を下回る状況からスタートしました。景気の先行き不透明感から主にメーカー等から
  の受注は減少傾向にあるものの、各種施策により登録者数は拡大しており、稼働者数は当第3四半期にかけ
  改善基調が続きましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、今後の動向は不透明になっております。
   前期は一部子会社が決算期変更により2ヶ月多く業績を計上していること等もあり、当四半期の売上高は
  112,532百万円(前年同期比6.7%減)となりました。
   また、この4月からの「同一労働同一賃金」に向けて、以前から派遣スタッフの処遇向上のためクライア
  ントとの交渉を進めてまいりましたが、概ねご理解をいただいております。


 〔BPOサービス〕(旧インソーシング(委託・請負))               売上高   72,229百万円
   コンタクトセンターを運営するビーウィズ株式会社では、AIを活用したオペレーターの応対評価により
  高品質なサービス提供で競争力を高めるとともに、12月に長崎センターを拡張し新たな雇用創出と企業ニー
  ズに対する供給力強化を図りました。BPOサービス全体の更なる事業拡大に向けて、グループ全体でのマ
  ーケティングの推進や人員増強、体制強化にも取り組んでおります。またパブリック分野では、自治体の行
  政事務代行などが堅調に拡大しております。
   当期初より、一部連結子会社を持分法適用会社へ移行しておりますが、売上高は72,229百万円(前年同期
  比2.4%増)と増収となりました。


 〔HRコンサルティング、教育・研修、その他〕            売上高    6,219百万円
   教育・研修事業を展開するキャプラン株式会社で前期寄与した大型案件が終了したことに加えて、エキス
  パートサービスで前期に増加した派遣スタッフの派遣先企業への直接雇用化に伴う紹介手数料が一巡したこ
  とから、売上高は6,219百万円(前年同期比10.1%減)と減収となりました。


 〔グローバルソーシング(海外人材サービス)〕        売上高       5,916百万円    営業利益    260百万円
   海外は中国、香港において政治・経済情勢の影響が拡大しているものの、インドネシアのPT. Dutagriya
  Sarana(デュータグリヤサラナ)やタイ、現地大学との産学連携でエンジニアを育成するベトナム等が引き
  続き増収となりました。一方、体制強化のための採用・研修等による販管費の増加、また為替も影響し、売
  上高は5,916百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益は260百万円(前年同期比48.7%減)と増収減益となり
  ました。


  以上の事業から構成されるセグメントの売上高は196,897百万円(前年同期比3.5%減)と減収ながらも、粗
 利率の改善と販管費抑制等により、営業利益は5,460百万円(前年同期比20.5%増)と増益となりました。




                              ― 3 ―
                                  株式会社パソナグループ(2168) 2020 年5月期 第3四半期決算短信




キャリアソリューション(人材紹介、再就職支援)             売上高      11,271百万円   営業利益    2,340百万円
 人材紹介事業は一部業種での採用控えや採用基準の高まりはありますが、経験豊富な専門人材に対する需要
は強く、なかでも株式会社パソナ顧問ネットワークが大幅に伸長しました。また現在、コンサルタントの育成
強化に取り組む株式会社パソナでは転職エージェントとして2年連続で顧客満足度総合第1位 ※の外部評価もい
ただき、引き続き質の高いサービス提供と生産性向上に注力しております。
 一方、再就職支援事業においては、雇用調整を実施する企業が前年より増加し夏場以降の受注は前年同月を
上回って推移しているものの、前期の大型案件の終了の影響もあり、当期は減収となりました。
 これらの結果、当セグメントの売上高は11,271百万円(前年同期比2.3%増)、営業利益は上期のマイナスを
カバーできず2,340百万円(前年同期比4.0%減)となりました。

※2020年、転職エージェントのオリコン顧客満足度ランキングにて、株式会社パソナの人材紹介部門が2年連続で総合第1位。


アウトソーシング     売上高   27,062百万円   営業利益       5,954百万円
 当社子会社で福利厚生アウトソーシングサービスを手がける株式会社ベネフィット・ワンでは、働き方改革
や同一労働同一賃金などの動きをうけた従業員のエンゲージメント向上や生産性向上、健康サポートへの社会
的関心の高まりが追い風になっており、福利厚生事業で新規獲得企業の入会時期が翌期にずれ込むなど一部見
込み違いはあるものの引き合いは依然として強く、福利厚生事業やヘルスケア事業を中心に拡大しました。個
人会員向けに割引サービスを提供するパーソナル事業では新規会員獲得が遅れており、既存協業先でのプロモ
ーション展開や新規協業先との取引開始など、再成長に向けた基盤づくりに取り組みました。これらの結果、
売上高は27,062百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は5,954百万円(前年同期比10.4%増)と増収増益と
なりました。


ライフソリューション       売上高   4,692百万円   営業利益      149百万円
 介護分野ではデイサービスや訪問介護の運営に加え、家事代行やハウスクリーニング、仕事と介護の両立支
援サービスといった関連サービスを拡大し、また保育分野でも企業内保育や学童等の子育て支援施設を前期末
に8施設増設していることから増収となりました。この結果、売上高は4,692百万円(前年同期比13.6%増)、
営業利益は149百万円(前年同期比13.5%増)と増収増益となりました。


地方創生ソリューション(旧パブリックソリューション)                  売上高      2,253百万円   営業損失   1,301百万円
 兵庫県淡路島では昨年4月、兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」にてアトラクション
「NARUTO&BORUTO忍里」を、また8月にシアターレストラン「HELLO KITTY SHOW BOX」をオープンし、日本を代
表するマンガやアニメを用いた魅力的な観光スポットの開発に取り組みました。また、株式会社丹後王国では、
京の台所である京都錦市場商店街に丹後地域のアンテナショップ「丹後TABLE」を開設するなど地域商社として
京野菜や果物の販促支援の活動を拡大しています。これらの結果、売上高は2,253百万円(前年同期比27.5%増)
と伸長しておりますが、広告宣伝費など新施設の初期費用の増加により、営業損失1,301百万円(前年同期は営
業損失968百万円)となりました。


消去又は全社     売上高   △2,828百万円   営業利益    △6,746百万円
 グループ間取引消去とグループシナジーの最大化のためのコストや新規事業のインキュベーションコスト、
持株会社としての管理コストが含まれています。当四半期は東京オリンピック・パラリンピック関連費用のほ
か、新規事業開発やシニアを中心とする新たな雇用創出への取組み、本部機能集約化に伴い当セグメントに計
上される人件費等が増加しました。




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■セグメント別業績


 売上高                               2019年5月期      2020年5月期
                                                              増減率
                                  第3四半期(累計)     第3四半期(累計)
 HRソリューション                         240,136百万円    235,231百万円   △2.0%

  エキスパートサービス(人材派遣)
                                   203,963百万円    196,897百万円   △3.5%
  BPOサービス(委託・請負)他

   エキスパートサービス(人材派遣)                120,633百万円    112,532百万円   △6.7%

   BPOサービス(委託・請負)                   70,538百万円     72,229百万円   +2.4%

   HRコンサルティング、教育・研修、その他              6,918百万円      6,219百万円   △10.1%

   グローバルソーシング(海外人材サービス)              5,872百万円      5,916百万円   +0.7%

  キャリアソリューション(人材紹介、再就職支援)           11,022百万円     11,271百万円   +2.3%

  アウトソーシング                          25,151百万円     27,062百万円   +7.6%

 ライフソリューション                          4,129百万円      4,692百万円   +13.6%

 地方創生ソリューション                         1,767百万円      2,253百万円   +27.5%

 消去又は全社                            △2,737百万円     △2,828百万円        -

 合計                                243,295百万円    239,348百万円   △1.6%



 営業損益                              2019年5月期      2020年5月期
                                                              増減率
                                  第3四半期(累計)     第3四半期(累計)
 HRソリューション                          12,361百万円     13,756百万円   +11.3%

  エキスパートサービス(人材派遣)
                                     4,531百万円      5,460百万円   +20.5%
  BPOサービス(委託・請負)他

   エキスパートサービス(人材派遣)

   BPOサービス(委託・請負)                    4,023百万円      5,200百万円   +29.2%

   HRコンサルティング、教育・研修、その他

   グローバルソーシング(海外人材サービス)               507百万円        260百万円    △48.7%

  キャリアソリューション(人材紹介、再就職支援)            2,438百万円      2,340百万円   △4.0%

  アウトソーシング                           5,392百万円      5,954百万円   +10.4%

 ライフソリューション                           131百万円        149百万円    +13.5%

 地方創生ソリューション                         △968百万円     △1,301百万円        -

 消去又は全社                            △5,697百万円     △6,746百万円        -

 合計                                  5,827百万円      5,856百万円   +0.5%

※第1四半期連結会計期間より、「インソーシング(委託・請負)」を「BPOサービス(委託・請負)」に、
 「パブリックソリューション」を「地方創生ソリューション」にセグメント名称を変更、あわせて一部子会社
 のセグメント区分を変更しております。また、「グローバルソーシング」の営業利益を個別開示しております。
 前年同四半期の数値は、変更後のセグメント区分に組み替えた数値を記載しております。




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(2)財政状態に関する説明
  資産、負債及び純資産の状況
  (資産)
   当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて 4,167百万円減少(3.5%減)し、
  115,291百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少5,405百万円、有形固定資産の増加1,048百万
  円等によるものであります。


  (負債)
   当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて5,886百万円減少(7.4%減)し、73,319
  百万円となりました。これは主に、買掛金の減少2,780百万円、借入金の減少4,994百万円、流動負債のその他
  に含まれる未払消費税等の増加1,395百万円等によるものであります。


  (純資産)
   当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて 1,718百万円増加(4.3%増)し、
  41,972百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益568百万円、子会社株式の一部
  売却による増加5,956百万円、子会社による当該子会社自己株式の取得による減少2,370百万円、配当金の支払
  712百万円、非支配株主持分の減少1,961百万円等によるものであります。


   以上の結果、財務指標としては、自己資本比率が前連結会計年度末と比べて4.1ポイント改善し、27.8%と
  なりました。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
  新型コロナウイルス感染拡大の収束がいまだ見えないなか、各種イベントの延期や企業活動の自粛など、その
 影響は広がり続けております。これらの影響により、今後、業績予想の修正が必要になった場合には速やかにお
 知らせいたします。




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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                  (単位:百万円)

                         前連結会計年度            当第3四半期連結会計期間
                        (2019年5月31日)          (2020年2月29日)

資産の部
 流動資産
   現金及び預金                          32,305              26,899
   受取手形及び売掛金                       39,412              39,183
   たな卸資産                           2,035               2,623
   その他                             6,672               7,080
   貸倒引当金                           △107                  △98
   流動資産合計                          80,317              75,689
 固定資産
  有形固定資産                           16,725              17,774
   無形固定資産
    のれん                            3,029               2,415
    その他                            5,222               5,168
    無形固定資産合計                       8,252               7,584
   投資その他の資産
    その他                            14,289              14,371
    貸倒引当金                           △126                △127
    投資その他の資産合計                     14,163              14,244
   固定資産合計                          39,141              39,602
 資産合計                             119,459             115,291




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                                                 (単位:百万円)

                       前連結会計年度             当第3四半期連結会計期間
                      (2019年5月31日)           (2020年2月29日)

負債の部
 流動負債
  買掛金                            6,534                3,754
  短期借入金                          9,391                6,062
  未払費用                           15,090               15,846
  未払法人税等                          2,708                2,637
  賞与引当金                          4,143                2,426
  役員賞与引当金                           41                   12
  資産除去債務                              1                    7
  その他                            21,206               24,240
  流動負債合計                         59,116               54,987
 固定負債
  社債                                288                  260
  長期借入金                          12,806               11,141
  役員株式給付引当金                          315                309
  従業員株式給付引当金                         257                289
  退職給付に係る負債                      1,996                2,114
  資産除去債務                         1,854                1,969
  その他                            2,570                2,247
  固定負債合計                         20,089               18,331
 負債合計                            79,206               73,319
純資産の部
 株主資本
  資本金                             5,000                5,000
  資本剰余金                          10,263               14,095
  利益剰余金                          14,907               14,760
  自己株式                          △2,185               △2,429
  株主資本合計                         27,985               31,426
 その他の包括利益累計額
  その他有価証券評価差額金                       447                643
  為替換算調整勘定                            14                △13
  退職給付に係る調整累計額                       △91                △22
  その他の包括利益累計額合計                      370                608
 非支配株主持分                         11,898               9,937
 純資産合計                           40,253               41,972
負債純資産合計                         119,459              115,291




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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                     (単位:百万円)
                     前第3四半期連結累計期間            当第3四半期連結累計期間
                       (自 2018年6月1日            (自 2019年6月1日
                        至 2019年2月28日)           至 2020年2月29日)
売上高                               243,295                 239,348
売上原価                              189,059                 183,717
売上総利益                               54,236                  55,631
販売費及び一般管理費                          48,408                  49,774
営業利益                                5,827                   5,856
営業外収益
 受取利息                                  26                      25
 補助金収入                                 38                      46
 不動産賃貸料                               563                     546
 その他                                  187                     247
 営業外収益合計                              815                     866
営業外費用
 支払利息                                 163                     141
 コミットメントフィー                            40                      40
 持分法による投資損失                            44                      15
 不動産賃貸費用                              447                     451
 支払手数料                                236                     412
 その他                                   93                     109
 営業外費用合計                            1,025                   1,168
経常利益                                5,618                   5,554
特別利益
 固定資産売却益                               17                      -
 関係会社株式売却益                             -                       4
 特別利益合計                                17                       4
特別損失
 固定資産除売却損                              41                      64
 減損損失                                  -                      396
 投資有価証券評価損                             5                       29
 関係会社株式評価損                             -                       17
 特別損失合計                                46                     507
税金等調整前四半期純利益                        5,589                   5,051
法人税、住民税及び事業税                        1,560                   1,961
法人税等調整額                             1,183                     589
法人税等合計                              2,743                   2,551
四半期純利益                              2,845                   2,499
非支配株主に帰属する四半期純利益                    1,928                   1,931
親会社株主に帰属する四半期純利益                      917                     568




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                    株式会社パソナグループ(2168) 2020 年5月期 第3四半期決算短信




  四半期連結包括利益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                     (単位:百万円)
                      前第3四半期連結累計期間           当第3四半期連結累計期間
                        (自 2018年6月1日           (自 2019年6月1日
                         至 2019年2月28日)          至 2020年2月29日)
四半期純利益                              2,845                  2,499
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                        △223                    357
 為替換算調整勘定                             △19                    △30
 退職給付に係る調整額                           △29                     69
 持分法適用会社に対する持分相当額                       0                    △0
 その他の包括利益合計                          △272                    396
四半期包括利益                              2,573                  2,895
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                       755                    806
 非支配株主に係る四半期包括利益                     1,817                  2,089




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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
  該当事項はありません。


(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  当社は、第1四半期連結会計期間において連結子会社である株式会社ベネフィット・ワンの株式を一部売却、
 第2四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間において株式会社ベネフィット・ワンが自己株式を取得
 したこと等により、資本剰余金が3,832百万円増加しております。この結果、当第3四半期連結会計期間末におい
 て資本剰余金が14,095百万円となっております。


(セグメント情報等)
Ⅰ.前第3四半期連結累計期間(自        2018年6月1日    至     2019年2月28日)
  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                         (単位:百万円)
                              報告セグメント
                                                                                   四半期
                  HRソリューション
                                                                                    連結
                                                                         調整額
             エキスパー                   地方創生                      合計                 損益計算書
                               ライフソリ                                     (注)2
             トサービ キャリアソ              ソリューシ                                         計上額
                         アウトソー ューション                                               (注)3
             ス、BPO リューショ              ョン
                          シング
             サービス他   ン
              (注)1
売上高

 外部顧客への売上高    202,021    10,962   24,888     4,021   1,401     243,295       -     243,295
 セグメント間の内部
                1,942        59      262       108       365    2,737    △2,737        -
 売上高又は振替高
      計       203,963    11,022   25,151     4,129   1,767     246,033   △2,737    243,295
セグメント利益又は
                4,531     2,438   5,392        131   △968       11,524   △5,697     5,827
損失(△)
(注) 1 「エキスパートサービス、BPOサービス他」には、エキスパートサービス(人材派遣)、BPOサ
      ービス(委託・請負)、HRコンサルティング他、グローバルソーシング(海外人材サービス)の各
      事業を含んでおります。
    2 セグメント利益の調整額△5,697百万円には、当社におけるグループ管理費用及び新規事業のインキュ
      ベーションコスト等△5,708百万円、セグメント間取引消去11百万円が含まれております。
    3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。




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Ⅱ.当第3四半期連結累計期間(自        2019年6月1日    至     2020年2月29日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                         (単位:百万円)
                              報告セグメント
                                                                                   四半期
                  HRソリューション
                                                                                    連結
                                                                         調整額
             エキスパー                   地方創生                      合計                 損益計算書
                               ライフソリ                                     (注)2
             トサービ キャリアソ              ソリューシ                                         計上額
                         アウトソー ューション                                               (注)3
             ス、BPO リューショ              ョン
                          シング
             サービス他   ン
              (注)1
売上高

 外部顧客への売上高    194,921    11,223   26,656     4,545    2,001    239,348       -     239,348
 セグメント間の内部
                1,976        47      405       146       251    2,828    △2,828        -
 売上高又は振替高
      計       196,897    11,271   27,062     4,692    2,253    242,177   △2,828    239,348
セグメント利益又は
                5,460     2,340   5,954        149   △1,301     12,603   △6,746     5,856
損失(△)
(注) 1 「エキスパートサービス、BPOサービス他」には、エキスパートサービス(人材派遣)、BPOサ
      ービス(委託・請負)、HRコンサルティング他、グローバルソーシング(海外人材サービス)の各
      事業を含んでおります。
    2 セグメント利益の調整額△6,746百万円には、当社におけるグループ管理費用及び新規事業のインキュ
      ベーションコスト等△6,778百万円、セグメント間取引消去31百万円が含まれております。
    3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。


2.報告セグメントの変更等に関する事項
  第1四半期連結会計期間より、事業の実態を鑑み、「インソーシング(委託・請負)」を「BPOサービス
 (委託・請負)」に、「パブリックソリューション」を「地方創生ソリューション」にセグメント名称を変更し
 ております。あわせて一部子会社のセグメント区分を変更しております。
  なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分により作成したものを記載して
 おります。


3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
  「地方創生ソリューション」セグメントにおいて、固定資産の減損損失を計上しております。なお、当第3四
 半期連結累計期間における当該減損損失の計上額は、396百万円であります。



(重要な後発事象)
  該当事項はありません。




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