2168 パソナグループ 2019-10-11 15:30:00
2020年5月期 第1四半期 決算概要 [pdf]
株式会社 パソナグループ
東証第1部 証券コード 2168
2019 年 10 月 11 日
2020 年 5 月期 第 1 四半期 決算概要
売上⾼は前期に⼀部⼦会社の決算期変更による売上計上があったことから、その影響を除くと
ほぼ横ばいではあるものの 79,626 百万円(前年同期比△4.1%)と減収
BPO サービス、アウトソーシング、地方創生ソリューションは増収
エキスパートサービス (人材派遣)は前期に派遣スタッフの派遣先企業への直接雇用を推進した
ことで稼働者数が前年同期を下回る状況からスタートし減収
売上総利益は多くのセグメントで粗利率の改善が⾒られ 18,270 百万円(同+1.2%)と増加
営業利益は 1,243 百万円(同△14.4%)
ベネフィット・ワン株式の一部売却を⾏ったため、営業外費⽤に株式売却時の⼿数料が
計上されており、経常利益は 930 百万円(同△23.9%)
親会社株主に帰属する四半期純利益は 46 百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期
純損失 7 百万円)
1. 第 1 四半期連結業績(2019 年 6 月 1 ⽇〜8 月 31 日) (百万円)
△3,370 △4.1%
2019 年 5 月期 1Q 2020 年 5 月期 1Q 増減 増減率
売 上 高 82,997 79,626
売 上 総 利 益 18,051 18,270 +218 +1.2%
(売上比) 21.7% 22.9% +1.2pt
販 売 費 及 び⼀ 般 管 理 費 16,599 17,026 +427 +2.6%
△208 △14.4%
+1.4pt
△0.2pt
(売上比) 20.0% 21.4%
営 業 利 益 1,451 1,243
△291 △23.9%
△0.3pt
(売上比) 1.7% 1.6%
経 常 利 益 1,222 930
△7
(売上比) 1.5% 1.2%
親会社株主に帰属する四半期純損益 46 +54 −
純 損 益
(売上比) − 0.1% −
2. セグメント別連結業績(セグメント間取引消去前)
(百万円)
△5,614 △12.9%
売上高 前年同期比 営業損益 前年同期比
エキスパートサービス(人材派遣) 38,011
△64 △3.1%
BPO サービス(委託・請負) 23,765 +986 +4.3% 1,515 +522 +52.7%
△51 △29.1%
HR コンサルティング、教育・研修、その他 2,032
△205 △5.4% △167 △19.6%
グローバルソーシング(海外人材サービス) 2,060 +98 +5.0% 125
キャリアソリューション(人材紹介、再就職支援) 3,616 686
△12 △30
アウトソーシング 8,679 +915 +11.8% 1,916 +241 +14.4%
△517 △141
ライフソリューション 1,527 +172 +12.7% −
△882 − △2,470 △581
地方創生ソリューション 815 +272 +50.2% −
△3,370 △4.1% △208 △14.4%
消去又は全社 +68 −
合 計 79,626 1,243
*当第 1 四半期連結会計期間より、「インソーシング(委託・請負)」 を 「BPO サービス(委託・請負)」 に、「パブリックソリューション」 を 「地方創生
ソリューション」 にセグメント名称を変更。あわせて⼀部⼦会社のセグメント区分を変更。また 「グローバルソーシング」 の営業利益を個別開⽰。
前年同期⽐については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。
1
主要セグメントの増減理由
前期に派遣スタッフの派遣先企業への直接雇用を進め、当期は稼働者数が前年を下回る状況
エキスパートサービス からのスタート。各種施策により登録者数は維持。オペレーションの構造改革とデジタル化を推進。
業務の効率化や人材に関わる管理コストの軽減、専門性を求めて業務をアウトソーシングするニーズ
BPOサービス
が拡がる。ビーウィズ㈱は 6 月から AI を活用したオペレーターの応対評価の全件自動化を開始。
派遣事業や BPO 案件が伸⻑し増収。インドネシアの DGS※1 やベトナムが引き続き好調。国内では
グローバルソーシング
外国籍人材定着支援サービスを開始し、6 ⽉に淡路ダナンセンターを開設するなど体制整備。
人材紹介事業は経験豊富な専⾨⼈材が顧問として活躍する「顧問ネットワーク」が伸⻑。再就職
キャリアソリューション
支援事業は、足元受注は堅調だが、前期下期の受注が少なかったことから売上の伸びは抑制。
福利厚⽣事業、ヘルスケア事業、インセンティブ事業が順調に拡⼤。「福利厚⽣」「健康経営」「教
アウトソーシング
育・研修」をワンストップで提供する新商品をリリース。
※1
PT. Dutagriya Sarana(デュータグリヤ サラナ)
3. 財政の状況
(百万円)
2020 年 5 月期 前期末比
増減要因
1Q 末 増減 増減率
流動資産 79,227 △1,089 △1.4% 受取⼿形及び売掛⾦の減少 2,078 百万円、
有形固定資産の増加 1,226 百万円、
固定資産 40,032 +890 +2.3% 流動資産のその他に含まれる前払費⽤の増加
△199 △0.2%
752 百万円等
資産合計 119,260
流動負債 55,957 △3,159 △5.3%
△1,594 △7.9%
買掛⾦の減少 2,671 百万円、
固定負債 18,494 短期借⼊⾦の減少 3,135 百万円、
△4,753 △6.0%
未払費用の増加 1,365 百万円等
負債合計 74,452
純資産合計 44,807 +4,553 +11.3% 親会社株主に帰属する四半期純利益 46 百万円、
子会社株式の一部売却による増加 5,956 百万円、
非支配株主持分の減少 843 百万円、
自己資本比率 28.3% +4.5pt 配当⾦の⽀払 712 百万円等
4. 2020 年 5 月期(2019 年 6 月 1 ⽇〜2020 年 5 月 31 日)連結業績予想
当第 1 四半期の業績は概ね計画通りに推移しているため、2019 年 7 月 12 日に公表した業績予想を据え置きます。
(百万円)
上期 前年同期⽐ 下期 前年同期⽐ 通期 前期比
売 上 高 168,000 +2.0% 176,000 +8.4% 344,000 +5.2%
営 業 利 益 4,000 +7.2% 7,000 +22.1% 11,000 +16.2%
経 常 利 益
△36.6%
3,600 +1.7% 7,100 +24.6% 10,700 +15.8%
親会社株主に帰属す る
400 1,900 +41.3% 2,300 +16.4%
当 期 純 利 益
四半期ごとの連結業績およびセグメント別業績データは https://www.pasonagroup.co.jp/ir/data/quarter.html に掲載します。
本資料記載の将来に関する記述の部分は資料作成時において当社が各種情報により判断した将来情報であり、その内容を当社として保証する
ものではありません。予想数字等は今後の経済情勢、市場動向等の変化による不確実性を含有しております。本資料は投資勧誘を目的に作成
されたものではありません。投資を行う際は、投資家ご自身の判断で行っていただきますようお願いいたします。
2