2168 パソナグループ 2019-01-11 15:30:00
2019年5月期 第2四半期 決算概要 [pdf]

                                                                                 株式会社 パソナグループ
                                                                                  東証第1部 証券コード 2168

                                                                                            2019 年 1 月 11 日

                                  2019 年 5 月期 第 2 四半期 決算概要

 • インソーシングやキャリアソリューション事業などが伸⻑し、売上高は 164,692 百万円
   (前年同期⽐+9.3%)
 • 増収に加えて効率化も進み粗利率が改善。売上総利益は 36,158 百万円(同+13.2%)、
   営業利益は 3,732 百万円(同+42.5%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は 631 百万円
   (同+34.2%)と大幅な増益


1. 第 2 四半期連結業績(2018 年 6 月 1 ⽇〜11 月 30 ⽇)                                                              (百万円)

                                     2018 年 5 月期 2Q 2019 年 5 月期 2Q               増減              増減率
      売          上            高            150,619        164,692                +14,072               +9.3%
      売     上    総       利    益              31,931         36,158                +4,226              +13.2%
                             (売上比)           21.2%           22.0%                 +0.8pt
      販 売 費 及 び⼀ 般 管 理 費                    29,313          32,425                +3,112              +10.6%
                             (売上比)           19.5%           19.7%                 +0.2pt
      営      業       利        益              2,618           3,732                +1,114              +42.5%
                             (売上比)            1.7%            2.3%                 +0.5pt
      経      常       利        益              2,634           3,538                 +903               +34.3%
                             (売上比)            1.7%            2.1%                 +0.4pt
     親会社株主に帰属する四半期純利益                         470                 631              +161               +34.2%
                             (売上比)            0.3%            0.4%                 +0.1pt

2. セグメント別連結業績(セグメント間取引消去前)                                                                            (百万円)
                                              売上高           前年同期比                営業損益           前年同期比
 エキスパートサービス(人材派遣)                              83,827   +5,336          +6.8%
 インソーシング(委託・請負)                                45,119   +5,922          +15.1%
                                                                                  2,801        +471    +20.2%
 HR コンサルティング、教育・研修、その他                          3,817     +581          +17.9%
 グローバルソーシング(海外人材サービス)                           3,923     +417          +11.9%
 キャリアソリューション(人材紹介、再就職支援)                        9,209    +1,057         +13.0%    1,942        +453    +30.5%
 アウトソーシング                                      16,763     +514          +3.2%     3,374        +859    +34.2%
 ライフソリューション                                     2,743     +232          +9.2%         65        △45    △41.2%
 パブリックソリューション                                   1,612     +413          +34.5%    △685          +46        -
 消去又は全社                                        △2,325     △402              -    △3,765        △670        -
     合 計                                      164,692   +14,072         +9.3%     3,732      +1,114    +42.5%

主要セグメントの増減理由
                         ニーズは引き続き堅調でメーカーや商社など幅広い業種から多くの受注。IT、外国語、経理などが
エキスパートサービス
                         伸⻑。M&A の寄与に加え NTT グループの 2 社については決算期変更で 8 ヶ月分の業績計上。
                         引き続き拡大。コンタクトセンター等を運営するビーウィズ㈱が AI 技術とオペレーションノウハウを活か
インソーシング
                         し大きく業績を伸ばす。パブリック分野の⾏政事務代⾏は堅調。中央省庁の大型案件で伸⻑。
                         体制強化が進み二桁増収。インドネシアの DGS※1 の営業強化で派遣稼働者数が順調に伸び、
グローバルソーシング
                         北⽶では人材需要拡大。為替影響が若⼲マイナスに働いたが多くの地域で業績を伸ばす。
                         人材紹介事業は質の高いサービスの提供を継続し、特に管理部門職の成約が増加し業績伸⻑。
キャリアソリューション
                         「顧問ネットワーク」も着実に拡大。再就職支援は、前期末からの大口案件の寄与で堅調に推移。
                         福利厚⽣事業とヘルスケア事業で取引が拡大し業績を牽引。原価と販管費の抑制に取り組む。
アウトソーシング
                         報奨⾦等をポイント化して管理・運営するインセンティブ事業では新規の顧客層が広がる。
※1
     PT. Dutagriya Sarana(デュータグリヤ サラナ)
                                                                                                              1
3. 財政の状況
                                                                                  (百万円)

             2019 年 5 月期            前期末比
                                                                   増減要因
                2Q 末             増減         増減率
  流動資産            76,057     +2,070          +2.8%
                                                     現⾦及び預⾦の増加 1,736 百万円、
  固定資産            38,857          +366       +1.0%   受取⼿形及び売掛⾦の減少 603 百万円、
                                                     有形固定資産の増加 892 百万円等
  資産合計          114,914      +2,437          +2.2%
  流動負債            54,511     △3,118          △5.4%   買掛⾦の減少 2,261 百万円、
                                                     ⻑期借⼊⾦の増加 1,777 百万円、
  固定負債            22,874     +1,916          +9.1%
                                                     流動負債のその他に含まれる未払消費税の減少
  負債合計            77,385     △1,202          △1.5%   538 百万円等
  純資産合計           37,529     +3,639         +10.7%   親会社株主に帰属する四半期純利益 631 百万円、
                                                     子会社株式の⼀部売却による増加 3,344 百万円、
  自己資本比率          23.5%          +2.5pt              配当⾦の支払 514 百万円等
 *「『税効果会計に係る会計基準』の⼀部改正」(企業会計基準第 28号                   平成 30年 2月 16⽇)等を2019年 5月期第1四半期より適用し
 ており、前期末比については遡及処理後の前期末の数値で計算しています。



4. キャッシュ・フローの状況        現⾦及び現⾦同等物の当期末残高 26,630 百万円
                                                                                  (百万円)

                  2019 年 5 月期
                                      増減                      資⾦増減の主な内訳
                     2Q 末
                                                増加は税⾦等調整前四半期純利益 3,508 百万円、
                                                減価償却費 2,125 百万円、のれん償却額 511 百万円、
  営業活動による                                       売上債権の減少 658 百万円等
                           △41             △499
  CF                                            減少は、営業債務の減少 2,733 百万円、
                                                法人税等の支払額 2,016 百万円、
                                                その他に含まれる⽴替⾦の増加 1,525 百万円等
  投資活動による                                        減少は固定資産の取得による支出 3,030 百万円、
                     △3,650               +4,265
  CF                                             敷⾦及び保証⾦の差⼊による支出 447 百万円等
                                                 増加は⻑期借⼊れによる収⼊ 5,328 百万円、
                                                 連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却による
  財務活動による
                      +5,205              +1,050 収⼊ 4,899 百万円等
  CF                                             減少は⻑期借⼊⾦の返済による支出 3,073 百万円、
                                                 配当⾦の支払額 1,629 百万円等

  フリーCF              △3,691               +3,766




5. 2019 年 5 月期(2018 年 6 月 1 ⽇〜2019 年 5 月 31 ⽇)連結業績予想
第2四半期連結業績については、インソーシング事業での売上拡大及びノウハウ蓄積による粗利率の向上、アウトソーシン
グ事業での業務効率化、キャリアソリューション事業での利益拡大が進み、営業利益以下、利益が期初計画を上回りました。
通期連結業績予想については、事業を取り巻く環境が先⾏き不透明な部分もあり、2018 年 7 月 13 ⽇に公表した業績予
想を据え置きます。
                                                                                   (百万円)
                                                                           親会社株主に帰属
                                 売上高               営業利益       経常利益
                                                                           する当期純利益
 2019 年 5 月期 業績予想                   343,000           8,300        8,400           1,600
 2018 年 5 月期 実績                     311,410           6,539        6,631           1,288
 前期比増減率                             +10.1%           +26.9%      +26.7%           +24.2%


四半期ごとの連結業績およびセグメント別業績データは https://www.pasonagroup.co.jp/ir/data/quarter.html に掲載します。


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されたものではありません。投資を行う際は、投資家ご自身の判断で行っていただきますようお願いいたします。


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