2162 J-nms HD 2019-08-09 15:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
nms ホールディングス㈱(2162)2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国の保護主義的な動きとその影響、それらも含めた中国を始
めとする新興国・資源国経済の動向や英国のEU離脱に向けた調整が難航していることも加わり、全体としては景気
の減速傾向が強まりつつ推移しました。
わが国経済においても、雇用情勢の改善傾向は続いているものの、外需の弱さを背景に停滞感が強まりました。
このような状況のもと、当社グループにおいては、変化を好機に攻めの施策で成長基盤を構築すべく、2019年2
月公表の「新中期経営計画」に基づき、アクションプランの確実な実行と投資効果の刈り取りを図るべく活動を開
始しております。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高15,249百万円(前年同四半期比11.0%増)となり、
営業利益については国内外における、新規拠点立ち上げなど成長戦略の実行に伴うコスト負担や、PS事業におけ
る急激な部材調達価格の上昇に対する売価是正までのタイムラグ影響が残り、63百万円(前年同四半期比75.6%
減)となりました。経常利益は96百万円(前年同四半期比52.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は34百
万円(前年同四半期比46.3%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① HS事業(ヒューマンソリューション事業)
当第1四半期連結累計期間におきましては、国内HS事業の製造派遣・製造請負事業においては、新卒採用や外
国人技能実習生の活用により、採用力の強化と共に定着率の向上を図ることができましたが、成長戦略としてその
施策を進めている技術者派遣事業、外国人技能実習生向け研修事業や、物流3PL(サードパーティー・ロジステ
ィクス)受託・テクニカル流通加工事業会社(nmsロジスティクス&テクニカルソリューション株式会社)にお
いて、事業拡大に伴うコストの発生がありました。
海外HS事業は、ベトナム拠点(NMS VIETNAM CO.,LTD.)における新規受注の取り込みに伴う一時的な労働生産
性の悪化や、インドネシア及びラオスにおける、事業立ち上げに伴うコストの発生があったものの、中国及びAS
EANともに需要堅調となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、5,376百万円(前年同四半期比18.8%増)、セグメント利益は49百万円(前
年同四半期比50.0%減)となりました。
② EMS事業(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス事業)
当第1四半期連結累計期間におきましては、国内EMS事業は、米中貿易摩擦等の影響もあり、工作機械関連需
要が減少したことに加え、重点施策として進めているベトナムや米国拠点設立等に係る先行投資コスト発生等によ
る利益圧迫要因がありましたが、全体としては概ね計画通りに順調に推移しました。
海外EMS事業におきましては、マレーシア生産拠点(TKR MANUFACTURING (MALAYSIA) SDN.BHD.)において、
主力の白物家電関連における急激な増産対応による労働生産性の悪化はあったものの、中国においては引き続き堅
調に推移しました。
この結果、当セグメントの売上高は、6,708百万円(前年同四半期比4.5%増)、セグメント利益は150百万円
(前年同四半期比20.7%増)となりました。
③ PS事業(パワーサプライ事業)
当第1四半期連結累計期間におきましては、前事業年度より既存製品の需要調整や新規分野への製品投入までの
端境期を脱したこともあり、売上は堅調に推移しました。
利益面につきましては、前事業年度に発生した急激な部材調達価格の上昇に対する売価是正までのタイムラグ影
響が残り、減益となりました。売価是正につきましては、下半期に向けその対応が進む計画となっており、通期で
は想定どおり利益を確保できる見込みです。
この結果、当セグメントの売上高は、3,164百万円(前年同四半期比13.2%増)、セグメント損失は8百万円(前
年同四半期はセグメント利益158百万円)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産合計は22,855百万円となり、前連結会計年度末に比べ773百万円
増加いたしました。これは主に、原材料及び貯蔵品が213百万円、受取手形及び売掛金が397百万円、その他流動
資産が722百万円増加した一方で、現金及び預金が632百万円減少したことによるものです。
固定資産合計は8,187百万円となり、前連結会計年度末に比べ806百万円増加いたしました。これは主に有形固
定資産が410百万円、無形固定資産が383百万円増加したことによるものです。
この結果、総資産は31,042百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,580百万円増加いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債合計は21,365百万円となり、前連結会計年度末に比べ378百万円
減少いたしました。これは主にその他流動負債が207百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が532百万円減
少したことによるものです。
固定負債合計は3,910百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,936百万円増加いたしました。これは主に長期
借入金が489百万円、その他固定負債が1,444百万円増加したことによるものです。
この結果、負債合計は25,275百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,558百万円増加いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は5,766百万円となり、前連結会計年度末に比べ22百万円増加
いたしました。これは主に為替換算調整勘定が79百万円増加した一方で、利益剰余金が57百万円減少したことに
よるものです。
この結果、自己資本比率は18.5%(前連結会計年度末は19.5%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の通期の連結業績予想につきましては、2019年5月10日において発表いたしました「2019年3月期
決算短信〔日本基準〕(連結)」の通りであります。
なお、当該業績予想は現時点での情報をもとにしておりますので、今後、業績動向の変化を与える事象が生じた
場合等には業績予想を変更する場合があります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,246,966 3,614,499
受取手形及び売掛金 10,761,029 11,158,359
製品 1,324,952 1,395,357
仕掛品 589,589 600,806
原材料及び貯蔵品 4,181,589 4,395,526
その他 978,784 1,701,778
貸倒引当金 △681 △10,797
流動資産合計 22,082,231 22,855,530
固定資産
有形固定資産
土地 1,174,187 1,166,687
その他(純額) 4,438,310 4,856,405
有形固定資産合計 5,612,497 6,023,092
無形固定資産
その他 540,104 923,166
無形固定資産合計 540,104 923,166
投資その他の資産
その他 1,233,958 1,247,228
貸倒引当金 △6,119 △6,119
投資その他の資産合計 1,227,838 1,241,108
固定資産合計 7,380,441 8,187,366
資産合計 29,462,672 31,042,896
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,486,367 3,953,648
短期借入金 13,073,800 13,084,058
未払金 1,914,296 1,905,589
未払法人税等 193,065 140,215
未払消費税等 269,845 355,180
賞与引当金 477,113 389,545
その他 1,329,616 1,537,389
流動負債合計 21,744,105 21,365,626
固定負債
長期借入金 1,212,540 1,702,427
繰延税金負債 140,636 139,492
退職給付に係る負債 263,325 266,417
その他 357,093 1,801,941
固定負債合計 1,973,595 3,910,279
負債合計 23,717,701 25,275,906
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 500,690 500,690
資本剰余金 527,182 527,182
利益剰余金 6,118,794 6,061,544
自己株式 △909,838 △909,838
株主資本合計 6,236,828 6,179,578
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △51,807 △52,861
為替換算調整勘定 △450,920 △371,310
その他の包括利益累計額合計 △502,728 △424,171
新株予約権 3,056 3,056
非支配株主持分 7,813 8,527
純資産合計 5,744,970 5,766,990
負債純資産合計 29,462,672 31,042,896
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 13,742,186 15,249,375
売上原価 11,814,108 13,317,088
売上総利益 1,928,078 1,932,287
販売費及び一般管理費
給料及び賞与 574,570 703,855
賞与引当金繰入額 73,808 35,423
その他 1,020,909 1,129,735
販売費及び一般管理費合計 1,669,288 1,869,014
営業利益 258,789 63,272
営業外収益
受取利息 7,008 11,208
受取配当金 300 300
為替差益 - 30,911
不動産賃貸料 9,649 9,692
消費税差額 97,781 -
その他 17,957 37,980
営業外収益合計 132,696 90,093
営業外費用
支払利息 44,699 48,400
為替差損 115,908 -
不動産賃貸原価 7,033 7,091
外国源泉税 2,795 930
その他 17,331 812
営業外費用合計 187,768 57,235
経常利益 203,717 96,130
特別利益
固定資産売却益 170 2,732
特別利益合計 170 2,732
特別損失
固定資産除却損 14 1,303
事業構造改革費用 48,113 -
特別損失合計 48,127 1,303
税金等調整前四半期純利益 155,760 97,558
法人税等 90,185 63,205
四半期純利益 65,574 34,353
非支配株主に帰属する四半期純利益 2,117 258
親会社株主に帰属する四半期純利益 63,456 34,094
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nms ホールディングス㈱(2162)2020年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 65,574 34,353
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △6,402 △1,054
為替換算調整勘定 △46,274 79,771
その他の包括利益合計 △52,676 78,717
四半期包括利益 12,897 113,070
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 9,935 112,651
非支配株主に係る四半期包括利益 2,962 419
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nms ホールディングス㈱(2162)2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
当第1四半期連結会計期間より、事業譲受により株式取得した TKR DE MEXICO S.A. de C.V.を連結の範囲に含め
ております。なお、同社は当社の特定子会社に該当しております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純損益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
EMS
HS事業 PS事業 合計 調整額 損益計算書
事業
計上額
売上高
(1)外部顧客への売
上高 4,524,504 6,422,997 2,794,684 13,742,186 - 13,742,186
(2)セグメント間の
内部売上高又は 16,193 158,326 16,814 191,334 △191,334 -
振替高
計 4,540,698 6,581,323 2,811,499 13,933,521 △191,334 13,742,186
セグメント利益 99,030 124,802 158,553 382,386 △123,597 258,789
(注)1.セグメント利益の調整額△123,597千円には、セグメント間取引消去△203千円、各報告セグメン
トに配分していない全社費用△123,393千円が含まれております。全社費用の主なものは、当社(持
株会社)に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
EMS
HS事業 PS事業 合計 調整額 損益計算書
事業
計上額
売上高
(1)外部顧客への売
上高 5,376,159 6,708,825 3,164,391 15,249,375 - 15,249,375
(2)セグメント間の
内部売上高又は 13,395 298,312 86,350 398,058 △398,058 -
振替高
計 5,389,554 7,007,137 3,250,741 15,647,434 △398,058 15,249,375
セグメント利益
49,543 150,687 △8,791 191,439 △128,166 63,272
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△128,166千円には、セグメント間取引消去1,051千円、各
報告セグメントに配分していない全社費用△129,218千円が含まれております。全社費用の主なもの
は、当社(持株会社)に係る費用であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
EMS事業において、Sony Electronics Inc.の事業部門「Sony Service and Operations of
Americas」に関連する事業を譲り受けており、当該事業譲受により TKR DE MEXICO S.A. de C.V.の
株式を取得したため、同社を当第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
当該事象によるのれんの増加額は、当第1四半期連結累計期間において236,474千円であります。
なお、のれんの金額につきましては、取得原価の配分を完了していないため、暫定的な会計処理に
よって算定された金額であります。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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