2160 M-GNI 2020-03-27 18:45:00
経営ビジョン2020 [pdf]
株式会社ジーエヌアイグループ
経営ビジョン 2020
患者の皆様に新たな希望をお届けします
Securities Code: 2160
経営ビジョン
2030年までにヘルスケアの多分野において
「継続的な研究開発」、「最先端の創薬研究」「複数の収益基盤」の機能を有する
中規模のグローバル製薬企業を目指す
(株)ジーエヌアイグループ
中 国 日本 米 国
生体材料 試薬/ 創薬 医療機器
ヘルスケア用品の 腫瘍学創薬 AI病理診断
AI病理診断 販売・サービス 製造・販売 製造・販売
中規模グローバル製薬企業を目指す中で日本における事業の構築を検討
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戦略的なグローバル展開によりグループ全体の安定を図る
医薬品は生体材料よりもライフサイクルが短い反
面、売上伸長は速い
米国におけるBABの売上と中国でのアイスーリュ
イの売上とで、潜在的なリスク要因である為替ボ
ラティリティ、地政学的、競合、金融市場、自然
災害に対するバランスが取れている
中国のヘルスケア市場の成長は、コロナウイルス
発生以前にも増して、加速度的に伸びると考えて
おり、米国は今後も継続して最大のヘルスケア市
場を維持すると予想される
現地のマネジメントチームは、各国での自律的成
長を効率的に追及すことが可能となっている
日本での着実な事業成長を目指した、M&Aの機会
を探索
複数の市場で、複数のヘルスケアセクター製品を扱う、収益性の高い子会社と健全なキャッシュフ
ローにより、GNIはグローバルで起こりうるブラックスワン事象に対し対策を講じることができる
GNIは2008年の金融危機時より堅牢なポジショニングがとれており、それを更に強化する
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GNIにおける新型コロナウイルスの流行の影響
中国での流行は抑制され、国内旅行制限も
徐々に解除され、病院と工場の操業は3月に
は回復
アイスーリュイを、新型コロナウイルスに起
因する肺線維症に対する臨床試験のために提
供
第一四半期および2020年12月期の業績予想
の変更はないが、今後も状況を注視
研究開発チームは新たな抗ウイルス剤を開発
の模索を実行
エーザイ株式会社よりライセンスインした肺
疾患の候補薬開発も推進
日本のGNI本社における影響はないが、金融
市場の状況を注視し、従業員の安全に配慮
中国および米国政府は様々な財政支援を企業
に行うとしており、特に製薬業界への支援に
注目
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研究開発:線維症から腫瘍学への拡大の道すじ
線維症のリーダー 抗がん剤開発 腫瘍学は、長期的なアンメッドメ
ディカルニーズを持つ巨大なヘルス
ケア市場の代表
GNIは今後、抗線維症薬と抗がん剤の
両輪でのビジネス展開を構想
創薬の最先端技術の代表である、標
的タンパク質分解プラットフォーム
に注力
肺がん、白血病、前立腺がん、乳が
ん分野で重要なリード化合物を生成
している
GNI グループの戦略を円滑に実行す
るために必要なインフラを、全てグ
ループ内で構築
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研究開発はGNIグループの成長のための推進力
GNIは今後も利益と研究開発費のバランスを保ち
ながら、研究開発への投資を続行
慎重に管理コストと研究開発費の管理をし、新薬
を上市し続ける事で、収益と利益の伸長に引き続
き注力
今後10年間でグループ全体の研究開発に携わる人
材を500人超、セールスとマーケティング関連人
材を800人超へと増員を見込む
米国での研究活動は、3〜5年以内に当社の研究開
上海オフィスの研究開発オフィスビル 発ポートフォリオの50%を超えいくと想定
日本をグループ発展における基盤となる市場の一
つとし、重要な研究開発リソースの提供元となる
ことを目指す
当社は、革新的な研究開発と収益性への取り組み
を維持することにより、新興バイオテクノロジー
企業から中規模製薬企業への移行を成功させるこ
とを目指す
Cullgen 研究開発チーム
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将来のグローバル収益のトレンドについて
連結売上収益推移
Million yen アイスーリュイの売上は2020年以降も大
8,000
7,446
幅に増加し続けると想定
CAGR = 73%
7,000 BABの生体材料の売上は安定的に成長する
6,000 5,019 と予測
5,000
上記二つ以外への投資により、5年後に当
4,000
2,648
3,000
社売上の20%を上記以外で占めると予測
2,000 1,017 1,307 10年以内にF351はGNIグループの収益源
475
1,000 の中心と想定
0
2014 2015 2016 2017 2018 2019 今後10年間において、自社研究開発とライ
センスイン、他社とのコラボレーションも
しくは、企業買収等通じ、平均2~3年周期
で1つの新薬を上市し、医薬品で10億米ド
ル超の売上を目指す
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将来の予想・見通し等についての免責事項
本資料に記載されている当社の現在の計画、見通し、戦略などのうち、歴史的
事実でないものは、将来の業績に関する見通しです。
将来の業績に関する見通しにつきましては、現時点で入手可能な情報から得ら
れた当社経営者の判断に基づいています。実際の業績は、さまざまなリスクや
不確実な要素により、これら業績見通しとは大きく異なる結果となりうるため、
これら業績見通しに依拠して投資判断を決定することはお 控え下さいますよ
う、お願いいたします。
実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、当社の事業領域を取り巻く 経
済情勢、市場の動向、世界情勢などが含まれます。
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