2160 M-GNI 2019-08-20 17:10:00
(訂正)「2019年12月期第2四半期 決算説明会資料」の一部訂正について [pdf]

                                           2019 年8月 20 日

各 位


                 会 社 名     株 式 会 社 ジ ー エ ヌ ア イ グ ル ー プ
                 代 表 者 名   取締役代表執行役社 イ    ン   ・  ル   オ
                           長兼CEO
                                 (コード番号:2160 東証マザーズ)
                 問 合 せ 先   取締役代表執行役 トーマス・イーストリング
                           CFO
                                       (TEL. 03-6214-3600)




     (訂正) 2019 年 12 月期第2四半期 決算説明会資料」の一部訂正について
         「



2019年8月16日付にて開示いたしました「2019年12月期第2四半期 決算説明会資料」につき
まして、一部訂正がございましたので、以下のとおり訂正いたします。



訂正箇所
1.   訂正箇所
     7ページ 上から2~3行目


2.   訂正内容(下線部は訂正箇所を示します)
(誤) 製薬事業 – CPIによる2019年上半期の利益:約6.4億円
      将来の展望:CPIによる売上及び利益は継続的な増加が見込まれる。


(正) 製薬事業 – アイスーリュイによる2019年上半期の売上:約22.2億円
      将来の展望:アイスーリュイによる売上及び利益は継続的な増加が見込まれる。



                                                  以   上
株式会社ジーエヌアイグループ
     2019年12月期第2四半期   決算説明会資料
                        2019年8月16日




                       証券コード: 2160
将来の予想・見通し等についての免責事項


 本資料に記載されている当社の現在の計画、見通し、戦略などのうち、歴史的事実でないもの
  は、将来の業績に関する見通しです。

 将来の業績に関する見通しにつきましては、現時点で入手可能な情報から得られた当社経営者
  の判断に基づいています。実際の業績は、さまざまなリスクや不確実な要素により、これら業
  績見通しとは大きく異なる結果となりうるため、これら業績見通しに依拠して投資判断を決定
  することはお控えいただきますよう、お願いいたします。

 実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、当社の事業領域を取り巻く経済情勢、市場の動
  向、世界情勢などが含まれます。

 本資料と2019年12月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)(短信)の内容に相違があっ
  た場合、短信の内容が優先されます。




                  © 2019 GNI Group Ltd. All rights reserved   2
 当第2四半期連結累計期間のハイライト
 アイスーリュイの売上が、上市以来の四半期で最高の伸長率を示し、四半期売上では過去最高
  を記録した

 当社グループの主な事業主体である北京コンチネント薬業有限公司(北京コンチネント)と
  Berkeley Advanced Biomaterials LLC (BAB)の収益性が向上し、グループ全体の利益
  目標の達成に貢献した

 アイスーリュイのじん肺治療薬としての治験許可(IND)申請に対して、NMPA*より承認を
  取得

 北京コンチネントの中国河北省滄州市の新工場は、北京市医薬品監督管理局からアイスーリュ
  イの製造工場としてGMP(Good Manufacturing Practice)認定を取得、生産を開始


* 国家薬品監督管理局(NMPA)(旧 CFDA)                                               3
                            © 2019 GNI Group Ltd. All rights reserved
第2四半期連結業績の比較(対前年度比)                                                                         (百万円)



                  自2018年1月1日   自2019年1月1日
       損益計算書     至2018年6月30日   至2019年6月30日              増減                      主な要因
売上収益               2,158         3,419                 58.4%         アイスーリュイの過去最高売上を記録
売上総利益              1,845         3,025                 63.9%         当社の主な事業主体における収益性が向上
                                                                     CPIの香港市場上場準備に関連する一時費用(18百万人
 販売費及び一般管理費       △1,337        △2,045                 52.9%         民元)を含む
                                                                     タンパク質分解誘導技術を活用した創薬研究活動の更な
 研究開発費             △249          △304                   22%          る拡大により増加

営業利益               239            681                 184.5%
金融収益                13            31                     ―
                                                                     当第2四半期連結累計期間において為替の影響が減少
金融費用               △188          △108                    ―
税引前四半期利益            64            603                 837.8%         ―

四半期利益(△損失)          △6            501                     ―          ―

四半期利益(△損失) の帰属
 親会社の所有者           △176            178                    ―




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アイスーリュイ売上収益・利益の伸長                                                                                対前年同期比
アイスーリュイ四半期売上収益比較                                                           アイスーリュイ四半期利益比較
(単位:100万元)                                                                  (単位:100万元)                                   222%↑
                             121%↑
                                                                              25


80
         97%↑                                                                                 152%↑
                                                                              20
70

60
                                                                              15

50

40                                                                            10


30
                                                                               5
20

10
                                                                               0
0                                                                                    FY2018 Q1   FY2019 Q1   FY2018 Q2    FY2019 Q2
     FY2018 Q1   FY2019 Q1    FY2018 Q2   FY2019 Q2

     第1四半期連結会計期間             第2四半期連結会計期間                                              第1四半期連結会計期間              第2四半期連結会計期間
     (1月~3月)                 (4月~6月)                                                  (1月~3月)                  (4月~6月)
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現金支出を伴わない為替差損のP/Lに与える影響が減少
  Million Yen
                  2018年12月期     2019年12月期第2四半期累計期間
200
                (2018年1月~12月)       (2019年1月~6月)
                                                                             当社グループは、資産・負
180
                その他資産: 23百万                                                  債(主に関連会社への貸付
160
                                                                             金)の構造を変更し、2018
                                                                             年12月期に比べ、2019年
140              人民元建て資産:                                                    12月期上半期における連結
                    60百万                                                     ベースの為替の影響を50%
                                                                             以上減少。
120



100



80

                                             その他資産: 19百万
                 米国ドル建て資
60
                                            人民元建て資産:
                  産: 104百万
40
                                                   26百万
20
                                            米国ドル建て資
                                                産: 33百万
 0

                                 © 2019 GNI Group Ltd. All rights reserved                    6
 2019年下半期の業績を決定づける主な要因
収益・利益の源泉
 製薬事業 –アイスーリュイによる2019年上半期の売上: 約22.2億円
   将来の展望:アイスーリュイによる売上及び利益は継続的な増加が見込まれる。最近の人民元安による
   売上・利益の円換算額の減少は2~3%程度に抑えられると予想。
 医療機器事業 – BABによる2019年上半期の利益: 約5.1億円
   将来の展望: BABによる利益は緩やかに増加し、当社グループに相当額の配当金をもたらすと見込まれる。
   最近の為替動向(円高ドル安)は、BABの売上・利益の円換算額を5%程度押し下げる見込みだが、逆に
   BABの非支配持分に係る売建プットオプションの行使に伴うコストの円換算額も5%程度減少する見込みで
   ある。

研究開発費
 CPI –
    将来の展望: アイスーリュイの適応症拡大に関する臨床試験やその他の研究開発プログラムの開始により研
    究開発費が増加する見込み。
 F351 –
    将来の展望: F351の第2相臨床試験に関する支出は2019年で終了予定。
 Cullgen Inc. (Cullgen) –
    将来の展望: IND申請に向けた非臨床試験等の準備のため研究開発費と人件費が増加する見込み。
                                                                   7
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 株式分割及び定款の一部変更に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、下記のとおり、株式分割及び定款の一部変更を行うことについて決議い
たしました。
(1)株式分割の目的
機関投資家の数が増えて来ているとはいえ、当社の主たる株主層は依然として個人投資家であります。当社経営
陣は、当社株式に更なる流動性を与え、また少額投資家の皆様にも手が届きやすいようにするべく株式分割を行
うこととしたものであります。(なお、今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づき、2019年
9月4日(水曜日)をもって当社定款第6条に定める発行可能株式総数を変更します。)
(2)株式分割の概要
① 分割の方法
2019年9月3日(火曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有普通株式1株
につき3株の割合をもって分割いたします。
② 分割により増加する株式
株式分割前の発行済株式数:13,903,383 株
今回の分割により増加する株式数:27,806,766 株
株式分割後の発行済株式総数:41,710,149 株
株式分割後の発行可能株式総数:90,000,000 株
※詳細は、本日開示された『株式分割及び定款の一部変更に関するお知らせ』をご覧下さい。

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                     © 2019 GNI Group Ltd. All rights reserved
 医薬品臨床開発パイプラインの状況
    品目 - 適応     開発   前臨床   第1相    第2相            第3相                         進捗状況              治験実施会社
アイスーリュイ – 中国
  - 結合組織疾患を伴
  う間質性肺疾患       自社                                           2018年6月に第3相臨床試験開始。
  (CTD-ILD)
  - 放射線性肺炎                                                   治験プロトコール変更に伴い治験参加病院が追加された。 Continent
                自社
  (RP)                                                       現時点で、2020年第3四半期に終了予定。      Pharmaceuticals
  - 糖尿病腎症                                                                               Inc. (CPI)
                自社                                           第2相臨床試験の被験者登録中。
  (DN)
                                                             じん肺治療薬として2019年5月にIND申請に対する承認
  - じん肺         自社
                                                             を取得。第3相臨床試験を準備中。
F351 – 中国、米国

  - 肝線維症 - 中国   自社                                           2019年8月に臨床試験終了予定。                GNI Tianjin/ SG

  - 肝線維症 - 米国   自社                                           中国における第2相臨床試験の結果待ち。              GNI USA

F573 – 中国
  - 急性肝不全・慢性
                他社                                           治験施設の選定を含め、第1相臨床試験を準備中。          CPI
  肝不全急性時
タミバロテン – 中国
                                                             総合審査の結果、薬学部分に関する一部追加データの要
   - 急性前骨髄球性白
                他社                                           求があったため、これらのデータを2020年第1四半期を GNI HK
   血病 (APL)
                                                             目標に提出すべく準備中


                                 © 2019 GNI Group Ltd. All rights reserved                                      9
アイスーリュイのじん肺治療薬としてのIND申請に対する承認を取得

 当社の連結子会社である北京コンチネントが、アイスーリュイのじん肺治療薬としてのIND申
 請に対して、NMPAより承認を取得。

 じん肺は、肺に炎症や瘢痕化(線維化)を引き起こす慢性的な肺疾患の一つ。

 吸い込まれた粉塵や微粒子が、肺の細胞に蓄積することによって引き起こされる。

 中国の推計患者数は43万3千人とされ、さらに総患者数は60万人に上ると推定されている。
 この疾患による中国の経済損失は年間80億元に及ぶと推定。

 中国及び全世界で、この疾患に対する深刻なアンメット・メディカル・ ニーズが存在。

 北京コンチネントは、第3相臨床試験を開始するために、治験参加病院と治験プロトコール
 の協議を開始する予定。

                                                             10
                 © 2019 GNI Group Ltd. All rights reserved
滄州市工場GMP認定取得
北京コンチネントは、中国河北省における新工場において、北京市医薬品監督管理局か
らアイスーリュイの製造工場としてGMP認定を取得

                                                            北京における現施設に比べ製造能力
                                                             は10 倍
                                                            敷地面積約 30 亩(約 19,980 ㎡)
                                                            今後5年の間に見込まれる、中国に
                                                             おけるアイスーリュイの需要の増大
                                                             に対応可能
                                                            中国において、F351の肝線維症を
                                                             対象とする第2相臨床試験を行って
                                                             おり、近日中に被験者の試験終了を
                                                             予定しているが、このF351の将来
                                                             的な生産のためにも、追加的な約
                                                             40亩(約26,640㎡)の土地を保有
                                                            新工場における原薬(API)の生産
                                                             は今月開始済み
                                                                                      11
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 Cullgen – 当社グループの研究開発推進部隊

 タンパク質分解誘導技術は、世界的に、創薬分野における極めて重要なアプローチとして勢い
 を増している。

 肺がん、前立腺がん、白血病、乳がん等の複数のがん領域プログラムにおいて有力なリード化
 合物最適を生成。

 Cullgen のエグゼクティブ陣は、これまで多くの国際学会における講演の招待を受けている。

 複数のPCT出願を行い、IPを手厚く保護。

 Cullgenの総従業員数は間もなく50名を超える予定。当社グループ史上最も優秀な研究開発チ
 ームを抱える。



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