2160 M-GNI 2019-08-14 15:00:00
2019年12月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2019年12月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年8月14日
上場会社名 株式会社ジーエヌアイグループ 上場取引所 東
コード番号 2160 URL http://www.gnipharma.com
代表者 (役職名) 取締役代表執行役社長兼CEO (氏名)イン・ルオ
問合せ先責任者 (役職名) 取締役代表執行役CFO (氏名)トーマス・イーストリング TEL 03-6214-3600
四半期報告書提出予定日 2019年8月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第2四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第2四半期 3,419 58.4 681 184.5 603 837.8 501 - 178 - 141 -
2018年12月期第2四半期 2,158 203.2 239 - 64 - △6 - △176 - △88 -
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第2四半期 12.88 12.78
2018年12月期第2四半期 △13.06 -
(注)当社は、2018年7月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っています。前連結会計年度の期首に
当該株式併合が行われたと仮定して、前第2四半期連結累計期間の「基本的1株当たり四半期利益」及び「希薄化
後1株当たり四半期利益」を算定しております。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1株当たり親会社
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2019年12月期第2四半期 19,063 11,983 10,071 52.8 724.50
2018年12月期 17,100 10,007 9,015 52.7 650.45
(注)当社は、2018年7月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っています。前連結会計年度の期首に
当該株式併合が行われたと仮定して、「1株当たり親会社所有者帰属持分」を算定しております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - - - 0.00 0.00
2019年12月期 - -
2019年12月期(予想) - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 7,119 41.8 757 33.2 742 103.6 453 135.9 100 - 7.41
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期2Q 13,902,083株 2018年12月期 13,860,083株
② 期末自己株式数 2019年12月期2Q 397株 2018年12月期 397株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期2Q 13,873,326株 2018年12月期2Q 13,491,514株
(注)当社は、2018年7月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っています。前連結会計の期首
に当該株式併合が行われたと仮定して、前第2四半期連結累計期間の「期中平均株式数(四半期累計)」を
算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料6ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
また、当社は、2019年8月16日に、アナリスト向けの四半期説明会を開催する予定です。その説明会資料は、開催
後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2019年12月期第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績・財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)研究開発活動 ……………………………………………………………………………………………………… 4
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明………………………………………………………………… 6
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 7
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 7
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 8
要約四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 10
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 12
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(作成の基礎) ……………………………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 14
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 16
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1.経営成績・財政状態に関する分析
会社概要
当社は日本に本社を置き、中国及び米国の子会社を通じて医薬品事業と医療機器事業を行うグローバル製薬企業で
す。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループは対前年同期比で増収、増益を達成、また、医薬品の開発にお
いても顕著な進捗が見られました。Continental Pharmaceutical Inc.(北京コンチネント薬業有限公司を子会社と
するケイマン諸島の当社子会社、以下CPI)は、Etuary®(アイスーリュイ)の四半期最高売上を前四半期に続き更新
しました。また、米国子会社であるBerkeley Advanced Biomaterials LLC(以下、BAB)における医療機器事業は、
対前年同期比で、収益性の向上を達成しました。さらに、創薬事業を手掛けるCullgen Inc.(以下、Cullgen)にお
いては、世界的ベンチャーキャピタル企業2社による1,600万米ドルの投資を受け、当社グループにとって重要な創
薬活動を加速しています。
当第2四半期中のその他の重要な出来事としては、4月にCPIは香港証券取引所への上場申請を提出しました。ま
た5月には、北京コンチネント薬業有限公司は国家薬品監督管理局(NMPA)(旧CFDA)からEtuary®(アイスーリュ
イ)がじん肺症治療のための治験許可(IND)の承認を取得したことが挙げられます。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績概要は以下のとおりです。
(1)経営成績に関する分析
当第2四半期連結累計期間の経営成績
連結経営成績概要
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 差額
売上収益 2,158,783 3,419,440 1,260,656
売上総利益 1,845,173 3,025,150 1,179,976
営業利益 239,566 681,451 441,884
四半期利益(△損失) △6,203 501,145 507,349
売上収益及び売上総利益
当第2四半期連結累計期間において、売上収益は前年同期比約58.4%増加の3,419,440千円となりました。利益率
は改善し、当第2四半期連結累計期間の売上総利益は、前年同期比約63.9%増加の3,025,150千円となりました。前
年同期に比べたこの増加は、主に北京コンチネントにおけるアイスーリュイの堅調な売上によるものです。
営業利益
当第2四半期連結累計期間の営業利益は、前年同期比約184.5%増加の681,451千円となりました。当社グループ
の主要事業の収益性向上により、営業利益は引き続き増加しております。
四半期利益(損失)
当第2四半期連結累計期間の四半期利益は、前第2四半期連結累計期間の6,203千円の損失と比べ、507,349千円
改善し、501,145千円の利益となりました。
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2019年12月期第2四半期決算短信
販売費及び一般管理費並びに研究開発費
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 差額
販売費及び一般管理費 △1,337,278 △2,045,143 △707,864
人件費 △648,937 △756,007 △107,070
研究開発費 △249,362 △304,360 △54,997
当第2四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は、前第2四半期連結累計期間に比べ707,864千円増加し、
2,045,143千円となりました。これは一つには、北京コンチネントの上場準備に関連する一時費用が計上されたこと
によるものです。研究開発費が前年同期に比べ増加したのは、中国におけるアイスーリュイの追加適応症及びF351
に関する臨床試験、並びにCullgenにおいて継続中の創薬研究活動によるものです。
金融収益及び金融費用
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 差額
金融収益 13,424 31,190 17,766
金融費用 △188,586 △108,657 79,928
金融収益
当第2四半期連結累計期間の金融収益は、前第2四半期連結累計期間の13,424千円と比べて、17,766千円増加
し、31,190千円となりました。
金融費用
当第2四半期連結累計期間の金融費用は、前第2四半期連結累計期間の188,586千円と比べて、79,928千円減少
し、108,657千円となりました。この金融費用は、主として、支払利息並びに現金支出を伴わない外貨建ての資産及
び負債の評価替えによる為替差損によるものです。
(2)財政状態に関する分析
連結財政状態
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間 差額
資産合計 17,100,806 19,063,497 1,962,691
負債合計 7,092,869 7,079,745 △13,123
資本合計 10,007,936 11,983,751 1,975,815
資産合計
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,962,691千円増加し、19,063,497
千円となりました。
負債合計
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて13,123千円減少し、7,079,745千円
となりました。
資本合計
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は、前連結会計年度末に比べて1,975,815千円増加し、11,983,751
千円となりました。
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連結キャッシュ・フロー
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 差額
営業活動によるキャッシュ・フロー 139,275 307,609 168,333
投資活動によるキャッシュ・フロー △356,198 △322,021 34,177
財務活動によるキャッシュ・フロー △73,432 1,477,163 1,550,595
営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間の139,275千円の
収入と比べて168,333千円増加し、307,609千円の収入となりました。主な収入は、税引前四半期利益であります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間の356,198千円の
支出と比べて34,177千円減少し、322,021千円の支出となりました。主な支出は、有形固定資産の取得による支出及
び投資有価証券の取得による支出であります。
財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間の73,432千円の
支出と比べて1,550,595千円増加し、1,477,163千円の収入となりました。主な収入は、非支配持分からの払込によ
る収入であります。
(3)研究開発活動
〔創薬〕
当社グループの創薬活動はCullgenを中心に展開されておりますが、Cullgenは、新しい創薬基盤技術である
uSMITE™(ユビキチン化を介した低分子標的タンパク質分解誘導技術)を活用した、がん、炎症性疾患及び自己免疫
疾患の新たな治療における革新的な新規化合物の研究開発を行う目的で設立されました。Cullgenは、従来創薬ター
ゲットにできなかった酵素やタンパク質の除去を可能とするべく、タンパク質等の活性部位への阻害を越えた医薬
品デザインの拡大を目指しています。
2019年4月に、Cullgenは大手グローバルベンチャーキャピタルであるSequoia Capital ChinaとHighlight Capital
から1,600万米ドルのシリーズA投資を受けました。この受領した資金は、将来の治験許可申請を見据えた Cullgen
の癌領域及びその他の疾患領域における既存の創薬研究に活用されます。
当第2四半期において、Cullgenの数多くの研究開発活動は、円滑に進みました。Cullgenは、経口バイオアベイラ
ビリティ(※)の高い、数千ものリード化合物の最適化を図りました。この治験許可(IND)申請については、当第
4四半期末の見込みです。Cullgenは、既に数件のPCT国際出願を行っています。
(※ 投与された薬物が、どれだけ全身循環血中に到達し作用するかの指標)
〔臨床試験〕
■アイスーリュイ〔中国語:艾思瑞®、英語:Etuary®(一般名:ピルフェニドン)〕
放射線性肺炎(RP)
当社グループは、アイスーリュイの2番目の適応症として、RP治療薬の第3相臨床試験前パイロット試験を実施
しております。これは、反復投与、多施設でのオープン試験を行うもので、2019年3月末現在、10の施設で11人の
被験者登録が行われています。当第2四半期に試験の実施要項が修正されたことで、被験者登録も変更され、より
多くの病院が含めらました。この変更により、試験は2020年第3四半期末までに終了する見込みです。
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2019年12月期第2四半期決算短信
糖尿病腎症(DN)
DNは、Ⅰ型糖尿病又はⅡ型糖尿病により引き起こされる慢性腎臓病です。統計によれば、中国では、糖尿病の有
病者が9,240万人に達すると報告されており、Ⅰ型又はⅡ型糖尿病患者の20~30%が腎疾患を引き起こすとされて
います。2016年8月、当社グループは、国家薬品監督管理局(NMPA)(旧 CFDA)より、DN治療薬のIND申請に対す
る承認を取得し、DNに関し第2相臨床試験を直ちに開始することが認められました。当第2相臨床試験は、治験実
施施設の改築完了後、当第2四半期前半に被験者の募集を開始しました。
結合組織疾患を伴う間質性肺疾患(CTD-ILD)
CTD-ILDとは、結合組織疾患(CTD)を持つ患者様の肺に、炎症及び線維症、又はいずれか一方の症状を引き起こ
す状態のことを指しますが、2016年9月、当社グループは、アイスーリュイの4番目の適応症としてのCTD-ILD治
療薬のIND申請に対する承認をNMPAより取得しました。同承認により、当社グループは、CTD-ILDの2つの適応症で
ある全身性強皮症(強皮症)及び皮膚筋炎(DM)に関し、第3相臨床試験を直ちに開始することが認められまし
た。2018年6月、当社グループは、強皮症とDMに関する第3相臨床試験において、最初の患者様が被験者登録され
たことを発表いたしました。本試験は無作為、二重盲検、プラセボ・コントロール、52週の試験です。強皮症に関
しては144名、DMに関しては152名の被験者が参加する予定で、2019年6月末現在、強皮症に関しては8人、DMに関
しては23人の被験者登録が行われています。
じん肺治療薬(Pneumoconiosis Diseas)
2019年5月、当社グループは、アイスーリュイの適応症として、じん肺治療薬としての治験許可(IND)申請に
対する承認をNMPAより取得しました。じん肺は、肺に炎症や瘢痕化(線維化)を引き起こす慢性的な肺疾患で、吸
い込まれた粉塵や微粒子が、肺の細胞に蓄積することによって引き起こされます。中国には、およそ43万3千人の
患者様がおり、更に、きちんとした診断を受けていない患者様が、最大60万人いると推定されています。この疾患
による中国の経済損失は年間80億元に及ぶと推定されています。中国及び全世界で、この疾患に対する深刻なアン
メット・メディカル・ニーズが存在します。北京コンチネントは、この試験の実施要項を定め、臨床試験を開始す
るために病院との提携を速やかに進めて参ります。
■F351(肝線維症等治療薬)
F351(一般名:ヒドロニドン)は、当社グループの開発パイプラインの中でも重要な創薬候補化合物で、臨床開
発活動を世界の主要医薬品市場で展開する当社戦略に必要不可欠なものです。F351は、アイスーリュイの誘導体で
ある新規開発化合物であり、肝星細胞の増殖及び内臓の線維化に重要な役割を果たすTGF-β伝達経路の両方の阻害
剤です。当社グループは中国、日本、豪州、カナダ、米国及び欧州各国を含む主要な国でのF351の特許権を保有し
ております。
中国 - 当社グループは、中国において、F351の肝線維症治療薬としての第2相臨床試験を行っておりますが、
これは、慢性B型肝炎ウイルス感染による肝線維症の治療におけるF351の安全性及び有効性を検証するも
ので、中国全土の三級甲の13の病院が参加し、最大240人の被験者に対して、無作為、二重盲検、プラセ
ボ・コントロール、反復投与、多施設での試験を行うものです。2018年9月、当社グループは、中国に
おけるF351の肝線維症を適応症とする第2相臨床試験を審査する独立データモニタリング委員会
(IDMC)より、これまでの試験において良好な結果が認められたことから、本試験に対する新規被験者
登録を停止すべきとの勧告を受領しました。また、IDMCは、本試験終了前に、まだ52週間の経過観察期
間が残っている36名の被験者については試験を継続するよう勧告しております。同委員会の勧告に従
い、当社グループは、中国における当第2相臨床試験を2019年8月に終了し、その後、当試験の最終結
果は国際学会の場で発表される予定です。当第2四半期に、異なる製剤に対する生物学的同等性試験
(biological equivalence study;BE試験)、特別な患者グループに対する薬物動態試験、ならびに
NMPAのガイドライン等に沿ったCMC(※)試験を完了しました。 当社グループは、この重要な医薬候補
品の承認の基準について、第3相臨床試験の実施方法や早めに承認を得られるかどうかなども含めて、
NMPAと連絡を取る予定です。
(※Chemistry,Manufacturing and Controlの各頭文字を取った略語)
米国 - 中国における第2相臨床試験が終了した後、開発活動を実施します。米国と中国で収集されたデータを
基に、米国での適応症と用量を決定します。
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■タミバロテン(急性前骨髄球性白血病(APL)治療薬)
タミバロテンは、APL治療薬です。APLは、急性骨髄白血病の一種で、前骨髄球が「がん化」する白血病です。共
同開発者である東光薬品工業株式会社と当社子会社のGNI Hong Kong Limitedは、2015年10月に、アムノレイク®錠
2mg(一般名:タミバロテン)を、輸入薬としてNMPAに登録申請を行いました。総合審査の結果、薬学部分に関す
る一部追加データの要求があったため、製造者である東光薬品工業はこれらのデータを2020年の第1四半期を目標
に提出すべく準備中です。
■F573(急性肝不全・慢性肝不全急性時(ACLF)治療薬)
急性肝不全・ACLF治療薬F573は、アイスーリュイ及びF351に続く3つ目の新規開発化合物で、当社グループは、
2011年7月にNMPAにIND申請を提出しました。F573は、ジペプチド化合物で、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイル
ス、アルコール性肝硬変に起因する重症肝炎と関連した、細胞死や炎症反応をもたらす酵素の一種であるカスパー
ゼを阻害する可能性を持つものです。2018年4月、当社グループは、NMPAより、F573の急性肝不全・ACLF治療薬と
してのIND申請に対する承認を取得しました。本承認は、第1相臨床試験の結果が良好であった場合、第2相臨床
試験も行うことができる内容となっております。2019年3月、北京コンチネントの上場に関連する当社グループの
組織再編成の一環として、F573に関する権利は、グループ内取引としてGNI Hong Kong LimitedからContinent
Pharmaceuticals Inc. (CPI)に譲渡されました。今後、CPIは当社グループと連携して、F573の第1相臨床試験に
ついて治験施設の選定を含め準備を進めて参ります。
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年2月14日の「2018年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」で公表した予想
から変更ありません。
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2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年6月30日)
資産
非流動資産
有形固定資産 2,056,002 2,119,363
使用権資産 - 352,835
のれん 4,824,468 4,693,985
その他の無形資産 1,882,956 1,822,397
繰延税金資産 17,557 17,047
その他の金融資産 374,016 491,310
その他の非流動資産 383,812 367,284
非流動資産 合計 9,538,815 9,864,224
流動資産
棚卸資産 611,621 713,421
営業債権及びその他の債権 820,834 1,021,880
その他の金融資産 1,099,848 973,917
その他の流動資産 159,923 254,502
現金及び現金同等物 4,869,762 6,235,549
流動資産 合計 7,561,990 9,199,272
資産 合計 17,100,806 19,063,497
負債及び資本
非流動負債
借入金 1,520,141 1,218,517
リース負債 - 295,371
繰延税金負債 42,104 34,768
その他の金融負債 2,812,318 2,619,620
その他の非流動負債 150,201 177,344
非流動負債 合計 4,524,765 4,345,622
流動負債
営業債務及びその他の債務 217,734 218,043
借入金 801,925 789,349
リース負債 - 59,927
未払法人所得税 81,565 77,542
その他の金融負債 999,392 1,161,629
その他の流動負債 467,485 427,630
流動負債 合計 2,568,104 2,734,123
負債 合計 7,092,869 7,079,745
資本
資本金 7,511,950 7,525,131
資本剰余金 3,352,602 4,490,081
自己株式 △407 △407
利益剰余金 △1,946,745 △1,768,121
その他の資本の構成要素 97,675 △174,919
親会社の所有者に帰属する部分合計 9,015,074 10,071,763
非支配持分 992,861 1,911,987
資本 合計 10,007,936 11,983,751
資本及び負債の合計 17,100,806 19,063,497
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(2)要約四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上収益 2,158,783 3,419,440
売上原価 △313,609 △394,289
売上総利益 1,845,173 3,025,150
販売費及び一般管理費 △1,337,278 △2,045,143
研究開発費 △249,362 △304,360
その他の収益 14,512 12,072
その他の費用 △33,478 △6,267
営業利益 239,566 681,451
金融収益 13,424 31,190
金融費用 △188,586 △108,657
税引前四半期利益 64,404 603,984
法人所得税費用 △70,608 △102,838
四半期利益(△損失) △6,203 501,145
四半期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者 △176,143 178,623
非支配持分 169,940 322,522
1株当たり四半期利益(△損失)
基本的1株当たり四半期利益(円) △13.06 12.88
希薄化後1株当たり四半期利益(円) - 12.78
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要約四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期利益(△損失) △6,203 501,145
その他の包括利益
純損益にその後に振替えられる可能性の
ある項目
在外営業活動体の換算差額 △82,360 △359,334
その他の包括利益合計 △82,360 △359,334
四半期包括利益合計 △88,564 141,811
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 △220,886 △75,766
非支配持分 132,322 217,577
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(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第2四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年6月30日)
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する部分
その他の資本の構成要素
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金
在外営業活動
新株予約権 合計
体の換算差額
2018年1月1日残高 10,267,609 7,034,113 △325 △8,525,835 55,846 63,255 119,102
四半期利益(△損失) - - - △176,143 - - -
その他の包括利益 - - - - - △44,742 △44,742
四半期包括利益合計 - - - △176,143 - △44,742 △44,742
支配継続子会社に対
する持分の変動
- △512,646 - - - △7,570 △7,570
分配金の支払 - - - - - - -
新株の発行 21,762 21,762 - - △15,723 - △15,723
新株予約権の戻入 - - - - △45 - △45
減資 △3,389,610 △3,389,610 - 6,779,221 - - -
非支配持分に係る売
建プット・オプショ - 6,657 - - - △19,155 △19,155
ン負債の変動
所有者との取引額合計 △3,367,848 △3,873,836 - 6,779,221 △15,768 △26,725 △42,494
2018年6月30日残高 6,899,760 3,160,276 △325 △1,922,757 40,077 △8,213 31,864
親会社の所有
者に帰属する
部分 非支配持分 資本合計
合計
2018年1月1日残高 8,894,663 1,017,141 9,911,805
四半期利益(△損失) △176,143 169,940 △6,203
その他の包括利益 △44,742 △37,617 △82,360
四半期包括利益合計 △220,886 132,322 △88,564
支配継続子会社に対
する持分の変動
△520,216 520,559 343
分配金の支払 - △97,830 △97,830
新株の発行 27,802 - 27,802
新株予約権の戻入 △45 - △45
減資 - - -
非支配持分に係る売
建プット・オプショ △12,497 14,904 2,406
ン負債の変動
所有者との取引額合計 △504,957 437,634 △67,323
2018年6月30日残高 8,168,818 1,587,098 9,755,917
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2019年12月期第2四半期決算短信
当第2四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する部分
その他の資本の構成要素
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金
在外営業活動
新株予約権 合計
体の換算差額
2019年1月1日残高 7,511,950 3,352,602 △407 △1,946,745 68,836 28,838 97,675
四半期利益 - - - 178,623 - - -
その他の包括利益 - - - - - △254,390 △254,390
四半期包括利益合計 - - - 178,623 - △254,390 △254,390
支配継続子会社に対
する持分の変動
- 938,388 - - - 6,332 6,332
新株の発行 13,181 13,181 - - △12,413 - △12,413
新株予約権の戻入 - 631 - - △631 - △631
株式報酬取引 - - - - 14,412 - 14,412
非支配持分への売建
プットオプション負 - 185,276 - - - △25,903 △25,903
債の変動
所有者との取引額合計 13,181 1,137,478 - - 1,366 △19,571 △18,204
2019年6月30日残高 7,525,131 4,490,081 △407 △1,768,121 70,203 △245,123 △174,919
親会社の所有
者に帰属する
部分 非支配持分 資本合計
合計
2019年1月1日残高 9,015,074 992,861 10,007,936
四半期利益 178,623 322,522 501,145
その他の包括利益 △254,390 △104,944 △359,334
四半期包括利益合計 △75,766 217,577 141,811
支配継続子会社に対
する持分の変動
944,720 830,639 1,775,360
新株の発行 13,950 - 13,950
新株予約権の戻入 - - -
株式報酬取引 14,412 - 14,412
非支配持分への売建
プット・オプション 159,372 △129,090 30,281
負債の変動
所有者との取引額合計 1,132,455 701,548 1,834,004
2019年6月30日残高 10,071,763 1,911,987 11,983,751
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(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 64,404 603,984
減価償却費 73,426 108,066
営業債権及びその他の債権の増減額 △10,427 △225,661
営業債務及びその他の債務の増減額 42,663 4,948
棚卸資産の増減額 △74,831 △122,382
金融収益及び金融費用 136,702 91,728
その他 41,761 △18,627
小計 273,699 442,055
利息の受取額 5,279 11,425
利息の支払額 △16,334 △28,867
法人所得税の支払額 △123,368 △117,003
営業活動による正味キャッシュ・フロー 139,275 307,609
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △324,621 △168,894
有形固定資産の売却による収入 - 2,108
無形資産の取得による支出 △33,734 △35,192
差入保証金・敷金の増加による支出 △1,344 △12,979
差入保証金・敷金の減少による収入 109 -
貸付金の回収による収入 3,393 3,393
投資有価証券の取得による支出 - △110,454
投資活動による正味キャッシュ・フロー △356,198 △322,021
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金増減額 - 8,109
長期借入金の返済による支出 △378,409 △293,279
長期借入による収入 375,005 -
新株予約権の行使による株式の発行によ
27,802 13,950
る収入
非支配持分からの払込による収入 - 1,775,840
非支配持分への分配金の支払による支出 △97,830 -
リース負債の返済による支出 - △27,456
財務活動による正味キャッシュ・フロー △73,432 1,477,163
現金及び現金同等物に係る換算差額 14,858 △96,964
現金及び現金同等物の増減額 △275,496 1,365,787
現金及び現金同等物の期首残高 4,192,749 4,869,762
現金及び現金同等物の四半期末残高 3,917,253 6,235,549
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2019年12月期第2四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(作成の基礎)
(1)IFRSに準拠している旨の事項
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しており
ます。
当社グループは、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64
号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同第93条の規定を適
用しております。
本要約四半期連結財務諸表には年次の連結財務諸表で要求される全ての情報が含まれていないため、2018年
12月31日に終了した連結会計年度の当社グループの連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
(2)測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定されている金融商品を除き、取得原価を基礎と
して作成しております。
(3)機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、千円未満
を切り捨てて表示しております。
(4)会計方針の変更
当社グループは、第1四半期連結会計期間より、IFRS第16号「リース」(2016年1月公表)(以下、「IFRS
第16号」)を適用しております。IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の
適用による累積的影響を適用開始日(2019年1月1日)に認識する方法を採用しております。
IFRS第16号の適用に伴い、契約の開始日に、当該契約がリース又はリースを含んだものであるかどうかを判
定しております。契約が特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転する場合
は、当該契約はリースであるか又はリースを含んでおります。IFRS第16号への移行に際し、契約にリースが含
まれているか否かについては、IFRS第16号の実務上の便法を選択し、IAS第17号「リース」(以下、「IAS第17
号」)及びIFRIC第4号「契約にリースが含まれているか否かの判断」のもとでの判断を引き継いでおりま
す。適用開始日から12か月以内にリース期間が終了するリース契約については、短期リースと同じ方法で処理
しております。
借手としてのリース
リースの開始日において、使用権資産及びリース負債を認識しております。使用権資産は開始日においてリ
ース負債の当初測定額に当初直接コスト等を調整し、リース契約に基づき要求される原状回復義務等のコスト
を加えた額で当初の測定を行っております。開始日後においては、原価モデルを適用して、取得原価から減価
償却累計額及び減損損失累計額を控除して測定しております。使用権資産は、当社グループがリース期間の終
了時にリース資産の所有権を取得することが合理的に確実である場合を除き、開始日から耐用年数又はリース
期間の終了時のいずれか早い時まで、定額法により減価償却しております。リース期間については、リースの
解約不能期間に加えて、行使することが合理的に確実である場合におけるリースの延長オプションの対象期間
と、行使しないことが合理的に確実である場合におけるリースの解約オプションの対象期間を含む期間として
決定しております。
リース負債は、開始日において同日現在で支払われていないリース料を借手の追加借入利子率で割り引いた
現在価値で測定しております。開始日後においては、リース負債に係る金利や、支払われたリース料を反映す
るようにリース負債の帳簿価額を増減しております。リースの条件変更が行われた場合には、リース負債を再
測定しております。また、リースの条件変更のうち独立したリースとして会計処理されず、かつリースの範囲
を減少させるものについては、使用権資産の帳簿価額をリースの部分又は全面的な解約を反映するように減額
し、リースの部分的又は全面的な解約に係る利得又は損失を純損益に認識しております。それ以外のリースの
条件の変更については、使用権資産に対して対応する修正を行っております。
当社グループは、リース期間が12か月以内の短期リース及び少額リースについて、IFRS第16号の免除規定を
適用し、使用権資産及びリース負債を認識しないことを選択しております。当社グループは、これらのリース
に係るリース料をリース期間にわたり定額法により費用として認識しております。
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2019年12月期第2四半期決算短信
IFRS第16号への移行により、使用権資産49,037千円及びリース負債49,037千円を追加的に認識しておりま
す。IFRS第16号適用開始日に認識したリース負債に適用している借手の追加借入利子率の加重平均は1.94%で
す。
前連結会計年度末時点でIAS第17号を適用して開示したオペレーティング・リース契約について適用開始日
現在の追加借入利子率で割り引いた額と、適用開始日現在の連結財政状態計算書に認識したリース負債の額と
の間の調整表は、以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度末時点でIAS第17号を適用して開示したオペレーティング・リース契約について適
61,398
用開始日現在の追加借入利子率で割り引いた額(注)
短期リース及び少額資産のリース 12,361
前連結会計年度末現在で認識したファイナンス・リース債務 -
適用開始日現在の連結財政状態計算書に認識した解約不能でないオペレーティング・リース債
-
務
適用開始日現在の連結財政状態計算書に認識したリース負債の額 49,037
(注)前連結会計年度末時点でIAS第17号を適用したオペレーティング・リース契約は、金額的重要性が低いため開示し
ておりません。
(セグメント情報)
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であ
り、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているも
のであります。
当社グループは、その事業内容を医薬品事業と医療機器事業の二つに区分しております。医薬品事業では、
医薬品の研究開発、製造、販売及び受託研究などを行っており、医療機器事業では、生体材料を含む医療機器
の研究開発、製造及び販売を行っております。
報告セグメントにおける主要セグメントの主要製品は以下のとおりであります。
報告セグメント 会社名 主要製品
株式会社ジーエヌアイグループ、北京コンチネント薬業有限公司、
上海ジェノミクス有限公司、GNI Hong Kong Limited、GNI Tianjin Limited、 アイスーリュイ、医
医薬品事業 上海ジェノミクステクノロジー有限公司、Cullgen (Shanghai) Inc.、GNI 薬品開発、その他医
USA, Inc.、Cullgen Inc.、上海リーフ国際貿易有限公司 薬品、試薬
医療機器事業 Berkeley Advanced Biomaterials LLC 生体材料
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2019年12月期第2四半期決算短信
(2)報告セグメントの売上収益及び損益
当社グループの報告セグメント情報は以下のとおりです。
前第2四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 連結
医薬品事業 医療機器事業 合計
売上収益
(1)外部顧客への
1,267,376 891,407 2,158,783 - 2,158,783
売上収益
(2)セグメント間
の内部売上収 - - - - -
益又は振替高
計 1,267,376 891,407 2,158,783 - 2,158,783
セグメント利益
△38,935 278,449 239,513 52 239,566
(△損失)
金融収益 13,424
金融費用 △188,586
税引前四半期利益 64,404
(注)1 セグメント間の内部売上収益又は振替高は、独立企業間価格に基づいております。
2 セグメント利益(△損失)の調整額は、セグメント間の内部利益消去額であります。
3 セグメント利益(△損失)は、要約四半期連結損益計算書の営業利益を用いております。
当第2四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 連結
医薬品事業 医療機器事業 合計
売上収益
(1)外部顧客への
2,479,486 939,954 3,419,440 - 3,419,440
売上収益
(2)セグメント間
の内部売上収 - - - - -
益又は振替高
計 2,479,486 939,954 3,419,440 - 3,419,440
セグメント利益 210,919 470,241 681,160 290 681,451
金融収益 31,190
金融費用 △108,657
税引前四半期利益 603,984
(注)1 セグメント間の内部売上収益又は振替高は、独立企業間価格に基づいております。
2 セグメント利益の調整額は、セグメント間の内部利益消去額であります。
3 セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の営業利益を用いております。
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(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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