2160 M-GNI 2021-11-15 15:00:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年11月15日
上場会社名 株式会社ジーエヌアイグループ 上場取引所 東
コード番号 2160 URL https://www.gnipharma.com
代表者 (役職名) 取締役代表執行役社長兼CEO (氏名)イン・ルオ
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員CFO (氏名)ジョセフ マイヤー (TEL) 03-6214-3600
四半期報告書提出予定日 2021年11月15日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 9,536 37.1 1,960 38.8 1,568 13.7 874 △2.5 1,294 177.2 1,933 211.6
2020年12月期第3四半期 6,953 30.4 1,411 30.6 1,379 44.8 897 21.9 466 66.7 620 124.9
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 27.69 26.87
2020年12月期第3四半期 10.76 10.43
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1株当たり親会社
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2021年12月期第3四半期 29,788 19,429 18,502 62.1 389.83
2020年12月期 23,219 12,769 11,000 47.4 252.80
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - - - 0.00 0.00
2021年12月期 - - -
2021年12月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 12,753 30.5 1,828 △2.2 1,245 △31.0 410 △69.9 1,235 △1.8 26.04
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
(詳細につきましては、2021年8月11日に公表いたしましたお知らせをご覧ください。)
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 47,462,943株 2020年12月期 43,513,149株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q 1,266株 2020年12月期 1,223株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 46,742,847株 2020年12月期3Q 43,412,312株
※ 四半期レビュー手続の実施状況に関する表示
四半期決算短信は公認会計士または監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料5ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
また、当社は、2021年11月17日に、機関投資家・アナリスト向けの四半期決算説明会を開催する予定です。その説
明会資料は、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績・財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)研究開発活動 ……………………………………………………………………………………………………… 4
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明………………………………………………………………… 5
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 6
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 6
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 7
要約四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 11
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(作成の基礎) ……………………………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 15
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
1.経営成績・財政状態に関する分析
(1)経営成績に関する分析
当第3四半期連結累計期間の世界の経済情勢は、中国では新型コロナウイルス感染症拡大が収束へ向かったこと
をうけ早期に経済活動が再開され、また米国の経済活動も新政権の下、コロナ関連の規制緩和等の動きを進めたこ
とにより徐々に上向いてきております。
当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上収益は9,536,714千円となり、前年同期比37.1%、売上総利益は
8,327,415千円となり前年同期比42.9%、営業利益は医薬品事業、医療機器事業による堅調な業績により1,960,461
千円となり、前年同期比38.8%とそれぞれ増加いたしました。
一方で金融費用が増加したため、当第3四半期連結累計期間の四半期利益は、874,898千円となり、前年同期比
2.5%減少いたしました。
①セグメント別の経営成績
医薬品事業
主力製品であるアイスーリュイの中国市場での売上収益は引き続き堅調に推移し、医薬品事業セグメントの売
上収益は8,064,969千円(前年同期比40.1%増)
、セグメント利益は1,413,052千円(前年同期比43.8%増)となり
ました。
医療機器事業
米国における医療機器事業セグメントも景気回復が顕著であり、売上収益は1,471,744千円(前年同期比23.0%
増)、セグメント利益は547,408千円(前年同期比28.3%増)となりました。
②販売費及び一般管理費並びに研究開発費
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間 差額
販売費及び一般管理費 △3,495,866 △5,503,838 △2,007,972
人件費 △1,404,315 △2,080,213 △675,898
研究開発費 △855,911 △1,417,656 △561,745
当第3四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は、前第3四半期連結累計期間に比べ2,007,972千円増加し、
5,503,838千円となりました。販売費及び一般管理費の増加は、医薬品事業セグメントの販売及びマーケティング費
用並びに北京コンチネント薬業有限公司(以下、BCという。)及びCullgen Inc.(以下、Cullgenという。)の人件
費の増加などによるものです。
また、研究開発費の増加は主に、BCとCullgenの研究開発活動によるものです。
③金融収益及び金融費用
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間 差額
金融収益 40,068 69,554 29,486
金融費用 △72,211 △461,276 △389,065
金融収益
当第3四半期連結累計期間の金融収益は、前第3四半期連結累計期間の40,068千円と比べて、29,486千円増加
し、69,554千円となりました。主な金融収益は受取利息であります。
金融費用
当第3四半期連結累計期間の金融費用は、前第3四半期連結累計期間の72,211千円と比べて、389,065千円増加
し、461,276千円となりました。これは主に当社子会社の財務活動における支払利息が増加したためです。
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する分析
連結財政状態
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間 差額
資産合計 23,219,257 29,788,899 6,569,641
負債合計 10,450,153 10,359,818 △90,334
資本合計 12,769,104 19,429,080 6,659,975
資産合計
当第3四半期連結会計期間における資産合計は、前連結会計年度末に比べて6,569,641千円増加し、29,788,899
千円となりました。詳細につきましては、6ページをご参照ください。
負債合計
当第3四半期連結会計期間における負債合計は、前連結会計年度末に比べて90,334千円減少し、10,359,818千円
となりました。
資本合計
当第3四半期連結会計期間における資本合計は、前連結会計年度末に比べて6,659,975千円増加し、19,429,080
千円となりました。
連結キャッシュ・フロー
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間 差額
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,249,673 755,120 △494,553
投資活動によるキャッシュ・フロー △196,025 △884,057 △688,031
財務活動によるキャッシュ・フロー △92,618 3,176,682 3,269,301
営業活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間の1,249,673千
円の収入と比べて494,553千円減少し、755,120千円の収入となりました。主な収入は、税引前四半期利益によるも
のであります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間の196,025千円
の支出と比べて688,031千円増加し、884,057千円の支出となりました。主な支出は、定期預金の預け入れによる支
出であります。
財務活動によるキャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間の92,618千円の
支出と比べて3,269,301千円増加し、3,176,682千円の収入となりました。主な収入は、Cullgenの資金調達に伴う
非支配持分からの払込による収入であります。
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
(3)研究開発活動
〔研究活動〕
当社グループの創薬活動はCullgenを中心に、新しい創薬基盤技術であるuSMITE™(ユビキチン化を介した標的タ
ンパク質分解誘導技術)を活用した、革新的な新規化学物質(NCE)の開発を目指しています。
Cullgenは、がん、痛み、及び自己免疫疾患の適応症に対する酵素及び非酵素タンパク質の両方を標的とした複
数の新規分解剤を含む創薬パイプラインの拡充のための研究開発をすすめております。
Cullgenの新しいE3リガンドプログラムの開発は、タンパク質分解誘導の将来を担う技術で、毒性の低減、薬剤
耐性の緩和、組織・腫瘍・細胞内コンパートメントの選択性の提供、基質スペクトルの拡大を実現させるNCEの開
発の可能性があると考えられております。
なお、2021年12月期末までに、リード候補薬(IND)の前申請をするための事前コンサルテーションを中国国家
薬品監督管理局(NMPA)と行う予定です。
〔開発活動〕
■アイスーリュイ〔中国語:艾思瑞®、英語:Etuary®(一般名:ピルフェニドン)〕
放射線性肺炎(RP)
当社グループは、アイスーリュイの2番目の適応症として、RP治療薬の第3相臨床試験前パイロット試験を実施
しております。これは、反復投与、多施設でのオープン試験を行うものです。2021年9月末時点で103名の被験者が
登録されております。
糖尿病腎症(DN)
アイスーリュイの3番目の適応症であるDNは、Ⅰ型糖尿病またはⅡ型糖尿病により引き起こされる慢性腎臓病で
す。中国では9,240万人が糖尿病に脅かされており、このうち20~30%がⅠ型糖尿病またはⅡ型糖尿病を患い、腎疾
患を引き起こすと言われております。本第1相臨床試験につきましては、2021年9月末時点で予備研究として18名
の被験者が登録されております。
結合組織疾患を伴う間質性肺疾患(CTD-ILD)
2016年9月、結合組織疾患の患者の肺の炎症や線維症を引き起こすCTD-ILDの治療に対するアイスーリュイの4番
目の適応症のNMPA承認を受けました。このINDの承認により、全身性硬化症(強皮症)と皮膚筋炎(DM)の2つの適
応症について、直接第3相臨床試験に移行することが承認されました。
2018年6月には、強皮症及びDMの治療を対象とした第3相臨床試験の各段階において、無作為、二重盲検、プラ
セボ・コントロール、52週間の試験に第1期被験者を登録しました。強皮症には144名、DMには152名の被験者が登
録される予定で、2021年9月末時点で、それぞれ14名、41名の被験者が登録されております。
じん肺治療薬(Pneumoconiosis Disease)
2019年5月、当社グループは、アイスーリュイの5番目の適応症として、じん肺治療薬の治験許可(IND)申請に
対する承認をNMPAより取得しました。じん肺疾患は、肺に炎症や瘢痕化(線維化)を引き起こす慢性的な肺疾患
で、吸い込まれた粉塵や微粒子が、肺の細胞に蓄積することによって引き起こされます。中国には、およそ43万3
千人の患者様がおり、更に、適切な診断を受けていない患者様が、最大60万人いると推定されており、中国のみな
らず、世界中でアンメット・メディカル・ニーズ(有効な治療方法がない疾患に対する医療ニーズ)が存在しま
す。当社グループは、病院との提携を進め、治験実施計画書を決定し、第3相臨床試験を開始して参ります。
■F351(肝線維症等治療薬)
F351(一般名:ヒドロニドン)は、当社グループの医薬品ポートフォリオにおける重要な創薬候補化合物であり、
他の世界の主要医薬品市場へ臨床開発活動を拡大する戦略の重要な部分を占めています。
F351は、アイスーリュイの誘導体である新規開発化合物であり、肝星細胞の増殖及び内臓の線維化に重要な役割
を果たすTGF-β伝達経路の両方の阻害剤です。当社グループは中国、日本、豪州、カナダ、米国及び欧州各国を含
む主要な国でのF351の特許権を保有しております。
2020年8月、当社は肝線維症の候補薬であるF351の中国における第2相臨床試験の初期段階分析の良好な結果に
ついて発表しました。この試験は、中国における慢性ウイルス性B型肝炎患者の肝線維症に対するF351の安全性と有
効性を評価する、無作為化、二重盲検、プラセボ・コントロール、多施設、用量逓増試験で、2020年10月に開示い
たしましたように、プラセボと比較して52週の治療で肝線維症スコアが統計的に有意に改善するという主要評価項
目を満たしました。
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
なお、中国の医薬品評価センター(CDE)との協議を経て、2021年3月にF351はNMPAより肝線維症の画期的治療薬
に指定されました。これにより、F351についてのCDEとの協議が優先的、かつ有利な臨床試験を進めることが可能と
なっております。その後、2021年7月29日に中国において第3相臨床試験許可申請承認がされました。
米国における第2相臨床試験については、2022年12月期第1四半期末までに米国食品医薬品局(FDA)申請を目指
し、KOL及びアドバイザーとの協議を通じた適応症の可能性について検討を重ねております。
■F573(急性肝不全・慢性肝不全急性時(ACLF)治療薬)
F573はアイスーリュイ及びF351に次ぐ3番目の創薬候補化合物として、カスパーゼを阻害する可能性を持つ強い
ジペプチド化合物であり、B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、アルコール性肝硬変による重症肝
炎に関連して発生する細胞死や炎症反応に重要な化合物です。当社グループは治験実施計画書を作成し、第1相臨
床試験実施の準備をしておりましたが、2020年9月に仁安病院より第1相臨床試験実施の承認を受け、第1相臨床
試験において使用する人類遺伝子情報の届け出をHGRA(Human Genetics Resources Administration)に提出、受理
されました。なお、その後プロトコルの変更を加えたためHGRAへ再提出し承認待ちとなっております。
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2021年8月11日に「2021年12月期の通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」
で公表いたしました予想から変更ありません。
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2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産
非流動資産
有形固定資産 2,425,021 2,726,200
使用権資産 731,925 746,044
のれん 4,514,248 4,882,608
その他の無形資産 1,718,054 2,010,067
繰延税金資産 78,353 154,603
その他の金融資産 726,968 950,693
非流動資産合計 10,194,571 11,470,217
流動資産
棚卸資産 934,834 1,228,925
営業債権及びその他の債権 1,368,735 1,603,673
その他の金融資産 13,572 876,488
その他の流動資産 384,880 664,118
現金及び現金同等物 10,322,664 13,945,474
流動資産合計 13,024,686 18,318,681
資産合計 23,219,257 29,788,899
負債及び資本
非流動負債
借入金 1,260 -
リース負債 226,008 193,569
繰延税金負債 219,510 411,633
その他の金融負債 3,247,394 7,140,263
その他の非流動負債 152,501 172,802
非流動負債合計 3,846,674 7,918,269
流動負債
営業債務及びその他の債務 412,143 273,419
借入金 1,434,151 1,024,741
リース負債 85,527 114,522
未払法人所得税 188,034 221,621
その他の金融負債 3,905,089 6,713
その他の流動負債 578,531 800,531
流動負債合計 6,603,478 2,441,549
負債合計 10,450,153 10,359,818
資本
資本金 8,268,472 10,884,332
資本剰余金 3,591,101 6,224,649
自己株式 △472 △567
利益剰余金 △608,019 535,639
その他の資本の構成要素 △251,049 858,372
親会社の所有者に帰属する部分合計 11,000,032 18,502,426
非支配持分 1,769,072 926,654
資本合計 12,769,104 19,429,080
資本及び負債の合計 23,219,257 29,788,899
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(2)要約四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上収益 6,953,581 9,536,714
売上原価 △1,125,039 △1,209,298
売上総利益 5,828,542 8,327,415
販売費及び一般管理費 △3,495,866 △5,503,838
研究開発費 △855,911 △1,417,656
その他の収益 16,858 669,317
その他の費用 △81,678 △114,776
営業利益 1,411,945 1,960,461
金融収益 40,068 69,554
金融費用 △72,211 △461,276
税引前四半期利益 1,379,802 1,568,739
法人所得税費用 △482,762 △693,840
四半期利益 897,040 874,898
四半期利益の帰属
親会社の所有者 466,972 1,294,290
非支配持分 430,067 △419,391
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 10.76 27.69
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 10.43 26.87
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要約四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期利益 897,040 874,898
その他の包括利益
純損益にその後に振替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △276,442 1,059,005
その他の包括利益合計 △276,442 1,059,005
四半期包括利益合計 620,597 1,933,904
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 243,891 2,213,931
非支配持分 376,705 △280,027
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する部分
その他の資本の構成要素
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金
在外営業活動
新株予約権 合計
体の換算差額
2020年1月1日残高 8,212,985 4,273,412 △472 △1,764,904 96,199 △125,094 △28,894
四半期利益 - - - 466,972 - - -
その他の包括利益 - - - - - △223,080 △223,080
四半期包括利益合計 - - - 466,972 - △223,080 △223,080
支配継続子会社に対する持
- △218,801 - - - 63,035 63,035
分の変動
分配金の支払 - - - - - - -
新株の発行 52,664 52,664 - - △4,016 - △4,016
新株予約権の発行 - - - - 21,725 - 21,725
株式報酬取引 - - - - 38,832 - 38,832
非支配持分への売建プッ
- △51,652 - - - △32,662 △32,662
ト・オプション負債の変動
その他 - △155,823 - - - - -
所有者との取引額合計 52,664 △373,613 - - 56,541 30,373 86,914
2020年9月30日残高 8,265,650 3,899,798 △472 △1,297,931 152,741 △317,801 △165,060
親会社の所有
者に帰属する
部分
非支配持分 資本合計
合計
2020年1月1日残高 10,692,126 2,403,706 13,095,833
四半期利益 466,972 430,067 897,040
その他の包括利益 △223,080 △53,361 △276,442
四半期包括利益合計 243,891 376,705 620,597
支配継続子会社に対する持
△155,765 115,218 △40,546
分の変動
分配金の支払 - △189,459 △189,459
新株の発行 101,312 - 101,312
新株予約権の発行 21,725 - 21,725
株式報酬取引 38,832 - 38,832
非支配持分への売建プッ
△84,315 80,476 △3,838
ト・オプション負債の変動
その他 △155,823 155,823 -
所有者との取引額合計 △234,034 162,059 △71,974
2020年9月30日残高 10,701,983 2,942,472 13,644,456
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する部分
その他の資本の構成要素
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金
在外営業活動
新株予約権 合計
体の換算差額
2021年1月1日残高 8,268,472 3,591,101 △472 △608,019 163,354 △414,404 △251,049
四半期利益 - - - 1,294,290 - - -
その他の包括利益 - - - - - 919,641 919,641
四半期包括利益合計 - - - 1,294,290 - 919,641 919,641
支配継続子会社に対する持
- △3,049,137 - - - △53,774 △53,774
分の変動
連結範囲の変動 - - - - - - -
剰余金の配当 - - - △150,838 - - -
新株の発行 2,615,859 2,615,859 - - △12,930 - △12,930
新株予約権の発行 - - - - 51,537 - 51,537
株式報酬取引 - - - - 151,551 - 151,551
株式発行費用 - △18,772 - - - - -
新株予約権発行費用 - - - - △3,719 - △3,719
自己株式の取得 - - △95 - - - -
非支配持分への売建プッ
- 3,085,598 - - - 57,116 57,116
ト・オプション負債の変動
その他 - - - 207 - - -
所有者との取引額合計 2,615,859 2,633,547 △95 △150,631 186,438 3,342 189,780
2021年9月30日残高 10,884,332 6,224,649 △567 535,639 349,793 508,578 858,372
親会社の所有
者に帰属する
部分
非支配持分 資本合計
合計
2021年1月1日残高 11,000,032 1,769,072 12,769,104
四半期利益 1,294,290 △419,391 874,898
その他の包括利益 919,641 139,364 1,059,005
四半期包括利益合計 2,213,931 △280,027 1,933,904
支配継続子会社に対する持
△3,102,911 △794,760 △3,897,672
分の変動
連結範囲の変動 - △523,254 △523,254
剰余金の配当 △150,838 - △150,838
新株の発行 5,218,789 - 5,218,789
新株予約権の発行 51,537 - 51,537
株式報酬取引 151,551 - 151,551
株式発行費用 △18,772 - △18,772
新株予約権発行費用 △3,719 - △3,719
自己株式の取得 △95 - △95
非支配持分への売建プッ
3,142,714 755,624 3,898,338
ト・オプション負債の変動
その他 207 - 207
所有者との取引額合計 5,288,461 △562,390 4,726,071
2021年9月30日残高 18,502,426 926,654 19,429,080
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 1,379,802 1,568,739
減価償却費 210,936 274,619
営業債権及びその他の債権の増減額 △103,814 △113,219
営業債務及びその他の債務の増減額 33,788 △166,079
棚卸資産の増減額 △120,735 △206,453
賞与引当金増減額 - 2,227
金融収益及び金融費用 3,019 419,976
その他 235,202 △467,523
小計 1,638,199 1,312,287
利息の受取額 42,658 42,003
利息の支払額 △38,461 △24,047
法人所得税の支払額 △392,722 △575,122
営業活動による正味キャッシュ・フロー 1,249,673 755,120
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) - △842,341
有形固定資産の取得による支出 △138,277 △260,731
有形固定資産の売却による収入 - 373
使用権資産の取得による支出 △43,083 -
無形資産の取得による支出 △19,754 △205,921
投資有価証券の取得による支出 - △242,166
投資有価証券の売却による収入 - 668,767
差入保証金・敷金の増加による支出 - △13,984
差入保証金・敷金の減少による収入 - 30
貸付金の回収による収入 5,089 10,179
その他 - 1,739
投資活動による正味キャッシュ・フロー △196,025 △884,057
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金増減額 232,166 △368,724
長期借入金の返済による支出 △75,000 △75,000
新株予約権の行使による株式の発行による収入 101,312 1,319,377
新株予約権の発行による収入 21,725 86,425
非支配持分への分配金の支払による支出 △189,459 -
非支配持分からの払込による収入 142,074 2,985,125
連結範囲の変更を伴わない子会社株式の取得によ
△265,707 -
る支出
リース負債の返済による支出 △59,730 △70,028
自己株式の取得による支出 - △95
非支配株主への払戻による支出 - △524,447
配当金の支払額 - △150,838
その他 - △25,111
財務活動による正味キャッシュ・フロー △92,618 3,176,682
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
現金及び現金同等物に係る換算差額 △65,817 575,064
現金及び現金同等物の増減額 895,211 3,622,810
現金及び現金同等物の期首残高 7,674,361 10,322,664
現金及び現金同等物の四半期末残高 8,569,573 13,945,474
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(作成の基礎)
(1)IFRSに準拠している旨の事項
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しており
ます。
当社グループは、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64
号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同第93条の規定を適
用しております。
本要約四半期連結財務諸表には年次の連結財務諸表で要求される全ての情報が含まれていないため、2020年
12月31日に終了した連結会計年度の当社グループの連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
(2)測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定されている金融商品等を除き、取得原価を基礎
として作成しております。
(3)機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、千円未満
を切り捨てて表示しております。
(セグメント情報)
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であ
り、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているも
のであります。
当社グループは、その事業内容を医薬品事業と医療機器事業の二つに区分しております。医薬品事業では、
医薬品の研究開発、製造、販売及び受託研究などを行っており、医療機器事業では、生体材料を含む医療機器
の研究開発、製造及び販売を行っております。
各報告セグメントの主要製品は以下のとおりであります。
報告セグメント 会社名 主要製品
株式会社ジーエヌアイグループ、北京コンチネント薬業有限公司、
アイスーリュイ、医
上海ジェノミクス有限公司、GNI Hong Kong Limited、GNI Tianjin Limited、
医薬品事業 薬品開発、その他医
上海ジェノミクステクノロジー有限公司、Cullgen (Shanghai), Inc.、GNI
薬品、試薬
USA, Inc.、Cullgen Inc.、上海リーフ国際貿易有限公司
医療機器事業 Berkeley Advanced Biomaterials LLC 生体材料
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
(2)報告セグメントの売上収益及び損益
当社グループの報告セグメント情報は以下のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 連結
医薬品事業 医療機器事業 合計
売上収益
(1)外部顧客への
5,756,719 1,196,861 6,953,581 - 6,953,581
売上収益
(2)セグメント間
の内部売上収 - 15,292 15,292 △15,292 -
益又は振替高
計 5,756,719 1,212,154 6,968,874 △15,292 6,953,581
セグメント利益 982,683 426,822 1,409,505 2,439 1,411,945
金融収益 40,068
金融費用 △72,211
税引前四半期利益 1,379,802
(注)1 セグメント間の内部売上収益又は振替高は、独立企業間価格に基づいております。
2 セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であります。全社費用は、主に
報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3 セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の営業利益を用いております。
当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 連結
医薬品事業 医療機器事業 合計
売上収益
(1)外部顧客への
8,064,969 1,471,744 9,536,714 - 9,536,714
売上収益
(2)セグメント間
の内部売上収 - 34,995 34,995 △34,995 -
益又は振替高
計 8,064,969 1,506,740 9,571,710 △34,995 9,536,714
セグメント利益 1,413,052 547,408 1,960,461 - 1,960,461
金融収益 69,554
金融費用 △461,276
税引前四半期利益 1,568,739
(注)1 セグメント間の内部売上収益又は振替高は、独立企業間価格に基づいております。
2 セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の営業利益を用いております。
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株式会社ジーエヌアイグループ(2160) 2021年12月期第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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