2160 M-GNI 2021-03-31 16:05:00
財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ [pdf]

                                               2021 年3月 31 日

各   位
                 会 社 名         株 式 会 社 ジ ー エ ヌ ア イ グ ル ー プ
                 代 表 者 名       取締役代表執行役社 イ    ン   ・  ル   オ
                               長兼CEO
                                       (コード番号:2160   東証マザーズ)
                 問 合 せ 先       取締役代表執行役     トーマス・イーストリング
                               CFO
                                             (TEL. 03-6214-3600)

        財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ

当社は、第20期の内部統制報告書に開示すべき重要な不備があり、財務報告に係る内部統制は
有効ではない旨を記載いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

                           記

1.開示すべき重要な不備の内容
  当社の米国連結子会社であるCullgen Inc.(以下「Cullgen社」)におきまして、監査法人
 の監査の過程で、種類株式発行に係る会計処理に誤りが判明しました。当該会計処理を修正
 した結果、金融費用が減少しました。
  当社は、種類株式発行にかかる会計処理を高度な専門知識が要求される分野であると考え
 ています。そのため、Cullgen社においても、外部専門家を起用のうえ、その意見を参考に
 しながら会計処理を行っておりました。しかし、上記の誤りは、Cullgen社と外部専門家と
 のコミュニケーションが不十分であり、適正な連結財務諸表を作成するために必要な情報の
 収集や会計処理の検討が不足したことに起因しており、Cullgen社の決算・財務報告プロセ
 スに関連する内部統制における開示すべき重要な不備に該当すると判断しました。

2.事業年度末に是正できなかった理由
  開示すべき重要な不備が事業年度の末日までに是正されなかった理由は、当該重要な不備
 の判明が事業年度末日以後になったためであります。

3.開示すべき重要な不備の是正方針
  当社は、財務報告に係る内部統制の重要性を認識しており、開示すべき重要な不備を是正
 するために、実効性のある再発防止策を講じることで、内部統制の改善を図ってまいりま
 す。

4.連結財務諸表等に与える影響
  上記の開示すべき重要な不備に起因する必要な修正は、すべて連結財務諸表に反映してお
 り、2020年12月期の連結財務諸表に与える影響はありません。

5.連結財務諸表の監査報告における監査意見
  無限定適正意見であります。
                                                           以 上