2158 M-FRONTEO 2019-11-14 16:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月14日
上 場 会 社 名 株式会社FRONTEO 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2158 URL https://www.fronteo.com/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名) 守本 正宏
問合せ先責任者 (役職名)取締役 管理本部長 (氏名) 上杉 知弘 (TEL)03(5463)6344
四半期報告書提出予定日 2019年11月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有(機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 4,909 △12.5 △775 - △827 - △938 -
2019年3月期第2四半期 5,610 △4.1 196 - 299 - 185 -
(注) 包括利益 2020年3月期第2四半期 △1,106 百万円 ( -%) 2019年3月期第2四半期 476 百万円 ( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 △24.61 -
2019年3月期第2四半期 4.88 4.67
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第2四半期 12,126 3,356 25.6
2019年3月期 13,442 4,622 32.3
(参考) 自己資本 2020年3月期第2四半期 3,099 百万円 2019年3月期 4,344 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 3.00 3.00
2020年3月期 - 0.00
2020年3月期(予想) - 3.00 3.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 10,500 △6.8 △750 - △840 - △1,000 - △26.22
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 - 社 (社名) 、除外 - 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 38,149,862株 2019年3月期 38,123,862株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 696株 2019年3月期 696株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 38,140,823株 2019年3月期2Q 38,078,753株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………6
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………12
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………12
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………12
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループは『Bright Valueの実現~記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、
情報社会のフェアネスを実現する~』という企業理念のもと、独自開発の人工知能(AI)エンジン「KIBIT(キビッ
ト)」及び「Concept Encoder(コンセプトエンコーダー)」を柱とする高度な情報解析技術を駆使し、祖業である国
際訴訟支援、不正調査から製造、金融、小売、流通、そして医療分野といった様々なフィールドで、必要かつ適切
な情報に出会えるフェアな世界の実現及び社会課題の解決に貢献しております。
リーガルテックAI事業につきましては、eディスカバリ(アジア企業案件)市場は今後も年平均成長率15%程度の
拡大が続くと予想されております(Mordor Intelligence “Global e-Discovery Market 2017-2023”)。これは、
eディスカバリの対象となる“企業が保有する電子情報のデータ量”が継続的に増大していることが主因でありま
す。一方、データ容量あたりの解析サービス料の引き下げ圧力は年々高まり、不採算案件を抱え困窮するベンダー
も多く発生しており、人件費が嵩み利幅の低いレビュー工程を下請けに切り出す戦略に出るベンダー等も出現して
きています。
しかし、eディスカバリ費用の7割を占めているレビュー工程はテクノロジーの活用による効率化を実現すること
で、その工程を大幅に削減し、利益率を上げることが可能です。高度な情報解析技術を有する当社では、これを大
きなビジネスチャンスだと捉えています。
当社は、こうした市場環境の変化をいち早く捉え、2019年3月にリリースをしたAIレビューツール「KIBIT
Automator」を活用した文書レビューの提案活動を推進した結果、その有効性について、日米における複数の顧客か
ら実証実験や実案件を通して高く評価されております。日本では、従来の手法であれば人間が全てレビューすべき
文書の過半数を、AIのみのレビューで「人間によるレビューは不要」と判断し、レビュー担当者は残りの文書を確
認するだけで従来と同等の品質が確保できるといった事例が出てきております。米国では実証実験において、既存
のレビューツールで対応した場合と比較して、レビュースピードを2倍以上(当社比)に高速化したことなどが確
認され、大手弁護士事務所との連携も加速しております。
さらに、事業モデルをよりAIテクノロジーを主体としたものへと転換を図るため、当四半期からAI製品の導入促
進・定着をミッションとするカスタマーサクセス事業本部の設立や、デジタルマーケティングによる販促活動を強
化し、eディスカバリ市場におけるAIソリューションの認知向上、導入促進を進めております。
しかしながら、近年、商流など市場環境が変化していることに加え、営業マーケティング施策・人材最適化など
を通じた当社の事業モデルの転換への対応に時間を要していることから、当社では新規大型案件を想定通り獲得で
きていない状況です。事業モデルの転換に関しては、すでに米国子会社において構造改革を実施しましたが、今後
は転換への取り組みをさらにグローバル全体で加速させるべく、「KIBIT Automator」の提案活動をさらに強化し、
企業営業に特化した事業部横断的な組織を新設するなど商流に合わせた営業体制を構築することで受注確度の向上
に繋げてまいります。
AIソリューション事業につきましては、国内においてビジネスインテリジェンス、ヘルスケアの各分野が好調に
推移した結果、当社AI製品の累計導入社数を203社(前年同期比1.6倍)と積み上げ、セグメント全体の売上高は前年
同期比49.0%増と大きく成長いたしました。国内AI市場は、労働人口の減少が予測される中、生産性向上や労働の
自動化を目指す「働き方改革」に向けた取り組みが追い風となり、企業のAIに対する投資機運が高まっておりま
す。
そうした中、当社は独自開発のAIエンジン「KIBIT」を活用した「MR(医療情報担当者)の日報/週報審査ソリュ
ーション」の提供を製薬企業向けに開始いたしました。本ソリューションの提供は、2019年4月に厚生労働省の
「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」が適用され義務付けられたことが背景にあります。
「業務記録の作成・保管」、「評価への反映」、「販売情報提供活動やプロモーション資材の適正性をモニタリン
グする監督部門の設置」など、監督指導や体制のさらなる強化が求められるようになり、特に、MRの営業日報/週報
の管理においては、膨大なデータのモニタリングが必要となるため、対応工数や体制の確保は大きな課題となって
おります。本ソリューションは、膨大な数のMRの営業日報/週報データの管理の課題に対し、データの網羅的・効率
的な審査を支援することで、お客様のビジネス推進に貢献いたします。
2
ヘルスケア分野では、「客観性」「透明性」「再現性」を兼ね備えた新規の人工知能(AI)エンジン「Concept
Encoder(コンセプトエンコーダー)」を用いた転倒・転落予測システム「Coroban®」の提供を開始いたしました。
当社は、エーザイ株式会社と2018年1月より「Coroban®」の共同開発を開始しており、エーザイ株式会社が有する
医療機関とのネットワークを活かし、全国の複数の医療機関で試験導入を行い、臨床現場で表出されたニーズに基
づき、「Coroban®」の改良を進め、この度の新発売となりました。
今後も、当社はヘルスケア分野においてEBM(Evidence-Based-Medicine。根拠に基づく医療) に欠かせない「統計
学的手法」を自然言語処理に導入したConcept Encoderの強みを活かし、ヘルスケアセクターでのビッグデータの利
活用並びにソリューション提供の促進を実現してまいります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高が4,909,201千円(前年同期比12.5%減)、営業損
失775,819千円(前年同期は営業利益196,996千円)、当社で計上した外貨建て子会社債権債務の評価替において
53,537千円の為替差損が生じたことにより経常損失は827,959千円(前年同期は経常利益299,241千円)となり、同
じくFRONTEO USA, Inc.に関して一時的な費用である構造改革費用156,464千円を特別損失として計上したことによ
り親会社株主に帰属する四半期純損失938,462千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益185,742千円)
と、前年同期を下回る結果となりました。
各事業の当第2四半期連結累計期間の概況は以下のとおりです。
(リーガルテックAI事業)
① eディスカバリサービス
eディスカバリサービスにつきましては、従来法律事務所に一任されていたベンダーの決定権が、品質やコスト
意識の高い顧客企業が主体的に選定する形式に移行するといった、案件の商流に変化がありました。この市場環
境の変化に対応するためAIを主体としたビジネスモデルへの転換に取り組んでおりますが、現状においては未だ
本格展開までには至らず、売上高は3,954,755千円(前年同期比20.8%減)となりました。
② フォレンジックサービス
フォレンジックサービスにつきましては、第三者委員会への調査協力等、AI技術を活用した日本国内の大型調
査案件の獲得及び、ペイメントカードのフォレンジック調査やコンサルティングサービスの案件増加により、売
上高は356,176千円(前年同期比64.9%増)となりました。
以上の結果、リーガルテックAI事業の売上高は4,310,931千円(前年同期比17.2%減)となりました。なお、営
業損益に関しましては、利益率の高いHostingの売上が減少したこと及びシニアマネジメント層への投資を行った
ことによる人件費の増加により営業損失626,852千円(前年同期は営業利益271,834千円)となりました。
3
サービスタイプ別の売上高の概況は下表のとおりです。
(単位:千円)
サービスタイプ別 売上高
1,230,757
Review
(1,367,241)
687,056
Collection, Process
(1,057,619)
①eディスカバリサービス
2,036,941
Hosting
(2,567,831)
3,954,755
計
(4,992,692)
356,176
② フォレンジックサービス
(216,014)
4,310,931
リーガルテックAI事業売上高 計
(5,208,707)
( )は前第2四半期連結累計期間の実績
顧客ホームカントリー別の売上高の概況は下表のとおりです。
(単位:千円)
顧客ホームカントリー別 売上高
2,107,084
日本・アジア
(2,392,949)
2,203,847
米国・欧州
(2,815,758)
4,310,931
リーガルテックAI事業売上高 計
(5,208,707)
( )は前第2四半期連結累計期間の実績
(AIソリューション事業)
AIソリューション事業につきましては、ビジネスインテリジェンス分野、ヘルスケア分野ともに、案件の大型
化及びAI製品の導入社数の積み上げによって順調に推移した結果、598,269千円(前年同期比49.0%増)となりま
した。しかしながら、営業損益に関しましては、売上高は増加したものの、間接費用の増加及び人員増強を継続
していること等が影響し、営業損失148,966千円(前年同期は営業損失74,838千円)となりました。なお、AIソリ
ューション事業には提出会社の間接部門に係る費用168,817千円が配賦されています。
売上高の概況は下表のとおりです。
(単位:千円)
サービスタイプ別 売上高
534,172
ビジネスインテリジェンス
(362,244)
53,850
AIソリューション事業 ヘルスケア
(34,622)
10,247
海外AI
(4,632)
598,269
AIソリューション事業売上高 計
(401,499)
( )は前第2四半期連結累計期間の実績
4
(2)財政状態に関する説明
(資産)
総資産は、前連結会計年度末と比べて1,315,802千円減少し、12,126,822千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比べて969,602千円減少し、5,893,216千円となりました。これは主に、その他
のうち前払費用241,859千円が増加した一方で、売上高の減少に伴う受取手形及び売掛金の減少334,878千円及び現
金及び預金の減少866,536千円によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比べて346,200千円減少し、6,233,605千円となりました。これは主に、為替の
影響と償却によるのれんの減少126,320千円と顧客関連資産の減少115,549千円、時価評価による投資有価証券の減
少124,200千円によるものであります。
(負債)
負債合計は、前連結会計年度末と比べて49,883千円減少し、8,770,740千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比べて481,663千円増加し、5,229,063千円となりました。これは主に、追加借
入による短期借入金の増加600,000千円、支払による未払金の減少90,522千円によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比べて531,546千円減少し、3,541,677千円となりました。これは主に返済によ
る長期借入金の減少411,666千円と有価証券評価差額金の減少等による繰延税金負債の減少83,418千円によるもので
あります。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末と比べて1,265,918千円減少し、3,356,081千円となりました。これは主に配当
金と親会社株主に帰属する四半期純損失による利益剰余金の減少1,086,066千円、為替換算調整勘定の減少125,229
千円、その他有価証券評価差額金の減少52,935千円によるものであります。
(キャッシュ・フローの状況)
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、3,028,481千円となり
ました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と、その主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により減少した資金は358,105千円(前年同期比425,996千円の収入の減少)となりました。これは主に、
税金等調整前四半期純損失を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は491,363千円(前年同期比87,766千円の支出の増加)となりました。これは主に、
無形固定資産の取得による支出356,353千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は6,436千円(前年同期比742,431千円の支出の減少)となりました。これは主に、
短期借入れによる収入1,700,000千円、短期借入金の返済による支出1,100,000千円、長期借入金の返済による支出
477,266千円によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期連結業績予想につきましては、本日、別途開示いたしました「業績予想の修正および特別損失の計
上に関するお知らせ」をご参照ください。
(注)業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後
様々な要因によって記載内容と異なる可能性があることを予めご承知ください。
5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,926,008 3,059,471
受取手形及び売掛金 2,666,605 2,331,727
商品 1,051 77
貯蔵品 2,826 2,769
その他 351,042 614,167
貸倒引当金 △84,715 △114,996
流動資産合計 6,862,818 5,893,216
固定資産
有形固定資産
建物附属設備(純額) 145,194 120,213
車両運搬具(純額) 1,952 1,161
工具、器具及び備品(純額) 483,269 500,424
リース資産(純額) 100,498 60,741
その他(純額) 12,549 12,201
有形固定資産合計 743,464 694,741
無形固定資産
ソフトウエア 878,980 976,146
のれん 1,733,991 1,607,671
顧客関連資産 1,599,671 1,484,121
その他 326,763 340,228
無形固定資産合計 4,539,406 4,408,167
投資その他の資産
投資有価証券 872,114 747,914
差入保証金 161,533 128,924
長期預金 221,980 215,840
繰延税金資産 11,123 11,916
その他 30,183 26,101
投資その他の資産合計 1,296,934 1,130,696
固定資産合計 6,579,805 6,233,605
資産合計 13,442,624 12,126,822
6
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 137,568 158,247
短期借入金 1,100,000 1,700,000
1年内返済予定の長期借入金 933,520 865,466
1年内償還予定の新株予約権付社債 1,250,000 1,250,000
未払金 331,838 241,316
未払法人税等 80,292 39,566
賞与引当金 35,156 137,788
事業整理損失引当金 63,022 118,330
その他 815,999 718,347
流動負債合計 4,747,399 5,229,063
固定負債
長期借入金 3,475,323 3,063,656
繰延税金負債 167,825 84,407
退職給付に係る負債 49,991 62,399
資産除去債務 45,755 46,012
その他 334,329 285,201
固定負債合計 4,073,224 3,541,677
負債合計 8,820,624 8,770,740
純資産の部
株主資本
資本金 2,559,206 2,568,651
資本剰余金 2,343,293 2,352,737
利益剰余金 △676,120 △1,762,187
自己株式 △90 △90
株主資本合計 4,226,288 3,159,111
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 530,444 477,509
為替換算調整勘定 △412,128 △537,357
その他の包括利益累計額合計 118,316 △59,848
新株予約権 227,797 197,262
非支配株主持分 49,597 59,555
純資産合計 4,622,000 3,356,081
負債純資産合計 13,442,624 12,126,822
7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 5,610,207 4,909,201
売上原価 3,086,354 3,149,480
売上総利益 2,523,853 1,759,721
販売費及び一般管理費 2,326,857 2,535,540
営業利益又は営業損失(△) 196,996 △775,819
営業外収益
受取利息 1,194 1,610
受取配当金 14,400 18,000
為替差益 140,924 -
その他 1,351 2,565
営業外収益合計 157,870 22,176
営業外費用
支払利息 23,412 16,786
為替差損 - 53,537
シンジケートローン手数料 21,006 1,583
その他 11,204 2,410
営業外費用合計 55,624 74,317
経常利益又は経常損失(△) 299,241 △827,959
特別利益
新株予約権戻入益 16,990 31,952
特別利益合計 16,990 31,952
特別損失
固定資産除却損 603 2,488
構造改革費用 - 156,464
特別損失合計 603 158,953
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
315,629 △954,961
純損失(△)
法人税等 127,429 △26,457
四半期純利益又は四半期純損失(△) 188,200 △928,504
非支配株主に帰属する四半期純利益 2,458 9,957
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
185,742 △938,462
に帰属する四半期純損失(△)
8
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 188,200 △928,504
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 66,812 △52,935
為替換算調整勘定 221,235 △125,229
その他の包括利益合計 288,048 △178,164
四半期包括利益 476,249 △1,106,668
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 473,790 △1,116,626
非支配株主に係る四半期包括利益 2,458 9,957
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四
315,629 △954,961
半期純損失(△)
減価償却費 409,140 418,199
のれん償却額 76,435 75,284
シンジケートローン手数料 21,006 1,583
固定資産除却損 603 2,488
構造改革費用 - 156,464
新株予約権戻入益 △16,990 △31,952
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 9,955 12,464
賞与引当金の増減額(△は減少) 145,184 103,641
貸倒引当金の増減額(△は減少) 22,852 32,781
受取利息及び受取配当金 △15,594 △19,610
支払利息 23,412 16,786
為替差損益(△は益) △135,322 6,995
売上債権の増減額(△は増加) △163,181 284,214
たな卸資産の増減額(△は増加) △3,831 999
仕入債務の増減額(△は減少) △80,376 24,395
未払金の増減額(△は減少) △338 △45,968
その他 △250,890 △309,812
小計 357,693 △226,005
利息及び配当金の受取額 15,594 19,610
利息の支払額 △23,253 △15,680
構造改革費用の支払額 △87,424 △84,681
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △194,718 △51,349
営業活動によるキャッシュ・フロー 67,890 △358,105
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △136,848 △134,233
無形固定資産の取得による支出 △214,865 △356,353
貸付けによる支出 △5,041 △5,413
貸付金の回収による収入 1,430 3,721
差入保証金の差入による支出 △36,126 △3,136
差入保証金の回収による収入 9,524 4,050
営業権の取得による支出 △21,671 -
投資活動によるキャッシュ・フロー △403,597 △491,363
10
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 1,190,000 1,700,000
短期借入金の返済による支出 △1,590,000 △1,100,000
長期借入れによる収入 100,000 -
長期借入金の返済による支出 △483,380 △477,266
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △25,156 △26,264
新株予約権の行使による株式の発行による収入 63,238 12,194
配当金の支払額 - △114,369
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△1,000 -
による支出
シンジケートローン手数料の支払額 △2,160 △1,080
その他 △410 349
財務活動によるキャッシュ・フロー △748,868 △6,436
現金及び現金同等物に係る換算差額 68,697 △38,419
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,015,877 △894,325
現金及び現金同等物の期首残高 5,127,345 3,922,806
現金及び現金同等物の四半期末残高 4,111,467 3,028,481
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
株主資本の金額は前連結会計年度末日と比較して著しい変動はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。ただし、
当該見積実効税率を用いて計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を使用する方法を採
用しております。
(会計方針の変更)
(顧客との契約から生じる収益(ASC第606号)の適用)
米国会計基準を適用している在外連結子会社において「顧客との契約から生じる収益」(ASC第606号)を第1四
半期連結会計期間より適用しております。なお、四半期連結財務諸表に及ぼす影響は軽微であります。
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(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額 計算書計上額
リーガルテックAI AIソリューション 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 5,208,707 401,499 5,610,207 - 5,610,207
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 5,208,707 401,499 5,610,207 - 5,610,207
セグメント利益又は損失(△) 271,834 △74,838 196,996 - 196,996
(注) セグメント利益又はセグメント損失の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2. 報告セグメントごとの資産に関する情報
該当事項はありません。
3. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
4. 報告セグメントの変更等に関する事項
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額 計算書計上額
リーガルテックAI AIソリューション 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 4,310,931 598,269 4,909,201 - 4,909,201
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 4,310,931 598,269 4,909,201 - 4,909,201
セグメント損失(△) △626,852 △148,966 △775,819 - △775,819
(注) セグメント損失の合計額は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
2. 報告セグメントごとの資産に関する情報
該当事項はありません。
3. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
4. 報告セグメントの変更等に関する事項
前連結会計年度末より「リーガルテック事業」を「リーガルテックAI事業」に名称変更いたしました。当該変
更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。
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(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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