2158 M-FRONTEO 2019-11-14 16:00:00
業績予想の修正および特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                      2019 年 11 月 14 日



   各 位
                              株       式    会      社   F R O N T E O
                              代 表 取 締 役 社 長   守 本 正 宏
                              (コード番号:2158 東証マザーズ)
                              (NASDAQ ティッカーシンボル:FTEO)
                              問合せ先 取締役 管理本部長 上 杉 知 弘
                              電 話 番 号 0 3 - 5 4 6 3 - 6 3 4 4




              業績予想の修正および特別損失の計上に関するお知らせ




     最近の業績動向を踏まえ、2019 年5月 15 日に公表いたしました業績予想を下記の通り修
   正いたしましたので、お知らせいたします。
     また、特別損失を計上する見込みとなりましたので、あわせてお知らせいたします。


                              記


1. 2020 年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
                  売上高       営業利益          経常利益        親会社株主        1 株当たり
                                                      に帰属する        当期純利益
                                                      当期純利益
前回発表予想(A)           百万円       百万円           百万円            百万円            円   銭

                   11,600      200              116           10           0.26
今回発表予想(B)          10,500     △750             △840       △1,000         △26.22
増減額(B-A)           △1,100     △950             △956       △1,010              -
増減率(%)              △10.0         -              -            -               -
(ご参考)前期実績          11,262      244              203           52           1.37
(2019 年3月期)
  修正の理由


    当社は、様々なテクノロジーが活用されているリーガルテック業界において、市場環境の
  変化をいち早く捉え、AI を主体としたビジネスモデルへ転換するため、新たな体制構築に
  取組んでいます。しかしながら前回公表した業績見通しの前提よりも、営業マーケティング
  施策・人材最適化などを通じたビジネスモデルの転換に時間を要し、AI の本格展開が十分
  に出来ていないことから、2020 年3月期通期決算につきましては、リーガルテック AI 事業
  において売上高が当初の予想を 909 百万円下回る見込みとなりました。また、AI ソリュー
  ション事業では、ヘルスケア分野において中期的な見通しに変更はありませんが、当年度は
  想定していた受託研究案件や創薬企業向けの営業支援および業務支援のソリューション売
  上が想定以下であったため、売上高の見込みを当初の予想から 191 百万円下方修正いたし
  ました。
    損益面につきましては、米国子会社での拠点閉鎖、人員の最適化といった事業改革を行い
  ましたが、売上高が見込んでいた水準を大きく下回ること、またビジネスモデルの転換に必
  要なシニアマネジメント層の採用を推進したことから、営業利益を当初の見通しからリー
  ガルテック AI 事業で 810 百万円、AI ソリューション事業で 140 百万円、下方修正いたし
  ました。親会社株主に帰属する当期純利益は、構造改革費用を特別損失として計上すること
  から、当初予想を下回る見通しとなります。
    今後の成長に向けた重点施策として、①AI レビュー製品「KIBIT Automator」の活用推
  進による案件獲得、②営業組織体制を抜本的に見直し、企業営業に特化した組織の新設、
  ③早期の売上貢献を目的としたヘルスケアビジネスの実用化フェーズへの推進、に取組ん
  でおり売上高拡大に努めてまいります。


   (注)上記業績予想は、本資料作成日現在において入手可能な情報に基づき作成したもの
    であり、実際の業績等は今後、為替の変動等様々な要因によって記載内容と異なる可能性
    があることを予めご承知ください。


2. 特別損失の内容
    当社は、連結子会社であるFRONTEO USA, Inc.において、AI を主体とした
  ビジネスモデル転換をより加速させるため、拠点閉鎖および人員最適化といった事業改革
  を実施しました。この結果、当第2四半期連結会計期間に構造改革費用 156 百万円を特別損
  失として計上いたしました。


                                                 以上