2158 M-FRONTEO 2019-08-14 16:00:00
2020年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

             2020年3月期           第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                  2019年8月14日
上 場 会 社 名   株式会社FRONTEO                             上場取引所               東
コ ー ド 番 号   2158                                    URL     https://www.fronteo.com/
代   表   者  (役職名) 代表取締役社長                            (氏名) 守本 正宏
問合せ先責任者    (役職名) 取締役 管理本部長                          (氏名) 上杉 知弘             (TEL)03(5463)6344
四半期報告書提出予定日       2019年8月14日                        配当支払開始予定日                       -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無       : 無
 
                                                                                       (百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計)                                                         (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                            
                                                                              親会社株主に帰属
                       売上高                   営業利益                    経常利益
                                                                              する四半期純利益
                       百万円          %        百万円              %      百万円           %           百万円       %
 2020年3月期第1四半期     2,583        △6.3    △444                 -     △479  -     △444   -
 2019年3月期第1四半期     2,756         2.9      158                -      222  -      139   -
(注) 包括利益 2020年3月期第1四半期          △601 百万円 ( -%)              2019年3月期第1四半期 172 百万円 ( -%)
 
                                            潜在株式調整後
                     1株当たり
                                              1株当たり
                    四半期純利益
                                             四半期純利益
                                円   銭                   円     銭
 2020年3月期第1四半期               △11.65                           -
 2019年3月期第1四半期                 3.66                         3.61
 
(2)連結財政状態
                                                                                   
                       総資産                      純資産                自己資本比率
                                百万円                     百万円                        %
 2020年3月期第1四半期        12,872                            3,867                  28.0
 2019年3月期             13,442                            4,622                  32.3
(参考) 自己資本 2020年3月期第1四半期 3,609 百万円                       2019年3月期         4,344 百万円
 
2.配当の状況
                                                                                   
                                                    年間配当金

                  第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                              期末             合計
                        円   銭           円   銭           円     銭          円   銭         円   銭
  2019年3月期         -    0.00                                  -          3.00           3.00
  2020年3月期         -
  2020年3月期(予想)          0.00                                  -          3.00           3.00
 (注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無                         :   無
 
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
                                                                             (%表示は、対前期増減率)
                                                                         親会社株主に帰属  1株当たり
                 売上高            営業利益                    経常利益
                                                                          する当期純利益  当期純利益
              百万円       %           百万円         %       百万円         %        百万円           %         円   銭
    通期      11,600 3.0 200 △18.2                             116 △42.9           10 △80.9            0.26
 (注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :                           無
 
※       注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                      : 無

        (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)

        新規   - 社 (社名)            、除外   -   社 (社名)

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                      : 有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
                                                                     
        ①   会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                  : 有

        ②   ①以外の会計方針の変更                         : 無

        ③   会計上の見積りの変更                          : 無

        ④   修正再表示                               : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
        ①   期末発行済株式数(自己株式を含む)      2020年3月期1Q       38,149,862株   2019年3月期     38,123,862株

        ②   期末自己株式数                2020年3月期1Q             696株    2019年3月期           696株

        ③   期中平均株式数(四半期累計)         2020年3月期1Q       38,132,481株   2019年3月期1Q   38,044,623株

 
※   四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※   業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
    ・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
    判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
    績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
 
○添付資料の目次
 
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………5

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………5

    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………6

    (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………6

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………8

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………10

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………10

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………10

      (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………10

      (会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………10

      (セグメント情報等) …………………………………………………………………………………11

      (重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………12




                          1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明

  当社グループは『Bright Valueの実現~記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、
 情報社会のフェアネスを実現する~』という企業理念のもと、独自開発の人工知能(AI)エンジン「KIBIT(キビッ
 ト)」及び「Concept Encoder(コンセプトエンコーダー)」を柱とする高度な情報解析技術を駆使し、祖業である国
 際訴訟支援、不正調査から製造、金融、小売、流通、そして医療分野といったさまざまなフィールドで、必要かつ
 適切な情報に出会えるフェアな世界の実現および社会課題の解決に貢献しております。


  リーガルテックAI事業につきましては、eディスカバリ(アジア企業案件)市場は今後も年平均成長率15%程度の
 拡大が続くと予想されております(Mordor Intelligence“Global e-DiscoveryMarket 2017-2023”)。これは、e
 ディスカバリの対象となる“企業が保有する電子情報のデータ量”が継続的に増大していることが主因でありま
 す。一方、データ容量あたりの解析サービス料の引き下げ圧力は年々高まり、不採算案件を抱え困窮するベンダー
 も多く発生しております。
  こうした状況から、eディスカバリの工程の中でも採算を確保しやすいProcess等の案件獲得にフォーカスする一
 方、人件費が嵩み利幅の低いレビュー工程を下請けに切り出す戦略に出るベンダー等が出現しております。
  しかし、レビュー工程はデータ量の増加に伴い多くの時間がかかる工程であることや、eディスカバリ費用の7割
 を占めていることから、テクノロジーの活用による効率化が求められており、当社は大きなビジネスチャンスだと
 捉えています。さらに、米国では、レビュー対象文書の数の大幅な削減に貢献している「テクノロジー支援型レビ
 ュ ー (TAR)」 の 利 活 用 方 法 を 定 め た ガ イ ド ラ イ ン (Bolch Judicial Institute, Duke Law School“Technology
 Assisted Review (TAR) Guidelines”)が出ました。当該ガイドラインは、TARの定義とプロセス、活用例や導入に
 あたって法律事務所・ユーザ企業が考慮すべき検討ポイントについて解説したものであり、レビュー工程における
 テクノロジーの活用が推奨されています。


  当社は、こうした環境の変化を捉え、2019年3月にAIレビューツール「KIBIT Automator」をリリースし、同ツー
 ルを活用した文書レビューの提案を推進してまいりました。その結果、従来の手法であれば全てレビューすべきで
 あった文書の過半数を、AIのみのレビューで「人間によるレビューは不要」と判断し、レビュー担当者は残りの文
 書を確認するだけで従来と同等の品質が確保できるといった事例も出てくるなど、一定の成果が出ております。
  しかしながら、前期末に掲げた営業組織力の強化施策が、特に米国子会社で完遂に時間を要しており、売上貢献
 に至っていない状況です。リーガルテック先進国である米国では、以前から企業自身がベンダー選定を主導してい
 くという考えは存在していましたが、法律事務所にベンダー選定を一任することが主流となっていました。しかし、
 先に述べたデータ量の増加による金銭的、時間的負担が増大したことから、今まで以上に企業自身がテクノロジー
 を活用したソリューションを求め始め、積極的にベンダー選定に介入する動きが活発になりました。そうした動き
 から、他のベンダーは企業から直接案件を受注すべく、企業へのマーケティング施策を強化している一方、当社米
 国子会社はその対応が遅れ、リーガルテックAI事業において、売上高が低調となり、営業損失を計上しました。
  今後は、引き続き「KIBIT Automator」の提案活動や、平時から活用できるソリューションの提言、営業・マーケ
 ティングのシニアマネジメント層の強化、技術営業の促進、多面的な営業活動の活性化といった営業組織力の強化
 を進めていくことで受注確度の向上、売上高の増加に繋げてまいります。




                                              2
 AIソリューション事業につきましては、国内においてビジネスインテリジェンス、ヘルスケアの各分野が好調に
推移した結果、当社AI製品の導入社数を184社(前年同期比1.6倍)と積み上げ、セグメント全体の売上高は前年同期
比88.2%増と堅調に推移いたしました。
 国内AI市場は、労働人口の減少が予測されるなか、生産性向上や労働の自動化を目指す「働き方改革」に向けた
取り組みが追い風となり、企業のAIに対する投資機運が高まっております。さらに近年では、企業の法令順守(コン
プライアンス)の負担が増しており、ITを用いて多様な法規制等に対応する「レグテック」のニーズが高まっており
ます。
 当社は、こうした顧客ニーズに対応していくため、景品表示法や金融商品取引法等への対応を想定した「KIBIT
広告審査ソリューション」等の販売を積極的に行っております。レグテックは今後もニーズが見込まれる分野と考
えており、引き続き注力してまいります。


 また、ヘルスケア分野では、「客観性」「透明性」「再現性」を兼ね備えた新規の人工知能(AI)エンジン
「Concept Encoder(コンセプトエンコーダー。以下CEと表記します。)」を用いた「創薬研究支援AIシステム」の
提供を開始いたしました。
 創薬研究支援AIシステムは、2018年11月に発表した新規医薬品候補探索技術をベースに、文献や遺伝子発現など
の情報を含むデータベースをあらかじめパッケージ化し、クラウドサービスとして提供することで、より効率的に
製薬企業の創薬研究における候補化合物発見のスピードアップを支援するものです。
 従来の論文解析で用いられてきた辞書型や文法学習型のAIは、使用に先立って研究者がコーディングの知識を学
ぶ必要や、常に単語と意味のデータベースをアップデートする必要がありました。さらに、初期のトライアルやPoC
(概念実証)には、何ヶ月もの期間と大規模な予算が必要と言われていました。この点において、創薬研究支援AI
システムは、創薬の調査過程で活用が必須となる、疾患や遺伝子に関する論文1,400万本と、公開データ170万件の
データベースを備え、これらのデータはCEがあらかじめ学習済みで即時に探索・解析可能であること、また、オン
プレミスの場合は数百万円レベルのサーバーで稼働できることから、スーパーコンピュータなどの大型設備が不要
という強みを有しています。
 今後も、EBM(Evidence-Based-Medicine。根拠に基づく医療) に欠かせない「統計学的手法」を自然言語処理に導
入したCEの強みを活かし、ヘルスケアセクターでのビッグデータの利活用ならびにソリューション提供の促進を実
現してまいります。


 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高が2,583,304千円(前年同期比6.3%減)と低調と
なり、営業損失444,479千円(前年同期は158,860千円の営業利益)、経常損失479,243千円(前年同期は222,350千
円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失444,263千円(前年同期は139,411千円の親会社株主に帰属す
る四半期純利益)と、前年同期を下回る結果となりました。




                               3
     各事業の当第1四半期連結累計期間の概況は以下のとおりです。


    (リーガルテックAI事業)
     ① eディスカバリサービス
          eディスカバリサービスにつきましては、従来法律事務所に一任されていたベンダーの決定権が、品質やコス
     ト意識の高い顧客企業が主体的に選定する形式に移行するといった、案件の商流に変化がありました。この市場
     環境の変化に対し、特に米国子会社の対応が遅れた影響により、売上高は2,128,175千円(前年同期比16.0%減)
     となりました。
 
     ② フォレンジックサービス
         フォレンジックサービスにつきましては、第三者委員会への調査協力等、AI技術を活用した日本国内の大型調
     査案件の獲得及び、ペイメントカードのフォレンジック調査やコンサルティングサービスの案件増加により、売
     上高は175,012千円(前年同期比133.5%増)となりました。
 
      以上の結果、リーガルテックAI事業の売上高は2,303,187千円(前年同期比11.7%減)となりました。なお、営
     業損益に関しましては、利益率の高いHostingの売上が減少したこと及びシニアマネジメント層への投資を行った
     ことによる人件費の増加により、357,075千円の営業損失(前年同期は237,083千円の営業利益)となりました。


     サービスタイプ別の売上高の概況は下表のとおりです。
                                                     (単位:千円)
                         サービスタイプ別                     計
                                                         705,945
                              Review
                                                        (651,348)
                                                         378,030
                              Collection, Process
                                                        (613,112)
      ①eディスカバリサービス
                                                       1,044,199
                              Hosting
                                                      (1,267,797)
                                                       2,128,175
                              計
                                                      (2,532,258)
                                                         175,012
      ②   フォレンジックサービス
                                                         (74,941)
                                                       2,303,187
      リーガルテックAI事業売上高 計
                                                      (2,607,199)
     (    )は前第1四半期連結累計期間の実績


     顧客ホームカントリー別の売上高の概況は下表のとおりです。
                                                     (単位:千円)
                        顧客ホームカントリー別                   計
                                                       1,191,405
      日本・アジア
                                                      (1,212,820)
                                                       1,111,782
      米国・欧州
                                                      (1,394,379)
                                                       2,303,187
      リーガルテックAI事業売上高 計
                                                      (2,607,199)
     (    )は前第1四半期連結累計期間の実績




                                    4
 (AIソリューション事業)
    AIソリューション事業につきましては、ビジネスインテリジェンス分野、ヘルスケア分野ともに、案件の大型
  化及びAI製品の導入社数の積み上げによって順調に推移した結果、売上高は前年同期比88.2%増加し280,116千円
  となりました。しかしながら、営業損益に関しましては、売上高増加に伴い間接費用が増加したこと等が影響し、
  87,403千円の営業損失(前年同期は78,223千円の営業損失)となりました。なお、AIソリューション事業には提
  出会社の間接部門に係る費用75,998千円が含まれております。


  サービスタイプ別の売上高の概況は下表のとおりです。
                                                      (単位:千円)
                        サービスタイプ別                      売上高
                                                         247,390
                              ビジネスインテリジェンス
                                                        (133,158)
                                                          28,400
   AIソリューション事業                ヘルスケア
                                                         (12,529)
                                                           4,325
                              海外AI
                                                          (3,112)
                                                          280,116
   AIソリューション事業売上高 計
                                                        (148,801)
  (   )は前第1四半期連結累計期間の実績


(2)財政状態に関する説明

  (資産)
  総資産は、前連結会計年度末と比べて570,331千円減少し、12,872,293千円となりました。
  流動資産は、前連結会計年度末と比べて331,778千円減少し、6,531,040千円となりました。これは主に、その他
 のうち仮払金が93,658千円、前払費用が354,571千円増加したものの、一時的な支払による現金及び預金の減少
 512,627千円、売上高の減少に伴う受取手形及び売掛金の減少257,803千円によるものであります。
  固定資産は、前連結会計年度末と比べて238,553千円減少し、6,341,252千円となりました。これは主に、償却に
 よるソフトウェアの減少20,845千円、為替の影響と償却によるのれんの減少91,049千円、保有株式の時価の下落に
 よる投資有価証券の減少112,500千円によるものであります。


  (負債)
  負債合計は、前連結会計年度末と比べて184,287千円増加し、9,004,911千円となりました。
  流動負債は、前連結会計年度末と比べて569,517千円増加し、5,316,917千円となりました。これは主に、買掛金
 の減少76,577千円及び未払法人税等の減少36,293千円により一部相殺されたものの、借入による短期借入金の増加
 600,000千円、未払配当金が生じたことによる未払金の増加85,870千円によるものであります。
  固定負債は、前連結会計年度末と比べて385,229千円減少し、3,687,994千円となりました。これは主に、返済に
 よる長期借入金の減少315,109千円及び有価証券評価差額金の減少等による繰延税金負債の減少47,087千円によるも
 のであります。


  (純資産)
  純資産合計は、前連結会計年度末と比べて754,619千円減少し、3,867,381千円となりました。これは主に配当金
 及び親会社株主に帰属する四半期純損失による利益剰余金の減少591,868千円、為替換算調整勘定の減少116,869千
 円、その他有価証券評価差額金の減少44,817千円によるものであります。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

   2020年3月期連結業績予想につきましては、前回公表時(2019年5月15日)から変更はございません。
  (注)業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後

         様々な要因によって記載内容と異なる可能性があることを予めご承知ください。




                                   5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                     (単位:千円)
                          前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                         (2019年3月31日)           (2019年6月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                         3,926,008            3,413,381
   受取手形及び売掛金                      2,666,605            2,408,802
   商品                                 1,051                1,778
   貯蔵品                                2,826                3,281
   その他                              351,042              798,594
   貸倒引当金                           △84,715              △94,797
   流動資産合計                         6,862,818            6,531,040
 固定資産
   有形固定資産
     建物附属設備(純額)                     145,194              139,818
     車両運搬具(純額)                        1,952                1,528
     工具、器具及び備品(純額)                  483,269              474,689
     リース資産(純額)                      100,498               80,832
     その他(純額)                         12,549               12,187
     有形固定資産合計                       743,464              709,056
   無形固定資産
     ソフトウエア                         878,980              858,135
     のれん                          1,733,991            1,642,941
     顧客関連資産                       1,599,671            1,517,942
     その他                            326,763              433,008
     無形固定資産合計                     4,539,406            4,452,027
   投資その他の資産
     投資有価証券                         872,114              759,614
     差入保証金                          161,533              156,873
     長期預金                           221,980              215,580
     繰延税金資産                          11,123               23,675
     その他                             30,183               24,424
     投資その他の資産合計                   1,296,934            1,180,168
   固定資産合計                         6,579,805            6,341,252
 資産合計                            13,442,624           12,872,293




                     6
                                                      (単位:千円)
                           前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                          (2019年3月31日)           (2019年6月30日)
負債の部
 流動負債
   買掛金                               137,568               60,990
   短期借入金                           1,100,000            1,700,000
   1年内返済予定の長期借入金                     933,520              902,084
   1年内償還予定の新株予約権付社債                1,250,000            1,250,000
   未払金                               331,838              417,709
   未払法人税等                             80,292               43,999
   賞与引当金                              35,156               83,600
   事業整理損失引当金                          63,022               47,651
   その他                               815,999              810,882
   流動負債合計                          4,747,399            5,316,917
 固定負債
   長期借入金                           3,475,323            3,160,213
   繰延税金負債                            167,825              120,738
   退職給付に係る負債                          49,991               57,284
   資産除去債務                             45,755               45,883
   その他                               334,329              303,874
   固定負債合計                          4,073,224            3,687,994
 負債合計                              8,820,624            9,004,911
純資産の部
 株主資本
   資本金                             2,559,206            2,568,651
   資本剰余金                           2,343,293            2,352,737
   利益剰余金                           △676,120            △1,267,989
   自己株式                                 △90                  △90
   株主資本合計                          4,226,288            3,653,309
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                      530,444              485,627
   為替換算調整勘定                        △412,128             △528,998
   その他の包括利益累計額合計                     118,316             △43,370
 新株予約権                               227,797              203,401
 非支配株主持分                              49,597               54,041
 純資産合計                             4,622,000            3,867,381
負債純資産合計                           13,442,624           12,872,293




                      7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第1四半期連結累計期間
                                                            (単位:千円)
                          前第1四半期連結累計期間            当第1四半期連結累計期間
                            (自 2018年4月1日            (自 2019年4月1日
                            至 2018年6月30日)           至 2019年6月30日)
売上高                                  2,756,001                2,583,304
売上原価                                 1,517,565                1,670,382
売上総利益                                1,238,435                  912,921
販売費及び一般管理費                           1,079,575                1,357,401
営業利益又は営業損失(△)                          158,860                △444,479
営業外収益
 受取利息                                       303                     747
 受取配当金                                   14,400                  18,000
 為替差益                                    78,505                      -
 その他                                        315                     271
 営業外収益合計                                 93,524                  19,019
営業外費用
 支払利息                                    12,273                   8,774
 為替差損                                        -                   43,035
 シンジケートローン手数料                             7,937                     824
 その他                                      9,823                   1,148
 営業外費用合計                                 30,033                  53,783
経常利益又は経常損失(△)                           222,350                △479,243
特別利益
 新株予約権戻入益                                16,898                  27,703
 特別利益合計                                  16,898                  27,703
特別損失
 固定資産除却損                                     -                    1,512
 特別損失合計                                      -                    1,512
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
                                        239,248                △453,052
純損失(△)
法人税等                                     99,473                 △13,232
四半期純利益又は四半期純損失(△)                       139,775                △439,820
非支配株主に帰属する四半期純利益                            363                   4,443
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
                                        139,411                △444,263
に帰属する四半期純損失(△)




                           8
  四半期連結包括利益計算書
   第1四半期連結累計期間
                                                     (単位:千円)
                    前第1四半期連結累計期間           当第1四半期連結累計期間
                      (自 2018年4月1日           (自 2019年4月1日
                      至 2018年6月30日)          至 2019年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△)               139,775                △439,820
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                   △63,690                 △44,817
 為替換算調整勘定                         96,623               △116,869
 その他の包括利益合計                       32,933               △161,687
四半期包括利益                          172,708               △601,507
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                 172,344               △605,951
 非支配株主に係る四半期包括利益                     363                  4,443




                     9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。




  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
   株主資本の金額は前連結会計年度末日と比較して著しい変動はありません。




  (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
   税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
  用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。




  (会計方針の変更)
  (顧客との契約から生じる収益(ASC第606号)の適用)
   米国会計基準を適用している在外連結子会社において「顧客との契約から生じる収益」(ASC第606号)を当第1
  四半期連結会計期間より適用しております。なお、四半期連結財務諸表に及ぼす影響は軽微であります。




                            10
    (セグメント情報等)


Ⅰ   前連結会計年度(自   2018年4月1日    至   2018年6月30日)
    1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                          (単位:千円)
                                      報告セグメント                             四半期連結損益
                                                                   調整額
                                                                           計算書計上額
                                                                   (注1)
                    リーガルテックAI AIソリューション                計                     (注2)

売上高

 外部顧客への売上高              2,607,199            148,801   2,756,001      -     2,756,001
 セグメント間の内部
                                 -                -           -       -            -
 売上高又は振替高
          計             2,607,199            148,801   2,756,001      -     2,756,001

セグメント利益又は損失(△)              237,083      △78,223         158,860      -       158,860
 (注) 1   売上高の調整額は、セグメント間取引消去になります。
     2   セグメント利益又はセグメント損失の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。


    2. 報告セグメントごとの資産に関する情報
         該当事項はありません。


    3. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
         該当事項はありません。


    4. 報告セグメントの変更等に関する事項
         該当事項はありません。
      




                                        11
Ⅱ   当連結会計年度(自    2019年4月1日   至   2019年6月30日)
    1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                              (単位:千円)
                                     報告セグメント                                  四半期連結損益
                                                                   調整額
                                                                               計算書計上額
                                                                   (注1)
                     リーガルテックAI AIソリューション                計                        (注2)

売上高

 外部顧客への売上高               2,303,187           280,116   2,583,304          -     2,583,304
 セグメント間の内部
                                 -                -           -           -            -
 売上高又は振替高
             計           2,303,187           280,116   2,583,304          -     2,583,304

セグメント損失(△)               △357,075        △87,403       △444,479           -     △444,479
 (注) 1   売上高の調整額は、セグメント間取引消去になります。
     2   セグメント損失の合計額は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。


    2. 報告セグメントごとの資産に関する情報
         該当事項はありません。
          
    3. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
         該当事項はありません。
          
    4. 報告セグメントの変更等に関する事項
         該当事項はありません。




    (重要な後発事象)
     当社グループは、2019年8月1日より連結子会社であるFRONTEO USA, Inc.において、経営改善を目的とし、人
    員削減を実施することといたしました。
     なお、本件に関する費用は第2四半期以降に発生する予定であります。詳細につきましては精査中です。




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