2158 M-FRONTEO 2019-05-15 16:00:00
2019年3月通期予想値と実績値との差異、新株予約権(有償ストック・オプション)の消滅、および、個別決算における関係会社株式評価損に関するお知らせ [pdf]

                                                2019 年5月 15 日



 各 位
                            株    式 会 社   F R O N T E       O
                            代 表 取 締 役 社 長   守 本 正 宏
                            (コード番号:2158 東証マザーズ)
                            (NASDAQ ティッカーシンボル:FTEO)
                            問合せ先 取締役 管理本部長 上 杉 知 弘
                            電 話 番 号 0 3 - 5 4 6 3 - 6 3 4 4




               2019 年3月通期予想値と実績値との差異、
           新株予約権(有償ストック・オプション)の消滅、および、
            個別決算における関係会社株式評価損に関するお知らせ



  2019年2月14日に公表いたしました2019年3月期通期連結業績予想の修正数値と本
 日公表の実績値に差異が生じましたので下記の通りお知らせいたします。
  また、2017 年6月 14 日開催の当社取締役会において決議し、当社の取締役及び従業員並
 びに当社子会社の取締役及び従業員向けに発行した新株予約権のすべての消滅、ならびに、
 個別決算において関係会社株式評価損につきまして、あわせてお知らせいたします。


                            記


 1. 2019 年3月通期予想値と実績値との差異


                                                親会社株主
                                                           1 株当たり
                 売上高       営業利益        経常利益     に帰属する
                                                           当期純利益
                                                当期純利益
                   百万円          百万円      百万円       百万円          円   銭

前回発表予想(A)         11,421         246      139        14          0.37
実績値(B)            11,292         216      175        69          1.84
増減額(B-A)           △129         △30       36         55
増減率(%)             △1.1     △12.2        25.9      392.9
(ご参考)前期実績         12,217         177     △16       △828        △21.79
(2018 年3月期)
  差異の理由
   売上高、営業利益および経常利益は概ね前回公表した予想通りの結果となりました。
   親会社株主に帰属する当期純利益は、為替差損等の営業外費用が当初の想定を下回
  ったこと、および、以下、
             「2.新株予約権(有償ストック・オプション)の消滅」に記
  載する特別利益を計上したことを主な理由として、前回予想を 55 百万円上回る 69 百
  万円となりました。


2. 新株予約権(有償ストック・オプション)の消滅
(1) 消滅の対象となる新株予約権の内容


 ① 取締役会決議日         2017 年6月 14 日
 ② 新株予約権の権利行使期間    2019 年7月1日から 2022 年7月6日
 ③ 新株予約権の割当対象者     当社取締役及び従業員、当社子会社取締役及び従業員
 ④ 新株予約権の権利行使価格    1株あたり 731 円
 ⑤ 発行した新株予約権の数     7,510 個(751,000 株)
 ⑥ 消滅後の新株予約権の数     0個


(2) 新株予約権の消滅の理由
   当社が発行いたしました上記新株予約権につきましては、以下に記載の新株予約権
  の行使の条件を満たさなくなったため、当該新株予約権のすべてが消滅するものであ
  ります。


  <当該新株予約権の行使条件>
   新株予約権者は、2018 年3月期及び 2019 年3月期の有価証券報告書に記載される連
  結損益計算書(連結損益計算書を作成していない場合、損益計算書)における営業利益
  の累計額が下記(a)乃至(b)に掲げる条件を満たしている場合、各新株予約権者に割
  り当てられた本新株予約権のうち、それぞれに掲げる割合(以下、
                               「行使可能割合」と
  いう。)の個数を行使することができる。ただし、行使可能な本新株予約権の数に1個
  未満の端数が生じる場合には、これを切り捨てた数とし、国際財務報告基準の適用等に
  より参照すべき項目の概念に重要な変更があった場合には、別途参照すべき指標を取
  締役会で定めるものとする。
   (a)800 百万円を超過した場合:行使可能割合:50%
   (b)1,000 百万円を超過した場合:行使可能割合:100%
 (注)その他の行使条件等の詳細に関しては、2017 年6月 14 日付「募集新株予約権
   (有償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ」をご確認ください。
(3) 新株予約権の消滅日
   2019 年6月 28 日(予定)


(4) 新株予約権戻入益について
   上記新株予約権の消滅により、2019 年3月期(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)
  において、
      特別利益として新株予約権戻入益 19,899 千円を計上することとなりました。


3. 関係会社株式評価損(個別決算)
(1) 当該事象の内容
   当社が保有する関係会社株式のうち、連結子会社である FRONTEO ヘルスケア株式会
  社の株式について、帳簿価格に対して実質価値が著しく低下したため「金融商品に関す
  る会計基準」に基づき減損処理を行い、2019 年3月期の当社個別決算において特別損
  失として関係会社株式評価損 371 百万円を計上することといたしました。


(2) 連結業績への影響
   上記の関係会社株式評価損は、連結決算においては相殺消去されるため、当社連結業
  績への影響はございません。
                                                 以上