2158 M-FRONTEO 2021-05-20 16:00:00
2021年3月通期予想値と実績値との差異、営業外費用(訴訟損失引当金繰入額)、特別利益(新株予約権戻入益)の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                  2021 年5月 20 日



 各 位
                           株 式 会 社       F R O N T E O
                           代 表 取 締 役 社 長 守 本 正 宏
                           (コード番号:2158 東証マザーズ)
                           問合せ先 取締役 管理本部長 上 杉 知 弘
                           電 話 番 号       0 3 - 5 4 6 3 - 6 3 4 4




          2021 年3月通期予想値と実績値との差異、
    営業外費用(訴訟損失引当金繰入額)  、特別利益(新株予約権戻入益)
                 の計上に関するお知らせ



  2020年5月20日に公表いたしました2021年3月期通期連結業績予想値と本日公表の
 実績値との差異、営業外費用及び特別利益の計上に関しまして下記の通りお知らせい
 たします。


                           記


 1. 2021 年3月通期予想値と実績値との差異


                                                 親会社株主
                                                             1 株当たり
               売上高        営業利益         経常利益      に帰属する
                                                             当期純利益
                                                 当期純利益
                 百万円           百万円       百万円         百万円            円   銭

前回発表予想(A)        11,000          200        97          10           0.26


実績値(B)           10,370          507       330         359           9.33

増減額(B-A)         △630            307       233         349
増減率(%)           △5.7          153.5     240.2          ―
(ご参考)前期実績        10,470        △844      △992        △929          △24.37
(2020 年3月期)
(差異の理由)
   2021 年3月期通期の業績につきましては、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰
  属する当期純利益が前回公表した予想値を大幅に上回りました。これは、当社グループ
  が前期から着手している AI を主体としたビジネスモデルへのポートフォリオトランス
  フォーメーションをさらに加速させ、AI ソリューション事業を展開している各分野に
  おいて営業活動を推進した結果であり、具体的には以下の理由によります。
(1)ライフサイエンス AI 分野においては、複数の大手企業とのパートナーシップが加速
  し、新たなコア事業として経営基盤を構築いたしました。大型案件のマイルストーンフ
  ィーの獲得や論文探索 AI システム「Amanogawa」が製薬企業において普及したこと
  等により、売上高が大きく伸長し、収益化が進展いたしました。
(2)ビジネスインテリジェンス分野においては、企業の DX の推進を背景に、不正の早期
  検知のためのオンラインコミュニケーション監査システムや、顧客との営業応接記録
  を法令や社内規程に基づいて解析するコンプライアンスチェックソリューションを拡
  販した結果、特に金融分野において、複数の大型案件を獲得いたしました。
(3)前期に実施した米国子会社において、人件費やオフィス費用の削減等のコスト最適化
  が寄与いたしました。


2. 営業外費用(訴訟損失引当金繰入額)の計上
  当連結会計年度において、当社の連結子会社(孫会社)である、FRONTEO Philippines,
 Inc.にて、2018 年3月期に実施した事業改革に関連した労務紛争等について、訴訟損失
 引当金繰入額 64,933 千円を営業外費用として計上いたしました。


3. 特別利益(新株予約権戻入益)の計上
   当連結会計年度において、ストックオプションとして発行した新株予約権の行使期
  間満了に伴い、新株予約権戻入益 66,152 千円を特別利益として計上いたしました。


                                               以上