2158 M-FRONTEO 2021-02-15 16:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月15日
上 場 会 社 名 株式会社FRONTEO 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2158 URL https://www.fronteo.com/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)守本 正宏
問合せ先責任者 (役職名)取締役 管理本部長 (氏名)上杉 知弘 (TEL)03(5463)6344
四半期報告書提出予定日 2021年2月15日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 7,562 0.9 65 - △7 - △13 -
2020年3月期第3四半期 7,496 △10.8 △907 - △948 - △1,037 -
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 △26 百万円 ( -%) 2020年3月期第3四半期 △1,051 百万円 ( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 △0.35 -
2020年3月期第3四半期 △27.19 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 11,291 3,940 33.4
2020年3月期 10,461 3,310 29.1
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 3,773 百万円 2020年3月期 3,043 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 - 0.00 -
2021年3月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 11,000 5.1 200 - 97 - 10 - 0.26
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 - 社 (社名) 、除外 - 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 39,207,862株 2020年3月期 38,149,862株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 696株 2020年3月期 696株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 38,273,809株 2020年3月期3Q 38,143,604株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………6
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………10
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………10
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………10
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………11
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………11
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………12
継続企業の前提に関する重要事象等の解消 …………………………………………………………12
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株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループは「Bright Valueの実現~記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、
情報社会のフェアネスを実現する~」という企業理念のもと、独自開発の人工知能(AI)エンジン「KIBIT(キビッ
ト)」及び「Concept Encoder(コンセプトエンコーダー)」を柱とする高度な情報解析技術を駆使し、創薬支援、
診断支援、金融・人事・営業支援などさまざまなフィールドで、必要かつ適切な情報に出会えるフェアな世界の実
現及び社会課題の解決に貢献しております。
当第3四半期連結会計期間におけるAIソリューション事業につきましては、ライフサイエンスAI分野、ビジネスイ
ンテリジェンス分野共に複数のプロジェクトに関して進捗が見られました。新たなコア事業となったライフサイエ
ンスAI分野では、注力しているデジタルヘルス領域、ドラッグディスカバリ領域において事業化が進展しておりま
す。
デジタルヘルス領域では、開発中の「会話型認知症診断支援AIシステム」に関し、独立行政法人医薬品医療機器
総合機構(PMDA)と臨床試験入りに向けて最終協議をしている状況です。引き続き、世界初となる言語系AI医療機
器としての承認・上市に向けて準備を進めてまいります。また、昨年申請していた第一種医療機器製造販売業許可
について、2021年1月に取得することができました。これにより、AI医療機器の技術開発から製品開発・臨床開
発・製造・販売まで一気通貫して自社で行い、提供することが可能となります。
ドラッグディスカバリ領域では、武田薬品工業株式会社T-CiRAディスカバリーと共に、当社独自のAI創薬技術を
活用して希少疾患を対象とした新たな薬剤の発見、開発に協力する共同事業を開始いたしました。本事業によって
創薬研究の高度化と成功確率の向上を図り、AIによる創薬研究の生産性向上を目指します。
また、新たな取り組みとして、「内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」 第2期で採択された「AI
ホスピタルによる高度診断・治療システム」の構築に向けたプロジェクトに協力参加することを2021年1月に発表
いたしました。当社は本プロジェクトにおいて、医療情報データベースの構築やより精度の高い診断補助・治療支
援システムの実現を目指します。
ビジネスインテリジェンス分野では、新型コロナウイルス感染症対策の一環として新しい生活様式やテレワーク
が浸透するなか、テレワークなどに対応した企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速したことで、
当社のAIソリューションへのニーズも一層高まっております。そうした状況を背景に、当第3四半期連結会計期間
では当社の「KIBIT」製品の導入が進み、金融分野での大型案件の獲得に繋がるなど好調に推移いたしました。
リーガルテックAI事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が当連結会計年度上期より続いて
おり、当第3四半期連結会計期間もeディスカバリ、フォレンジック共に国内における新規案件の受注が低調に推移
いたしました。今後は米国市場にシフトした営業活動を加速させ、引き続きAIレビューツール「KIBIT Automator」
を活用した案件の受注を積み上げてまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高が7,562,131千円(前年同期比0.9%増)となり、営
業利益65,555千円(前年同期は907,358千円の営業損失)、経常損失7,794千円(前年同期は948,537千円の経常損
失)、親会社株主に帰属する四半期純損失13,290千円(前年同期は1,037,117千円の親会社株主に帰属する四半期純
損失)と、前年同期を上回る結果となりました。
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各事業の当第3四半期連結累計期間の概況は以下のとおりです。
(AIソリューション事業)
ライフサイエンスAI分野では複数の大手企業とのパートナーシップが加速し、当社のコア事業として着実に事業
化が進展しております。大型案件のマイルストーンフィーを獲得するなど前年同期比で売上高の増加に大きく寄与
しました。また、ビジネスインテリジェンス分野ではIT投資が堅調な金融分野にて大型案件を獲得いたしました。
この結果、売上高は前年同期比61.7%増加し1,443,307千円、営業損益に関しましては、売上高が前年同期比で
61.7%増加したことにより2,139千円の営業損失(前年同期は215,635千円の営業損失)に止めることができ、前年
同期を上回る結果となりました。なお、AIソリューション事業には提出会社の間接部門に係る費用369,382千円が含
まれております。
サービスタイプ別の売上高の概況は下表のとおりです。
(単位:千円)
サービスタイプ別 売上高
375,062
ライフサイエンスAI
(76,350)
1,017,503
AIソリューション事業 ビジネスインテリジェンス
(768,942)
50,741
海外AI
(46,813)
1,443,307
AIソリューション事業売上高 計
(892,105)
( )は前第3四半期連結累計期間の実績
(リーガルテックAI事業)
AIレビューツール「KIBIT Automator」を活用したレビューの受注は販売拡大に取り組んだ結果、着実に積み上
がってまいりました。一方で、国内のeディスカバリ市場においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によ
り、ベンダー選定が日本本社ではなく、現地の米国子会社にて行われることが顕著となったため案件受注数、案
件規模共に低調に推移いたしました。この結果、リーガルテックAI事業の売上高は6,118,824千円(前年同期比
7.3%減)、営業損益に関しましては、eディスカバリサービスで高い利益率を見込めるAIを主体としたビジネス
モデルへの転換による成果と、前期に実施した米国子会社のコスト構造の改善が継続して寄与し67,694千円の営
業利益(前年同期は691,722千円の営業損失)となりました。
サービスタイプ別の売上高の概況は下表のとおりです。
(単位:千円)
サービスタイプ別 売上高
1,876,262
Review
(1,871,394)
885,462
Collection, Process
(1,062,096)
①eディスカバリサービス
2,860,276
Hosting
(3,038,208)
5,622,000
計
(5,971,698)
496,823
② フォレンジックサービス
(632,274)
6,118,824
リーガルテックAI事業売上高 計
(6,603,973)
( )は前第3四半期連結累計期間の実績
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顧客ホームカントリー別の売上高の概況は下表のとおりです。
(単位:千円)
顧客ホームカントリー別 売上高
2,318,059
日本・アジア
(3,105,066)
3,800,765
米国・欧州
(3,498,907)
6,118,824
リーガルテックAI事業売上高 計
(6,603,973)
( )は前第3四半期連結累計期間の実績
(2)財政状態に関する説明
(資産)
総資産は、前連結会計年度末と比べて830,063千円増加し、11,291,652千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比べて331,023千円増加し、5,039,298千円となりました。これは主に、第三者
割当による増資、売上債権の回収により、現金及び預金が1,278,111千円増加し、受取手形及び売掛金が903,558千
円減少したためです。
固定資産は、前連結会計年度末と比べて499,040千円増加し、6,252,354千円となりました。これは主に、償却に
よりのれんが197,047千円減少、顧客関連資産が172,349千円減少したものの、当期首より米国会計基準を適用して
いる米国子会社において、新リース会計基準(ASC第842号)を適用したことにより使用権資産を727,571千円計上し
たことや、保有株式の時価の騰貴による投資有価証券の増加210,600千円によるものであります。
(負債)
負債合計は、前連結会計年度末と比べて199,712千円増加し、7,351,046千円となりました。
当第3四半期連結会計期間においてシンジケートローンの締結(2015年12月締結のM&Aローンの実質的な更新)及び
返済により、流動負債の1年内返済予定の長期借入金が2,145,609千円、短期借入金が200,000千円それぞれ減少し、
固定負債の長期借入金が1,792,253千円増加しております。
また、新リース会計基準(ASC第842号)を適用したことにより、流動負債のリース債務が350,433千円、固定負債
のリース債務が581,008千円それぞれ増加し、一方で固定負債のその他に含まれる長期前受金が178,552千円減少し
ております。
上記の結果、流動負債は、前連結会計年度末と比べて2,002,422千円減少し3,987,755千円となり、固定負債は
2,202,135千円増加し、3,363,290千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末と比べて630,350千円増加し、3,940,606千円となりました。これは主に第三者
割当増資により資本金が399,966千円及び資本準備金が399,966千円増加したことによるものであります。
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株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期連結業績予想につきましては、前回公表時(2020年5月20日)においては新型コロナウイルス感染
拡大の影響が2020年9月までに収束すると仮定していましたが、その収束の見通しは不透明な状況が続いており、
その影響は2021年3月末まで継続すると考えております。
当社グループにおいては、リーガルテックAI事業において新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け低調に推
移しております。一方、AIソリューション事業において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響はほぼ受けていな
いことに加え、新しい生活様式やテレワークが浸透するなか、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が加
速したことで当社のAIソリューションへのニーズも高まっており、好調を維持する見込みです。
両事業の状況を総合的に検討した結果、当社グループ全体の業績に与える影響は軽微であると考えており、業績
予想の変更はしておりません。
(注)業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後様々
な要因によって記載内容と異なる可能性があることを予めご承知ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,572,054 2,850,166
受取手形及び売掛金 2,564,100 1,660,541
商品 151 107
仕掛品 1,806 -
貯蔵品 2,463 2,029
その他 674,042 640,177
貸倒引当金 △106,343 △113,725
流動資産合計 4,708,274 5,039,298
固定資産
有形固定資産
建物附属設備(純額) 119,716 85,692
工具、器具及び備品(純額) 466,129 375,878
リース資産(純額) 35,103 26,205
使用権資産(純額) - 727,571
その他(純額) 27,237 4,558
有形固定資産合計 648,187 1,219,906
無形固定資産
ソフトウエア 1,113,826 1,068,123
のれん 1,549,356 1,352,309
顧客関連資産 1,424,732 1,252,383
その他 221,925 341,804
無形固定資産合計 4,309,841 4,014,620
投資その他の資産
投資有価証券 608,414 819,014
差入保証金 136,277 156,528
繰延税金資産 19,037 13,116
その他 31,554 29,166
投資その他の資産合計 795,284 1,017,826
固定資産合計 5,753,313 6,252,354
資産合計 10,461,588 11,291,652
6
株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 117,662 129,813
短期借入金 1,600,000 1,400,000
1年内返済予定の長期借入金 3,002,982 857,372
リース債務 30,802 381,236
未払金 250,010 265,761
未払法人税等 40,396 84,101
賞与引当金 157,502 106,259
事業整理損失引当金 128,873 10,649
資産除去債務 - 12,679
その他 661,949 739,881
流動負債合計 5,990,178 3,987,755
固定負債
長期借入金 760,796 2,553,049
リース債務 12,279 593,287
繰延税金負債 61,596 93,918
退職給付に係る負債 63,868 59,637
資産除去債務 46,268 34,690
その他 216,344 28,706
固定負債合計 1,161,154 3,363,290
負債合計 7,151,333 7,351,046
純資産の部
株主資本
資本金 2,568,651 2,973,975
資本剰余金 2,352,737 2,711,122
利益剰余金 △1,753,381 △1,766,671
自己株式 △90 △90
株主資本合計 3,167,917 3,918,335
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 380,724 526,838
為替換算調整勘定 △505,540 △671,880
その他の包括利益累計額合計 △124,816 △145,041
新株予約権 201,303 167,311
非支配株主持分 65,850 -
純資産合計 3,310,255 3,940,606
負債純資産合計 10,461,588 11,291,652
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 7,496,079 7,562,131
売上原価 4,648,785 4,267,979
売上総利益 2,847,293 3,294,151
販売費及び一般管理費 3,754,652 3,228,596
営業利益又は営業損失(△) △907,358 65,555
営業外収益
受取利息 1,945 1,240
受取配当金 22,500 18,000
その他 3,103 2,673
営業外収益合計 27,549 21,914
営業外費用
支払利息 24,086 35,158
為替差損 38,833 17,481
株式交付費 - 8,894
シンジケートローン手数料 2,333 16,278
その他 3,475 17,451
営業外費用合計 68,728 95,264
経常損失(△) △948,537 △7,794
特別利益
固定資産売却益 - 1,200
新株予約権戻入益 35,147 57,826
その他 - 4,811
特別利益合計 35,147 63,838
特別損失
減損損失 - 14,402
固定資産除却損 3,783 8,944
構造改革費用 154,240 -
特別損失合計 158,023 23,346
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△1,071,413 32,696
純損失(△)
法人税等 △47,146 38,776
四半期純損失(△) △1,024,267 △6,080
非支配株主に帰属する四半期純利益 12,849 7,209
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △1,037,117 △13,290
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株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純損失(△) △1,024,267 △6,080
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 23,244 146,114
為替換算調整勘定 △50,957 △166,339
その他の包括利益合計 △27,713 △20,225
四半期包括利益 △1,051,980 △26,305
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △1,064,830 △33,515
非支配株主に係る四半期包括利益 12,849 7,209
9
株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
2020年11月16日開催の当社取締役会において決議いたしました第三者割当による新株式の発行に関し、2020年
12月2日付で、株式会社フォーカスシステムズ及び株式会社学研ホールディングスから第三者割当増資の払込み
を受けました。この結果、当第3四半期連結累計期間において資本金が399,966千円、資本準備金が399,966千円
増加したこと等により、当第3四半期連結会計期間末において資本金が2,973,975千円、資本剰余金が2,711,122
千円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(会計方針の変更)
(リース会計(ASC第842号)の適用)
米国会計基準を適用している在外連結子会社において「リース会計」(ASC第842号)を第1四半期連結会計期
間の期首より適用しております。
これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリースを貸借対照表に資産及び負債として計上することと
いたしました。本基準の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を
適用開始日に認識する方法を採用しております。
この結果、第1四半期連結会計期間の期首において有形固定資産の「使用権資産(純額)」が980,517千円、流
動負債の「リース債務」が379,206千円、固定負債の「リース債務」が888,828千円それぞれ増加し、流動資産の
「その他」が44,037千円、有形固定資産の「リース資産(純額)」が7,435千円、流動負債の「事業整理損失引当
金」が109,653千円、「その他」が50,785千円、固定負債の「その他」が178,552千円それぞれ減少しておりま
す。
なお、この変更による当第3四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
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株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額 計算書計上額
リーガルテックAI AIソリューション 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 6,603,973 892,105 7,496,079 - 7,496,079
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 6,603,973 892,105 7,496,079 - 7,496,079
セグメント損失(△) △691,722 △215,635 △907,358 - △907,358
(注) セグメント損失の合計額は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額 計算書計上額
リーガルテックAI AIソリューション 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 6,118,824 1,443,307 7,562,131 - 7,562,131
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 6,118,824 1,443,307 7,562,131 - 7,562,131
セグメント利益又はセグメン
67,694 △2,139 65,555 - 65,555
ト損失(△)
(注) セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
固定資産の減損損失14,402千円は、主に遊休資産にかかるものであり、報告セグメントに配分しておりませ
ん。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第3四半期決算短信
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等の解消
当社グループは、前連結会計年度において、借入基準年度又は前々連結会計年度末における純資産の75%を維持する
財務制限条項に抵触したため、当第2四半期連結会計期間においても、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせ
るような事象又は状況が存在しておりました。しかし、当第3四半期連結会計期間において、業務資本提携による第三
者割当増資、シンジケートローンの締結(2015年12月締結のM&Aローンの実質的な更新)等の施策を実行したことにより、
当社の財務体質は大幅に改善されました。この結果、当第3四半期末において継続企業の前提に関する重要事象は解消
しました。
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