2158 M-FRONTEO 2020-11-16 16:15:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

              2021年3月期           第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                 2020年11月16日
上 場 会 社 名   株式会社FRONTEO                                  上場取引所                    東
コ ー ド 番 号   2158                                     URL https://www.fronteo.com/
代   表   者 (役職名)代表取締役社長                          (氏名)守本 正宏
問合せ先責任者   (役職名)取締役 管理本部長                        (氏名)上杉 知弘                  (TEL)03(5463)6344
四半期報告書提出予定日       2020年11月16日                    配当支払開始予定日                          -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無              :   有(機関投資家・アナリスト向け)

                                                                                      (百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計)                                                       (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                            親会社株主に帰属
                      売上高                    営業利益                  経常利益
                                                                            する四半期純利益
                      百万円           %        百万円             %     百万円           %            百万円       %
 2021年3月期第2四半期    5,047   2.8      △160    -     △187  -      △116    -
 2020年3月期第2四半期    4,909 △12.5      △775    -     △827  -      △938    -
(注) 包括利益 2021年3月期第2四半期        12 百万円 ( -%) 2020年3月期第2四半期 △1,106 百万円 ( -%)

                                            潜在株式調整後
                      1株当たり
                                              1株当たり
                     四半期純利益
                                             四半期純利益
                                円   銭                    円   銭
2021年3月期第2四半期                   △3.05                        -
2020年3月期第2四半期                  △24.61                        -

(2)連結財政状態
                      総資産                       純資産               自己資本比率
                                百万円                      百万円                     %
 2021年3月期第2四半期         10,795                             3,169                27.9
 2020年3月期              10,461                             3,310                29.1
(参考) 自己資本 2021年3月期第2四半期 3,011 百万円                       2020年3月期       3,043 百万円


2.配当の状況
                                                 年間配当金

                 第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                             期末                 合計
                       円   銭            円   銭            円   銭         円   銭          円     銭
  2020年3月期         -    0.00                                 -          0.00              0.00
  2021年3月期         -    0.00
  2021年3月期(予想)                                               -          0.00              0.00
 (注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無                         :   無


3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
                                                                            (%表示は、対前期増減率)
                                                                        親会社株主に帰属  1株当たり
                売上高              営業利益                   経常利益
                                                                         する当期純利益  当期純利益
               百万円     %            百万円         %        百万円       %           百万円        %         円   銭
    通期      11,000 5.1 200 -                                 97   -             10        -         0.26
 (注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :                           無
※       注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                         : 無

        (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)

        新規   -   社 (社名)         、除外   -   社 (社名)

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                         : 有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
        ①   会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                     : 有

        ②   ①以外の会計方針の変更                            : 無

        ③   会計上の見積りの変更                             : 無

        ④   修正再表示                                  : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
        ①   期末発行済株式数(自己株式を含む)         2021年3月期2Q   38,163,562株   2020年3月期     38,149,862株

        ②   期末自己株式数                   2021年3月期2Q         696株    2020年3月期           696株

        ③   期中平均株式数(四半期累計)            2021年3月期2Q   38,159,014株   2020年3月期2Q   38,140,823株

 
※   四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※   業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
    ・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
    判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
    績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
 
 
                         株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第2四半期決算短信


○添付資料の目次



    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………5

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………6

    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………7

    (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………7

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………9

    (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………11

    (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………13

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………13

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………13

      (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………13

      (会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………13

      (セグメント情報等) …………………………………………………………………………………14

      (重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………15

    3.その他 ……………………………………………………………………………………………………18

      継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………18




                          1
                               株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第2四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明

  当社グループは「Bright Valueの実現~記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、
 情報社会のフェアネスを実現する~」という企業理念のもと、独自開発の人工知能(AI)エンジン「KIBIT(キビッ
 ト)」及び「Concept Encoder(コンセプトエンコーダー)」を柱とする高度な情報解析技術を駆使し、創薬支援、
 診断支援、金融・人事・営業支援などさまざまなフィールドで、必要かつ適切な情報に出会えるフェアな世界の実
 現及び社会課題の解決に貢献しております。
  
  当第2四半期連結会計期間において、AIソリューション事業につきましては、コア事業であるライフサイエンス
 AI分野では、注力しているデジタルヘルス領域、ドラッグディスカバリ領域において事業化が進展しております。
 デジタルヘルス領域では、当社が開発している「認知症診断支援AIシステム」に関し、2020年9月に独立行政法人
 医薬品医療機器総合機構(PMDA)との準備面談を終了いたしました。これにより、PMDAと治験本相談の実施が可能
 となり、AI医療機器としての承認・上市に向けて大きく前進いたしました。ドラッグディスカバリ領域では、創薬
 支援AIシステム「Amanogawa(アマノガワ)」の教育・研究機関向けアカデミックプランの利用について、東京大学
 大学院及び徳島大学大学院とライセンス契約を締結いたしました。今後は、アカデミックな分野においても創薬支
 援AIシステムの活用を広げてまいります。
  また、当ライフサイエンスAI分野ではパートナー企業との提携による様々なプロジェクトを始めております。日
 本マイクロソフトとは高齢化による医療・介護リスクへの対応を見据え、課題解決につながるソリューションの提
 供に向けた協業の協議を進めました(2020年10月発表済み)。まずは日本マイクロソフトのクラウドプラットフォ
 ーム上で認知症診断支援AIシステムを開発し、将来的には創薬支援AIシステムもクラウドプラットフォーム上で提
 供することを検討しております。
  今後も、当社はライフサイエンスAI分野において、EBM(Evidence-Based-Medicine。根拠に基づく医療) に欠かせ
 ない「統計学的手法」を自然言語処理に導入した「Concept Encoder」の強みを活かし、メディカルデータの活用な
 らびにソリューション提供の促進を実現してまいります。


  更に、ビジネスインテリジェンス分野では、IT投資が堅調な金融分野において「KIBIT」製品の導入が進んでお
 り、大型案件のパイプラインも積み上がっております。当連結会計年度下期では確実な受注獲得に努めてまいりま
 す。


  リーガルテックAI事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、eディスカバリのクロスボ
 ーダー大型案件のベンダー選定が日本本社ではなく現地の米国子会社において行われることが顕著となったことに
 加え、国内企業における第三者委員会調査の件数も当第2四半期連結累計期間では前年同期の半数以下になってお
 ります。このような市場環境の変化を受け、当第2四半期連結会計期間における国内の案件受注数、案件規模共に
 前年同期と比較し低調に推移いたしました。今後はeディスカバリの新規大型案件の獲得に向けて、営業活動を米国
 市場にシフトし、企業への直接アプローチに力を入れてまいります。さらに、AIを主体としたビジネスモデルへの
 転換を加速させるため、AIレビューツール「KIBIT Automator」の提案営業活動を米国にて強力に進めてまいりま
 す。


  以上の結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高が5,047,375千円(前年同期比2.8%増)となり、
 営業損失160,262千円(前年同期は775,819千円の営業損失)、経常損失187,020千円(前年同期は827,959千円の経
 常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失116,420千円(前年同期は938,462千円の親会社株主に帰属する四半
 期純損失)と、前年同期を上回る結果となりました。




                                2
                              株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第2四半期決算短信


 各事業の当第2四半期連結累計期間の概況は以下のとおりです。


(AIソリューション事業)
 ライフサイエンスAI分野では複数の大手企業とのパートナーシップが加速し、当社のコア事業として着実に事業
化が進展しており、大型案件のマイルストーンフィーを獲得するなど前年同期比で売上高の増加に大きく寄与しま
した。またビジネスインテリジェンス分野では、IT投資が堅調な金融分野に加えて製造分野などでもKIBIT製品の導
入が進んでおり、AI製品の導入社数は237社(前年同期比1.2倍)と着実に導入を積上げております。この結果、売
上高は前年同期比29.0%増加し771,892千円となりました。営業損益に関しましては、今後の更なる売上拡大に向け
た人材増強を行っている事が影響し、営業損失121,848千円(前年同期は148,966千円の営業損失)となりましたが、
想定の範囲内の水準で推移しております。なお、AIソリューション事業には提出会社の間接部門に係る費用212,252
千円が含まれております。


 サービスタイプ別の売上高の概況は下表のとおりです。
                                                          (単位:千円)
                    サービスタイプ別                             売上高
                                                              458,916
                          ビジネスインテリジェンス
                                                            (534,172)
                                                              300,272
  AIソリューション事業             ライフサイエンスAI
                                                             (53,850)
                                                               12,703
                          海外AI
                                                             (10,247)
                                                              771,892
                AIソリューション事業売上高 計
                                                            (598,269)
 (    )は前第2四半期連結累計期間の実績


(リーガルテックAI事業)
  AIレビューツール「KIBIT Automator」を活用したレビューの受注は着実に積み上がっており、さらなる販売拡
 大を推進した一方で、国内のeディスカバリ市場においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、ベン
 ダー選定が日本本社ではなく、現地の米国子会社にて行われることが顕著となったため案件受注数、案件規模共
 に低調に推移いたしました。また国内フォレンジック売上は、国内上場会社における第三者委員会調査が前年同
 期比で半減以下となっており、国内フォレンジック市場が一時的に縮小した影響により、売上高が減少しまし
 た。この結果、リーガルテックAI事業の売上高は4,275,482千円(前年同期比0.8%減)となりました。なお、営
 業損益に関しましては、eディスカバリサービスで高い利益率を見込めるAIを主体としたビジネスモデルへの転換
 による成果と、前期に実施した米国子会社のコスト構造の改善が継続して寄与しましたが、国内における売上高
 減少の影響を受け、38,414千円の営業損失(前年同期は626,852千円の営業損失)となりました。


 サービスタイプ別の売上高の概況は下表のとおりです。
                                                          (単位:千円)
                    サービスタイプ別                             売上高
                                                             1,469,772
                          Review
                                                           (1,230,757)
                                                               592,256
                          Collection, Process
                                                             (687,056)
  ①eディスカバリサービス
                                                             1,888,779
                          Hosting
                                                           (2,036,941)
                                                             3,950,808
                          計
                                                           (3,954,755)
                                                               324,673
  ②   フォレンジックサービス
                                                             (356,176)
                                                             4,275,482
                リーガルテックAI事業売上高 計
                                                           (4,310,931)
 (    )は前第2四半期連結累計期間の実績




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顧客ホームカントリー別の売上高の概況は下表のとおりです。
                                                     (単位:千円)
               顧客ホームカントリー別                          売上高
                                                        1,486,181
日本・アジア
                                                      (2,107,084)
                                                        2,789,301
米国・欧州
                                                      (2,203,847)
                                                        4,275,482
              リーガルテックAI事業売上高 計
                                                      (4,310,931)
(   )は前第2四半期連結累計期間の実績




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(2)財政状態に関する説明

  (資産)
   総資産は、前連結会計年度末と比べて333,927千円増加し、10,795,516千円となりました。
   流動資産は、前連結会計年度末と比べて412,068千円減少し、4,296,206千円となりました。これは主に、売上債
  権の回収により現金及び預金が364,827千円増加し、受取手形及び売掛金が780,036千円減少したためであります。
   固定資産は、前連結会計年度末と比べて745,995千円増加し、6,499,309千円となりました。これは主に、償却に
  よりのれんが124,179千円減少、顧客関連資産が109,568千円減少したものの、当期首より米国会計基準を適用して
  いる米国子会社において、新リース会計基準(ASC第842号)を適用したことによる使用権資産を813,586千円計上、
  保有株式の時価の騰貴による投資有価証券の増加306,000千円によるものであります。


  (負債)
   負債合計は、前連結会計年度末と比べて475,135千円増加し、7,626,469千円となりました。
   流動負債は、前連結会計年度末と比べて133,022千円減少し、5,857,156千円となりました。これは主に、新リー
  ス会計基準(ASC第842号)を適用したことにより、リース債務が364,564千円増加したものの、返済により1年内返
  済予定の長期借入金が237,391千円減少し、短期借入金が200,000千円減少したことによるものであります。
   固定負債は、前連結会計年度末と比べて608,158千円増加し、1,769,312千円となりました。これは主に、その他
  に含まれる長期前受金が178,552千円減少したものの、新規借入により長期借入金が95,870千円増加したことや、そ
  の他有価証券評価差額金の増加等により繰延税金負債が22,114千円増加したこと、新リース会計基準(ASC第842
  号)を適用したことによりリース債務が673,427千円増加したことによるものであります。


  (純資産)
   純資産合計は、前連結会計年度末と比べて141,207千円減少し、3,169,047千円となりました。これは主に、その
  他有価証券評価差額金が212,302千円増加したものの、親会社株主に帰属する四半期純損失により利益剰余金が
  116,420千円減少し、連結子会社であるP.C.F. FRONTEO株式会社による非支配株主からの同社自己株式の購入により
  資本剰余金が41,582千円減少、非支配株主持分が65,850千円減少したことによるものであります。


(キャッシュ・フローの状況)
   当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、1,906,433千円となり
  ました。
   当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と、その主な要因は次のとおりであります。


  (営業活動によるキャッシュ・フロー)
   営業活動により増加した資金は1,064,955千円(前年同期比1,423,061千円の収入の増加)となりました。これは
  主に、売上債権の減少741,123千円、減価償却費413,343千円によるものであります。


  (投資活動によるキャッシュ・フロー)
   投資活動により支出した資金は19,180千円(前年同期比472,182千円の支出の減少)となりました。これは主に、
  定期預金の払い戻しによる収入217,642千円、無形固定資産の取得による支出199,734千円によるものであります。


  (財務活動によるキャッシュ・フロー)
   財務活動により支出した資金は451,226千円(前年同期比444,789千円の支出の増加)となりました。これは主に、
  長期借入れによる収入300,000千円、短期借入金の返済による支出200,000千円、長期借入金の返済による支出
  439,449千円に、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出97,129千円によるものであります。




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(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

   2021年3月期連結業績予想につきましては、前回公表時(2020年5月20日)においては新型コロナウイルス感染
 拡大の影響が2020年9月までに収束すると仮定していましたが、その収束の見通しは不透明な状況が続いており、そ
 の影響は2021年3月末まで継続すると考えております。
  当社グループにおいては、リーガルテックAI事業において新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け下期の業
 績は低調に推移する見込みであります。一方、AIソリューション事業において、新型コロナウイルス感染症拡大の
 影響はほぼ受けていないことに加え、複数の大型案件等が下期業績を牽引し、前回公表時の業績予想を上回る業績
 となる見込みでおります。これにより、当社グループ全体の業績に与える影響は軽微であると考えており、業績予
 想の変更はしておりません。
 (注)業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後様々

    な要因によって記載内容と異なる可能性があることを予めご承知ください。




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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                      (単位:千円)
                           前連結会計年度             当第2四半期連結会計期間
                          (2020年3月31日)           (2020年9月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                          1,572,054            1,936,882
   受取手形及び売掛金                       2,564,100            1,784,063
   商品                                    151                  115
   仕掛品                                 1,806                   -
   貯蔵品                                 2,463                2,822
   その他                               674,042              676,529
   貸倒引当金                           △106,343             △104,205
   流動資産合計                          4,708,274            4,296,206
 固定資産
   有形固定資産
     建物附属設備(純額)                      119,716              106,090
     工具、器具及び備品(純額)                   466,129              399,450
     リース資産(純額)                        35,103               18,502
     使用権資産(純額)                            -               813,586
     その他(純額)                          27,237                4,230
     有形固定資産合計                        648,187            1,341,861
   無形固定資産
     ソフトウエア                        1,113,826            1,079,896
     のれん                           1,549,356            1,425,177
     顧客関連資産                        1,424,732            1,315,164
     その他                             221,925              247,920
     無形固定資産合計                      4,309,841            4,068,159
   投資その他の資産
     投資有価証券                          608,414              914,414
     差入保証金                           136,277              134,182
     繰延税金資産                           19,037               12,765
     その他                              31,554               27,925
     投資その他の資産合計                      795,284            1,089,288
   固定資産合計                          5,753,313            6,499,309
 資産合計                             10,461,588           10,795,516




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                         前連結会計年度             当第2四半期連結会計期間
                        (2020年3月31日)           (2020年9月30日)
負債の部
 流動負債
   買掛金                             117,662              165,831
   短期借入金                         1,600,000            1,400,000
   1年内返済予定の長期借入金                 3,002,982            2,765,590
   リース債務                            30,802              395,367
   未払金                             250,010              257,920
   未払法人税等                           40,396               89,758
   賞与引当金                           157,502              129,901
   事業整理損失引当金                       128,873               13,218
   資産除去債務                               -                 1,898
   その他                             661,949              637,668
   流動負債合計                        5,990,178            5,857,156
 固定負債
   長期借入金                           760,796              856,666
   リース債務                            12,279              685,707
   繰延税金負債                           61,596               83,711
   退職給付に係る負債                        63,868               65,549
   資産除去債務                           46,268               44,617
   その他                             216,344               33,059
   固定負債合計                        1,161,154            1,769,312
 負債合計                            7,151,333            7,626,469
純資産の部
 株主資本
   資本金                          2,568,651             2,574,008
   資本剰余金                        2,352,737             2,311,155
   利益剰余金                       △1,753,381            △1,869,801
   自己株式                              △90                   △90
   株主資本合計                       3,167,917             3,015,271
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                    380,724              593,027
   為替換算調整勘定                      △505,540             △596,445
   その他の包括利益累計額合計                 △124,816               △3,417
 新株予約権                             201,303              157,194
 非支配株主持分                            65,850                   -
 純資産合計                           3,310,255            3,169,047
負債純資産合計                         10,461,588           10,795,516




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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第2四半期連結累計期間
                                                        (単位:千円)
                      前第2四半期連結累計期間            当第2四半期連結累計期間
                        (自 2019年4月1日            (自 2020年4月1日
                        至 2019年9月30日)           至 2020年9月30日)
売上高                              4,909,201                5,047,375
売上原価                             3,149,480                2,992,440
売上総利益                            1,759,721                2,054,934
販売費及び一般管理費                       2,535,540                2,215,197
営業損失(△)                          △775,819                 △160,262
営業外収益
 受取利息                                 1,610                   1,039
 受取配当金                               18,000                  18,000
 その他                                  2,565                   1,664
 営業外収益合計                             22,176                  20,704
営業外費用
 支払利息                               16,786                   17,574
 為替差損                               53,537                   19,810
 シンジケートローン手数料                        1,583                    1,650
 その他                                 2,410                    8,427
 営業外費用合計                            74,317                   47,461
経常損失(△)                           △827,959                 △187,020
特別利益
 固定資産売却益                                 -                      368
 新株予約権戻入益                            31,952                  55,156
 特別利益合計                              31,952                  55,525
特別損失
 固定資産除却損                              2,488                   6,581
 構造改革費用                             156,464                      -
 特別損失合計                             158,953                   6,581
税金等調整前四半期純損失(△)                   △954,961                 △138,076
法人税等                               △26,457                  △28,866
四半期純損失(△)                         △928,504                 △109,210
非支配株主に帰属する四半期純利益                      9,957                   7,209
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)               △938,462                 △116,420




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  四半期連結包括利益計算書
   第2四半期連結累計期間
                                                    (単位:千円)
                   前第2四半期連結累計期間           当第2四半期連結累計期間
                     (自 2019年4月1日           (自 2020年4月1日
                     至 2019年9月30日)          至 2020年9月30日)
四半期純損失(△)                     △928,504                △109,210
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                  △52,935                  212,302
 為替換算調整勘定                     △125,229                 △90,904
 その他の包括利益合計                   △178,164                  121,398
四半期包括利益                      △1,106,668                  12,188
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益             △1,116,626                   4,978
 非支配株主に係る四半期包括利益                  9,957                   7,209




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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                       (単位:千円)
                       前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                         (自 2019年4月1日          (自 2020年4月1日
                         至 2019年9月30日)         至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税金等調整前四半期純損失(△)                 △954,961              △138,076
 減価償却費                             418,199               413,343
 のれん償却額                             75,284                74,120
 シンジケートローン手数料                        1,583                 1,650
 固定資産除却損                             2,488                 6,581
 構造改革費用                            156,464                    -
 新株予約権戻入益                         △31,952               △55,156
 退職給付に係る負債の増減額(△は減少)                12,464                 1,681
 賞与引当金の増減額(△は減少)                   103,641              △18,488
 貸倒引当金の増減額(△は減少)                    32,781                   510
 受取利息及び受取配当金                      △19,610               △19,039
 支払利息                               16,786                17,574
 為替差損益(△は益)                          6,995                29,129
 売上債権の増減額(△は増加)                    284,214               741,123
 たな卸資産の増減額(△は増加)                       999                 1,496
 仕入債務の増減額(△は減少)                     24,395                50,227
 未払金の増減額(△は減少)                    △45,968                 10,133
 その他                             △309,812               △98,317
 小計                              △226,005              1,018,494
 利息及び配当金の受取額                        19,610                19,039
 利息の支払額                           △15,680               △15,892
 構造改革費用の支払額                       △84,681                     -
 法人税等の支払額又は還付額(△は支払)              △51,349                 43,313
 営業活動によるキャッシュ・フロー                △358,105              1,064,955
投資活動によるキャッシュ・フロー
 有形固定資産の取得による支出                  △134,233               △42,483
 無形固定資産の取得による支出                  △356,353              △199,734
 貸付けによる支出                         △5,413                      -
 貸付金の回収による収入                        3,721                    273
 定期預金の払戻による収入                          -                 217,642
 差入保証金の差入による支出                    △3,136                 △3,402
 差入保証金の回収による収入                      4,050                  8,523
 投資活動によるキャッシュ・フロー                △491,363               △19,180




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                                                         (単位:千円)
                         前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                           (自 2019年4月1日          (自 2020年4月1日
                           至 2019年9月30日)         至 2020年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入れによる収入                        1,700,000                    -
 短期借入金の返済による支出                    △1,100,000             △200,000
 長期借入れによる収入                               -                300,000
 長期借入金の返済による支出                     △477,266              △439,449
 ファイナンス・リース債務の返済による支出               △26,264               △19,196
 新株予約権の行使による株式の発行による収入                12,194                 6,699
 配当金の支払額                           △114,369                     -
 連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
                                          -               △97,129
 による支出
 シンジケートローン手数料の支払額                    △1,080                △2,200
 その他                                     349                    49
 財務活動によるキャッシュ・フロー                    △6,436              △451,226
現金及び現金同等物に係る換算差額                    △38,419               △11,235
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                △894,325                583,312
現金及び現金同等物の期首残高                     3,922,806             1,323,121
現金及び現金同等物の四半期末残高                   3,028,481             1,906,433




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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
    該当事項はありません。




    (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
    株主資本の金額は前連結会計年度末日と比較して著しい変動はありません。


    (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
      税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
     適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。




    (会計方針の変更)
     (リース会計(ASC第842号)の適用)
     米国会計基準を適用している在外連結子会社において「リース会計」(ASC第842号)を第1四半期連結会計期間
    の期首より適用しております。
     これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリースを貸借対照表に資産及び負債として計上することとい
    たしました。本基準の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用
    開始日に認識する方法を採用しております。
     この結果、第1四半期連結会計期間の期首において有形固定資産の「使用権資産(純額)」が980,517千円、流
    動負債の「リース債務」が379,206千円、固定負債の「リース債務」が888,828千円それぞれ増加し、流動資産の
    「その他」が44,037千円、有形固定資産の「リース資産(純額)」が7,435千円、流動負債の「事業整理損失引当
    金」が109,653千円、「その他」が50,785千円、固定負債の「その他」が178,552千円それぞれ減少しております。
     なお、この変更による当第2四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。




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     (セグメント情報等)


Ⅰ   前連結会計年度(自   2019年4月1日   至   2019年9月30日)
    1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                             (単位:千円)
                                    報告セグメント                                  四半期連結損益
                                                                   調整額        計算書計上額
                    リーガルテックAI AIソリューション                 計                       (注)

売上高

    外部顧客への売上高           4,310,931           598,269    4,909,201     -         4,909,201
セグメント間の内部
                                -                -            -      -                -
売上高又は振替高
         計              4,310,931           598,269    4,909,201     -         4,909,201

セグメント損失(△)              △626,852       △148,966        △775,819      -         △775,819
(注)    セグメント損失の合計額は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。


    2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
       該当事項はありません。


Ⅱ   当連結会計年度(自   2020年4月1日   至   2020年9月30日)
    1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                             (単位:千円)
                                    報告セグメント                                  四半期連結損益
                                                                   調整額        計算書計上額
                    リーガルテックAI AIソリューション                計                        (注)

売上高

    外部顧客への売上高           4,275,482           771,892   5,047,375          -     5,047,375
セグメント間の内部
                                -                -           -           -            -
売上高又は振替高
         計              4,275,482           771,892   5,047,375          -     5,047,375

セグメント損失(△)               △38,414       △121,848       △160,262           -     △160,262
(注) セグメント損失の合計額は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。


    2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
       該当事項はありません。




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 (重要な後発事象)
 当社は、2020年11月16日開催の取締役会において、株式会社フォーカスシステムズ(以下、「フォーカスシステム
ズ」)及び株式会社学研ホールディングス(以下、「学研ホールディングス」)との間でそれぞれ業務資本提携を行う
こと並びに両社を割当予定先として第三者割当の方法による新株式の発行を行うこと(以下、本第三者割当増資)を決
議し、同日に本業務資本提携に関する契約を締結いたしました。


Ⅰ.フォーカスシステムズとの業務資本提携契約の締結について
1.本業務資本提携の目的
  当社のコア事業であるライフサイエンスAI分野では、2020年9月に「認知症診断支援AIシステム」に関し、独立行
 政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)との準備面談を終了いたしました。これにより、PMDAと治験本相談の実施が
 可能となり、世界初の言語系AI医療機器としての承認・上市に向けて大きく前進いたしました。今後は認知症に加え、
 その他の精神疾患を対象とする診断支援AIシステムや、転倒転落のみならず、感染症等のリスクを予測・予防する新
 たな予測AIシステム等の開発に取り組んでまいります。
  このような取り組みを進めるなかで、この度、当社は、既に取引のあったフォーカスシステムズと、更に関係を強
 化するため業務資本提携をすることといたしました。
  当社の大株主でもあるフォーカスシステムズは、公共・金融・通信制御・業務アプリケーションなどを安定基盤と
 しつつ、AI・RPA・IoT・クラウドなど先端技術にも積極的に取り組んでおり、“高度な信頼性”と“確かな安全性”、
 “多岐にわたる専門分野”を武器に、幅広い事業領域をカバーしております。持てる知見と技術を社会が求める高次
 元なレベルで兼ね備えていることから、デジタルトランスフォーメーションの進展とともに、さらなる価値創造を実
 現していく企業であると考えております。
  当社の言語系AIと、フォーカスシステムズの画像系AIが組み合わさることにより、心血管疾患に関する発症予測、
 治療法の革新、発症後の患者動向の予測に関する統合的なシステム開発につながる可能性があります。これらを通じ、
 心血管疾患への事前対応、治療、発症後のケアを行い、対象疾患患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)
 向上を図り、さらに対象疾患を広げることで医療従事者の負担軽減など社会的問題の解決を目指します。
  当社は、フォーカスシステムズとは2016年のプレスリリースのとおり医療事業への人工知能の活用に向けた共同研
 究等も行っておりましたが、これまでの関係にライフサイエンスを中心とする本業務資本提携が新たに加わることで、
 上記社会問題解決のためのAI/デジタルトランスフォーメーションの推進に寄与し、両社の成長と発展に寄与すると
 考えております。


2.本業務資本提携の内容等
(1)業務提携の内容等
  業務提携の内容は心血管疾患にかかる事項を主たるテーマとしており、以下のとおりです。
  なお、より具体的な提携内容については、今後協議してまいります。
  ①   心血管疾患に関する事業の立ち上げ及びその拡大に向けた検討
   データ共有及びアセスメント、フォーカスポイントの設定、両社及び外部パートナーを含めた役割等
  ②   心血管疾患に関する研究の深化
      病院、製薬企業等の共同研究先の模索等
  ③    実証実験の実施
      共同研究先での精度検証等


(2)資本提携の内容等
  当社は、第三者割当による新株式652,700株(発行株式数に対する割合1.71%)をフォーカスシステムズに割当て、
 同社が当社の株式を取得します。 第三者割当増資の詳細は、下記「Ⅲ.第三者割当による新株式発行」をご参照くだ
 さい。




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                            株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第2四半期決算短信


Ⅱ.学研HDとの業務資本提携契約の締結について
1.本業務資本提携の目的
  上記「Ⅰ.フォーカスシステムズとの業務資本提携契約の締結について       1.本業務資本提携の目的」に記載のと
 おり、当社はライフサイエンスAI分野において、世界初の言語系AI医療機器としての承認・上市に向けて邁進するだ
 けでなく、今後は認知症に加え、その他の精神疾患を対象とする診断支援AIシステムや、看護記録から転倒転落のみ
 ならず、感染症等のリスクに関するAI予測システム等の開発に取り組んでまいります。
  このような取り組みを進めるなかで、この度、当社は、世界的にも珍しい、子供世代からシニア世代までの全世代
 をカバーするビジネスを展開する学研HDと業務資本提携をすることといたしました。
  当社の言語系AIは、学研HDのコア事業である教育分野および医療福祉分野と極めて高いシナジーがあると考えてお
 ります。当社AI技術が、学研HDの戦略に組み合わさることで、AI/デジタルトランスフォーメーションを通じた医療
 福祉分野/教育分野の各産業の拡大に繋がり、両社の成長と発展に寄与すると考えております。


2.本業務資本提携の内容等
(1)業務提携の内容等
  業務提携の内容はAIデジタルトランスフォーメーション戦略に関する事項を主たるテーマとしており、以下のと
 おりです。
  なお、より具体的な提携内容については、今後協議してまいります。
  ①   虐待リスク防止
  ②   転倒リスク予測
  ③   認知症予測
  ④   退職リスク防止
  ⑤   小論文分析
  ⑥   エントリーシート分析
  ⑦   書籍レベル判定
  ⑧   見守り記録分析
  ⑨   研修後の日報分析
  ⑩   その他両社間で取り決める事項


(2)資本提携の内容等
  当社は、第三者割当による新株式391,600株(発行株式数に対する割合1.03%)を学研HDに割当て、同社が当社の株
 式を取得します。 第三者割当増資の詳細は、下記「Ⅲ.第三者割当による新株式発行」をご参照ください。




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                                 株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第2四半期決算短信


Ⅲ.第三者割当による新株式発行
①募集等の方法           第三者割当増資
                  フォーカスシステムズ:普通株式        652,700株
②発行する株式の種類及び数
                  学研HD      :普通株式        391,600株
③発行価額             1株につき766円
④発行総額             799,933千円
⑤資本組入額            1株につき383円
⑥増加する資本金の額        399,966千円
⑦発行スケジュール         2020年11月16日   取締役会決議
                  2020年12月2日    払込日
⑧新株の配当起算日         2020年12月2日
                  フォーカスシステムズ
⑨割当先
                  学研HD
⑩資金使途             当社は、世界初の言語系AI医療機器としての承認を目指し、精神疾患領
                  域等診断支援AIシステムの開発に取り組んでおり、2020年12月~2023年
                  3月を支出予定時期として、これらの開発に資金を充当します。
⑪その他              本第三者割当増資については、金融商品取引法に基づく有価証券届出書
                  の効力発生を条件とします。




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                            株式会社FRONTEO(2158) 2021年3月期 第2四半期決算短信


3.その他
  継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、前連結会計年度において、借入基準年度又は前々連結会計年度末における純資産の75%を維持する財務
制限条項に抵触している状況等にあり、当第2四半期連結会計期間においても、継続企業の前提に関する重要な疑義を
生じさせるような事象又は状況が存在しております。
 しかしながら、各金融機関の判断の結果、期限の利益を喪失させる請求権は行使されない合意が形成されるなど今後
も主要取引銀行より継続的な支援が得られるものと考えており、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められな
いと判断しております。
 今後は、リーガルテックAI事業において、当連結会計年度において実施したAIを主体としたビジネスモデルへの転換
によるAIサービス売上の成長や、米国子会社の構造改革によるコスト削減の効果が通期で損益に寄与する見込みであり
ます。AIソリューション事業において、ビジネスインテリジェンス分野では、前連結会計年度において複数のメガバン
クに当社製品の導入が完了しており、金融機関や知財といった既存領域での更なる浸透のために、企業の大規模システ
ムへの導入を目指して活動しております。ライフサイエンスAI分野においては、前連結会計年度において創薬支援AIシ
ステムが製薬大手に採用され、またデジタルヘルス領域では転倒転落AIシステムの販売開始等の成果を上げてきまし
た。当連結会計年度では、更なる事業拡大を目指しソリューション提供の促進を実現してまいります。
 また、2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(重要な後発事象)に記載
の通り、2020年11月16日開催の取締役会において、2020年12月2日に第三者割当による新株発行を行うことが決議され
ました。これにより純資産の増加に寄与する見込みであります。
 このような施策を遂行することで、将来の成長に向けて当該状況を早期に解消し、業績及び財務状況の改善に努めて
まいります。




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