2148 ITM 2019-07-31 17:00:00
2020年3月期第1四半期 決算説明資料 [pdf]
2020年3月期 第1四半期
決算説明資料
2019年 7月 31日
証券コード:2148 東証第一部
Copyright © 2019 ITmedia Inc. ※2019年3月29日 東証マザーズより市場変更いたしました。
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、資料作成時点で入手可能な情報に基づき判断した予想であり、不確実
な要素を含んでいます。実際の業績は、様々な要因及び業況の変化により、記載されている予想とは大きく異なる可能性があることをご
了承ください。
当社の業績に影響を与えうる事項は「2019年3月期 有価証券報告書」の「事業等のリスク」に記載されておりますので、ご参照ください。
ただし、業績に影響を与えうる要素は「事業等のリスク」に記載されている事項に限定されるものではないことをご留意ください。リスクや
不確実な要素には、将来の出来事から発生する重要かつ予測不可能な影響も含まれます。
本資料の掲載内容については細心の注意を払っておりますが、その内容の正確性及び確実性を保証するものではないことをあらかじめ
ご了承ください。
この資料は投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われるようお願いいたします。
本資料及びデータの無断転用はご遠慮ください。
当社は、2016年度第1四半期決算より、国際財務報告基準(IFRS)を任意適用いたしました。
本資料の業績数値は、比較年度である2015年度よりIFRS基準、2014年度以前は日本基準に基づき記載しております。
当第1四半期連結累計期間において、ナレッジオンデマンド株式会社の株式譲渡を実行したことに伴い、同社を非継続事業に分類して
おります。これにより非継続事業からの損益は、要約四半期損益計算書上、継続事業と区分して表示しております。これに伴い、売上収
益および営業利益は、継続事業の金額を表示しております。なお、前期についても同様に組み替えて表示しております。
2
エグゼクティブサマリー
売上収益 7.8% 増 第1四半期として過去最高
・単体 非IT系メディア ねとらぼ、ビジネス領域、産業テクノロジー領域が拡大継続
IT系メディア 大手顧客で一部鈍化したものの増収
・子会社 発注ナビが成長
営業利益 48.2% 増 第1四半期として過去最高
・単体 増収により各セグメントの利益率が改善
・子会社 発注ナビが黒字化
ナレッジオンデマンド 株式譲渡に伴い非継続事業に区分
新システム「LBP」によるリードジェン対象メディア拡張が本格化
3
2020年3月期 第1四半期業績概況
4
第1四半期の業績
売上収益 営業利益 (百万円)
(+7.8%) 250 (+48.2%) 18.0%
1,129 17.0% 営業利益率
16.0%
200 192
14.0%
12.4%
12.0%
150
129 10.0%
8.0%
1,048 100
6.0%
4.0%
50
2.0%
0 0.0%
'18Q1 '19Q1 '18Q1 '19Q1
5
連結損益計算書
’18Q1 ’19Q1
増減率
(百万円) 金額 売上比 金額 売上比
売上収益 1,048 100.0% 1,129 100.0% +7.8%
総コスト 918 87.6% 937 83.0% +2.1%
(うち人件費) 517 49.4% 535 47.4% +3.5%
EBITDA ※1 159 15.3% 273 24.2% +71.2%
営業利益 129 12.4% 192 17.0% +48.2%
四半期利益 71 6.8% 146 12.9% +105.1%
親会社の所有者に帰属する
四半期利益 73 7.0% 144 12.8% +96.7%
四半期包括利益 ※2 200 19.1% 75 6.7% ▲62.3%
※1 当期からの新リース会計基準(IFRS16)適用により、当期EBITDAが増加 (本社オフィスの不動産賃借に関わる費用が償却費化)
※2 上場株式(ログリー)の評価損益の反映による差異 6
売上収益 (四半期別)
(百万円) 4,850
(業績予想)
4,608 4,703
4,376 4,451
1,129 百万円
1,310 1,393
1,208 1,269
3,163 前年同期比 +81 百万円 (+7.8 %)
Q4 899 1,014 1,201 1,140
1,165
第1四半期として過去最高
Q3 828
1,147 1,126 1,121
1,086
Q2 794 業績予想に対する進捗率
916 1,020 970 1,048 1,129 当期 23.3%
Q1 640
前期 22.3%
'14 '15 '16 '17 '18 '19 0% 25% 50% 75% 100%
IFRS 7
営業利益 (四半期別)
(百万円) 870
881 (業績予想)
819
709
746 192 百万円
206
366
264
242
前年同期比 +62 百万円 (+48.2 %)
488
261
Q4
171 117 248
190 第1四半期として過去最高
Q3 217
166 208 194
業績予想に対する進捗率
174
Q2 118 192 当期 22.1%
134 119 129
79 前期 14.7%
Q1 31
'14 '15 '16 '17 '18 '19 0% 25% 50% 75% 100%
IFRS 8
セグメント別売上収益
メディア広告 リードジェン (百万円)
700 0.4 700 0.4
(+10.6%) 658 (+4.0%)
650 650
0.35 0.35
595
600 600
0.3 0.3
550 550
500 0.25 500 0.25
470
452
450 450
0.2 0.2
400 400
0.15 0.15
350 350
300 0.1 300 0.1
'18Q1 '19Q1 '18Q1 '19Q1 9
セグメント別営業利益
メディア広告 リードジェン (百万円)
140 40.0% 140 40.0%
(+56.1%) 125 (+35.3%)
120 35.0% 120 35.0%
30.0% 30.0%
100 100
80 25.0% 25.0%
80 80
営業利益率
20.0%
67 20.0%
19.0%
60 60
15.0%
49 15.0%
14.3%
40 13.5% 40
10.0% 11.0% 10.0%
20 5.0% 20 5.0%
0 0.0% 0 0.0%
'18Q1 '19Q1 '18Q1 '19Q1 10
売上収益 セグメント別
(百万円)
リードジェン事業
470 前年同期比 +4.0 % 第1四半期として過去最高
452
461
385 424
- 大手顧客で一部鈍化したものの増収
- 発注ナビの増収が貢献
173
658
メディア広告事業
595
前年同期比 +10.6 %
531 558
466 511 第1四半期として過去最高
- ねとらぼが成長をけん引
'14Q1 '15Q1 '16Q1 '17Q1 '18Q1 '19Q1
IFRS 11
営業利益 セグメント別
(百万円)
19.0% メディア広告 営業利益率
19.7% 13.1% 13.5%
10.2% 14.3%
14.7% リードジェン 営業利益率
10.9% 11.0%
10.6% 11.1%
1.4%
67 リードジェン事業
前年同期比 +35.3 %
49 - 長らく悪化していた利益率が改善
76
60
43
125 メディア広告事業
80 前年同期比 +56.1 % 第1四半期として過去最高
58 59 56
25
- 増収により利益率が改善
6
'14Q1 '15Q1 '16Q1 '17Q1 '18Q1 '19Q1
IFRS 12
顧客の動向 (単体)
中堅・中小顧客が堅調で増収
大手顧客で一部鈍化
プラス
成長
その他顧客
全体
マイナス
成長 大手顧客
'17Q1 '17Q2 '17Q3 '17Q4 '18Q1 '18Q2 '18Q3 '18Q4 '19Q1
13
売上収益 メディア領域別の状況
+27.0 % ■ 非IT系メディア ねとらぼ、ビジネス領域、
産業テクノロジー領域が成長
+1.1 % ■ IT系メディア 大手顧客で一部鈍化したものの増収
'18Q1 '19Q1 14
成長事業・基盤事業
報告セグメント 中期戦略区分
スマート&ソーシャル 成長事業
先端テクノロジー、 前年同期比27.3%増
ビジネス
メディア広告
658.9
事業
専門メディア、 基盤事業
リードジェン 前年同期比3.7%増
リードジェン 470.6
事業
'19Q1 '19Q1 15
第1四半期 営業利益 増減分析
増収による増益 前年同期比
第1四半期として過去最高
+62.5百万円
(百万円)
▲16.9 +13.9
▲1.3
売上収益
の増加 人件費の その他 子会社の
増加 コストの増加 利益改善・
+66.7 他調整
192.2
129.7 単体 子会社
+48.5 +13.9
'18Q1実績 '19Q1実績
16
コストの内訳 四半期推移
(百万円)
1,067
1,027
951 952 950 937
231
918 926
891 169
161 179 150 138
143 142 前年
142 構成比
同期比
297
297 261 263
合計 +2.1% 100.0%
277 254 257 252
274
■ 外注費 ▲3.7% 14.7%
■ その他 +2.3% 28.2%
■ 人件費 +3.5% 57.1%
539 530 538 560 535
513 518 517
474
'17Q1 '17Q2 '17Q3 '17Q4 '18Q1 '18Q2 '18Q3 '18Q4 '19Q1 '19Q2 '19Q3 '19Q4
17
従業員数の内訳 四半期推移 *契約、派遣、アルバイトを含む
100%
277 273 280
(人)
267 264 260 269 273 271 前年同期比 構成比
26 90%
22 23 24 25
21 19 21
19 12 15 16
12 13 13
12 13 16 合計
80% +2.6% 100%
70%
■管理 +18.2% 9.3%
117 115 119 115 116 111 113 60%
117 114 ■技術 +33.3% 5.7%
47.2%
50%
41.1%
48.9% 49.4% 47.3%
■営業 ▲5.0% 40.4%
47.4%
45.6% 40%
43.2%
40.2% ■編集・記者・その他 +4.2% 44.6%
30%
117 115 114 121 120 120 122 121 125 20%
【販管費】人件費 + 【原価】労務費
10%
売上収益人件費率= ×100
売上収益
0%
'17Q1 '17Q2 '17Q3 '17Q4 '18Q1 '18Q2 '18Q3 '18Q4 '19Q1 '19Q2 '19Q3 '19Q4 18
連結キャッシュ・フロー計算書
(百万円) ’18Q1 ’19Q1 差異 営業CF 主な内訳
営業活動による 継続事業からの
21 337 +316 +87
税引前四半期利益の計上
キャッシュ・フロー
投資活動による 減価償却費及び償却費 +81
▲140 ▲16 +124
キャッシュ・フロー
営業債権及び
+252
財務活動による その他の債権の減少
▲94 ▲134 ▲40
キャッシュ・フロー
法人所得税の支払額 ▲128
現金及び現金同等物の
▲213 +186 +400
増減額 投資CF 主な内訳
現金及び現金同等物の 子会社の支配喪失による支出 ▲15
3,111 3,383 +271
期首残高
財務CF 主な内訳
現金及び現金同等物の
2,897 3,569 +672 新株の発行による収入 +52
期末残高
リース負債の支払額 ▲75
配当金の支払 ▲111
19
連結財政状態計算書
(百万円) 2019年3月末 2019年6月末 差異 資産合計
流動資産 4,814 4,711 ▲103 現金及び現金同等物 +186
資
産 営業債権及びその他の
非流動資産 1,537 1,863 +326 ▲298
の 債権
部 資産合計 6,351 6,574 +223
使用権資産 +400
負 流動負債 909 921 +11
債
の 非流動負債 74 228 +153
部 負債合計
負債合計 984 1,149 +165
その他の金融負債
資本金/資本剰余金 3,507 3,559 +52 +382
(リース負債)
利益剰余金 2,054 2,094 +40
未払法人所得税 ▲89
資 自己株式 ▲344 ▲344 -
本 その他の流動負債 ▲84
の 他包括利益累計額 185 114 ▲70
部
親会社の所有者に 資本合計
5,402 5,424 +22
帰属する持分
親会社の所有者に帰属
資本合計 5,367 5,424 +57 +144
する四半期利益の計上
1株当たり親会社の 剰余金の配当 ▲116
所有者に帰属する持分 277.11円 273.71円 ▲3.40 円
その他の
▲70
親会社所有者帰属持分比率 85.1% 82.5% ▲2.5 pt 包括利益累計額
20
KPIの状況
直近5四半期の推移 (百万PV) (万人)
■ PV数 (月平均) ■ リードジェン会員数 80
273 (+7.5%)
(+21.3%)
239
そ
の
他
230 74
ね
と
ら 165 (+38.7%)
ぼ
'18Q1 '18Q2 '18Q3 '18Q4 '19Q1 '18Q1 '18Q2 '18Q3 '18Q4 '19Q1
※TechTarget、キーマンズネット、TechFactoryの3メディアの会員数を合計しています。21
トピックス: ねとらぼが好調を継続
PV (月平均) 売上高
(+38.7%) (+49.7%)
'18Q1 '19Q1 '18Q1 '19Q1
22
トピックス: リードジェン事業の状況について
(Q1の状況)
• 売上収益は第1四半期として過去最高を更新
- 大手顧客で一部鈍化も中堅・中小顧客が堅調
- 発注ナビが増収に貢献
• コストは計画通りピークアウト 利益率が改善
• 新システム「LBP」が効率改善効果を発揮
(Q2以降の見通し)
• 新システム「LBP」によるリードジェン対象メディア拡張が本格化
- Q2には @IT、ITmedia エンタープライズ で販売開始
- 以降、ITmedia マーケティング、BUILT、ITmedia ビジネスオンライン を予定
• Q1には出遅れた大手顧客も改善の見込み
23
トピックス: リードジェン事業 顧客の動向と対応した施策
新システム「LBP」により、リード生成力が大幅に向上
大手顧客の 個社事情による 新システム「LBP」による
需要 変動大 リードジェン対象メディアの拡張
→ 依存度を低減しつつ、需要発生時には
十分な在庫を持って高度なサービスを提供
(Q2で販売開始)
(以降の拡張予定)
中堅・中小顧客の
底堅い
需要
• 提供可能リード数の拡大
→ 営業体制の最適化により継続的に拡大 が実現
• 高度なターゲティング
24
トピックス: 当四半期のコンテンツ強化
2019年6月、ITエキスパート向け技術情報サイト @IT内に、
AI、機械学習の専門フォーラム開設
https://www.atmarkit.co.jp/ait/subtop/di/
・社会課題化する「AI人材不足」に対応
・AIエンジニアの育成、AIのビジネス活用を
情報で支援
・AI領域では既に「AI+ by ITmedia NEWS」も展開
・広告顧客からの注目度も高い領域として継続強化
25
トピックス: アイティクラウドの取り組み状況
サービス開始から半年でレビュー数が1万件を突破 影響力が拡大
ユーザーレビューを元にしたアワード展開 「IoT」カテゴリを新設
ユーザーから評価の高い製品を表彰 ロボット革命イニシアティブ協議会と共同
IoTカテゴリ
https://www.itreview.jp/categories/iot
• IoTゲートウェイ
• IoTデータ分析
• IoTセキュリティ
• IoTセンサー
• IoTパッケージ
• その他 IoT
26
トピックス: ナレッジオンデマンド株式譲渡について
・前期末にてのれん等の減損損失を計上
・ナレッジオンデマンドとして独自の成長戦略を志向
同社株式の譲渡を決定
【株式譲渡の概要】
相手先 宮下 知起 (同社代表取締役)
譲渡株式数 1,131株 (発行済株式数の50%)
取引実行日 2019年6月28日
※ 詳細につきましては2019年6月24日適時開示をご覧ください。
27
ナレッジオンデマンド株式譲渡に伴う当期財務影響について
連結損益計算書
継続事業
ナレッジオンデマンド関連損益
売上収益 -
売上原価 -
販管費 - ・ 貸付残高への貸倒引当金繰入
(個別決算では前期に計上済み)
営業利益 -
営業外損益 △84
法人所得税 - ・ ナレッジオンデマンド期間損益
△84 ・ 株式譲渡等に伴う損益
継続事業からの四半期利益
非継続事業からの四半期利益 +93
四半期利益 +8
28
2020年3月期 業績予想・配当予想
29
2019年度 業績予想
リードジェン、ねとらぼを軸に成長継続
前期好調だった第4四半期は保守的に計画
親会社の所有者に帰属する
売上収益 営業利益 当期利益
(百万円)
通期業績予想 4,850 870 520
(+3.1%) (▲1.3%) (+38.0%)
2018年度実績 4,703 881 376
※上記の業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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配当金の推移と予想 56.9%
41.2% 39.3% (配当性向)
(円) 11.0 37.6%
市場変更
30.6% 記念配当
24.9% 24.6%
10.0 10.0 1.0 10.0
期末
0.0% 中間配当5円
6.67 5.0 5.0
期末配当5円
4.67
15周年
配当性向 37.6%
中間
記念配当
2.66
5.0 5.0
0
0円
'12 2.67円 4.67円 6.67円 '18 10円
'13 '14 '15 '16 '17 '19
※ 当社は2015年12月1日付で株式の3分割を実施しており、上記では過去の数値も含め分割後の基準に統一しています。 31
企業理念