2148 ITM 2021-07-30 17:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年7月30日
上場会社名 アイティメディア株式会社 上場取引所 東
コード番号 2148 URL https://corp.itmedia.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 兼 CEO (氏名)大槻 利樹
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO 兼 管理本部長 (氏名)加賀谷 昭大 TEL 03-6893-2148
四半期報告書提出予定日 2021年8月12日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有 https://corp.itmedia.co.jp/ir/
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 1,755 23.1 578 64.8 572 74.6 387 77.2 387 77.2 312 30.5
2021年3月期第1四半期 1,425 26.2 350 82.5 327 276.0 218 49.9 218 51.8 239 216.9
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 19.58 19.12
2021年3月期第1四半期 11.04 11.04
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 8,832 7,249 7,249 82.1
2021年3月期 9,074 7,117 7,117 78.4
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 7.00 - 9.00 16.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 11.00 - 11.00 22.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 3,610 16.3 1,080 24.2 720 29.5 36.33
通期 7,580 10.0 2,380 17.7 1,580 25.9 79.72
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 20,532,600株 2021年3月期 20,532,600株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 713,074株 2021年3月期 713,074株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 19,819,526株 2021年3月期1Q 19,819,564株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、実際の業績等はさまざまな要因により予想数値と大きく異なる可能性があります。
・四半期決算補足説明資料は、2021年7月30日に当社ホームページ(https://corp.itmedia.co.jp/ir/)に掲載しております。
アイティメディア株式会社(2148) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 7
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 7
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 8
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 9
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 11
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 12
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記 ………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
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アイティメディア株式会社(2148) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間の売上収益は、第1四半期として過去最高の17億55百万円(前年同期比3億29百万円
増、23.1%増)となりました。テクノロジー市場の活況と企業のマーケティング活動のデジタルシフトが前期より
続いており、リードジェン事業、メディア広告事業がともに大きく成長しました。
営業利益については、第1四半期として過去最高の5億78百万円(同2億27百万円増、64.8%増)となりまし
た。増収により各セグメントで利益率が大幅に上昇しました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上収益は17億55百万円(同23.1%増)、
営業利益は5億78百万円(同64.8%増)、四半期利益は3億87百万円(同77.2%増)および親会社の所有者に帰属
する四半期利益は3億87百万円(同77.2%増)となりました。
連結経営成績の概況
(単位:百万円)
前第1四半期 当第1四半期
増減額 増減率(%)
(2020年4月~6月) (2021年4月~6月)
売上収益 1,425 1,755 +329 +23.1
EBITDA※1 432 648 +215 +49.7
営業利益 350 578 +227 +64.8
税引前利益 327 572 +244 +74.6
四半期利益 218 387 +169 +77.2
親会社の所有者に帰属する 387
四半期利益 218 +169 +77.2
※1 EBITDA:営業利益+減価償却費+無形資産の償却費+のれんの減損-その他の一時収益+その他の一時費用
■売上収益 ■EBITDA (単位:百万円)
■営業利益 ■親会社の所有者に帰属する四半期利益
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アイティメディア株式会社(2148) 2022年3月期 第1四半期決算短信
報告セグメント別の概況
(単位:百万円)
前第1四半期 当第1四半期
増減額 増減率(%)
(2020年4月~6月) (2021年4月~6月)
リードジェン事業
売上収益 656 786 +129 +19.8
EBITDA 200 256 +55 +27.6
営業利益 153 215 +61 +40.2
メディア広告事業
売上収益 769 968 +199 +26.0
EBITDA 232 392 +159 +68.8
営業利益 197 362 +165 +84.1
リードジェン事業:専門メディア群から得られるデータを活用して特定のB2B商材に関心の高いユーザーを判別
し、顧客企業に見込み客リストとして提供する事業
メディア広告事業:自社運営メディアの広告枠、およびメディアコンテンツを活用した企画商品を販売する事業
■セグメント別売上収益 ■セグメント別営業利益 (単位:百万円)
■当第1四半期のリードジェン事業
リードジェン事業の売上収益は、7億86百万円(前年同期比19.8%増)となりました。
テクノロジー市場の活況と企業のマーケティング活動のデジタルシフトによる顧客の需要拡大継続を背景に、前
期に続き、大きな成長を実現しています。
・ 株式 会社 R P A B A NK が運 営す るA I ( 人工 知能 )と RP Aの情 報提 供に 特化 した 会員 制 メ ディ ア「 RP A BANK
(https://rpa-bank.com/)」事業を、2021年9月1日をもって譲り受ける旨の契約を締結しました。RPA BANK
の有力なコンテンツおよび会員を当社既存メディアと統合することで、RPA BANKユーザー、当社既存ユーザー双
方へのサービスを強化します。(RPA BANK会員数 4万人)
・登録会員数は104万人となり、前年同期比8.5%増加しました。
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アイティメディア株式会社(2148) 2022年3月期 第1四半期決算短信
リードジェン事業の主要メディア一覧
顧客分野 メディア・サービス 情報の内容 対象とするユーザー
TechTargetジャパン
IT関連製品やサービスの導 企業の情報システムの導入に
https://techtarget.itmedia.co.jp/
入・購買を支援する情報並び 意思決定権を持つキーパーソ
キーマンズネット
に会員サービス ン
https://www.keyman.or.jp/
IT&ビジネス
分野 発注ナビ 情報システム開発会社検索・ 企業情報システム開発の発注
https://hnavi.co.jp/ 比較サービス 担当者
デジタルマーケティングの最
ITmedia マーケティング 企業のマーケティング活動に
新動向や製品・サービスの情
https://marketing.itmedia.co.jp/ 携わる担当者
報
製造業のための製品/サービ
産業テクノロ TechFactory 製造業に従事するエンジニア
スの導入・購買を支援する会
ジー分野 https://techfactory.itmedia.co.jp/ や製品・サービス導入担当者
員制サービス
・当第1四半期における掲載記事のご紹介
(一部の記事においては、記事全文を閲覧する場合に会員登録が必要な場合がございます。)
「「SD-WAN」の基本から活用例まで【第2回】
「SD-WAN=ローカルブレークアウト手段」は昔話? テレワークで起きた変化とは」 TechTargetジャパン
2021年6月9日公開
「SD-WAN」がまず注目された理由は、特定のクラウドサービスのローカルブレークアウトができるからだっ
た。テレワークの普及で、SD-WANへのニーズが変化している。どう変わったのか。
https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2106/01/news01.html
「話題のAI資格「G検定」とは? 数学苦手の記者が育休中に受けてみた」 キーマンズネット 2021年4月30日
公開
AI(人工知能)の基礎的な知識が身に付くとして認知度を上げているG検定。数学苦手の“ド文系”で、育児
休暇中の記者が受験してみました。20日で挑んだ際の勉強方法やおすすめの参考書、受験のメリットをまと
めます。
https://www.keyman.or.jp/kn/articles/2104/30/news073.html
「「フジトラ」の現在地点
富士通は営業改革で直面した「Excel依存」「強過ぎる営業」などのあるある課題にどう取り組んでいる?」
ITmedia マーケティング 2021年6月9日公開
Fujitsu Transformation(フジトラ)の一環である営業改革で直面したさまざまな課題。富士通はどう取り
組んでいるのか。
https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/2106/09/news134.html
「大原雄介のエレ・組み込みプレイバック
世界的な半導体の生産量不足、その原因と影響」 TechFactory 2021年4月12日公開
エレクトロニクス/組み込み業界の動向をウオッチする連載。今回は、さまざまな業界へ多大な影響を及ぼ
している「半導体の生産量不足」についてお届けする。
https://techfactory.itmedia.co.jp/tf/articles/2104/12/news035.html
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アイティメディア株式会社(2148) 2022年3月期 第1四半期決算短信
■当第1四半期のメディア広告事業
メディア広告事業の売上収益は、9億68百万円(前年同期比26.0%増)となりました。
デジタルトランスフォーメーション加速を背景としたビジネス領域や産業テクノロジー領域における広告需要拡
大や、運用型広告の収益拡大により、前期に続き、大きな成長を実現しています。
・全社のメディア力を図る指標であるページビュー(PV)※2、ユニークブラウザ(UB)※3の当第1四半期連結会計期
間での最高値はそれぞれ、ページビューが月間4.7億PV、ユニークブラウザが月間5,000万UBとなっております。
・ねとらぼは、2021年6月に月間3.8億PVを超過し、過去最高記録を更新しております。広告単価も改善傾向とな
っております。
・ねとらぼのサブブランドであるねとらぼGirlSideが6月に3千万PVを突破しました。
・当連結会計期間に開催した主なメディア主催型デジタルイベント
①「製造業×品質、革新するモノづくりの在り方」:MONOist
②「新時代の生存戦略 コラボレーションを生み出す「縦横無尽なコミュニケーション」のカギ」:ITmedia ビ
ジネスオンライン
③「ITmedia Security Week 2021 summer」:@IT、ITmedia エンタープライズ、ITmedia エグゼクティブ
※2 ページビュー :あるウェブサイトがどの程度アクセスされているかを示す単位のひとつ。1ページビューとは、あるウェブサイトを閲覧しているユーザーのブラ
ウザに、そのウェブページが1ページ分表示されることを指します。通常、ウェブサイトを見ているユーザーは、サイト内の複数のページを閲覧
するため、そのサイトを訪問した実質のユーザー数(ユニークブラウザ数)よりもページビュー数のほうが数倍多くなります。
※3 ユニークブラウザ:ウェブサイトがどの程度アクセスされているかを示す指標のひとつ。1ユニークブラウザとは、ある一定期間内にウェブサイトにアクセスされ
た、重複のないブラウザ数を指します。ウェブサイトの人気や興味の度合い、その推移を判断する指標として広く用いられています。
メディア広告事業の主要メディア一覧
顧客分野 メディア・サービス 情報の内容 対象とするユーザー
@IT
https://www.atmarkit.co.jp/ 専門性の高いIT関連情 システム構築や運用等に
@IT自分戦略研究所 報・技術解説 携わるIT関連技術者
https://www.atmarkit.co.jp/ait/subtop/jibun/
ITmedia NEWS
IT&ビジネス https://www.itmedia.co.jp/news/ IT関連ニュースおよび企
IT業界関係者、企業の情
分野 ITmedia エンタープライズ 業情報システムの導入や
報システム責任者および
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/ 運用等の意思決定に資す
管理者
ITmedia エグゼクティブ る情報
https://mag.executive.itmedia.co.jp/
ITmedia ビジネスオンライン 時事ニュースの解説、仕 20~30代ビジネスパーソ
https://www.itmedia.co.jp/business/ 事効率向上に役立つ情報 ン
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アイティメディア株式会社(2148) 2022年3月期 第1四半期決算短信
顧客分野 メディア・サービス 情報の内容 対象とするユーザー
MONOist
https://monoist.atmarkit.co.jp/
エレクトロニクス分野の
EE Times Japan エレクトロニクス関連の
最新技術解説並びに会員
https://eetimes.jp/ 技術者
サービス
EDN Japan
産業テクノロ https://ednjapan.com/
ジー分野 建築・建設分野の最新技
BUILT
術解説並びに会員サービ 建築・建設業界の実務者
https://built.itmedia.co.jp/
ス
節電・蓄電・発電のため 企業や自治体の総務部、
スマートジャパン
の製品検討や導入に役立 システム部、小規模工場
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/
つ情報 経営者
ITmedia Mobile
https://www.itmedia.co.jp/mobile/ パソコン、スマートフォ
ITmedia PC USER ン、AV機器等デジタル関 デジタル関連機器等の活
コンシューマ https://www.itmedia.co.jp/pcuser/ 連機器の製品情報、活用 用に積極的な消費者
ー分野 Fav-Log 情報
https://www.itmedia.co.jp/fav/
ねとらぼ ネット上の旬な話題の提
インターネットユーザー
https://nlab.itmedia.co.jp/ 供
・当第1四半期における掲載記事のご紹介
(一部の記事においては、記事全文を閲覧する場合に会員登録が必要な場合がございます。)
「5分で分かるWSL/WSL 2
Windows Subsystem for Linuxをざっくり解説」 @IT 2021年3月23日公開
Windows 10上でLinuxを実行できる機能、WSLの概要をおよそ5分でざっくり解説します。
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/2103/23/news007.html
「「ファクト」から考える中小製造業の生きる道」連載記事 MONOist
苦境が目立つ日本経済の中で、中小製造業はどのような役割を果たすのか――。「ファクト」を基に、中小
製造業の生きる道を探す。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/series/22843/
「開店1カ月目で黒字達成 「24時間無人」の古着店 店員不在でも支持されるワケ」 ITmedia ビジネスオン
ライン 2021年3月1日公開
東京都中野区にちょっと変わった古着店がある。24時間営業で店員がいない店、その名も「ムジンノフク
ヤ」。商品選びから試着、精算まで人と接触せずに完結できることから、密を避けて買い物ができる店とし
て話題になっている。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2103/01/news025.html
「ITmedia Mobile 20周年特別企画
3Gから4G、そして5Gへ モバイル通信の進化で業界のトレンドはどう変わった?」 ITmedia Mobile 2021年4
月16日公開
~モバイル業界の「これまで」と「これから」~
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2104/16/news050.html
「仕事がなくなるんじゃないかと思ったーー小林星蘭、中学生で手術入院経験 16歳で芸歴10年超のリアル語
る」 ねとらぼエンタ 2021年5月25日公開
ベテランだ。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2105/25/news006.html
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アイティメディア株式会社(2148) 2022年3月期 第1四半期決算短信
「最高の「家系ラーメン店」TOP20はここだ! 家系好きが選んだ「本当にうまい店」ランキング!」 ねとらぼ
調査隊 2021年3月28日公開
「一番うまいと思う『家系ラーメン店』教えてください!」と題して、数えきれないほどある家系ラーメン
店の中から「あなたが考える最高の店」を投稿してもらいました。その結果、家系ラーメン好きから1700件
を超える熱いコメントが集まりました。
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/137302/
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び資本の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は88億32百万円(前連結会計年度比2億41百万円減)となりま
した。主な増減の内訳は、営業債権及びその他の債権の減少3億93百万円、その他の金融資産の減少1億59百万
円および使用権資産の増加3億7百万円であります。
負債合計は15億83百万円(同3億73百万円減)となりました。主な増減の内訳は、営業債務及びその他の債務
の減少1億28百万円、リース負債の増加2億92百万円および未払法人所得税の減少3億78百万円であります。
資本合計は72億49百万円(同1億31百万円増)となりました。主な増減の内訳は、利益剰余金の増加2億9百
万円であります。
キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末
より5百万円増加し、58億82百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりで
あります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間における営業活動の結果、増加した資金は1億88百万円となり、前年同四半期と
比べ1億32百万円減少いたしました。主な内訳は、税引前四半期利益5億72百万円、営業債権及びその他の債
権の減少によるキャッシュ・フローの増加3億93百万円および法人所得税の支払額5億71百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間における投資活動の結果、増加した資金は35百万円となり、前年同四半期と比べ
1億23百万円増加いたしました。主な内訳は、有形固定資産及び無形資産の取得による支出13百万円および差
入保証金の回収による収入48百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間における財務活動の結果、減少した資金は2億18百万円となり、前年同四半期と
比べ44百万円減少いたしました。主な内訳は、配当金の支払額1億73百万円およびリース負債の返済による支
出45百万円であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第1四半期連結累計期間の業績は計画の範囲内で推移しているため、2021年4月30日公表の業績予想数値に変
更はございません。
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アイティメディア株式会社(2148) 2022年3月期 第1四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
(資産の部)
流動資産
現金及び現金同等物 5,877,480 5,882,957
営業債権及びその他の債権 1,183,931 790,298
その他の金融資産 500,000 500,000
棚卸資産 13,839 11,604
その他の流動資産 92,066 73,496
流動資産合計 7,667,317 7,258,357
非流動資産
有形固定資産 142,977 141,627
使用権資産 - 307,977
のれん 415,719 415,719
無形資産 237,416 225,954
持分法で会計処理されている投資 4,797 -
その他の金融資産 486,537 327,447
繰延税金資産 113,671 148,368
その他の非流動資産 6,048 7,048
非流動資産合計 1,407,169 1,574,144
資産合計 9,074,487 8,832,501
(負債及び資本の部)
流動負債
営業債務及びその他の債務 377,409 248,721
リース負債 3,688 178,832
未払法人所得税 562,786 184,631
契約負債 324,963 321,391
その他の流動負債 625,375 471,016
流動負債合計 1,894,223 1,404,593
非流動負債
リース負債 3,684 120,754
引当金 28,950 28,950
その他の非流動負債 30,297 29,133
非流動負債合計 62,932 178,837
負債合計 1,957,156 1,583,431
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金 1,735,570 1,735,570
資本剰余金 1,926,189 1,923,906
利益剰余金 3,607,628 3,817,243
自己株式 △344,517 △344,517
その他の包括利益累計額 192,460 116,866
親会社の所有者に帰属する持分合計 7,117,330 7,249,070
資本合計 7,117,330 7,249,070
負債及び資本合計 9,074,487 8,832,501
- 8 -
アイティメディア株式会社(2148) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上収益 1,425,981 1,755,779
売上原価 514,185 587,774
売上総利益 911,795 1,168,005
販売費及び一般管理費 561,336 590,070
その他の営業損益 308 275
営業利益 350,767 578,210
その他の営業外損益(△は費用) △142 △1,296
持分法による投資損益(△は損失) △22,887 △4,797
税引前四半期利益 327,737 572,116
法人所得税 108,834 184,124
四半期利益 218,903 387,991
四半期利益の帰属
親会社の所有者 218,903 387,991
非支配持分 - -
218,903 387,991
親会社の所有者に帰属する1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 11.04 19.58
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 11.04 19.12
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アイティメディア株式会社(2148) 2022年3月期 第1四半期決算短信
要約四半期連結包括利益計算書
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期利益 218,903 387,991
その他の包括利益(税引後)
純損益に振り替えられることのない項目
FVTOCIの資本性金融資産 20,475 △75,594
純損益に振り替えられることのない項目合計 20,475 △75,594
その他の包括利益(税引後)合計 20,475 △75,594
四半期包括利益合計 239,379 312,397
四半期包括利益合計の帰属
親会社の所有者 239,379 312,397
非支配持分 - -
239,379 312,397
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(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本
その他の
資本 利益 自己 合計
資本金 剰余金
剰余金
株式
包括利益 合計
累計額
2020年4月1日 1,735,570 1,824,058 2,612,258 △344,454 59,874 5,887,308 5,887,308
四半期包括利益
四半期利益 - - 218,903 - - 218,903 218,903
その他の包括利益 - - - - 20,475 20,475 20,475
四半期包括利益合計 - - 218,903 - 20,475 239,379 239,379
所有者との取引額等
剰余金の配当 - - △118,917 - - △118,917 △118,917
所有者との取引額等合計 - - △118,917 - - △118,917 △118,917
2020年6月30日 1,735,570 1,824,058 2,712,244 △344,454 80,350 6,007,770 6,007,770
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本
その他の
資本 利益 自己 合計
資本金 剰余金
剰余金
株式
包括利益 合計
累計額
2021年4月1日 1,735,570 1,926,189 3,607,628 △344,517 192,460 7,117,330 7,117,330
四半期包括利益
四半期利益 - - 387,991 - - 387,991 387,991
その他の包括利益 - - - - △75,594 △75,594 △75,594
四半期包括利益合計 - - 387,991 - △75,594 312,397 312,397
所有者との取引額等
剰余金の配当 - - △178,375 - - △178,375 △178,375
株式に基づく報酬取引 - △2,282 - - - △2,282 △2,282
所有者との取引額等合計 - △2,282 △178,375 - - △180,657 △180,657
2021年6月30日 1,735,570 1,923,906 3,817,243 △344,517 116,866 7,249,070 7,249,070
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(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 327,737 572,116
減価償却費及び償却費 82,224 70,017
持分法による投資損益(△は益) 22,887 4,797
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加額) 60,143 393,633
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少額) △16,167 △128,469
契約負債の増減額(△は減少額) 90,672 △3,571
その他 △42,494 △148,348
小計 525,003 760,174
利息及び配当金の受取額 74 58
利息の支払額 △70 △105
法人所得税の支払額 △203,983 △571,494
営業活動によるキャッシュ・フロー 321,024 188,633
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △200,000 △200,000
定期預金の払戻による収入 200,000 200,000
有形固定資産及び無形資産の取得による支出 △16,500 △13,425
持分法で会計処理されている投資の取得による支出 △72,000 -
差入保証金の回収による収入 - 48,798
投資活動によるキャッシュ・フロー △88,500 35,372
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △115,217 △173,448
リース負債の返済による支出 △58,837 △45,080
財務活動によるキャッシュ・フロー △174,055 △218,528
現金及び現金同等物の増減額(△は減少額) 58,468 5,477
現金及び現金同等物の期首残高 4,302,014 5,877,480
現金及び現金同等物の四半期末残高 4,360,482 5,882,957
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(5)要約四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業
セグメントを基礎に決定しております。
「リードジェン事業」は、会員制メディアおよび各メディアのデジタルイベントを通じて企業におけるIT製
品・サービスの導入・購買に関する支援や情報提供サービスを行っております。
「メディア広告事業」は、IT&ビジネス分野、産業テクノロジー分野、コンシューマー分野に関して、専門
性の高い情報をユーザーに提供し、主に広告商品を企画・販売・掲載するための各メディアの企画・運営・情
報掲載サービスの提供およびその他の法人向けサービスの提供を行っております。
各報告セグメントの会計方針は、当社グループの会計方針と同一であります。報告セグメントの利益は、
「営業利益」であります。セグメント利益の算定にあたっては、特定の報告セグメントに直接関連しない費用
を、最も適切で利用可能な指標に基づき各報告セグメントに配分しております。セグメント間の売上収益は、
市場実勢価格に基づいております。
(2)セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は、以下の通りです。
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
リードジェン メディア広告 調整額 連結
合計
事業 事業
売上収益
外部顧客からの売上高 656,817 769,164 1,425,981 - 1,425,981
セグメント間の売上高 - 150 150 △150 -
合計 656,817 769,314 1,426,131 △150 1,425,981
セグメント利益 153,635 197,132 350,767 - 350,767
その他の営業外損益(△は費用) △142
持分法による投資損益(△は損失) △22,887
税引前四半期利益 327,737
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
リードジェン メディア広告 調整額 連結
合計
事業 事業
売上収益
外部顧客からの売上高 786,792 968,987 1,755,779 - 1,755,779
セグメント間の売上高 - 150 150 △150 -
合計 786,792 969,137 1,755,929 △150 1,755,779
セグメント利益 215,321 362,888 578,210 - 578,210
その他の営業外損益(△は費用) △1,296
持分法による投資損益(△は損失) △4,797
税引前四半期利益 572,116
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