2148 ITM 2021-01-28 17:00:00
2021年3月期 第3四半期 決算説明資料 [pdf]
2021年3月期 第3四半期
決算説明資料
2021年 1月 28日
Copyright © 2021 ITmedia Inc. 証券コード:2148 東証第一部
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、資料作成時点で入手可能な情報に基づき判断した予想であり、不確実
な要素を含んでいます。実際の業績は、様々な要因及び業況の変化により、記載されている予想とは大きく異なる可能性があることをご
了承ください。
当社の業績に影響を与えうる事項は「2020年3月期 有価証券報告書」の「事業等のリスク」に記載されておりますので、ご参照ください。
ただし、業績に影響を与えうる要素は「事業等のリスク」に記載されている事項に限定されるものではないことをご留意ください。リスクや
不確実な要素には、将来の出来事から発生する重要かつ予測不可能な影響も含まれます。
本資料の掲載内容については細心の注意を払っておりますが、その内容の正確性及び確実性を保証するものではないことをあらかじめ
ご了承ください。
この資料は投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われるようお願いいたします。
本資料及びデータの無断転用はご遠慮ください。
当社は、2016年度第1四半期決算より、国際財務報告基準(IFRS)を任意適用いたしました。
本資料の業績数値は、比較年度である2015年度よりIFRS基準、2014年度は日本基準に基づき記載しております。
2020年3月期において、ナレッジオンデマンド株式会社の株式譲渡を実行したことに伴い、同社を非継続事業に分類しております。これ
により非継続事業からの損益は、要約四半期損益計算書上、継続事業と区分して表示しております。これに伴い、売上収益および営業
利益は、継続事業の金額を表示しております。なお、2019年3月期についても同様に組み替えて表示しております。
2
2021年3月期 第3四半期業績概況
3
エグゼクティブサマリー
過去最高のQ3累計業績
テクノロジー市場は好況 + 企業のマーケティング活動の
オンラインシフト
売上収益 28.5% 増
・リードジェン事業 好調な既存事業に加え、デジタルイベントが急成長
・メディア広告事業 業務システム等ビジネス領域中心に広告拡大
営業利益 80.5% 増
・リードジェン事業 デジタルイベント強化によりコスト増加も利益率向上
・メディア広告事業 増収に伴い利益率が向上
通期業績予想、配当予想を上方修正 4
Q3累計(4-12月)の業績
売上収益 営業利益 (百万円)
(+28.5%) 1,800
(+80.5%) 40.0%
4,854
1,600 1,488
35.0%
1,400
3,776 営業利益率
1,200 30.7% 30.0%
1,000
824 25.0%
800 21.8%
600 20.0%
400
15.0%
200
0 10.0%
FY19Q3 FY20Q3 FY19Q3 FY20Q3 5
連結損益計算書
(百万円)
FY19Q3 FY20Q3
増減率
金額 売上比 金額 売上比
売上収益 3,776 100.0% 4,854 100.0% +28.5%
総コスト 2,951 78.2% 3,366 69.3% +14.0%
(うち人件費) 1,669 44.2% 1,886 38.9% +13.0%
EBITDA 1,069 28.3% 1,735 35.7% +62.3%
営業利益 824 21.8% 1,488 30.7% +80.5%
四半期利益 596 15.8% 954 19.7% +60.0%
親会社の所有者に帰属する
四半期利益 595 15.8% 954 19.7% +60.5%
四半期包括利益 508 13.5% 1,185 24.4% +133.0%
6
売上収益 (四半期別)
(百万円)
5,278
4,854 Q3 1,751 百万円
4,608 4,703
4,376 4,451 1,501
1,310 1,393 1,751
前期比 +414 百万円 (+31.0 %)
1,208 1,269
3,163
1,336
Q4 899
1,165 1,014 1,201 1,140 過去最高の四半期業績
1,677
Q3 828 1,310
1,147 1,126 1,121
1,086
Q2 794
1,425
916 1,020 970 1,048 1,129
Q1 640
FY14 FY15 FY16 FY17 FY18 FY19 FY20
IFRS 7
営業利益 (四半期別)
(百万円)
1,488 Q3 619 百万円
1,172 前期比 +284 百万円 (+84.9 %)
619
881 347
819
709 746
過去最高の四半期業績
206
242 334
366 518
488 264
261
Q4 171 117 190
248
297
Q3 166 217 208 194
174 350
Q2 118 192
134 119 79 129
Q1 31
FY14 FY15 FY16 FY17 FY18 FY19 FY20
IFRS 8
営業利益 増減分析
増収による増益
前期比
デジタルイベント等成長領域への投入を継続
メディア広告
売上増加
人件費
の増加
+ 663百万円
その他
(百万円)
▲217 コストの増加
リードジェン +421
売上増加 ▲196
+656
1,488
824
FY19Q3累計 FY20Q3累計 9
コストの内訳 四半期推移
Q3会計期間 前期比 構成比
(百万円)
1,154 1,158 1,132 合計 +13.0% 100%
1,075 ■ 外注費 +21.7%
1,027 16.8%
1,012 1,001 176 191
190
950 937 157 ■ その他 +6.5% 26.9%
918 926
169 147 156 ■ 人件費 +13.9% 56.3%
150 138
143 142 322 304
364 312
297 290 286
252 261 263 [主な前年同期比増加要素]
257
〇 人件費+77
・人員増加
・賞与増加
613 644 637 〇 外注費+33、その他+18
574 604
530 538 560 535 559
517 ・売上連動 (デジタルイベント含む)
・コンテンツ
・業務環境・システム
'18Q1 '18Q2 '18Q3 '18Q4 '19Q1 '19Q2 '19Q3 '19Q4 '20Q1 '20Q2 '20Q3 '20Q4 10
従業員数の内訳 四半期推移 *契約、派遣、アルバイトを含む
100%
337 Q3 会計期間 前年同期比 構成比
(人) 90%
319 325
288 296 32
35 80% 合計 +17.0% 100%
31
273 271 277 273 280 278 18
29 18 18 70%
24 26 24 27 ■管理系・その他 +29.6% 10.4%
22 23 25 15 15
12 13 15 16 16 16 60%
125 ■技術系 +20.0% 5.3%
126 122
50%
117 117
119
49.4% 115 116 111 113 112 ■営業系 +6.8% 37.1%
47.3% 47.2% 47.4%
43.8% 40%
40.2% 41.8% 40.9% 42.4%
38.4% 36.4% ■編集系 +23.3% 47.2%
30%
144 153 159 20%
120 120 122 121 125 126 129 135
【販管費】人件費 + 【原価】労務費
10%
売上収益人件費率= ×100
売上収益
0%
'18Q1 '18Q2 '18Q3 '18Q4 '19Q1 '19Q2 '19Q3 '19Q4 '20Q1 '20Q2 '20Q3 '20Q4 11
連結キャッシュ・フロー計算書
(百万円)
FY19Q3 FY20Q3 差異 営業CF 主な内訳
継続事業からの
営業活動による +1,431
887 1,550 +662 税引前利益の計上
キャッシュ・フロー
減価償却費及び償却費 +246
投資活動による
▲98 ▲99 ▲1 法人所得税の支払額 ▲351
キャッシュ・フロー
財務活動による 投資CF 主な内訳
▲354 ▲435 ▲81
キャッシュ・フロー
無形資産の取得による支出 ▲27
現金及び現金同等物の 関係会社株式の取得による支出 ▲72
434 1,014 +580
増減額
財務CF 主な内訳
現金及び現金同等物の
3,383 4,302 +919 配当金の支払 ▲257
期首残高
リース負債の支払額 ▲177
現金及び現金同等物の
3,817 5,317 +1,499
期末残高
12
連結財政状態計算書
(百万円)
2020年3月末 2020年12月末 差異 資産合計
資 流動資産 5,698 6,730 +1,031 現金及び現金同等物 +1,014
産
の 非流動資産 1,536 1,556 +20 使用権資産 ▲171
部 資産合計 7,235 8,287 +1,052
その他の金融資産 +336
負 流動負債 1,273 1,405 +132
債
の 非流動負債 74 67 ▲6 負債合計
部 負債合計 1,347 1,473 +125
リース負債 ▲177
資本金/資本剰余金 3,559 3,559 ▲0
未払法人所得税 +125
利益剰余金 2,612 3,308 +696
資 その他の流動負債 +190
自己株式 ▲344 ▲344 ▲0
本
の 他包括利益累計額 59 290 +230
部 資本合計
親会社の所有者に
5,887 6,814 +926 利益剰余金 +696
帰属する持分
資本合計 5,887 6,814 +926 うち、当期利益 (+954)
1株当たり親会社の うち、剰余金の配当 (▲258)
所有者に帰属する持分
297.05円 343.81円 + 46.76円
親会社所有者帰属持分比率 81.4% 82.2% + 0.9pt その他包括利益累計額 +230
13
セグメント別売上収益 (累計)
リードジェン事業 メディア広告事業 (百万円)
2,900
(+41.1%) 0.4 2,900
(+19.3%) 0.4
2,603
0.35 0.35
2,400 2,251 2,400
2,181
0.3 0.3
1,900 1,900
1,594 0.25 0.25
1,400 1,400
0.2 0.2
900 900
0.15 0.15
400 0.1 400 0.1
FY19Q3 FY20Q3 FY19Q3 FY20Q3 14
売上収益 セグメント別 (累計)
(百万円)
リードジェン事業
前期比 +41.1 % Q3累計過去最高
- 既存事業は成長継続
2,251
- 加えてデジタルイベントが急成長
1,594
1,346 1,405 1,379 1,389
577 メディア広告事業
前期比 +19.3 % Q3累計過去最高
2,603
2,181
1,686 1,821 1,691 1,769 1,919 - 業務システム等ビジネス領域中心に広告拡大
FY14 FY15 FY16 FY17 FY18 FY19 FY20
IFRS 15
セグメント別営業利益 (累計)
リードジェン事業 メディア広告事業 (百万円)
1,000
(+96.2%) 40.0%
1,000 (+70.8%) 40.0%
900
900
870
35.0%
800 35.0%
800 33.4%
700
617 30.0% 700
30.0%
600 27.5% 600
営業利益率
509
500 25.0% 500 25.0%
400
315 20.0%
400 23.4%
20.0%
300 19.8% 300
200 200
15.0% 15.0%
100 100
0 10.0% 0 10.0%
FY19Q3 FY20Q3 FY19Q3 FY20Q3 16
営業利益 セグメント別 (累計)
(百万円) メディア広告事業 営業利益率
33.4%
リードジェン事業 営業利益率
23.4%
24.7% 27.5%
18.4% 19.0%
19.6%
14.2%
19.8% 617
リードジェン事業
12.1%
16.3% 14.1% 15.4%
10.8%
前期比 +96.2 % Q3累計過去最高
- デジタルイベント強化によりコスト増加も
利益率向上
315
332 212 150 870 メディア広告事業
199
113 509 前期比 +70.8 % Q3累計過去最高
296 324 364
204 239 - 増収に伴い利益率が向上
FY14 FY15 FY16 FY17 FY18 FY19 FY20
IFRS 17
第3四半期のトピックス
18
現況概観
既存事業の成長加速に加え、デジタルイベントが新たな成長軸に
デジタルイベント
リードジェン
顧客市場 メディア・マーケ市場 +41.1%
+23.2 %
2,251
マーケティングの
1,594
オンラインシフト加速
テクノロジー市場 活況
メディア広告
+27.5 % +19.3%
オンラインメディアの 2,181 2,603
消費者向け運用型 利用拡大
広告市場 やや鈍化
FY19Q3累計 FY20Q3累計
19
現況概観
企業の B2Bマーケティングの
デジタルシフト加速 デジタルシフト加速
・B2B領域:全般堅調 ・デジタルマーケティングの主力商品
(IT・産業テクノロジー領域) 「リードジェン」が堅調
・DXがテーマとなるビジネス領域:急成長 ・デジタルイベント事業:4倍に迫る成長
・メディア広告にも追い風
クラウド、SaaS、 リードジェン、
産業DX領域を強化 デジタルイベントを強化
20
デジタルイベント 成長戦略
事業規模
既存営業力を行使 デジタルイベント市場
先行企業として事業拡大に注力 の成長を享受
展開中 (テクノロジー産業中心)
領域の拡大
IT イベント支援事業者等、パートナー
との連携を通じた市場開拓・拡大
製造
様々な産業領域
エレクトロニクス
官公庁 金融
建設、流通 etc. 医療 製薬 etc.
・リソースの強化を継続 展開領域
・独立事業部体制へ移行 ⇒ スピードアップ 21
デジタルイベント事業拡大のためのパートナー戦略
イベント業界の有力企業とのパートナーシップを強化
運営リソース クオリティ 販路
• キャパシティの向上
• 非テクノロジー系業界も含む拡販
2020年12月11日プレスリリース
株式会社博報堂プロダクツと連携開始
22
ITmedia Virtual EXPO 2021 春
会期:2021年2月16日~3月19日
会場:オンライン
Q2に続き本年度2回目の開催を予定
〇 9つのテーマEXPOで構成
・メカ設計 EXPO
・スマートファクトリー EXPO
・組み込み開発&エレクトロニクス・AI EXPO
・Building × IT EXPO
・リテール&ロジスティクス サプライチェーン EXPO
・モノづくり × スタートアップ EXPO
・製造業向けクラウド&エッジ IoT ソリューション EXPO
・オートメーションコンポーネンツフェア
・製造業向けICT基盤 EXPO
https://ve.itmedia.co.jp/
23
KPIの状況
直近5四半期の推移 (万人) (百万PV)
■ リードジェン会員数 99 ■ PV数 (月平均)
(+9.0%)
369
(+16.4%)
317 82
そ
の (+26.1%)
他 65
91
ね
と 286
ら 251
(+13.9%)
ぼ
'19Q3 '19Q4 '20Q1 '20Q2 '20Q3 '19Q3 '19Q4 '20Q1 '20Q2 '20Q3
※共通会員基盤「アイティメディア ID」上でリードジェンサービスの対象となっている会員数 24
ねとらぼの状況
■ 売上収益とPVの四半期推移
単価
シフト
売上収益
期初より広告単価
PV 下落傾向が継続
(新型コロナ影響)
下期よりPV優先から
売上効率重視の運営にシフト
Q3はPV減速も
売上収益は四半期過去最高
25
2021年3月期 業績予想・配当予想
26
3本柱の成長を継続
Online Centric
法人営業 メディア イベント
のオンライン化 のオンライン化
のオンライン化
27
Smart Work Shift 持続的成長のための改革加速
働く「場所」 リモートワーク
の変化 環境の改善
オフィス改革 ICT/BPR強化 従業員の働きがい
本社オフィス 機能 ICTツール
BPR推進 在宅勤務手当 インセンティブ
縮小 最適化 最適化
コミュニケーション& 働きたくなる
業務効率の維持・向上 魅力的な企業へ
28
Smart Work Shift 持続的成長のための改革加速
第4四半期 1億円規模の追加コスト投入を計画
オフィス改革 ICT/BPR強化 従業員の働きがい
紀尾井町オフィス リモートワーク前提の
手当を増額
¼を解約 業務環境最適化
在宅勤務の負担をケア
※来期より賃料減少 年間0.5億円想定 (SaaS活用)
デジタルイベントなど PC・モバイル 賞与等
オフィス機能を最適化 リプレイス インセンティブ
29
業績予想の修正
Q3 Q4
• 良好なトレンドが継続 • 売上収益見通しを上方修正
• 想定を上振れ • 前ページの追加コストを反映
親会社の所有者に帰属する
(百万円) 売上収益 営業利益 当期利益
修正予想 6,600 1,900 1,200
前期比 (+25.0%) (+62.1%) (+53.7%)
前回予想 6,380 1,730 1,120
修正増減 (+220) (+170) (+80)
前期実績 5,278 1,172 780
※上記の業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。
30
配当金の推移と予想 56.9%
(%:配当性向)
41.2% 39.3% 15.0
(円)
30.6% 30.4%
24.9% 24.6%
11.0 12.0
期末配当予想
10.0 10.0 市場変更
24.8% 1円上方修正
記念配当
0.0%
6.67 期末配当8円
4.67
中間配当7円
20周年
記念配当 中間
15周年
記念配当
2.66
0円
'12 '13 2.67円 '15 '16 '17 '18
'14 4.67円 6.67円 10円
'19 '20
※ 当社は2015年12月1日付で株式の3分割を実施しており、上記では過去の数値も含め分割後の基準に統一しています。 31
参考: 中期業績目標について
中期目標も視野に
(2016年度 決算説明資料より)
32
企業理念